シリーズ最新作『プレデター:ザ・プレイ』キャスト/あらすじ/感想、Disney+で配信中
アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作の1つ「プレデター」。
30年以上前の作品ですけど、
今だに根強い人気のあるSFアクションの傑作です。
“プレデター”という特異なキャラクターも相まって、
今ではシリーズ化されるほどに。
(全部が面白い訳ではありませんけど)
そんなプレデターシリーズの最新作、第5弾がDisney+で公開されています。
『プレデター:ザ・プレイ』
✅ プレデターシリーズの最新作、第5弾
全てのシリーズ作品の前日譚、地球へやって来た最初のプレデターのお話
✅ 今作でプレデターと戦うのは女性
(主演:アンバー・ミッドサンダー、ナル役)
✅ 初代「プレデター」に最も近い内容の物語
時代背景は異なりますけども、
初代「プレデター」と「プレデター2」のような、
最終的に“プレデターvs人間1人”という胸熱展開が描かれていて、
懐かしさを感じながら楽しめる作品となっています。
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今までのプレデターシリーズ
シュワちゃんから始まったプレデターシリーズ、
今までに4作品ほど製作されています。
(「エイリアンVSプレデター」と「AVP2 エイリアンズVSプレデター」のクロスオーバー作品は外しております)
•プレデターシリーズ
⇨第1弾「プレデター」(1987年)
⇨第2弾「プレデター2」(1990年)
⇨第3弾「プレデターズ」(2010年)
⇨第4弾「ザ・プレデター」(2018年)
このプレデターシリーズ、
Disney+で全て見放題となっていますから、
一気に追いかけるならDisney+が断然お得だと思います。
第1弾「プレデター」
「プレデター」
PREDATOR(1987) | Full Movie Trailer in Full HD
【監督】
ジョン・マクティアナン
(「プレデター」の後、1988年「ダイ・ハード」を生み出した監督)
【脚本】
ジム・トーマス、ジョン・トーマス
【キャスト(役名)】
アーノルド・シュワルツェネッガー(ダッチ)
カール・ウェザース(ディロン)
エルピディア・カリロ(アンナ)
ビル・デューク(マック)
ジェシー・ベンチュラ(クーパー)
ソニー・ランダム(ビリー)
リチャード・チャベス(ポンチョ)
シェーン・ブラック(ホーキンス)
(プレデター)
演:ケヴィン・ピーター・ホール
声:ピーター・カレン
【日本公開】
1987年6月28日
【見どころ】
何と言っても、
強烈な肉体美を誇っていたシュワちゃんと、
捕食者(ハンター)“プレデター”との一騎打ちは必見です。
少ない火薬を駆使し、地形を利用した戦術と、
相手の視覚を利用したカモフラージュによって“プレデター”と互角の戦いを繰り広げるシュワちゃんだけでも、観る価値アリ、ですね。
この頃のシュワちゃんは、
•1984年「ターミネーター」
•1985年「コマンドー」
•1986年「ゴリラ」
•1987年「プレデター」「バトルランナー」
•1988年「レッドブル」「ツインズ」
•1990年「トータル・リコール」「キンダガートン・コップ」
と立て続けに出演映画を大ヒットさせ、そして、
•1991年「ターミネーター2」で今尚続いている不動の立ち位置へと駆け上がって行きました。
その駆け上がっている最中に製作されたSFアクションの傑作が、
シリーズ第1弾の「プレデター」です。
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第2弾「プレデター2」
「プレデター2」
Predator 2(1990)Trailer #2 | Danny Glover
【監督】
スティーヴン・ホーキンス
【脚本】
ジム・トーマス、ジョン・トーマス
【キャスト(役名)】
ダニー・グローヴァー(マイク)
ゲイリー・ビジー(ピーター)
ルーベン・ブラデス(ダニー)
マリア・コンチータ・アロンゾ(レオナ)
ビル・パクストン(ジェリー)
ロバート・ダヴィ(フィル)
カルヴィン・ロックハート(キング・ウィリー)
(プレデター)
演:ケヴィン・ピーター・ホール
声:ハル・レイル
【日本公開】
1991年1月12日
【見どころ】
“プレデター躍動場所”がジャングルから都市へと移り変わった今作。
主人公もシュワちゃん(兵士)からダニー・グローヴァー(刑事)へと移行しました。
時系列的にも、第1弾の続き、ちゃんとした続編という立ち位置ですので、
賛否はあるにしろ、第1弾と同じような内容とはせずに変化させた事は、個人的に好印象でした。
ただ、
残念ながら“シュワちゃんプレデター”を超えるまではいかず・・・、ですね。
それでも、
”ダニー・グローヴァーvsプレデター”は楽しめると思いますよ。
「プレデター2」の作中で、
“エイリアンの頭蓋骨”らしき物が飾られているシーンがあるので、
「AVP」への伏線となったそのシーンも確認してみてください。
第3弾「プレデターズ」
「プレデターズ」
Predators | Official Trailer HD | 20th Century FOX
【監督】
ニムロッド・アーントル
【脚本】
マイケル・フィンチ、アレックス・リトヴァク
【キャスト(役名)】
エイドリアン・ブロディ(ロイス)
アリシー・ブラガ(イザベル)
トファー・グレイス(エドウィン)
ダニー・トレホ(クッチーロ)
オレッグ・タクタロフ(ニコライ)
ルイ・オザワ(ハンゾー)
ウォルトン・ゴギンズ(スタンズ)
マハーシャラルハズバズ・アリ(モンバサ)
ローレンス・フィッシュバーン(ノーランド)
【日本公開】
2010年7月10日
【見どころ】
再び舞台をジャングルへと戻した第3弾。
今作は完全に、アクションのみを楽しむべき映画となっています。
なぜ?、とか、誰(組織的な)が?、とかを考えても意味がありませんから、
ひたすらに“何かしらのプロ達vsプレデター”を堪能していただければなと。
主演のエイドリアン・ブロディが誇る、鋭利すぎる超絶な鼻筋にも注目しておくと、より一層深く考える事もなく1本の映画として楽しめると思いますよ。
このシリーズ第3弾「プレデターズ」と、
第2弾「プレデター2」の間には約20年ほどの開きがあります。
その間に、
•「エイリアンVSプレデター」(2004年)と、
•「AVP2 エイリアンズVSプレデター」(2007年)が誕生してしまったので、
いろんな意味で難しかったのではないかと予想できてしまいます。
「エイリアンVSプレデター」は良作でしたしね。
そう考えていくと、
シリーズ第3弾「プレデターズ」はまだ全然マシな部類なのでは?、
と個人的には思っています。
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第4弾「ザ・プレデター」
「ザ・プレデター」
The Predator | Official Trailer[HD] | 20th Century FOX
【監督】
シェーン・ブラック
(第1弾「プレデター」の“ビリー役”を演じていました)
【脚本】
フレッド・デッカー、シェーン・ブラック
【原案(キャラクター創作)】
ジム・トーマス、ジョン・トーマス
【キャスト(役名)】
ボイド・ホルブルック(クイン・マッケナ)
トレヴァンテ・ローズ(ネブラスカ・ウィリアムズ)
ジェイコブ・トレンブレイ(ローリー・マッケナ)
オリヴィア・マン(ケイシー)
スターリング・K・ブラウン(ウィル)
キーガン=マイケル・キー(コイル)
トーマス・ジェーン(バクスリー)
アルフィー・アレン(リンチ)
アウグスト・アギレラ(ネトルズ)
イヴォンヌ・ストラホフスキー(エミリー・マッケナ)
【日本公開】
2018年9月14日
【見どころ】
シリーズの舞台が、ジャングル⇨都市⇨ジャングルときて、
順番通りに都市部が舞台となっている今作。
個人的にはシリーズ中1番の駄作といった印象です。
コミカルな登場人物達を主軸に置いて、派手さとグロさを増加させ、
“プレデターという存在”に色々と意味を持たせた挙句、詰め込み過ぎてとっ散らかってしまいました。
そんな印象ですので、
見どころはありません・・・。
強いて言えば、
“プレデター犬と人間の交流”ぐらいでしょうか・・・。
この第4弾「ザ・プレデター」が微妙だったから、かどうかは分かりませんけど、
シリーズ最新作『プレデター:ザ・プレイ』は、
原点回帰といった作品になっています。
シリーズ最新作『プレデター:ザ・プレイ』キャスト/あらすじ/感想
『プレデター:ザ・プレイ』
「プレデター」新作映画『Prey』US予告
【監督】
ダン・トラクテンバーグ
【映画脚本】
パトリック・アイソン
【原作】
ジム・トーマス、ジョン・トーマス
(“Characters”とも表記されているので、キャラデザインだけかもしれません)
【製作】
ジョン・デイヴィス、ジャーン・マイヤーズ
ジョン・フォックス
【撮影】
Jeff Cutter
【編集】
Claudia Castello
【配信】
日本ではHuluとDisney+にて2022年8月5日より配信
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キャスト
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【キャスト(役名)】
アンバー・ミッドサンダー(ナル)
デイン・ディリエグロ(The Predator)
ダコタ・ビーバース(タアベ:ナルの兄)
ステファニー・マティアス(スム)
ストーミー・キップ(?)
CJ・コラード(?)
ネルソン・リーズ(Waxed Mustache)
『プレデター:ザ・プレイ』で覚えておくべきなのは、
主人公のナル、その兄タアベ、そして、
ナルの相棒で愛犬のサリイぐらいで十分です。
あらすじ
『プレデター:ザ・プレイ』あらすじ
300年前、
コマンチ族が暮らす地球に、1体のハンターがやってきた・・・。
ハンターの目的はただ1つ、
“獲物を狩ること”。
コマンチ族の女性戦士ナルは、
自身が一人前だと部族に認めらたい一心で、日々訓練に励み、
男性がやるべき狩りの仕事を女性ながら、率先してこなしていた。
そんなある日、ナルは、
部族の1人がライオンに襲われ怪我をしたという連絡を受け、
強引に捜索に参加し、
ライオンの痕跡を追いかける。
そして、
ライオンでもない、熊のものでもない痕跡を見つけ、
得体の知れない“何か”に危機感を覚えたナルは、
相棒で愛犬のサリイと共に、
単身で“何か”の痕跡を辿っていく。
やがて、
“何か”がナルの目の前に・・・。
“何か”=ハンター=プレデター
300年前の地球で巻き起こった、
女性戦士ナルvsプレデター。
〜『プレデター:ザ・プレイ』〜
“アメリカ先住民族の1つ:コマンチ族の女性戦士が主人公”
“プレデターが初めて地球に襲来した時代”
“シリーズの原点回帰のような物語”
シリーズ1作目の匂いがプンプンする今作。
シュワちゃんパートのように、
“泥でカモフラージュ”的な部分も描かれておりますので、
初代が好きなファンは必見ではないかと。
プレデターシリーズ最新作『プレデター:ザ・プレイ』、
2022年8月5日よりDisney+で配信されています。
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おじさんの感想
(シリーズファンなら必見です)
Disney+で配信中のプレデターシリーズ最新作、
『プレデター:ザ・プレイ』を視聴しました。
簡単に言うと、おすすめ!
シンプルで分かりやすい内容で、展開のスピードも良く、約90分ほど全く飽きずに再生可能な映画ですね。
人間の武器もプレデターの武器も旧式で、
しっかりと時代背景にマッチし、違和感のない戦闘を堪能できるのではないでしょうか。
グロテスクな先祖感を醸し出していたプレデターの容姿。
この戦いが元になって・・・かどうかは分かりませんけど、
狩りに必要な武器の数々がどう未来で改良されていったのか、といった部分も、
シリーズファンなら楽しめると思います。
腕のアレは未来で超強力に・・・。
マックの頭部を撃ち抜いたプラズマキャノンの原型がこれか・・・。
相変わらずなカメレオン技術・・・などなど。
そして、対プレデター戦のお楽しみ要素の1つ、
“泥でカモフラージュ”的な部分は、
“ある物でカモフラージュ”、ちゃんと描かれておりました。
プレデターシリーズを観てきたファン達を楽しませるために、
丁寧に製作された感のある1作です。
ただ、
伏線回収されたラストバトルではありましたけど、
若干、アッサリ決着感を・・・。
プレデターも進化の過程、という事で納得です。
第4弾の「ザ・プレデター」より明らかに面白かったですね。
初代「プレデター」に勝てる、とは言いませんが、
シリーズを観てきた方なら必見、おすすめです。
シリーズ最新作『プレデター:ザ・プレイ』、
観ておいて損はありません。
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最後に
プレデターシリーズの最新作、
第5弾『プレデター:ザ・プレイ』を紹介させていただきました。
予告動画の期待通り、楽しめた1作になりました。
おすすめです。
これは余談ですけど、
Disney+を利用してこのプレデターシリーズを第1弾から第4弾まで、
休日に一気に視聴しました。
4つを1から再生し続けた結果、
結局、
シリーズ第1弾「プレデター」がやはり至高でしたね。
頭抜けて面白かったです。
でその時、
「プレデター」を英語音声、日本語字幕で視聴したらですね、
物語の冒頭、“ダッチ”と“ディロン”が再会する場面があるんですけど、
そのシーンでのシュワちゃんの、
「ディロン!」というセリフが、
明らかに大根ぽくて、ちょっと笑ってしまいました。
日本語吹き替えのレベルの高さを痛感した一瞬・・・。
と言いつつ、
『プレデター:ザ・プレイ』は字幕で視聴・・・。
ではまた。