「ギャング映画ランキング」で常に上位、実話「グッドフェローズ」
「この物語は事実に基づいている」
監督はマーティン・スコセッシ。
ロバート・デ・ニーロ、
ジョー・ペシの2人が似合い過ぎるギャング役を演じ、
レイ・リオッタの出世作、ギャング映画の名作、
「グッドフェローズ」を紹介します。
もうすぐ「アイリッシュマン」が配信されるという事で、
今のうちにもう1度、
スコセッシ、デ・ニーロ、ジョー・ペシのコンビを確認、
来週に備えての視聴です。
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「ギャング映画ランキング」上位、「グッドフェローズ」
「グッドフェローズ」
Goodfellas(1990)Official Trailer #2-Martin Scorsese Movie
監督 | マーティン・スコセッシ |
原作 | ニコラス・ピレッジ「Wiseguy」 |
出演(役名) | レイ・リオッタ(ヘンリー) |
ロバート・デ・ニーロ(ジミー) | |
ジョー・ペシ(トミー) | |
ロレイン・ブラッコ(カレン) | |
ポール・ソルヴィノ(ポーリー) | |
アメリカ公開 | 1990年9月19日 |
日本公開 | 1990年10月13日 |
第47回ヴェネツィア国際映画祭:銀獅子賞(監督賞)受賞
・アカデミー作品賞:ノミネート
・アカデミー監督賞:ノミネート
・アカデミー助演女優賞(ロレイン・ブラッコ):ノミネート
・アカデミー助演男優賞(ジョー・ペシ):受賞
「グッドフェローズ」あらすじ
アイルランド系の父、シチリア系の母を持ち、
物心がついた頃からマフィアに憧れていた、
ヘンリー・ヒル。
11歳でマフィアの使いっ走り、
やがて闇タバコの販売や、偽造クレジットカードの使用などを皮切りに、
トラック強盗、ノミ行為、八百長試合の設定といった犯罪に手を染める。
ポールを長とするマフィアの一員となり、
トラック強盗を得意としたジミー、
武装強盗と殺人に秀でたトミー、
彼らと一緒に闇社会で確固たる地位を築いていく。
ヘンリー、ジミー、トミー、
3人が身を置いている世界の約束事は2つだけ。
「仲間を売るな」
「決して口を割るな」〜「グッドフェローズ」〜
・ヘンリー(レイ・リオッタ)
若くしてマフィアの一員となり、その後の人生で栄光と挫折を味わったヘンリー。
マフィアの掟を守り、家庭を築いて、
いくつもの犯罪に手を染め続ける彼に待っていたものは、
2つから1つを選択。
自分を含めた家族を守るのか、マフィアの掟を守るのか・・・。
・ジミー(ロバート・デ・ニーロ)
強奪行為全般に天才的な才能を持っていたジミー。
社交の場では、あり得ない額のチップを振る舞い、紳士的な面も持ち合わせていますが、
もう1つの顔はまさに冷酷非道。
危機を察する能力にも長けていたので、
その危機の全てを闇に葬る実行力、躊躇はありません。
・トミー(ジョー・ペシ)
若くしてマフィアの一員となっていたトミー。
ヘンリー、ジミーとの出会いも若い頃です。
誰よりも社交的で、話しの上手さはピカイチですけど、
誰よりも短気な一面を持っています。
トミーがキレたら死体が増えると言ってもいいぐらいに。
「仲間を売るな」「決して口を割るな」というマフィアの掟、
「こいつはいい奴、仲間だ」というグッドフェローズ達3人。
彼ら3人の歩く道は重なり続けて、
やがて、
掟と仲間に翻弄され、その道は綺麗に3つに分かれていく物語。
「ギャング映画ランキング」で常に上位に名を連ねる、
実話を基にしたスコセッシ映画、
「グッドフェローズ」
今のうちにもう1度ですね。
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実話「グッドフェローズ」
「グッドフェローズ」は、
ほとんどが実話です。脚色は弱めなんです。ありのまま、
ほぼですけどね。
まずヘンリー。
・ヘンリー・ヒル(1943年6月11日〜2012年6月12日)は、
アメリカのギャングスターです。
11歳でマフィアの使い走りを初めて、その後、
あらゆる犯罪に手を染めていきます。
「グッドフェローズ」のまんまです。
ヘンリーと仲間達の運命は「映画」を観て頂くとして、
彼は2012年6月12日、
ロサンゼルスの病院で病死しています。69年という人生でした。
・ジミー(本名ジェームズ・パーク)
通称がジミー・ザ・ジェント、紳士のジミーと呼ばれていました。
(1931年7月5日〜1996年4月13日)
ルフトハンザ航空現金強奪事件を起こした実行犯です。
警察の捜査が及ぶと知って、事件の関係者を次々と殺害した冷酷な男。
チップをばらまく気っぷの良さ、紳士的な一面、そして冷酷な一面、
全て実話です。
1996年、
ニューヨーク州エリー郡バッファローの癌医療施設で肺癌のため病死。
・トミー(本名トミー・デシモネ)
トミーも若くしてマフィアの一員となっています。
短気なのもそのままで、非常に激しい気性の持ち主でした。
「グッドフェローズ」で描かれているトミーのやった悪行は、
そのままそっくり実話です。
キレて銃を抜くスピードの早さはガチですね。
映画と違うのは体格ぐらいです。本当の彼は188センチ100キロと大柄だったそうで。
トミーのラストは「映画」でご確認ください。
実話です。
「グッドフェローズ」を観た方達のレビューを、紹介します
・「グッドフェローズ」を観たAさんのレビュー
殺伐とした重厚な雰囲気はなく、
一人のマフィアの降盛と没落が軽快にテンポよく展開されていきます。
抗争うんぬんよりも、ファミリーの親密な人間関係や日常生活が生々しく描かれていて、
マフィアのリアルを堪能できる作品です。
特に料理、食事シーンが印象的。
俳優陣の演技は言わずもがな、選曲も素晴らしいですね。
・「グッドフェローズ」を観たBさんのレビュー
アイリッシュマンが配信前なので、鑑賞し直しです。
ロバートデニーロ→→ジワジワくる怖さ凄過ぎる。
さらにジョーペシ→→機関銃のように喋り捲り、ジョーくを言いながら、
相手を突き刺す言葉を浴びせ、最後に・・・怖過ぎ。
実話だけにマフィアの怖さを存分に味わえる代表的な1本!
スコセッシ→→さすがです。
・「グッドフェローズ」を観たCさんのレビュー
ずっと観たかった映画です!!
ゴッドファーザーに次ぐ最高のマフィア映画だと思います。
これがほぼ実話ってとこも痺れるし、
マフィアのあの感じに憧れる人がいるのって、分からなくもないですね〜〜。
「グッドフェローズ」を観たおじさんの感想
・「グッドフェローズ」を観たおじさん
前回の「タクシードライバー」と理由は一緒で、
11月27日からネトフリで配信されるスコセッシ映画、
「アイリッシュマン」を観る前にもう1度、
スコセッシ、デ・ニーロ、ジョー・ペシを確認しておこうと思って、
「グッドフェローズ」を視聴しました。
ギャング映画、スコセッシ映画、俳優陣、
「アイリッシュマン」と「グッドフェローズ」は、
どうしたって比べられてしまいますからね。という事でおさらい、そんな感じです。
「ギャング映画ランキング」では常に上位の作品ですので、
今更、内容についてとやかく言うつもりはありませんけど、
1度は観ておいて損の無いギャング映画なのは間違いありません。
「グッドフェローズ」をこれから視聴するなら、
ジョー・ペシに注目して観て頂けるとよろしいかと。
声の高さと、こじんまりとした体格、
「ホーム・アローン」の印象を持ちつつ視聴して頂きたいです。
かなりビックリできますのでね。
同じ声、同じ顔をした、別人だと思えますよ。
ちなみに、
「グッドフェローズ」には、
サミュエル・L・ジャクソンがちょい役で、
ヴィンセント・ギャロがなんとエキストラで出演しています。
サミュエルはしっかりと確認できますけど、
ヴィンセント・ギャロは確認できませんでした。
そこら辺も視聴する際の楽しみにしてみてください。
マーティン・スコセッシ監督、
ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ、レイ・リオッタ、
「ギャング映画ランキング」で常に上位の作品、
「グッドフェローズ」
今現在、「Netflix(ネットフリックス)」で視聴可能です。
最後に
一体、何年振りに視聴したのか定かではありませんが、
「アイリッシュマン」の配信前にもう1度観ておこう、
そんな気持ちで「グッドフェローズ」を視聴しました。
上には書きませんでしたけど、
「グッドフェローズ」に出てくる女性陣にも注目です。
夫がマフィア、彼女達も被害者です。
おいしい思いをしていますから、自業自得の面はありますけど。
最後に、
「グッドフェローズ」を観ていて、
子役にも感心してしまいました。上手いこと選ぶなと。
オーディションですかね。
ヘンリーとトミーの子供時代を演じている彼ら、
よく似ていますよ。大人になったら、あぁ〜なるほど、そんな思いを抱かせます。
女性陣や子役にも注目、
ですけどやはり、
「ギャング映画ランキング」で常に上位、名優達の共演、
スコセッシ映画の代表作、
「グッドフェローズ」を堪能して頂きたい、それが本音です。
「アイリッシュマン」がもうすぐですしね。
ではまた。