実際に起きたテロ事件『ホテル・ムンバイ』キャスト/あらすじ/実話/感想
今から約13年前、
2008年11月26日から29日にかけて実際に起きたテロ事件、
「ムンバイ同時多発テロ」。
その時、
テロの標的となったホテル:タージマハル・ホテルを舞台にした実話、
『ホテル・ムンバイ』。
『ホテル・ムンバイ』
✔︎ タージマハル・ホテルでテロの人質となった500人以上の宿泊客
✔︎ その彼らを、命をかけて救おうとしたホテルマンたち
✔︎ 2008年11月26〜29日、その時一体何が起きていたのか・・・
生易しい映画ではありませんでした。
実話として視聴すると、本当に悲しくて痛ましい気持ちになります。
それでも、1度は観ておいた方が絶対に良いと言い切れる、そう強く感じますね。
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『ホテル・ムンバイ』キャスト/あらすじ/実話/感想
『ホテル・ムンバイ』
【公式】『ホテル・ムンバイ』/本予告
・監督
アンソニー・マラス
・脚本
ジョン・コリー
アンソニー・マラス
・製作
ペイジル・クベナ
ゲイリー・ハミルトン
マイク・ガブラウィ
ジュリー・ライアン
・第43回トロント映画祭正式出品作品
・2018年アデレード映画祭 観客賞受賞
・2019年パームスプリングス国際映画祭 監督TOP10選出
・2021年9月現在、Netflixや
キャスト
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・キャスト(役名)
デーヴ・パテール
(アルジュン/タージマハル・ホテルの従業員)
アーミー・ハマー
(デヴィッド/アメリカ人建築家、ザーラの夫)
ナザニン・ボニアディ
(ザーラ/デヴィッドの妻)
ティルダ・コブハム=ハーヴェイ
(サリー/デヴィッドとザーラの息子キャメロンのベビーシッター)
アヌパム・カー
(へマント・オベロイ料理長)
ジェイソン・アイザックス
(ワシリー・ゴルデツキー/ロシア人、元ソ連軍特殊部隊の将校)
スハイル・ネイヤー
(アブドゥラ/テロの一員)
Amandeep Singh
(イムラン/テロの一員、足を負傷する)
あらすじ
『ホテル・ムンバイ』あらすじ
2008年11月26日、
小型ボートに乗り、幾つもの大型バックを持った青年たちが、
インドのムンバイに上陸した。
惨劇の始まり・・・。
まず、
青年たちはいくつかのチームに分かれ、
ムンバイ南部のCST駅を襲い、無差別に殺戮を始める。
あるチームはレストランを爆破し、
躊躇なく客たちや従業員たちに銃口を向けた。
そして、
タージマハル・ホテルを標的に。
ロビーに響き渡る容赦のない機関銃の音、
目的達成のために引き金を引き続けた彼ら青年たちは、
短時間でホテルを占拠する。
惨劇に見舞われたホテルの中、
息を殺して彼らの目から逃れようとする宿泊客たち。
見つかってしまえば命はない・・・。
そんな状況で誇り高きホテルマンたちは、
自分たちの命を顧みず、宿泊客たちの命を守る選択をする。
逃げずにホテルに留まり最後まで、ホテルマンとして。
恐怖の4日間はこうして始まった。
〜『ホテル・ムンバイ』〜
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実話:ムンバイ同時多発テロ
「ムンバイ同時多発テロ」は、
2008年11月26日夜から11月29日朝にかけて、
インドのムンバイで外国人向けのホテルや鉄道駅など複数の場所が、
イスラム過激派と見られる勢力に襲撃され、多数の犠牲者を出したテロ事件です。
- チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(CST)駅
- オベロイ・トライデント(五つ星ホテル)
- タージマハル・ホテル(5つ星ホテル)
- レオポルド・カフェ(レストラン)
- カマ病院
- ユダヤ教正統派のナリーマン・ハウス
- メトロ・アドラブ映画館
- ギルガーオン、チョウパーティー海岸
- ムンバイ港湾地区のマズガーオン造船所
- 空港に近い北ムンバイでのタクシー爆発(テロとの関連は不明)
- このテロ行為により、負傷者284名、死者170名以上
- 参照元:wikipedia-ムンバイ同時多発テロ
・【7月18日 AFP】パキスタン当局は17日、同国を拠点とするイスラム過激派組織「ラシュカレトイバ(Let)」の創設者で、2008年にインドのムンバイで発生した同時多発攻撃の首謀者とされる扇動的イスラム教指導者:ハフィズ・サイード(Hafiz Saeed)容疑者を逮捕した。
治安筋が明らかにした。
(wikiによりますと、サイードはLetのリーダーであることを否定、インドでの攻撃を計画したという主張は根拠がないと述べたようです。今現在も懲役刑に服しています)
映画『ホテル・ムンバイ』で描かれているのは、
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(CST)駅のテロ、
レオポルド・カフェ(映画内ではカフェ・リロパルと表記)のテロ、
そして、
タージマハル・ホテルでのテロです。
おじさんの感想
(点数を付けるのもどうかと思いますが、正直、おすすめしたい)
実際に起きたテロ事件を基に描かれた『ホテル・ムンバイ』、
評価の高い作品としても有名です。
私が視聴したのはつい先日、
Netflixでようやくといった感じです。
この『ホテル・ムンバイ』を面白い映画というのは簡単ですが、
犠牲者のことを思うと、単純に面白いと言ってしまうのも気がひけるので、
分けて書かせていただきます。
まず、映画として。
冒頭から短い時間で”命の危険を伴った緊迫感”が生まれ、
それが最後まで持続、無駄な贅肉が一切ない映画になっています。
そこらへんのサスペンスやスリラーを視聴するなら、先に『ホテル・ムンバイ』を視聴しておくべき、そんな思いにさせられますね。
ホテルマンたちを、過剰なヒーローに仕立て上げていない部分も素晴らしい。
で、実際に起きたテロ事件、実話として。
ホテル内で描かれている部分に多少の脚色があるんでしょうけど、
あのテロ行為を躊躇なく、引き金を引き続けた彼らには恐怖、というか怒りというか、
背筋の寒くなる思いと同時に、「胸糞の悪さ」も感じてしまいます。
答えは出ないけど「なぜ?」と考えずにはいられません。
ムンバイ同時多発テロのwikiページを見てみると、
日本人の方も1人犠牲になっているんですよね。他人事とは思えない・・・。
実話を基にした数多くの映画、
全部視聴しているわけではありませんが、
『ホテル・ムンバイ』は間違いなく、その中でも映画として上位に位置しているのではないかと。
「マジか・・」と思ってしまう実話、けれど、
”ちょっとだけ人間の行動に心が救われる”映画『ホテル・ムンバイ』、
まだ視聴していない方は是非、Netflixなどで視聴してみてください。
嫌な気持ちだけが残る映画ではありませんからね。
最後に
実際に起きたテロ事件「ムンバイ同時多発テロ」、
その標的となった複数の場所の1つ:タージマハル・ホテルを舞台とした映画、
『ホテル・ムンバイ』を紹介させていただきました。
実話系の映画として、1度は観ておいて損の無い作品です。
真面目な映画に触れてみよう、
実際に起きた事件を基にした映画にでも触れてみよう、
そんな想いが生まれた時にでも、再生してみて欲しい映画。
『ホテル・ムンバイ』、おすすめです。
ではまた。