「SF映画」の「名作」、映像は古臭いですが、今でも通用します
私が若い頃は、
「日曜洋画劇場」、「木曜洋画劇場」、「金曜ロードショー」、
たしか、一時期は火曜も「映画」を放送していました。
今はほとんど無くなってしまいました。まだあるんでしょうか?
「金曜ロードショー」はたまに耳にしますが、
「映画」を放送する民放のテレビ局がごっそり・・・。視聴率が取れなくなったのが、主な理由でしょうね。
そのおかげとは言いませんけど、ネットでいつでも「映画」を観られる時代になりましたので、
どちらが良いのか、よく分かりません。
今日紹介する「映画」は、
「日曜洋画劇場」などで数回放送されていた「SF映画」です。
古臭〜い「映画」ですので、CGとか映像美のようなものに期待はしないでください。
ただ、
アクション満載で、ストーリーもよく出来た「SF映画」ですので、
私は今でも「名作」だと思っています。
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映像が古臭い、「SF映画」の「名作」
「ヒドゥン」
The Hidden(1987)Official Trailer
監督 | ジャック・ショルダー |
出演 | カイル・マクラクラン |
マイケル・ヌーリー | |
クリス・マイケル | |
ウィリアム・ボイエット | |
クローディア・クリスチャン | |
アメリカ公開 | 1987年10月20日 |
日本公開 | 1988年10月29日 |
第16回アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭(現:ジェラルメ国際ファンタスティック映画祭)グランプリ受賞作品。
ネタバレをせずに、紹介します。
ロス市警の刑事は、凶悪殺人犯をカーチェイスの末に逮捕しました。
しかし、いくら調査をしても、犯人には平凡な常識人という証言しか得られません。
そんな中、刑事の元にFBI捜査官が訪ねてきます。
エリート捜査官への反発から、刑事はその捜査官を、事件は解決したと追い返そうとしますが、捜査官は強引に操作に介入していきます。
グイグイくるFBI捜査官が言うには、
この事件はまだ終わっていなく、これから連続して起こる凶悪な事件だと言い切ります。
FBI捜査官の予言通り、同様の凶悪な事件が勃発、犯人は射殺されますが、
カーチェイスの末に逮捕した犯人と、今回の犯人との間には接点らしきものが見当たりません。
唯一の小さな接点を見つけた刑事は、FBI捜査官に詰め寄り、とうとう恐ろしい事実を聞かされます。
「この一連の事件は同一犯によるもので、異星人の仕業だ」
「私も犯人と同じ、異星人だ」
映像は古臭いですけど、
色褪せない面白さと、緊迫感のあるアクションホラー「SF映画」、
「ヒドゥン」
オススメします。
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この「映画」を観た方達の感想を、少しだけ
・「ヒドゥン」を観たAさん
SFサスペンス映画!
SF B級映画の最高峰!
エイリアンものですが、刑事ものでもある!
ヘビメタ好き、フェラーリ好き、女好きな悪のエイリアンを追う刑事に扮する善良なエイリアン!
古い映画なのでCG等はありませんが、それがまた良い味を出しています!
気軽に楽しめるSFです。
・「ヒドゥン」を観たBさん
いやいや面白かった!
1987年の作品だから、もちろん古さは感じますけど、練られた脚本と演出。
公開当時に観ていたらもっと印象に残ったであろう作品。CGではなく、あの頃のちゃんとした実態感のある特殊技術に感涙!
・「ヒドゥン」を観たCさん
昔観たけど、忘れたので観直してみました。
カイル・マクラクラン美形だなぁとか、子供の頃はあまり考えていなかったけど、
設定ツボなやつです。ちょっと変わった感じのFBIの相棒とか。今からだと映像は古いし、どうかなと思ったけど面白かった。
所々覚えていたり、忘れていたり、
結構新鮮な気持ちで観られました。
・「ヒドゥン」を観たおじさん
私が当時観た時に思った率直な感想です。
2019年の今考えると、もっとカッコいい異星人の武器があるだろと、思ってしまうようなシンプルな武器なんですけど、当時は欲しくなるぐらい魅力的な武器に映っていましたね。
みなさんがおっしゃるように、この「ヒドゥン」は1987年の「映画」です。
CG全盛の今、古臭い「SF映画」なのは間違いありません。
ですが、CGを必要ないと思わせる不思議な魅力があるのも事実です。
アクションシーンはド派手で、異星人に乗っ取られている犯人も異様な怖さをかもし出しています。
感情の無い本能だけで生きている物体にしてしまう異星人を、
追う捜査官も人の体を乗っ取っている異星人、
ストーリーや設定は今でも十分に楽しめると私は思っています。
「思い出補正」かもしれませんが。
アクションホラー「SF映画」、
「ヒドゥン」
オススメです。
カイル・マクラクランについて
カイル・マクラクラン(1959年2月22日〜)は、アメリカ合衆国ワシントン州ヤキマ出身の俳優です。
主な映画出演作を、個人的な好みで表にしてみます。
1986年 | ブルーベルベット |
1987年 | ヒドゥン |
1991年 | ドアーズ |
1992年 | ツイン・ピークス/ローラ・パーマーの最後の7日間 |
2000年 | ハムレット |
カイル・マクラクランのあまりに有名な代表作が、
放映年 | 邦題 | 役名 | 備考 |
1990〜91 | ツイン・ピークス | 主演デイル・クーバー捜査官 | 全30話 |
「海外ドラマ」として、いまだに根強い人気を誇っている有名な作品です。
製作総指揮はデヴィッド・リンチとマーク・フロスト、
ここでもFBI捜査官を演じているカイル・マクラクランの代表作です。
複雑怪奇な人間関係を連続殺人事件のミステリーを導入部として、日常生活と隣り合わせの暗部から、社会問題、環境破壊、宗教、超常現象、宇宙など、幅広い題材と共に展開していくドラマです。
これは、ほとんどwikiに載っていたことです。
私もツイン・ピークス自体は知っておりますが、デヴィッド・リンチがこねくり回し過ぎたドラマと、印象付けられてしまっていますので、こちらはオススメしません。
「ヒドゥン」のみ、オススメします。
最後に
もうすぐ5Gの時代がやってくるというのに、
「ヒドゥン」を紹介している記事もどうかと思いますが、
思い出してしまったので、書かずには要られませんでした。
CGのほぼ無い「SF映画」を今観るのは苦痛かもしれませんけど、
古き良きの言葉通り、
古いもので評価されているものには、ある程度今でも通用する理由が存在しますので、
思い切って観てみるというのもアリだと、
おじさんは思っています。
私はそんな感じで、色々な「映画」を見直してみるんですけど、
良いものは良いと、
結局そこに落ち着いてしまいます。
おじさんになるとこんな事ばっかり・・・、疲れますけどね。
ではまた。
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