「いまを生きる」、ロビン・ウィリアムズ主演の「名作映画」
ロビン・ウィリアムズ主演の「名作映画」、
「いまを生きる」
を紹介します。
ロビン・ウィリアムズと聞くと、
必ず思い出す1本です。
懐かしさと、
あのラストシーンで胸が熱くなりますね。
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ロビン・ウィリアムズ主演の名作、「いまを生きる」
「いまを生きる」
Dead Poets Society(1989)-Trailer HD Remastered
監督 | ピーター・ウィアー |
脚本 | トム・シュルマン |
出演(役名) | ロビン・ウィリアムズ(ジョン・キーティング) |
ロバート・ショーン・レナード(ニール・ペリー) | |
イーサン・ホーク(トッド・アンダーソン) | |
ジョシュ・チャールズ(ノックス・オーバーストリート) | |
ゲイル・ハンセン(チャーリー・ダクトン) | |
ディラン・カスマン(リチャード・キャメロン) | |
アメリカ公開 | 1989年6月2日 |
日本公開 | 1990年3月24日 |
第62回アカデミー賞 | |
作品賞 | ノミネート |
監督賞(ピーター・ウィアー) | ノミネート |
主演男優賞(ロビン・ウィリアムズ) | ノミネート |
脚本賞(トム・シュルマン) | 受賞 |
ネタバレをせずに、紹介します
1959年、
バーモントの全寮制学院ウェルトン・アカデミーの新学期、
同校のOBである英語教師が赴任してきます。
・ジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムズ)
全寮制学院ウェルトン・アカデミーのOBで、英語教師として同校に赴任してきます。
ノーラン校長の指導の下、厳格な指導でがんじがらめになっている生徒たちに、
凝り固まった思考を捨てさせ、自分をもっと見つめなさいと指導していきます。
「プリチャードの教科書なんか破り捨てろ!」
「机の上に立ち、私は思い出す。物事は常に別の視点で見なければならないことを!
ほら、ここからは世界が全く違って見える」
そして、
「目線を変えて物事を見る重要性」を教えようと、キーティングは教壇に立ち続けます。
今まで触れたことの無い人間の登場で、
生徒たちは戸惑います。彼らにとってキーティングは異星人です。
規律を重んじ、厳格な規則に縛られていた生徒たちはやがて、
キーティングの指導に惹かれていきます。
行動力を刺激され、新鮮な考えがあると気づき、
規則や親の期待に縛られない自由な生き方に目覚めていきます。
教育って何でしょう?
若さって何でしょう?
そして、
生きるとは・・・。
答えがあるとするなら、
私はキーティングに教えを請いたいと思います。
ロビン・ウィリアムズ主演の「いまを生きる」、
恩師と呼べる先生、あなたにはいますか?
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ロビン・ウィリアムズ主演の名作、「いまを生きる」を観た方達のレビューを、紹介します
・「いまを生きる」を観たAさんのレビュー
自分の中での葛藤や他者との対立、理不尽な抑制とそれに対する反発・・・。
先のことなんて頭に浮かばないくらい、
今その瞬間が楽しくて仕方がない時ってありますよね。
Carpe diem!良い言葉。最後の教室のシーンがじーんときます。
・「いまを生きる」を観たBさんのレビュー
今この瞬間の人生を謳歌せよ。
行動する事で起こる変化を両側面から捉えた物語です。
キーティングせんせいの言葉の一つ一つが、
胸に残りますね。
・「いまを生きる」を観たCさんのレビュー
またいい作品に出会いました!
キーティング先生みたいな先生に出会えてたらなぁ〜。
好きな先生はいたけど、こうも人生に影響を与えるような先生は滅多にいませんね。
人生の教科書のような映画です。キーティング先生の授業での言葉、
生徒に投げかける言葉一つ一つが印象的です。
なにより、キーティング先生の安心感のある笑顔。
生徒もそれぞれ個性があって、誰に感情移入させるかでまた変わってきます。
ラストは泣けますよ。
・「いまを生きる」を観たおじさん
1990年に日本で公開された、約30年前の「映画」、
「いまを生きる」
ロビン・ウィリアムズ主演の「名作映画」です。
ただのお涙頂戴「映画」ではありません。
安っぽいドラマであれば、
全ての生徒、学校そのものが変革してしまいますが、
この「映画」ではそうはなりません。受け入れる者、受け入れない者、
苦悩は苦悩のまま悲劇に・・・という、リアルが描かれている「名作映画」です。
ちょっと脱線しますが、
「いまを生きる」の記事を書きながら、「親」とは何だろうと考えていると、
あるマンガを思い出しています。「親」を考えると必ず思い出します。
「花の慶次」というマンガで千利休が子にいうセリフ、
「親とは木の上に立って見ると書く!木から降りてノコノコ、子の喧嘩に出ていく親がどこにある!!」
「親」の大きさを知る良い台詞だなといつも思い出しますけど、
実際には、そこまでドッシリと構えてられる「親」もなかなかいませんし、
子供を思いやる気持ちに嘘はありませんからね。
「いまを生きる」の「親たち」と、この千利休の考え方は、どちらがどうとは言えません。
ただ、「親」を考えるといつも思い出してしまうセリフです。
「いまを生きる」
「親」についても深く考えさせる「映画」です。
若い力は未来です。どうしようもなく完璧な未来ですから、
苦悩、挫折、勢い、行動、変化、そしてまた挫折と、
若い力が未来に繋がっていくのは必然です。
そんな未来を奪うな!と、
キーティング先生が私のようなおじさんに教えているような気に・・・。
「いまを生きる」
「名作映画」です。
ロビン・ウィリアムズについて
ロビン・ウィリアムズ(1951年7月21日〜2014年8月11日)は、
アメリカの俳優、コメディアンです。
主な「映画」出演作に、
公開年 | タイトル | 役名 |
1987年 | グッドモーニング、ベトナム | エイドリアン・クロンナウア |
1989年 | いまを生きる | ジョン・キーティング |
1990年 | レナードの朝 | マルコム・セイヤー医師 |
1991年 | フィッシャー・キング | ペリー |
1993年 | ミセス・ダウト | ダニエル・ヒラード |
1995年 | ジュマンジ | アラン・パリッシュ |
1997年 | グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち | ショーン・マグワイア |
1998年 | パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー | パッチ・アダムス |
2002年 | インソムニア | ウォルター・フィンチ |
ロビン・ウィリアムズは、
2014年8月11日にカリフォルニア州の自宅で自殺、63歳という若さでした。
「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」(2014年)と、
「ミラクル・ニール!」(2015年 声の出演)が遺作となりました。
1987年の「グッドモーニング、ベトナム」
1991年の「フィッシャー・キング」
1993年の「ミセス・ダウト」で、
ゴールデングローブ賞 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞。
1997年の「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」で、
第70回アカデミー賞 助演男優賞を受賞。
役者としてのキャリアは、
スタンダップ・コメディアンとしてのライブ出演で始まったロビン・ウィリアムズ。
視聴者を笑わせて、時には泣かせてと、
素晴らしい俳優さんでした。63歳、若すぎますよね。
最後に
ロビン・ウィリアムズ主演の「名作映画」、
「いまを生きる」
を紹介させて頂きました。
「いまを生きる」って、
良い言葉ですよね。
この邦題「いまを生きる」というのは、
劇中でキーティングが発するラテン語「Carpe Diem」の日本語訳で、
厳密には「いまを生きろ」、「いまを掴め」といった意味だそうです。
「いまを生きろ!」
おじさんは自分に言い聞かせますよ。
ではまた。
その他、心が震える「名作映画」
人の心を震わせるほどのパワーを持った「名作映画」を、
紹介させて頂きます。
この「ブログ」で紹介した数本ですので、
少ないですけど載せておきます。
古い作品ばかりです。
おじさんが熱く語ってしまうような「名作映画」、
お楽しみください。
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