Netflixドラマ『極悪女王』スタッフ/キャスト/あらすじ/感想【全5話で一気に視聴可能】
2024年9月19日からNetflixで配信され、
瞬く間に日本の(今日のTV番組TOP10)第1位となったドラマ、
『極悪女王』。
Netflixドラマ『極悪女王』
✅ 1980年代に巻き起こった女子プロレス旋風の立役者の1人:ダンプ松本を主人公としたドラマ
✅ ダンプ松本役にゆりやんレトリィバァ
✅ 全5話(1話がほぼ1時間越え)
つい先日、Netflixの日本ドラマ「地面師たち」を楽しんだばかりですが、
こんな短時間でまた楽しめる日本ドラマに出会えるとは・・・。
『極悪女王』、面白かったです。
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Netflixドラマ『極悪女王』
Netflixドラマ『極悪女王』
『極悪女王』予告編 - Netflix
- 「エピソード1」〜62分〜
- 「エピソード2」〜63分〜
- 「エピソード3」〜75分〜
- 「エピソード4」〜60分〜
- 「エピソード5」〜82分〜
スタッフ
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【スタッフ】
〈企画・プロデュース〉:鈴木おさむ
〈脚本〉:鈴木おさむ、池上純哉
〈監督〉:白石和彌、茂木克仁
〈エグゼクティブ・プロデューサー〉:高橋信一
〈プロレススーパーバイザー〉:長与千種
〈オープニング〉
ゆりやんレトリィバァ「Dump the Heel」
〈エンディング〉
Awich「Are you serious?」
キャスト
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【キャスト(役名)】
ゆりやんレトリィバァ
(ダンプ松本:極悪同盟・松本香)
唐田えりか
(長与千種:クラッシュギャルズ)
剛力彩芽
(ライオネス飛鳥:クラッシュギャルズ)
鴨志田媛夢
(ジャッキー佐藤:ビューティー・ペア)
マキ上田
(芋生悠:ビューティー・ペア)
水野絵梨奈(ジャガー横田)
根矢涼香(デビル雅美)
隅田杏花
(大森ゆかり:ダイナマイト・ギャルズ)
安竜うらら
(ジャンボ掘:ダイナマイト・ギャルズ)
えびちゃん
(クレーン・ユウ:極悪同盟)
堀桃子
(ブル中野:極悪同盟)
戸部沙也花
(影かほる:極悪同盟)
鎌滝恵利(ラブリー米山)
村上淳
(松永高司:松永兄弟の三男)
黒田大輔
(松永国松:松永兄弟の四男)
斎藤工
(松永俊国:松永兄弟の五男)
音尾琢磨
(阿部四郎:興行プロモーター兼レフェリー)
仙道敦子
(松本里子:香の母親)
西本まりん
(松本広美:香の妹)
野中隆光
(松本五郎:香の父親)
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あらすじ
ドラマ『極悪女王』あらすじ
幼い頃から父親の金銭問題・DV、
女性問題などで苦労していた母親を目の当たりにしていた長女の松本香。
香は幼少期、
偶然に女子プロレスの練習風景を目にして、
若き日のジャッキー佐藤のファンになり、
憧れを抱いていくようになる。
そして、
1ファンとして女子プロレスを支えていただけの女の子は、
全日本女子プロレス新人オーディションに挑戦し、
のちに女子プロレスで一世を風靡していく華々しい同期たちと共に、
リングへ上がることに。
松本香からダンプ松本へ。
親友だった仲間を血まみれにするヒールへ。
世間から強烈な誹謗中傷を受ける悪役へ。
幼い頃、
ジャッキー佐藤へ抱いていた憧れとは程遠い女子プロレスラーとなった松本香。
しかし、
松本香が作り上げた女子プロレスラー:ダンプ松本は、
女子プロレスの大人気を支えていく大きな存在となって、
リング上に君臨していく。
愛する世界で日本一の嫌われ者になった少女の物語・・・。
〜『極悪女王』〜
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おじさんの感想
(各話1時間超ですけど、短く感じます)
プロレスファンではないんですが、気になるドラマだったので、
Netflixドラマ『極悪女王』を視聴しました。
面白かったですね。
個人的な女子プロレスの知識は、
ダンプ松本:もちろん知ってはいますけど、そこまで深くは・・・程度。
クラッシュギャルズ:何となく存在を知っている程度。リアルタイムでは観ておりません。
ブル中野:名前は存じ上げております。
ビューティー・ペア:ダウンタウンのコントで名前を知っている程度。
デビル雅美:名前は存じ上げております。
この程度の知識量で、
女子プロレスに興味がなかったのに、ドラマは一気に視聴してしまいました。
物語の序盤、
ゆりやんさんの声の感じと優しい雰囲気に少し違和感を感じてはいましたけど、物語が進むごとに解消され、ダンプ松本となってからは圧巻。
さすが芸人さん、キャラを憑依させる能力の高さは俳優陣にも負けておりません。
このゆりやんさんと、
女子プロレスラー役を演じた女優陣の熱量(丸刈りを辞さない人も)、
全女の幹部を演じていた俳優陣の自然体な演技力も伴って、
全く飽きさせない全5話のドラマになっていた『極悪女王』。
プロレスや格闘技に興味が無い人でも、
感情や心を揺さぶられる人間ドラマが描かれていますから、
血まみれシーンは多いにせよ、しっかりドラマとして楽しめる作品だと思います。
しかも、
「プロレス界のタブーじゃないの?それ・・・」みたいな場面もありますし。
かなり突っ込んだ描き方もしているのではないかと。
最後にもう1つ、
1980年代にSNSはありません。
この頃の誹謗中傷というのは投書や電話です。
今は書き込むなりスマホで打ち込むだけの簡単作業ですけど、
ダンプ松本さんがやられたのは、紙とペンを用意し、手作業で罵詈雑言を書き込んでから封書に切手を貼ってポストへ投函するという、手間暇かけた行動を伴った誹謗中傷でした。
車や実家への落書きだって行動力が必要です。
かなり強い悪意がなければ、こうはならないはず。
これだけの悪意や憎悪を肌で感じながら、
ダンプ松本というヒール・悪役を演じきり戦い続けていた事実・・・。
ブームを支えた立役者の1人とはいえ、
お金を稼げていたとしても、
並大抵の人間が抱え込めるとは到底思えないんですよね。
女子プロレスの世界に憧れた少女が、
いかにしてヒールを演じきらなければいけなかったのか、
葛藤の先に待っていたものは、
そこらへんもNetflixドラマ『極悪女王』を視聴して感じていただければ、
良い時間を過ごせるのではないかと、おじさんは確信しています。
おすすめです。
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最後に
Netflixドラマ『極悪女王』を紹介させていただきました。
ここ最近、
日本ドラマの強さをひしひしと感じています。
Netflixドラマ「地面師たち」、
エミー賞で記録づくめな「SHOGUN 将軍」、
Amazon primeの「沈黙の艦隊 シーズン1 東京湾大海戦」など、
全く外れません。
日本のドラマに疎かったおじさんだったのですが、
今年だけでももう数本も観ておりまして、これまでの自分からすると想像できない状態に・・・。
結局ですね、
海外ドラマだろうが国内ドラマだろうが、
面白いものは面白い。
それだけなんでしょうね。
最近は強くそう思っています。
ではまた。