ドラマ『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実』キャスト/あらすじ/感想
大ヒット作「タイタニック」、
その“ローズ役”が強烈な印象となって残っているケイト・ウィンスレット。
「タイタニック」を経て、「愛を読むひと」でアカデミー主演女優賞を受賞、
オスカー女優となりました。
そんなケイト・ウィンスレットが主演で強烈な演技を魅せてくれているドラマ、
『メア・オブ・イーストタウン』。
『メア・オブ・イーストタウン』
✅ 全7話で描かれているミステリー・サスペンス
(平穏な田舎町で起きた少女惨殺事件・・・暗く重い内容が続きます)
✅ 次々と浮かび上がる容疑者たち
(真相が分かるのは最後の最後、最終話まで目が離せません)
✅ 全てを視聴し終えたら・・・
(爽快感は皆無、ただ、満足感だけは感じられます)
ケイト・ウィンスレットの印象が“ローズ”だけという方、
このドラマは必見です。
一方では、視覚的な印象が変わったケイトにショックを受けるかもしれませんけど、
また一方では、
演技派女優として今までの記憶に上書きされる、そこは間違いありません。
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ドラマ『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実』キャスト/あらすじ/感想
『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実』
【U-NEXTにて見放題で独占配信中】ケイト・ウィンスレット主演『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実』本予告
- エピソード1「レディ・ホーク」〜58分〜
- エピソード2「父親」〜58分〜
- エピソード3「新たな事実」〜59分〜
- エピソード4「終わりなき苦悩」〜56分〜
- エピソード5「幻想」〜59分〜
- エピソード6「告白」〜59分〜
- エピソード7「祈り」〜66分〜
✅ 第73回プライムタイム・エミー賞 リミテッド・シリーズ/テレビ映画部門
⇨作品賞 ノミネート
⇨監督賞(クレイグ・ゾベル)ノミネート
⇨脚本賞(ブラッド・イングルスビー)ノミネート
⇨主演女優賞(ケイト・ウィンスレット)受賞
⇨助演男優賞(エヴァン・ピーターズ)ノミネート
⇨助演女優賞(ジュリアンヌ・ニコルソン)ノミネート
(ちなみに、作品賞はNetflixドラマ「クイーンズ・ギャンビット」が受賞)
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キャスト
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【キャスト(役名)】
・シーハン家
ケイト・ウィンスレット
(メア・シーハン/イーストタウンの女性刑事)
ジーン・スマート
(ヘレン/メアの母親)
アンガーリー・ライス
(シボーン・シーハン/メアの娘)
コーディー・コストロ
(ケビン・シーハン/メアの息子、亡くなっている)
イジー・キング
(ドリュー・シーハン/ケビンの息子、メアの孫)
ソシー・ベーコン
(キャリー・レイデン/ドリューの母親)
デヴィッド・デンマン
(フランク・シーハン/メアの元夫)
ニール・ハフ
(ダン/メアの従兄弟、教会の神父)
ジュリアンヌ・ニコルソン
(ロリー・ロス/メアの親友)
ジョー・ティペット
(ジョン・ロス/ロリーの夫)
ロビー・タン
(ビリー・ロス/ジョンの弟)
キャメロン・マン
(ライアン・ロス/ロリーの息子)
カシー・ムンデンク
(モイラ・ロス/ロリーの娘)
ゴードン・クラップ
(パット・ロス/ジョンの父親)
ケイリー・スピーニー
(エリン・マクメナミン/息子DJを育てるシングルマザー)
パトリック・マーニー
(ケニー・マクメナミン/エリンの父親)
・ベイリー家
ケイトリン・フラハン
(ケイティー・ベイリー/1年以上行方不明になっている女性)
イーニッド・グラハム
(ドーン・ベイリー/ケイティーの母親)
エヴァン・ピーターズ
(コリン・ゼイベル/郡から助っ人としてやってきた刑事)
ガイ・ピアース
(リチャード・ライアン/メアと知り合う作家)
ジョン・ダグラス・トンプソン
(カーター/イーストタウン警察の署長、メアの上司)
ジャック・マルハーン
(ディラン/エリンの元恋人)
マッケンジー・ランシング
(ブリアンナ/ディランの現恋人)
ルビー・クルーズ
(ジェス/エリンの親友)
ジェームズ・マクアードル
(マーク/教会の助祭)
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ケイト・ウィンスレットについて
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ケイト・ウィンスレット(1975年10月5日〜)は、
イギリスの女優です。
アカデミー賞へ7度もノミネートされている実力派。
・1995年「いつか晴れた日に」(マリアンヌ・ダッシュウッド役)
⇨第68回アカデミー賞 助演女優賞 ノミネート
・1997年「タイタニック」(ローズ・デウィット・ブケイター役)
⇨第70回アカデミー賞 主演女優賞 ノミネート
・2001年「アイリス」(若き日のアイリス・マードック役)
⇨第74回アカデミー賞 助演女優賞 ノミネート
・2004年「エターナル・サンシャイン」(クレメンタイン・クルシェンスキー役)
⇨第77回アカデミー賞 主演女優賞 ノミネート
・2006年「リトル・チルドレン」(サラ・ピアース役)
⇨第79回アカデミー賞 主演女優賞 ノミネート
・2008年「愛を読むひと」(ハンナ・シュミッツ役)
⇨第81回アカデミー賞 主演女優賞 受賞
・2015年「スティーブ・ジョブズ」(ジョアンナ・ホフマン役)
⇨第88回アカデミー賞 助演女優賞 ノミネート
その“ローズ役”として非常に有名なケイト・ウィンスレット。
失礼ですけど、極端なことを言うと、
“ローズ役”でしか知らない女優さん、そんな印象になっている可能性は高いですよね。
誰もが知っている大ヒット映画ですし、
映画そのものの評価もしっかりと高いですから。強烈な印象を植え付けられました。
ジョディ・フォスターといえば「羊たちの沈黙」(「告発の行方」もありますけど)とか、
ナタリー・ポートマンといえば「レオン」(「ブラック・スワン」でオスカー)などと同じように、
ケイト・ウィンスレットといえば「タイタニック」、ですね。
こういった印象になっている方なら、
ドラマ『メア・オブ・イーストタウン』は必見、ケイト・ウィンスレットが実力派、演技派の女優だと再確認、いや、新発見となり得るので、視聴して欲しいなと。
ケイト・ウィンスレット
・ドラマ『メア・オブ・イーストタウン』(メア・シーハン役)
⇨第73回プライムタイム・エミー賞 リミテッド・シリーズ/テレビ映画 主演女優賞 受賞
(ちなみに、この年、Netflixドラマ「クイーンズ・ギャンビット」で主演女優賞にノミネートされていたアニャ・テイラー=ジョイに勝利しています)
あらすじ
『メア・オブ・イーストタウン』あらすじ
イーストタウンの女刑事メアは、
母親のヘレン、娘のシボーン、孫のドリューと4人暮らし。
1年前から行方不明になっている少女の事件がまだ解決に至っていないながらも、
メアはこの田舎町で刑事として、
そして、
もがきながら前を向いて、母親として暮らしていた。
そんなある日、
イーストタウンで、シングルマザーの少女が殺されるという事件が起こる。
1年前の少女行方不明事件との関連も分からないまま、
殺人事件の捜査を開始したメア。
次々と浮かび上がってくる容疑者たち、
少女の元恋人、父親、親友、神父・・・、
彼らに振り回されながらも、
イーストタウンに助っ人としてやってきた新任刑事と共に、
メアは事件の真相に迫っていく。
シングルマザーの少女殺害事件に隠された衝撃の真実、
と、
同時進行で明かされていく1年前の少女行方不明事件、
2つの事件の真相を目の当たりにしたメア、
その時、彼女の心の中には何が・・・。
〜『メア・オブ・イーストタウン』〜
おじさんの感想
(暗いし重いし、疲れるけども、面白かった)
U-NEXTの見放題ドラマ、
全7話でしっかりと完結する『メア・オブ・イーストタウン』、
非常に面白かったです。
全体的にはですね、
「キリング」(アメリカでのリメイク版)というドラマに雰囲気が似ていて、
物語の最初から最後までず〜っと暗く重い内容が続いていくミステリー・サスペンス。
少女の事件を、女性刑事と男性刑事のコンビが追いかけ、
二転三転しながら最後まで真相が分からない作りになっています。
最終話(エピソード7「祈り」)まで視聴しないと駄目なドラマ。
ということは、
少し忍耐力のいるドラマと言えるかもしれません。
エピソード1「レディ・ホーク」からイヤな感じを受ける人間が多数登場し、
様々な問題を抱えている各家族、
若者たちとシングルマザー、その赤ん坊をめぐる暗い話が描かれ、
重いな〜と感じていたところで唐突な殺人事件発生・・・。
忍耐力と集中力を総動員させながら視聴しないと、なかなかにキツイ内容なんですよね。
そして、
エピソード4「終わりなき苦悩」で、
ホッとできる場面に胸を撫で下ろしていたところ、のちの新たな展開へ急激に興味をそそられてしまい、
再生ボタンを押すクリックが軽くなるという。
是非、エピソード4までは視聴して欲しいですね。
絶対に最後まで観てしまうことになると思います。
しかも、本当の真相が分かるのはエピソード7、最終話です。
二転三転させられるのは視聴者側だったりしますし。
スタートは忍耐力と集中力、途中から先が知りたくて仕方なくなり、
最後の最後で真相にぶち当たった時、
暗くて重い内容そのままの悲しい感情と、良作なミステリーを視聴したという満足感、
複雑な想いを抱きながら記憶に残るドラマ、
『メア・オブ・イーストタウン』、
オススメです。
視聴後の爽快感は皆無ですけどね。
最後に
ケイト・ウィンスレット主演のドラマ、
『メア・オブ・イーストタウン』を紹介させていただきました。
「キリング」(アメリカのリメイク版)を視聴している方、
このドラマを面白かったと思えた方なら、
『メア・オブ・イーストタウン』も大丈夫だと思います。
閉鎖感のある田舎町で起こる少女の事件を、
男女コンビで追い続けるサスペンスドラマですので、雰囲気が似ていて、
違和感なくストーリーに入り込めるのではないかと。
どちらも暗いですしね。
あとは、
“ローズ”の印象のみで形成されてしまったケイト・ウィンスレットの新たな一面、
(元々良い女優さんだったのは間違いないんでしょうけど)
新しい発見になり得るドラマとなっていますから、
気になる方は視聴してみてください。
ただ、
暗くて重い内容のドラマなので、一気に視聴するのはオススメしません。
1日2話ぐらいで、ゆっくりと4日間ほどかけて視聴して欲しい、
そう思っています。
ではまた。