ドキュメンタリー『殺人鬼との対談:ジョン・ウェイン・ゲイシーの場合』エピソード/感想
ピエロ恐怖症(道化恐怖症)、
始まりは、
スティーヴン・キングの「IT」に登場する“ペニーワイズ”か、
バットマンシリーズの“ジョーカー”、
色々な説があるようですが、彼の存在の影響力はどちらも凌駕していそうです。
ジョン・ウェイン・ゲイシー、
“キラークラウン”、“殺人ピエロ”などの異名を持つシリアルキラー。
ドキュメンタリー『殺人鬼との対談:ジョン・ウェイン・ゲイシーの場合』
✔︎ リミテッドシリーズ、全3話、約3時間で視聴可能
✔︎ ゲイシーの弁護団の1人が、60時間以上にわたって彼にインタビューし、その録音テープを基に製作
✔︎ 有名なシリアルキラーの幼少期、逮捕に至る経緯、死刑までを簡潔にまとめたドキュメンタリー
シリアルキラーという存在に興味がある方は必見、
興味の無い方は観ない方が平和、
そんな3時間となっています。
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『殺人鬼との対談:ジョン・ウェイン・ゲイシーの場合』エピソード/感想
『殺人鬼との対談:ジョン・ウェイン・ゲイシーの場合』
Conversations with a Killer:The John Wayne Gacy Tapes | Official Trailer | Netflix
- エピソード1「人気者」〜64分〜
- エピソード2「埋もれた秘密」〜60分〜
- エピソード3「正気か否か」〜59分〜
エピソード1「人気者」
・容疑者ジョン・ウェイン・ゲイシー
「1978年、15歳の少年ロブ・ピーストが失踪。
状況や目撃証言から容疑者として浮上したのは、地元で有名な資産家の名士、
ジョン・ウェイン・ゲイシー。
彼と面識のある様々な人たちの証言を基に、彼の過去から、彼の人となりを紐解いていく。」
・ゲイシーの地下室から生き延びた男性の証言
“私は18歳だった。大人の男にズボンを下ろされて、ナイフを喉に突きつけられて太ももを触られた”
1970年代のアメリカ、
同性愛者への偏見が根強く残っている時代です。
というか、ほぼ完全否定ですね。
今現在ではそのような偏見も無くなってきましたが、
1970年代は全く・・・。
そして、
ジョン・ウェイン・ゲイシーが執着していたのは、
10代の少年たち・・・。
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エピソード2「埋もれた秘密」
・ジョン・ウェイン・ゲイシー逮捕
「ロブ・ピースト失踪事件の捜査を続けながら、
警察はゲイシーを別件で逮捕して拘束。そして、警察はゲイシーの住まいの床下を捜索。
泥土を掘り起こし、次々に、腐乱し骨と化した遺体を発見。」
・全ての遺体が、若い青年か10代の少年たち
「床下から遺体が見つかった場所に番号を書いた旗を立てていく。
その数は、
20を超えた・・・。」
被害者の数が恐ろしいスピードで増えていくエピソード2。
数十体の遺体の上で生活をしていたジョン・ウェイン・ゲイシー。
・・・言葉が見つかりません。
エピソード3「正気か否か」
・エピソード3「正気か否か」
・裁判⇨判決⇨死
「犯行期間:1972年〜1978年」
「逮捕:1978年」
「最終的な被害者の数:33名(全てが若い青年、10代の少年たち)」
「裁判では、ゲイシーの精神状態が争点となったが、有罪判決、死刑が確定した」
「1994年5月10日深夜、
ジョリエット刑務所にて薬物注射による死刑執行。52歳没。」
・被害者33名
「ロブ・ピーストの遺体は発見された。しかし、
いまだに身元不明の犠牲者が存在している。
2011年から、DNA鑑定を用いた身元不明の被害者の再調査は開始されているが、
数人は不明のまま・・・。」
こんな言葉で締め括られています。
「家族や友人が、ジョン・ゲイシーの被害者だと思う方は、クック郡 保安官事務所にご連絡ください」
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おじさんの感想
(面白いとは言いません・・・)
Netflixのリミテッドシリーズ、
ドキュメンタリー『殺人鬼との対談:ジョン・ウェイン・ゲイシーの場合』。
こういうドキュメンタリーを視聴した時、
どう表現して良いのかいつも悩むんですけど、当たり障りのない言葉で言わせてもらうと、
「観応えのあるシリーズだった」
“面白かった”と書くと語弊が生まれそうですから、
あえてこんな表現のみにしがちです。
しかも、本当に“面白い”訳ではないですしね。
エピソード1〜3、笑顔には一切ならずに眉をひそめながら視聴する約3時間、
“面白くはないです”よ、
「観応えはあるけど」、
といった感想になってしまいます。
この『殺人鬼との対談:ジョン・ウェイン・ゲイシーの場合』もまさにそんなシリーズでした。
キラー・クラウンとして非常に有名なシリアルキラー、
ジョン・ウェイン・ゲイシー。
彼の逮捕に至った経緯、家宅捜索で発見された数十体の遺体、
精神鑑定を争った裁判、そして、彼の最後までを簡潔にまとめ上げた約3時間。
ピエロ姿だけを取り上げているようなシリーズではありません。
むしろ、少ないぐらいでしたし。
キラー・クラウンという異名を持つシリアルキラー、
そこを全面に押し出さず、
ジョン・ウェイン・ゲイシーというシリアルキラーを扱ったドキュメンタリーでした。
時系列も飛び飛びになりますけども、
集中して視聴していれば問題ありません。
“面白い”とか“楽しい”気持ちにはなりませんが、
有名なシリアルキラーを扱った非常に分かりやすい内容です。
気になる方はNetflixで視聴してみてください。
3時間、アッという間ですよ。
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最後に
Netflixのドキュメンタリー、
『殺人鬼との対談:ジョン・ウェイン・ゲイシーの場合』を紹介させていただきました。
この『殺人鬼との対談』はシリーズで、
ジョン・ウェイン・ゲイシーは2作目です。
1作目はテッド・バンディ。
すいません、そちらはまだ観ておりませんから、
こちらから、となってしまいました。
一応、近い将来に観ておこうとは思っているので、
また記事にさせていただきます・・・そのうち、ですけど・・・。
ではまた。