『ちょっと1杯のはずだったのに』、忘年会シーズンに読んでおく「ミステリー小説」

2020年2月16日

この世からお酒が無くなっても、

一切影響を受けないおじさんですが、

飲まない訳ではないんです。

習慣化されていないだけで、
嫌いというほどでもありませんけど、
飲みたい!、という気持ちは微塵もありません。

ビールだったら、
コーラの方が圧倒的に美味い
と感じてしまうレベルのおじさんなんです。

それでも、

お酒の失敗はあるんですよ。

1度や2度ではないし、
吐いた事なんて何回あったか、記憶が定かではありません

が、

ここまで酷い目にあった事は一切無いです。

 

忘年会シーズンにピッタリ?『ちょっと1杯のはずだったのに』

 

ちょっと1杯のはずだったのに 志駕晃

ちょっと1杯のはずだったのにあらすじ

記憶がない・・・
ちょっと1杯だけ飲んで帰るはずだったが、
結局、昨日も飲み過ぎてしまったラジオディレクターの矢嶋
スマホをチェック、着信が2件あった事に気づく。
1つは上司から、もう1つは、
秋葉原FMラジオの人気パーソナリティーで恋人の、
西園寺沙也加からのLINEメッセージ
「大事な話があるから、今晩中に部屋に来てくれない?」
泥酔した状態で沙也加の部屋に行ったまでは思い出せるが、
泥酔状態だったので話し合いは出来ず、自分の部屋になんとか帰って来た、
らしい・・・。記憶がない
2日後、
ラジオの生放送に遅刻している西園寺沙也加を起こしに行く矢嶋。
どうやっても起きてこない沙也加、
矢嶋は管理人と共に部屋の中へ。
完全な密室状態の中で倒れている沙也加を発見した矢嶋は、
第1発見者であり、最重要参考人、ほぼ容疑者扱いとなって、
警察に完全マークされる事に。
一体誰が西園寺沙也加を殺したのか
矢嶋は2日前に沙也加と会っているが、
記憶が曖昧、いや、
記憶がない・・・

〜『ちょっと1杯のはずだったのに』〜

・矢嶋直弥(やしまなおや)
秋葉原FMのラジオディレクターをしている矢嶋
人気パーソナリティで、恋人だった西園寺沙也加が殺されている現場を発見。
第1発見者、最後に沙也加に会ったのは自分、
犯人としてこれ以上ない立ち位置となった矢嶋
さらに、泥酔状態だったので記憶がない・・・。疑うべき要素しかありません。

・手塚雄太郎(てづかゆうたろう)
西園寺沙也加から遺言テープを預かっていた弁護士
ミステリー好きで、一風変わった性格を持った童顔、この物語で探偵風な活躍も少し。

西園寺沙也加の死は明らかな密室殺人

そして、
泥酔状態だったために、自分は殺していない!
と、自信を持って言う事ができない矢嶋
記憶がないんですよ・・・

もしかしたら、
本当に犯人は僕なのかもしれない、
いや、僕ではないはず、
では一体誰が沙也加を・・・
ちょっと1杯のはずだったのに
文庫の帯には、

気がついたら、
殺人犯にされていた
「お前が作った密室現場の謎を解け!」と警察に迫られる矢嶋だが・・・。
記憶のない彼は、この窮地を脱出できるのか!?

忘年会シーズンに一切飲むな、なんて言えません。

ただ、

記憶がなくなるほど飲むのはどうかと・・・。

本当にお気をつけください。

 

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『ちょっと1杯のはずだったのに』を読んだ方達のレビューを、紹介します

 

 

『ちょっと1杯のはずだったのに』を読んだAさんのレビュー

「スマホを〜」シリーズ2作を読んだ後だったので、
こちらはあまり危機感なくサラッと軽い感じでした。
楽しく読み進められるミステリーです。

 

 

『ちょっと1杯のはずだったのに』を読んだBさんのレビュー

どハマりしている志駕晃さんの4冊目です。
文章もとても整っていて、スリルが存分に味わえます。
密室トリックも面白いし、それがちゃんと理解できるように書かれています。
あと、とにかくラストが切ない!
名探偵は最後まで名探偵だった訳ですが・・・。

 

 

『ちょっと1杯のはずだったのに』を読んだCさんのレビュー

お酒を飲んだら記憶がなくなって、
気付いたら密室殺人の犯人の疑いを掛けられてしまう主人公。
酒呑みの私としては恐ろしい設定です。
密室のトリック、良かったですね。
全体的に楽しいライトミステリーでオススメです。

 

 

『ちょっと1杯のはずだったのに』を読んだおじさん

 

第15回このミステリーがすごい!大賞隠し玉作品、
スマホを落としただけなのに」で有名な志駕晃の「ミステリー小説」、
ちょっと1杯のはずだったのに』。
スマホを落としただけで始まる恐怖のお話から、
今度は、お酒で記憶が無くなっている恐怖のお話です。
自分が何をしていたのか全く思い出せない、
結構怖いですよね。

 

スマホを落としただけなのに」は、ホラー的な怖さのある「ミステリー小説」でしたが、
本作はそこまでではありません。
恐怖感は軽減され、
謎解き要素が増えた正直な「ミステリー小説」になっています。

 

読者層もほぼ限られているのではないかと。
お酒を飲んだ事のある方なら、1つや2つ、お酒に関するエピソードを持っているでしょうし、
お酒を飲んだ時にどうなるか、酔っ払うとはどういう状況か、
記憶を無くした事があるならモロです。
恐怖体験を身近に感じられると思います。

 

逆に、
お酒を全く飲んだ事の無い方だと、
空想して読み進めるしかありませんので、
体験からくる想像をしながら読み進められる私たちと、かなり差が出てしまうのではないか、
そう感じてしまいますね。
という事で、
ちょっと1杯のはずだったのに』をオススメするのは、
お酒を飲んだ事のある方達へ、です。
スマホは20歳以下でも所有しておりますが、
お酒は20歳からしか飲めません。
お酒で記憶を無くしていた矢嶋が、なんとか辿り着いた真実
シラフで読み進めてみてください

 

 

 

志駕晃の「ミステリー小説」

 

本名は勅使川原昭(てしがわらあきら)。
志駕晃はペンネームです。
志駕晃(1963年〜)は、
ニッポン放送プロジェクト専務取締役、元ラジオディレクター、プロデューサー、
小説家、漫画家です。

今までに発売されている「志駕晃」としての小説は、

発行年 発行元 タイトル
2017年4月 宝島社文庫 スマホを落としただけなのに
2018年6月 ちょっと1杯のはずだったのに
2018年11月 スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
2019年2月 角川文庫 あなたもスマホに殺される
2019年8月 幻冬舎文庫 オレオレの巣窟
2020年2月 宝島社文庫 スマホを落としただけなのに 戦慄のメガロポリス

スマホを落としただけなのに」が、
第15回このミステリーがすごい!大賞隠し玉賞受賞

私もこの作品で作家志駕晃を知りました。

2018年11月、
スマホを落としただけなのに」は映画化され、全国で公開されています。

監督 中田秀夫
原作 志駕晃「スマホを落としただけなのに
出演(役名) 北川景子(稲葉麻美)
千葉雄大(加賀谷学)
成田凌(浦野善治)
田中圭(富田誠)
原田泰造:ネプチューン(毒島徹)
バカリズム(小柳守)
要潤(武井雄哉)

残念ながら視聴した事がないので、
映画についてはなんとも言えません。

最終的に興行収入は19億円を超えていますので、
大ヒットした映画と言えますね。

志駕晃の「スマホシリーズ」は今までに3作
スマホを落としただけなのに」(宝島社文庫)
スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(宝島社文庫)
あなたもスマホに殺される」(角川文庫)

 

「〜だけなのに、〜だったのに」という、
些細な事がこんなにも恐ろしい事に発展シリーズ」としては、
ちょっと1杯のはずだったのに』は2作目となっています。

スマホ怖いが、お酒怖いに変わった今作。

恐怖心はそこまでありませんけど、
読みやすくお酒を飲んだ事のある方なら楽しめる作品になっていますので、
まだ読んでいない方は是非、
忘年会シーズン、来年の新年会シーズン頃までに読み進めてみてください。

飲みすぎ防止になるかもしれませんのでね。

 

最後に

 

スマホを落としただけなのに」で有名な志駕晃の「ミステリー小説」、

ちょっと1杯のはずだったのに』を紹介させて頂きました。

私は飲む習慣が全くありません。

晩酌なんて一切しませんし。

ただですね、

お酒の怖い部分には何度も触れています。
お酒の楽しい部分にも触れてきています。

ちょっとだけ怖いんですよ、
ちょっと1杯のはずだったのに』、こう思った事は何度も・・・。

今は忘年会シーズン
年が明ければ新年会シーズンが重なり合うようにやってきます。

どうぞ、お酒にはお気を付けて、記憶を無くさない程度に楽しんでください。

ではまた。

 

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