犯罪ドキュメンタリー『キャッチング・キラーズ』シーズン2/エピソード/感想

Netflixの犯罪ドキュメンタリー、
キャッチング・キラーズ:連続殺人犯を追いつめた刑事たち』シーズン2

キャッチング・キラーズ』シーズン2

✔︎ シーズン1と同様、全4話で非常に観やすい短さのドキュメンタリーシリーズ

✔︎ 3人の連続殺人犯、逮捕に至った生々しい経緯

✔︎ オススメは、エピソード2の尋問風景(実際の映像

未解決事件を扱っている訳ではありません。

犯人がしっかりと逮捕されている事件、
その経緯を、刑事たちの証言を基にした再現VTRと、
実際の映像を交えて作られたドキュメンタリーです。

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『キャッチング・キラーズ』シーズン2/エピソード/感想

 

キャッチング・キラーズ』シーズン2

Catching Killers Season 2 | Official Trailer | Netflix

  • エピソード1「緊縛、拷問、殺害:BTK」〜36分〜
  • エピソード2「殺しのスリル:フェニックスの連続銃撃犯」〜36分〜
  • エピソード3「消えた男たち:トロントの殺人鬼:パート1」〜37分〜
  • エピソード4「消えた男たち:トロントの殺人鬼:パート2」〜34分〜

 

エピソード1「緊縛、拷問、殺害:BTK」

エピソード1「緊縛、拷問、殺害:BTK」

✔︎ 内容
1974年1月、カンザス州ウィチタで最初の事件が起こる。
”俺を象徴するのは、緊縛(Bind)・拷問(Torure)・殺害(Kill)”
B.T.K
自ら”B.T.K”と名乗り、ウィチタの地元民を恐怖に陥れた連続殺人犯。
事件は迷宮入りしていたが、25年もの沈黙を破って、再び彼は現れた。

✔︎ 逮捕
最初の事件から31年後、2005年2月

✔︎ 犠牲者の数
10人(最初の事件で犠牲となった4人家族と、女性ばかり)

✔︎ 犯人
デニス・レイダー
終身刑10回(175年が過ぎないと仮釈放は無し)
カンザス州の刑務所で今も服役中

迷宮入りしていた事件を、解決に導いたのはもちろん、
捜査にあたった刑事たちと、科学技術力の向上がもたらした賜物ですけど、
犯人が墓穴を掘った感も否めません。

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エピソード2「殺しのスリル:フェニックスの連続銃撃犯」

エピソード2「殺しのスリル:フェニックスの連続銃撃犯」

✔︎ 内容
2006年、アリゾナ州にあるフェニックスの街で、
夜間に歩行者が次々と、車の中からショットガンで無差別に撃たれる事件が発生。
事件を追いかけていくと、同様の被害にあった人物が他にも・・・。
警察は捜査を重ねていき、ある2人組にたどり着いた。

✔︎ 逮捕
容疑者という段階で逮捕された2人、そのうち1人が、
観念した様子で自供し始める。
その時の実際の映像が、監視カメラ視点で残っています。

✔︎ 犠牲者の数
8人が死亡、19人の負傷者
(特定されている数はこれだけで、もっと多いという可能性も)

✔︎ 犯人 
サミュエル・ディーテマン(2件の殺人罪で仮釈放なしの終身刑
デイル・S・ハウスナー(6件の殺人罪で有罪、死刑囚監房の中で自殺

このエピソード2、
非常に緊迫感のある、生々しい尋問風景が実際の映像として残っています。

サミュエルとデイル、対照的な人物像が浮き彫りになっている感じで、
怖さはありますが、シーズン2の見どころの1つではないかと。

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エピソード3「消えた男たち:トロントの殺人鬼:パート1」

エピソード3「消えた男たち:トロントの殺人鬼:パート1」

✔︎ 内容
2010年、カナダのトロントで起きた”スカンダ・ナバラトナム失踪事件”が、
2012年になって進展。
スイスの刑事から電話があり、
”スカンダは誘拐され殺害されたのち、人に食べられた”との情報。
捜査を開始した刑事たちが、ある人物にたどり着く。

✔︎ 逮捕
人を殺害し食べた、という証拠は見つからずに別件逮捕

✔︎ 犯人
ジェームズ・ブラントン
(児童ポルノの製造・拡散で有罪、未決勾留に加え3年の保護観察処分)

✔︎ ”失踪事件”への関与は無し
トロントで起きていた”失踪事件”の犯人はに・・・

このエピソード3は前半パートです。
”失踪事件”に関わっていると思われていた人物、間違いだったと・・・。

「トロントの殺人鬼」、次のパートで明らかになります。

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エピソード4「消えた男たち:トロントの殺人鬼:パート2」

エピソード4「消えた男たち:トロントの殺人鬼:パート2」

✔︎ 犯行期間
2010年〜2017年

✔︎ 逮捕
2018年、”失踪事件”の決定的な証拠を掴み、ある人物を逮捕

✔︎ 犠牲者の数
失踪したと思われていた8人の男性

✔︎ 犯人
ブルース・マッカーサー
(8件の第一級殺人で有罪を認め、終身刑

この事件は、ほんの数年前にカナダで起きていました。

そして、
エピソード3のジェームズ、
エピソード4のブルースと、
2人とも好々爺にしか見えない、気の良さそうなおじいちゃんなんですよね・・・。

人の見た目なんてあてになりません・・・。

 

おじさんの感想

おじさんの声
おじさんの声
キャッチング・キラーズ』シーズン2の感想

 

(短時間で視聴可能なドキュメンタリー)

8

 

犯罪ドキュメンタリー『キャッチング・キラーズ』シーズン2
シーズン1と同様に、観応えのある全4話でした。

 

個人的には、
シーズン1の”アイリーン・ウォーノス”編が強烈過ぎて、
シーズン1よりは若干、パンチ力に欠けるシーズン2だったなと。事件そのものは悲惨なんですけど。

 

それに、シーズン2:エピソード3でも、
”食人鬼”編かと思いきや肩透かしを喰らいますしね。
シーズン1の方が不気味さは上でした。

 

ただ、
シーズン2も観ておいて損はありません。

 

特に、
シーズン2:エピソード2で観られる実際の尋問映像は、生々しく強烈です。

 

饒舌に言葉を繋げながら、最終的に黙り込む1人と、
すでに観念し、全てを語り出す1人、
この対比だけでも観る価値があります。

 

被害者の方々やその家族、事件に関わった人たちのことを思うと、
単純にオススメとは言い難いので、
面白いなんて言葉は使いません。

 

ただただ、
犯罪ドキュメンタリーとして”観応えアリとだけ。

 

海外ドラマの何を観ようか悩んでいるなら、
短時間で視聴可能な犯罪ドキュメンタリー『キャッチング・キラーズの、
シーズン1シーズン2を検討してみてください。

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最後に

Netflixのオリジナル、
犯罪ドキュメンタリー『キャッチング・キラーズ』シーズン2を紹介させていただきました。

シーズン1より多少劣っていますが、
強烈な事件を扱っていますから、気になる方は再生してみてください。

気持ちの良いドラマではありませんけどね。

かといって、凄く暗くなるかと問われると、そうでもないので。

連続殺人犯は『キャッチング(逮捕)』されていますし。
それが分かった状態での視聴、
若干の安堵感は感じられますから。

未解決じゃない分、マシです。

ではまた。

 

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