「法廷ミステリー小説」、悪魔の弁護人シリーズ2作目「追憶の夜想曲」
もう直ぐドラマが放映さえるということで、 お馴染み?になりつつある悪魔の弁護人、 御子柴礼司を主人公とした「法廷ミステリー小説」、 その第2作目を紹介させて頂き ...
現代版「罪と罰」、盛田隆二が描く日本のリアリズム『蜜と唾』
文庫の帯には、 「ブラック企業、非正規雇用、シングルマザー、 DV・・・・。 リアリズムの名手が日本を舞台に描いた、 これは現代の【罪と罰】」 こんな風に記載さ ...
「不夜城シリーズ」2作目『鎮魂歌』、馳星周が描く歌舞伎町の裏社会
20年以上前の「小説」です。 当時、 ハードカバーで読んだこの「小説」、 異様にワクワクしながら読み進めていたのを思い出します。 ハードボイルド、裏切り、暗躍、 ...
イヤミス小説「ワルツを踊ろう」、令和版「津山事件」を描いたのか・・
「イヤミス」とは、 後味が悪い、胸糞、と、ほぼ同義語な言葉です。 ミステリーやサスペンス系の作品を堪能した後、どうしようもなく気分が悪くなる、 なんでこんなスト ...
「グラスホッパー」、伊坂幸太郎が贈る「殺し屋たちの物語」
第132回直木賞候補作、 受賞とはいきませんでしたが、 その後、漫画化、映画化までしている有名な作品です。 一気読みさせる天才、 抜群の伏線回収能力を持っている ...
山田詠美の「つみびと」、実際に起きた事件をモチーフにした「小説」
面白くない。 この「小説」を読んでも、面白く感じる事はできません。 なんなら、読まない方がいいですよ。自分の目の届かないところへ押しやって、無かったものにしたい ...
又吉直樹の恋愛小説「劇場」は、2020年に映画化!
前作「火花」は芥川賞を受賞した中編小説、 今作「劇場」は、著者が「火花」より先に書き初めて、途中でストップさせていた長編小説です。 又吉直樹の2作目、恋愛小説と ...
医療界の勝ち組?負け組?、久坂部羊の「テロリストの処方」
この文庫の帯にはこう記されています。 「勝ち組医師だけが狙われる!」格差が広がる日本の未来を予見する、戦慄の医療ミステリー。 医師が描く医療ミステリーです。 そ ...
「芥川賞」受賞作、又吉直樹の「火花」は芸人達の濃厚な1ページ
お笑い芸人の又吉直樹が書いた初めての「小説」。 「芥川賞」も受賞して大ヒットしました。 文学的な評価が出来るほど、冴えた頭の持ち主ではない私ですので、文章がどう ...
「PO 守護神の槍」、深町秋生が描く闘う女刑事達の物語ーシリーズ2作目
「警護対象者(マルタイ)は命を賭けて守る」 身辺警戒員:片桐美波を主人公としたシリーズ第2作目です。 深町秋生作品としては珍しく、 ハードボイルド感控え目な作り ...