「127時間」、ダニー・ボイル監督が描く壮絶な「実話」です

2020年12月25日

トレインスポッティング」で有名な、

ダニー・ボイル監督が手掛けた「実話映画」、

127時間」を紹介します。

約6日間、「127時間」という途方もない時間を、

ただひたすら生き延びた男の物語です。

最悪の状況下での「127時間」です。

に右手を挟まれ、身動きはとれず、

誰にも声が届かない荒野のど真ん中、絶望的な状況での「127時間」、

実話です。

 

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「127時間」、実話です

 

127時間

127 HOURS-Full Length Official Trailer HD

監督ダニー・ボイル
脚本ダニー・ボイル
サイモン・ボーファイ
原作アーロン・ラルストン
出演(役名)ジェームズ・フランコ(アーロン・ラルストン)
ケイト・マーラ(クリスティ・ムーア)
アンバー・タンブリン(ミーガン・マックブライド)
クレマンス・ポエジー(ラナ)
リジー・キャプラン(ソニヤ・ラルストン)
アメリカ公開2010年11月5日
日本公開2011年6月18日

ネタバレをせずに、紹介します。

この物語は実話です。

・登山家アーロン・リー・ラルストン
1975年10月27日生まれ、アメリカの登山家、演説家です。
2003年5月、
アメリカユタ州渓谷事故に遭い、その事故を自伝として小説化したのが、
奇跡の6日間」です。
そして、「奇跡の6日間」を映画化したのが「127時間」。

・アーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)
2003年4月25日金曜日夜、
アーロンは、ユタ州キャニオンランズ国立公園に出発しました。
翌朝、アーロンは自転車で走り、その後、徒歩で目的地を目指します。
道中、
道に迷っていたクリスティ(ケイト・マーラ)とミーガン(アンバー・タンブリン)の2人組と出会い、
アーロンはガイドを買って出ました。
2人を、幅の狭い峡谷を通って地下プールへ案内し、3人はなんどもそのプールに飛び込み、
ビデオカメラでその姿を撮影しました。

遊び終わって、2人と別れ、

アーロンは再び目的地を目指します。

そして、

目的地で、
キャニオニング(アウトドアスポーツのトレッキング、クライミングなどを用いて、渓谷の中を目的のポイントまで下って行く活動の事)を楽しんでいたアーロンは、

岩と共に滑落して、
右手が岩と壁の間に挟まれてしまいます

身動きが全くとれない状況となったアーロン
大声で助けを呼んでも届かず、アーロン1人の力ではどうにもできないに右手を挟まれ、
時間だけが刻一刻と刻まれていく状況、
そんな状況で「127時間」・・・。

わずかな食料、万能ツールの全く役に立たないナイフ
ビデオカメラ
極限状態でアーロンが持っているのはこれぐらいです。

この状況をビデオに記録し始め、
いよいよ極限がアーロンを覆い尽くして、「127時間」に終止符が打たれる事に・・。

登山家アーロン・リー・ラルストンの身に実際に起きた事故を基に、
ダニー・ボイルが映画化した「127時間」、
痛々しくて、観続けるのに苦痛を伴いますけど、
生きる、その根本を垣間見る事が出来る作品です。

 

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「127時間」を観た方達のレビューを、紹介します

 

「127時間」を観たAさんのレビュー

い、痛いーーーーっ!!
結末は知っていても、その瞬間は怖すぎます。
相当な強い精神力なんでしょうね。
人間誰しも、いろんな試練がありますけど、こんな試練だけはイヤです。
色々思い悩む事があっても、こんな試練よりはマシだと、頑張れる気がします。

 

 

「127時間」を観たBさんのレビュー

岩に挟まれてしまった人の実話。
怖い、痛い、こんな絶望的な状況で人は何を思うのか・・という映画ですけど、
これをダニー・ボイルが手がけると、どこかスタイリッシュになってしまうから不思議です。
やっぱり色の使い方が上手いんですかね。
本来ならほぼ砂色な映画なはずですが、思い返すとなんだかカラフルな映像が蘇ります。

 

 

「127時間」を観たCさんのレビュー

実話なんて本当に驚き!!
痛々しいけど、退屈せず最後まで観られました!!
絶対、家族には行き先を言うと決めました!!

 

 

「127時間」を観たおじさん

トレインスポッティング」が大好きなので、
ダニー・ボイル監督だからと、Blu-rayを購入して視聴した作品です。
観る前、実話だとは知りませんでしたね。

ラルストンによると、
この「127時間」の中に事実と異なる描写が含まれているようですが、
ほとんどの部分は事実だと認めていますので、ドキュメンタリーに近い作品と言えます。
(3人で地下プールに飛び込んだ部分は否定しています。)

ドキュメンタリーとして、改めて思い返すと、
あんな過酷な時間を過ごしながら、生き延びるために、あのような選択をするラルストンに、
驚きと、その強さに、少し怖さも感じますね。
作品を観ている最中に、もうこれしか助かる方法はないのではないかと、
先が読めてしまう部分はあるんですけど、
これは実話です。
実際にラルストンが、極限状態の中で自らに下した決断は壮絶なものでした。
もし自分がそうなったら、同じ決断が出来るだろうか・・・。
そんな思いを抱かせる、痛々しくて怖い作品です。

1つだけネタバレをすると、
アーロン・ラルストンは今も生きています。健在です。
彼が助かる事になったあの壮絶な決断
127時間」で確認してください。記憶に残る映画」になると確信しています。

 

 

ダニー・ボイルについて

 

ダニー・ボイル(1956年10月20日〜)は、
イギリスの映画監督、映画プロデューサーです。

主な映画監督作は、

公開年タイトル主演
1996年トレインスポッティングユアン・マクレガー
1997年普通じゃないユアン・マクレガー/キャメロン・ディアス
2000年ザ・ビーチレオナルド・ディカプリオ
2002年28日後...キリアン・マーフィ
2008年スラムドック$ミリオネアデーヴ・パテール
2010年127時間ジェームズ・フランコ
2015年スティーブ・ジョブズマイケル・フェスベンダー
2017年T2 トレインスポッティングユアン・マクレガー
2019年イエスタデイヒメーシュ・パテル

ダニー・ボイルといえば、
1996年の「トレインスポッティング」があまりにも有名です。
ユアン・マクレガーロバート・カーライルが有名になった作品でもありますね。
私もモロにその波を喰らいまして、
トレインスポッティング」にはハマったし、
ユアン・マクレガーロバート・カーライルは大好きな俳優になりました。
レントンベグビーですけどね。

その波を喰らったまま、
2017年の「T2 トレインスポッティング」を映画館で視聴しています。
ラストを上手いこと作りやがって!!
そんな感じで楽しめた作品ですが、あまり書かないようにしておいて、
いつの日かネタに。

ダニー・ボイル監督というだけで手にした、
アーロン・ラルストン実話
127時間
ラルストン孤独苦痛を一緒になって味わってしまいますけど、おすすめです。

 

最後に

 

トレインスポッティング」が大好きなのに、

ダニー・ボイル監督の作品をネタにしたのは初めてです。

急に思い出してしまったんですよね。

そしてもう1つ、急に思い出したのが、

ダニー・ボイル監督作というだけで購入していた、

ある「映画」の存在を・・・。

28日後...

観なければと思いつつ、ずっと眠らせたままの作品です。

ホラーという事ですから、観る気があまり起きないんですけど、
近いうちに観ておこうと思います。

ホラーは苦手なんですが・・・、ネタの為に仕方ありません。

私がしている決断は、この程度のものです。

ではまた。

 

 

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