第18回「このミス」大賞受賞作、歌田年『紙鑑定士の事件ファイル』を読んだ感想
非常に読みやすい小説が多い文学賞でお馴染みの、 「このミステリーがすごい!」大賞。 個人的には、 活字に慣れていない人でも手に取りやすい小説が多い文学賞だと思っ ...
リカシリーズ第6弾『リフレイン』、現実世界と「リカ」をリンクさせる最恐エピソード
『リフレイン』、この言葉を英語にすると、 「refrain」・・(‥を)控える、断つ、やめる、我慢する このような意味を持っている言葉と認識されていますが、 音 ...
新シリーズになるかも?中山七里の『能面検事』あらすじと感想、検察ミステリーです
中山七里という作家が今まで生み出してきた強烈なキャラクター達。 読者としては、読み進めるのが楽しくて、 常に続編に期待をしてしまいます。 今回も、新たな強烈なキ ...
ピエール・ルメートル『監禁面接』、57歳男性が逆転を夢見る再就職サスペンス
「その女アレックス」で有名なフランスの小説家ピエール・ルメートル。 その彼が「その女アレックス」よりも前に発表していた小説が、 『監禁面接』 『監禁面接』 ...
久坂部羊の長編小説『介護士K』あらすじと感想、読後はモヤモヤと無口に
現役の医師である久坂部羊が、 2014年に実際に起きた事件「川崎老人ホーム連続殺人事件」に想を得て、 高齢者医療と介護の現場で体験した事を基に作られた作品。 『 ...
【文庫本で読む】中山七里のおすすめ小説9選/シリーズもの、胸糞、痛快エンタメあり
幅広いジャンルの作品を世に産み続けている中山七里。 刑事ものサスペンスを読んで余韻に浸っていたら、 急にイヤミス小説で胸糞にされて、 今度は痛快なエンタメ小説で ...
久坂部羊の『祝葬』連作短編集、現役医師が問う「長生きは幸せか?」
「長生きしたな〜」と思える年齢は何歳ぐらいなんでしょうか? 厚生労働省のまとめによりますと、 日本人の平均寿命は年々伸びていっています。 厚生労働 ...
犬塚理人『人間狩り』あらすじと感想、横溝正史ミステリ大賞「優秀賞」受賞作
犬塚理人のデビュー作『人間狩り』、 初読みの作家さんになると思われますが、文庫化されていますので、 手に取りやすくなっています。 犬塚理人『人間狩 ...
ドラマ『セイレーンの懺悔』の原作小説、報道のタブーに切り込むミステリー
中山七里の小説『セイレーンの懺悔』が原作のドラマ、 同名タイトルの「セイレーンの懺悔」は、 2020年10月18日からWOWOWプライム「連続ドラマW」で放送さ ...
佐藤青南『ストラングラー 死刑囚の推理』あらすじと感想、新シリーズへの序章
「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズでお馴染み佐藤青南。 その佐藤青南が新たなシリーズを開始。 『ストラングラー 死刑囚の推理』 新シリーズの序章 ...