A24制作のNetflixドラマ『BEEF/ビーフ』挿入歌/あらすじ/キャスト/感想、アッという間の全10話
イヤな意味で、記憶にこびり付いて離れてくれないキワモノ映画や、
(「ヘレディタリー/継承」、「ミッドサマー」など)
輝かしい賞を受賞している映画、
(「ムーンライト」、「エブエブ」など)
両極端な感じを受けますけど、
どっちもイケるというエンタメ界の異端会社A24。
そのA24が制作し、Netflixで配信されているドラマが、
『BEEF/ビーフ』です。
A24制作のNetflixドラマ『BEEF/ビーフ』
✅ 各エピソード30分ほどの全10話
✅ 主演は、
ドラマ「ウォーキング・デッド」の“グレン役”でお馴染みスティーヴン・ユァンと、
アメリカのコメディアン、女優、作家であるアリ・ウォンの2人
✅ この2人が、
些細なことからいがみ合い、憎っくき最大の敵へと変貌し、そしてさらに・・・、
といった報復合戦と、その先を描いたドラマ
アリ・ウォンという女優さんは知りませんでしたけど、
A24が絡んでいる、
スティーヴン・ユァン主演のドラマ、
これだけで試聴してしまったドラマ『BEEF/ビーフ』。
面白かったです。
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A24制作のNetflixドラマ『BEEF/ビーフ』あらすじ/キャスト/感想
Netflixドラマ『BEEF/ビーフ』
『BEEF/ビーフ 〜逆上〜』予告編 - Netflix
- エピソード1「鳥は歌わず、痛みにうめく」〜39分〜
- エピソード2「生きる喜び」〜33分〜
- エピソード3「心に巣くう叫び声」〜35分〜
- エピソード4「一度に全部は無理でも」〜36分〜
- エピソード5「奥深くに隠れた生き物」〜34分〜
- エピソード6「誰もが魔法の円を描く」〜36分〜
- エピソード7「私は鳥かご」〜37分〜
- エピソード8「最初に選んだ物語」〜35分〜
- エピソード9「偉大なる製作者」〜30分〜
- エピソード10「光の形」〜33分〜
エピソードラストで耳にする挿入歌
ドラマ『BEEF/ビーフ』では、
各エピソードのラストに必ず、挿入歌を耳にすることになります。
私はおじさんですので、少し懐かしく感じてしまいましたから、
一覧にして載せておきます。
(懐かしく感じたのは、まぁ、2曲だけなんですけど・・・)
各エピソードのラストで耳にする挿入歌
✅ エピソード1のラスト
⇨フーバスタンク「ザ・リーズン」
✅ エピソード2のラスト
⇨トーリ・エイモス「Cornflake Girl」
✅ エピソード3のラスト
⇨インキュバス「Drive」
✅ エピソード4のラスト
⇨The Offspring「Self Esteem」
✅ エピソード5のラスト
⇨System Of A Down「Lonely Day」
✅ エピソード6のラスト
⇨ブッシュ「Machinehead」
✅ エピソード7のラスト
⇨キーン「Somewhere Only We Know」
✅ エピソード8のラスト
⇨グラント・リー・バッファロー「Mockingbirds」
✅ エピソード9のラスト
⇨ビョーク「オール・イズ・フル・オブ・ラブ」
✅ エピソード10のラスト
⇨スマッシング・パンプキンズ「Mayonaise」
私が「おっ!」と思ってしまったのは2曲だけ、
トーリ・エイモス「Cornflake Girl」と、
ビョーク「オール・イズ・フル・オブ・ラブ」です。
iTunesを垂れ流していると、いまだに耳にしている曲なんですが、
ドラマの中から聞こえてくると少し違った感じに聞こえてしまうから、不思議です。
ドラマ『BEEF/ビーフ』を視聴し、気になった方は、
YouTubeで検索してみてください。その曲をフルで試聴できると思います。
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あらすじ
ドラマ『BEEF/ビーフ』あらすじ
〈仕事が上手くいかず、絶望1歩手前な、ダニーの場合〉
フォースターズというスーパーの駐車場、
商品の返品を失敗したダニーは、駐車場からバックして車を出そうとした時、
別の車と衝突しそうになり、
これでもかとクラクションを鳴らされ、
挙げ句の果てに、
中指を突き立てられた事で、キレてその車を追いかける。
〈中小企業のオーナーで、鬱憤が溜まっている、エイミーの場合〉
フォーターズというスーパーの駐車場、
帰ろうと車を運転していたエイミーは、
バックしてきた汚いトラックと衝突しそうになり、
腹を立ててクラクションを押しっぱなしで抗議し、
挙げ句の果てに、
中指を突き立て車で立ち去った。
この駐車場での些細な出来事から、
ダニーとエイミーは、
お互いの事を最大の敵とみなし、
お互いが自分の生活を守るために、報復合戦を繰り広げていく。
憎み合いの螺旋、
いがみ合った2人の歯車はもう、止められない。
そして、
否が応にも辿り着いてしまう、
それぞれの、
落としどころ・・・。
〜『BEEF/ビーフ』〜
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キャスト
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【キャスト(役名)】
スティーヴン・ユァン(ダニー・チョウ)
アリ・ウォン(エイミー・ラウ)
Young Mazino(ポール・チョウ:ダニーの弟)
ジョセフ・リー(ジョージ:エイミーの夫)
レミー・ホルト(ジューン:エイミーの娘)
デビッド・チョー(アイザック:ダニーの従兄弟)
マリア・ベロ(ジョーダン:女性実業家)
アシュレイ・パーク(ナオミ:ジョーダンの義理の妹)
ミア・セラフィーノ(ミア:エイミーの会社で働く女性)
ジャスティン・H・ミン(エドウィン:ダニーの元カノの旦那)
パティ・ヤスタケ(フミ:ジョージの母、エイミーの義理の母)
アリッサ・ギヒー・キム(ヴェロニカ:エドウィンの妻)
ケイラ・ブレイク(リン先生:セラピスト)
Rekstizzy(ボビー:アイザックの仲間)
アンドリュー・サンティノ(マイケル:アイザックの仲間)
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おじさんの感想
(全10話が速攻で視聴可能です)
あのA24が制作したNetflixドラマ、
あの“グレン役”でお馴染みスティーヴン・ユァンが主演、
この2つだけで視聴を決めた『BEEF/ビーフ』、非常に面白かったですね。
ある村で巻き起こる異様な儀式の数々が描かれている、とか、
マルチバースの世界で巻き起こるカンフー・アクション有りの家族愛の物語、とか、
そういった派手な場面は一切無いドラマなんですけど、
全10話がアッという間に感じられる物語でした。
(各エピソードが30分弱というのもスピード感◎)
些細な事で、これでもかと憎み合い、いがみ合う男女の物語。
クラクションと中指のコンビネーション、その1発だけをスタートにして、
それぞれの家族と周りの人間達を巻き込み、
日常にありそうでない、いや、ある、
といった何とも人間臭いドラマでした。
一気に視聴できる長さですから、夜の空いた時間に2日間ぐらいで楽しむドラマとして、最適ではないでしょうか。
超絶グロシーンや、
ド派手なアクションシーンはありませんけど、
ブラックコメディ要素のある人間ドラマを存分に楽しめると思います。
そして、
スティーヴン・ユァンのファンは絶対に再生するべき。
良い俳優と分かりきっていながら、再確認できますし、
ある意味、
「ウォーキング・デッド」を踏み台にして活躍する彼の姿は必見です。
“グレン”を忘れることはありませんが、
“ダニー”もしっかりとインプットされますからね。
世界的に有名になったドラマで、
世界的に有名になってしまった俳優さんのその後・・・、
強烈に印象付けられたキャラクターを払拭していくのは大変・・・。
ですが、
スティーヴン・ユァンにその心配はいらないようです。
『BEEF/ビーフ』での彼は素晴らしかった。
(“エイミー役”のアリ・ウォンも素晴らしい)
A24が制作、
という部分だけでも引きが強いんですけど、
それを抜きにしてもオススメできるドラマです。
気になる方はNetflixで再生してみてください。
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最後に
A24制作のNetflixドラマ『BEEF/ビーフ』を紹介させていただきました。
ここ最近、
個人的にNetflixで視聴したドラマはこんな感じ。
「ナイト・エージェント」(Netflixオリジナル)
「ブラック・リスト:シーズン9」(Netflixで配信されているNBCのドラマ)、
「暗黒と神秘の骨:シーズン2」(Netflixオリジナル)、
「ウェンズデー」(Netflixオリジナル)、
「1899」(Netflixオリジナル)、
そして『BEEF/ビーフ』。
「ブラックリスト」はNetflixオリジナルではないので削除するとして、
当たりだと思えたのは5本中3本です。
やはり、
Netflixのドラマは高確率で当たりに出会えるなと。
そうじゃないのもありますけども、
今回視聴した『BEEF/ビーフ』は含み無しでオススメ、
暇な時間がありましたら、1度、視聴してみてはいかがでしょうか?
良い暇潰しになると思いますよ。
ではまた。