アル・パチーノの演技力が光る、ノーラン監督作「インソムニア」

2020年12月25日

2人の名優が共演して、なおかつ、

監督はクリストファー・ノーランという、

やたらとハードルが上がってしまう「映画」。

ノーラン監督作として3作目インソムニア」。
淡々と暗いサスペンスをラストまで見せ付けられる作品です。

そして、2人の濃すぎる名優が絡むサスペンス。

アル・パチーノロビン・ウィリアムズ
2人の名優が絡むと、

画面の絵力が半端ありません。

 

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アル・パチーノの演技力が光る、ノーラン監督作「インソムニア」

 

インソムニア

Official Trailer:Insomnia(2002)

監督 クリストファー・ノーラン
出演(役名) アル・パチーノ(ウィル・ドーマー)
ロビン・ウィリアムズ(ウォルター・フィンチ)
ヒラリー・スワンク(エリー・バー)
マーティン・ドノヴァン(ハップ・エッカート)
モーラ・ティアニー(レイチェル・クレメント)
アメリカ公開 2002年5月24日
日本公開 2002年9月7日

 

ネタバレをせずに、紹介します

 

舞台は白夜のアラスカの田舎町:ナイトミュート

白夜とは、真夜中になっても薄明になっているか、または、
太陽が沈まない現象のことを言います。
昼と夜との境目が極端に曖昧になってしまう現象です。

そんな白夜の田舎町で、17歳の少女が撲殺されるという事件が発生して、
ロス市警から2人の刑事が応援としてやってきます。

・ウィル・ドーマー(アル・パチーノ)
ロス市警のドーマー刑事、
相棒のハップ・エッカート(マーティン・ドノヴァン)とアラスカにやってきました。
ドーマーは様々な悩みを抱えている刑事で、不眠症インソムニア)です。
白夜という土地柄もあり不眠症はどんどん酷く・・・。
正義感は強い刑事ですが、悪を憎む故に証拠を捏造してしまい、ロスで内務調査中
悩みの種は消えない、白夜不眠症
そして、17歳の少女を撲殺した犯人を追います。

地元警察の女性刑事:エリー・バー(ヒラリー・スワンク)に出迎えられたドーマーとエッカート。
17歳の少女殺害事件を捜査していく中で、ドーマーの発案で囮捜査を行うことに。
犯人をおびき寄せるために、ドーマーは罠を仕掛け、犯人を山小屋へおびき出すことに成功します。
が、
深い霧視界不良ドーマーの銃弾は間違えを犯します。今度は証拠隠滅

自責の念白夜不眠症にイヤという程悩まされているドーマーの元に、
ある1本の電話が・・・。

「君のやった事は全て見ていたよ

犯人からの生々しい声・・・。

アラスカの寒々とした白夜を舞台に、
アル・パチーノロビン・ウィリアムズという2人の名優が絡む、
淡々と突き進む暗いサスペンス、
インソムニア
ノーラン監督作としては、埋もれた名作と言える作品です。

 

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「インソムニア」を観た方達のレビューを、紹介します

 

男性の声
男性の声
「インソムニア」を観た感想

3.5

ノーラン✖︎アルパチーノ✖︎ロビン・ウィリアムズの組み合わせだけでも期待大。
さすが時間軸の魔術師ノーラン!
インセプションやダンケルク程ではないが、昼と夜の境目がない白夜や、
過去の映像を印象的に挟みながら、ドーマーの時間経過による心の変化を映し出していました。



 

男性の声
男性の声
「インソムニア」を観た感想

4

ノーラン監督によるリメイク作品です。
”Insomnia”=「不眠症」というタイトルは、
確かに主人公の陥る状態のこともさしていましたが、作品全体のテーマを比喩的にさしているように思えました。
今は懐かしいノーラン監督の静かながらも緊張感のある映画です。



 

男性の声
男性の声
「インソムニア」を観た感想

3

ノーラン監督という事でストーリーの重厚感を期待して観たけど、少し物足りなさを感じました。
ですが、アルパチーノとロビンウィリアムズの共演は私の中でレア過ぎて、それを観られただけで満足です。
ロビンウィリアムズのバイオレンスシーンは、まさにサイコパスDV男。
怖過ぎますよ。



 

男性の声
男性の声
「インソムニア」を観た感想

4

アル・パチーノの演技力が凄いです。
疲労感、寝たいけど眠れない葛藤や苦痛がすごくリアルに描かれています。
ラストもタイトルの回収をしてくれるし、結局ところ偶然だったのか、故意的だったのか、
濁すところもまた好きです。

ウィルの「眠らせてくれ」のセリフの重さが最後観終わってようやくわかる、
スッキリするけど重くなる映画です。



 

「インソムニア」を観たおじさんの感想

(この2人の名優が共演するなら、これぐらい暗くても余裕の2時間

8


今や、メガホンをとれば即話題になるクリストファー・ノーランが、
映画監督として3作目、まだ今のような評価を得ていない頃に作り上げた、
インソムニア
評価は割れますけど、決して駄作ではありません。

淡々と暗いサスペンスが展開され、鬱々とした世界観で疲労感は溜まります。


問題を抱えた不眠症の刑事:アル・パチーノの凄まじい演技力と相まって、
観終わった後に深いため息をつく事になりますが、
濃いサスペンスを観たなぁという、満足感も一緒に味わえます。


疲労感のみの駄作ではなく、満足感も得られる名作です。

不眠症の刑事を演じる名優アル・パチーノに、
これまた名優のロビン・ウィリアムズが絡んでくる濃厚サスペンス
クリストファー・ノーラン監督作
インソムニア
視聴後に待っているのは、深いため息と、
濃すぎるドラマを観せ付けられた満足感
その2つを同時に味わう事になりますので、視聴後はゆっくりと睡眠を取ってください。

 

 

2019年のアル・パチーノ

 

アル・パチーノ(1940年4月25日〜)は、
アメリカの俳優、映画監督、脚本家です。
ゴッド・ファーザー」、「スカーフェイス」、「狼たちの午後」、
セント・オブ・ウーマン/夢の香り」(アカデミー主演男優賞獲得)などで知られる名優です。

そんな名優が今年2019年は話題作に出演しています。

公開中 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
Netflixで11月27日配信 アイリッシュマン

クエンティン・タランティーノ監督作
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」では、
マーヴィン・シュワーズ役で、レオナルド・ディカプリオブラッド・ピット共演

マーティン・スコセッシ監督作
アイリッシュマン」では、
ジミー・ホッファ役で、
ロバート・デ・ニーロジョー・ペシハーヴェイ・カイテルら豪華キャストと共演

アル・パチーノは今年で79歳
まだまだ現役の俳優です。画面からにじみ出ている絵力は衰えませんね。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は映画館で視聴してきましたので、
次は「アイリッシュマン」、
楽しみにしています。

 

最後に

 

クリストファー・ノーラン監督作
2人の名優アル・パチーノロビン・ウィリアムズが共演している、
インソムニア」を紹介させて頂きました。

視聴中も視聴後も、
明るくなれるような「映画」ではございません。

満足感を得ながらも疲労感はズッシリですので、

時間に余裕のある日に視聴してください。

観終わった後即、昼寝できるぐらい、もしくは就寝できるぐらいの感じで。
睡眠は大事ですので。

ではまた。

 

 

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