爽快感抜群のコメディ映画『大逆転』、若かりし頃のダンとエディが共演です
1983年のコメディ映画。
もう35年以上前の作品です。
映像美が凄いとか、ストーリー展開が目新しいとか、
そんな事は一切ありませんけど、
確実に言える事は、
面白い!
観終わった後に押し寄せる抜群の爽快感!
ダン・エイクロイド、エディ・マーフィーの2人が主演、
『大逆転』
紹介させて頂きます。
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爽快感抜群のコメディ映画『大逆転』
『大逆転』
Trading Places(1983)Teaser Trailer #1
監督 | ジョン・ランディス |
出演(役名) | ダン・エイクロイド(ウィンソープ) |
エディ・マーフィ(バレンタイン) | |
ラルフ・ベラミー(ランドルフ・デューク) | |
ドン・アメチー(モーティマー・デューク) | |
デンホルム・エリオット(コールマン) | |
ジェイミー・リー・カーティス(オフィーリア) | |
アメリカ公開 | 1983年6月8日 |
日本公開 | 1983年12月10日 |
『大逆転』あらすじ
デューク&デューク商品仲買会社の会長を務める兄弟。
兄ランドルフと弟のモーティマー。
喧嘩しながら何気なく2人は賭けをする事に。
「人間が出世するのに必要なのは、
血統か環境か」
富豪が何気なく賭けをして、人の人生を狂わしていく。
犠牲者となったのは、
若くしてデューク&デューク商品仲買会社の重役を務めているウィンソープと、
喋る才能に秀でたホームレスのバレンタイン。
デューク兄弟の賭け事によって人生を狂わされる事になった2人。
立場は一瞬で入れ替わり、
ウィンソープはホームレスへ、
バレンタインは会社の重役。
ここに誕生した『大逆転」と、
デューク兄弟の賭け事、お遊びの犠牲になった2人が巻き起こす、
ここからの『大逆転』。
賭け事の報酬はいつでも、
1ドルのみ。〜『大逆転』〜
・ルイス・ウィンソープ3世(ダン・エイクロイド)
若くしてデューク&デューク商品仲買会社の重役を務めている本作の主人公。
デューク兄弟の姪と婚約を結び、順風満帆なエリート人生を歩んでいましたが、
デューク兄弟の賭け事の犠牲となって、
名誉、財産、婚約までも破棄、というどん底を味わう事になります。
・ビリー・バレンタイン(エディ・マーフィー)
ホラ吹きで、喋らしたらピカイチの才能を持ったホームレス。もう1人の主人公です。
ふとしたことからウィンソープと遭遇、泥棒と間違えられ、
留置場に入る事に。
そんな中、デューク兄弟の賭け事の対象に選ばれて、留置場から釈放。
ホームレスから会社の重役へ一瞬で仲間入りを果たしたバレンタイン。
この時点で『大逆転』が2回です。
ウィンソープは、
エリートからホームレスへの転落『大逆転(大失墜)』。
バレンタインは、
ホームレスから会社の重役への抜擢『大逆転(大出世)』。
デューク兄弟が操作していた2つの『大逆転』。
そしてここからもう1つの『大逆転』が・・・。
映像は古臭いですし、
ストーリー展開に新しさも感じないかもしれませんが、
面白いのと、視聴後の爽快感だけはお約束できるコメディ映画、
『大逆転』
まだ観ていない方は是非。
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『大逆転』を観た方達のレビューを、紹介します
・『大逆転』を観たAさんのレビュー
ブルースブラザーズさながら、
ジョン・ランディスの作品は軽快で難しいことを気にせず観られます。
ダン・エイクロイドとエディー・マーフィのコンビも素晴らしいですね。
そして、この時代の女性は本当に美しい・・。
・『大逆転』を観たBさんのレビュー
エディ・マーフィの持ち味が最大限に活かされた作品です。
もう一人の主人公ウィンスープを演じるダン・エイクロイドや、
ケチで傲慢なデューク兄弟を演じるラルフ・ベラミー、ドン・アメチーといった役者陣、
演出と脚本、演出、テンポが絡まって出来た80年代コメディーの最高傑作!
たった1ドル、されど1ドル、
格差社会をマシンガンで撃ち抜くような爽快コメディーを堪能しました。
・『大逆転』を観たCさんのレビュー
面白かったです。
エディー・マーフィのホームレスも、ダン・エイクロイドの若手実業家も似合っているし、
その逆もしっかりと演じられ、二人とも演技が上手いですね。
ストーリーも痛快で大逆転という題名もちゃんとオチがあって頷けます。
・『大逆転』を観たおじさん
たしか、私が初めて『大逆転』を観たのは、
テレビだったと思います。
最初は吹き替えで視聴、
その後、ちゃんとした字幕版を視聴して、最高に面白かったコメディ映画です。
ダン・エイクロイドは、
「ゴーストバスターズ」に出演する前、「ブルース・ブラザーズ」の後に出演した作品。
エディ・マーフィーは、
「48時間」の後、即、『大逆転』に出演。
まだまだ若かった2人が共演したコメディ映画です。
だからと言ったら失礼かもしれませんけど、
相当な勢いを感じる作品です。パワーがありますね。
先ほども書きましかが、
この作品には3回ほどの『大逆転』が存在しています。
2人の転落と出世、2人がその後に巻き起こす『大逆転』。
ムカつくおじいちゃん達デューク兄弟を相手に、奮闘していく2人。
今でもしっかりと笑えて、爽快感を感じられる作品となっています。
物語の冒頭、最初の方から、
エディ・マーフィーはこうでなくちゃ!と、最高に楽しませてくれますので、
まだ観ていない方は是非1度、
『大逆転』でそのエディを確認してみてください。
クリスマス時期、この寒い中で少しでも1ドルの爽快感を感じられますように。
ウィンソープ役:ダン・エイクロイドについて
ダン・エイクロイド(1952年7月1日〜)は、
カナダ出身のコメディアン、俳優、脚本家、ミュージシャンです。
主な映画出演作は、
公開年 | タイトル | 役名 |
1979年 | 1941 | フランク・トゥリー軍曹 |
1980年 | ブルース・ブラザーズ | エルウッド・ブルース |
1983年 | 大逆転 | ルイス・ウィンソープ3世 |
1984年 | ゴーストバスターズ | レイモンド・スタンツ博士 |
1989年 | ゴーストバスターズ2 | |
ドライビング Miss デイジー | ブーリー・ワサン | |
1991年 | マイ・ガール | ハリー・サルテンファス |
1992年 | チャーリー | マック・セネット |
1998年 | ブルース・ブラザーズ2000 | エルウッド・ブルース |
2020年 | ゴーストバスターズ/アフターライフ | レイモンド・スタンツ博士 |
1980年の「ブルース・ブラザーズ」が有名ですが、
ダン・エイクロイドの印象としてはやはり、
「ゴーストバスターズ」シリーズの印象が強いですね。
来年、2020年には、
「ゴーストバスターズ/アナザーライフ」で再三、
レイモンド・スタンツ博士を観られそうです。
「ブルース・ブラザーズ」、「ゴーストバスターズ」が代表作と挙げられていますけど、
個人的にはこの『大逆転』も、
ダン・エイクロイドの代表作だと思っています。
ビリー・バレンタイン役:エディ・マーフィーについて
エディ・マーフィー(1961年4月3日〜)は、
アメリカのコメディアン、俳優、歌手です。
主な映画出演作は、
公開年 | タイトル | 役名 |
1982年 | 48時間 | レジー・ハモンド |
1983年 | 大逆転 | ビリー・バレンタイン |
1984年 | ビバリーヒルズ・コップ | アクセル・フォーリー |
1986年 | ゴールデン・チャイルド | チャンドラー |
1987年 | ビバリーヒルズ・コップ2 | アクセル・フォーリー |
1988年 | 星の王子 ニューヨークへ行く | アキーム王子 |
1990年 | 48時間PART2/帰って来たふたり | レジー・ハモンド |
1994年 | ビバリーヒルズ・コップ3 | アクセル・フォーリー |
1998年 | ドクター・ドリトル | ドクター・ジョン・ドリトル |
2001年 | ドクター・ドリトル2 | |
2002年 | ショウタイム | トレイ・セラーズ |
2006年 | ドリームガールズ | ジェームス・”サンダー”・アーリー |
2019年 | ルディ・レイ・ムーア | ルディ・レイ・ムーア |
エディ・マーフィーと聞くと、どうしても思い出すのが、
「48時間」シリーズ
「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズ
「星の王子 ニューヨークへ行く」
「ドクター・ドリトル」シリーズ
この印象が強いです。
ここ最近、
全くエディ・マーフィーを映画で観ていませんけど、
笑い声のおかげで、思い出すシーンは膨大にありますね。
「48時間」では、強盗犯ながらもジャック刑事に協力するレジー。
「ビバリーヒルズ・コップ」では、デトロイト警察の若手刑事アクセル。
「星の王子 ニューヨークへ行く」では、世間知らずのアキーム王子。
「ドクター・ドリトル」では、動物と話せる超能力者ドリトル。
『大逆転』のエディー・マーフィーも思い出してしまいます。
トークの達人と呼ぶに相応しいホームレス、バレンタイン。
ホームレスから会社の重役へ大出世、そして、あの『大逆転』へ。
なんだかんだで、
エディ・マーフィーは最高ですね。
最後に
1983年のコメディ映画。
ダン・エイクロイド、エディ・マーフィーの2人が主演、
映像は古臭いけど、今でもしっかりと笑えて爽快感を感じられる作品、
『大逆転』を紹介させて頂きました。
私は既に、
この作品を懐かしいと思ってしまう世代ですけど、
ダン・エイクロイドと聞けば思い出し、
エディ・マーフィーと聞けば必ず思い出す作品です。
まだ観ていない方は是非、『大逆転』を楽しんでみてください。
ではまた。