「村上春樹」との出会い、成功しましたか?
どんな事柄でも、第一印象というのは非常に大事です。
最初の出会い、
ファーストコンタクトでの印象が悪くなってしまうと、
その後、ずっと悪い印象のまま・・・なんて事に。
小説の世界も同じです。
初めて読む作家の小説、第一印象でつまづいてしまうと、
その後、同じ作家の作品を読んでいこうなんて思えませんよね。
そういう意味では、
私とこの作家との出会い、ファーストコンタクトは成功でした。
今でも好きな作家の一人です。
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有名な作家といえば、村上春樹
日本で一番有名な作家、
出会いさえ間違えなければ、相当長い時間に渡って読者を楽しませてくれる作家、
「村上春樹」
主な長編小説は、
- 1979年「風の歌を聴け」
- 1980年「1973年のピンボール」
- 1982年「羊をめぐる冒険」
- 1985年「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
- 1987年「ノルウェイの森」
- 1988年「ダンス・ダンス・ダンス」
- 1992年「国境の南、太陽の西」
- 1994年4月「ねじまき鳥クロニクル:第1部 泥棒かささぎ編」
- 1994年4月「ねじまき鳥クロニクル:第2部 予言する鳥編」
- 1995年8月「ねじまき鳥クロニクル:第3部 鳥刺し男編」
- 1999年「スプートニクの恋人」
- 2002年「海辺のカフカ」
- 2004年「アフターダーク」
- 2009年5月「1Q84:BOOK 1」
- 2009年5月「1Q84:BOOK 2」
- 2010年4月「1Q84:BOOK 3」
- 2013年「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
- 2017年2月「騎士団長殺し:第1部 顕れるイデア編」
- 2017年2月「騎士団長殺し:第2部 遷ろうメタファー編」
・村上春樹(1949年1月12日〜)
✅ 京都府京都市伏見区生まれ
✅ 長編小説は今までに14タイトル発売
✅ 毎年「ノーベル文学賞の最有力候補」とニュースになる
✅ 村上春樹の熱狂的なファンを総称して「ハルキスト」と呼ぶ
✅ 熱狂的なファンが多いゆえに、アンチの存在も多い
村上春樹を好きな人はとことん好き。
1冊も読んでこなかった人は、周りの声がうるさすぎて毛嫌い、
なんてこともあるんでしょうね。読まず嫌いとでも言いますか・・・。
ただ、
「騎士団長殺し」が村上春樹1発目だったとしたら、
もう読まないとなってしまうかもしれません。
村上春樹の長編小説を全て読んできた私も、面白いとは思えませんでしたし。
やっぱり大事なのは・・・。
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出会いに成功した私
ではなぜ、ハルキストでもない私が、
村上春樹の小説を読み続けられるのかと言うと、
村上春樹との出会いにあると思っています。本当に会った訳ではないですよ。
初めて読んだ村上春樹の長編小説、これが大正解だったのではないかと。
その初対面が上手くいったので、今でも新作の発表を待ち続けられるのでしょうね。
数年待たされても、
あまり楽しめなかった作品があったとしても。
初対面の衝撃が強すぎ。
成功したと今でも言える小説
もう20年以上前のことですが、私と村上春樹の初対面は、
「羊をめぐる冒険」
有名な作品です。
出版されたのは1982年10月13日、30年以上前の作品です。
1番最初に読んだ小説が「羊をめぐる冒険」だったからこそ、
今でも毛嫌いせずに村上春樹の小説を読んでいける要因だと、個人的には思っています。
今まで読んだことのない不思議な物語、
登場人物たちの異様で摩訶不思議な魅力に、当時の私は圧倒されてしまいました。
こんな小説があったのか、もっと早く出会いたかったと、妙に興奮したのを覚えています。
もし、村上春樹を毛嫌いしている方がいましたら、
「羊をめぐる冒険」から読んでみてはいかかでしょうか。
あなたにとっていい出会いが待っているかも知れません。
今年中に、14作品を一気に読んでしまう可能性も。
出会いからの数冊
ちなみに私は、
「羊をめぐる冒険」
↓↓↓
「ダンス・ダンス・ダンス」
↓↓↓
「ねじまき鳥クロニクル」
この順番で読み進めました。この進め方が正解という訳ではありませんが、
3作読み終わった頃、私は完全に村上春樹の小説を追いかける脳みそにされていましたよ。
今現在もです。
ここ数年では、
「1Q84」がダントツでトップ、
「羊」、「ダンス」、「世界の終わり」、「ねじまき鳥」と同じように好きな作品となっています。
「騎士団長殺し」は先ほども書きましたけど、
私には合わなかったですね。あまり好きではありません。しっかりと読んでしまいましたけど。
長編小説の次回作、楽しみにしております。
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最後に
完全な主観で、どうでもいいお話ですが、
「私は村上春樹との出会いに成功しました」、という日記でした。
これからも新作が出版されれば読みますし、
まだまだ楽しませてもらいたいと思っている作家さんです。
(ノーベル賞はどうでもいいですが)
「羊」、「ダンス」、「世界の終わり」、「ねじまき鳥」、「1Q84」に続く、
魅力的な物語をお待ちしております。
ではまた。
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