『魔女がいっぱい』キャスト/あらすじ/感想、動画配信サイトで視聴可能です
ハードルが上がりきってしまっている映画監督、
スティーヴン・スピルバーグあたりは大変ですよね。
新作を発表したって、どうしても彼の過去の名作たちと比べられてしまいます。
仮にですけど、
フランシス・フォード・コッポラが再びメガホンを・・・、
なんてニュースが飛び込んできても、やはりハードルは上がりきってしまっています。
そういう意味では、
ロバート・ゼメキスという映画監督も、ハードルは異様な高さになっていますよね。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズを手がけた監督。
「フォレスト・ガンプ/一期一会」という名作を生み出した監督。
過去の栄光にすがるなという方が無理な話で、
ロバート・ゼメキスが過去に生み出した名作は強力過ぎますから、
今作もどうしたって比べられてしまうんでしょうね。
アン・ハサウェイ主演、監督ロバート・ゼメキス、
『魔女がいっぱい』
2020年12月4日から日本で公開されたホラー・ファンタジーです。
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『魔女がいっぱい』キャスト/あらすじ/感想
『魔女がいっぱい』
アン・ハサウェイ主演!映画『The Witches』米国版予告編
・監督
ロバート・ゼメキス
・脚本
ギレルモ・デル・トロ
ロバート・ゼメキス
ケニヤ・バニス
・原作
ロアルド・ダール「魔女がいっぱい」(原題:The Witches)
・日本公開2020年12月4日
・(2021年8月10日〜)動画配信サイトで視聴可能
ロアルド・ダール(1916年9月13日〜1990年11月23日)は、
イギリスの小説家、脚本家です。
・1967年「007は二度死ぬ」の脚本家
・2005年「チャーリーとチョコレート工場」の原作者
(原題:Charlie and the Chocolate Factory)
・2020年『魔女がいっぱい』の原作者
(原題:The Witches)
・日本アニメ界の巨匠宮崎駿はダールのファン
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キャスト
・キャスト(役名)
アン・ハサウェイ
(大魔女:グランド・ウィッチ)
オクタヴィア・スペンサー
(おばあちゃん/両親を亡くした少年の祖母)
ジャジール・ブルーノ
(ヒーローボーイ/両親を事故で亡くした少年、祖母と暮らし始める)
スタンリー・トゥッチ
(ミスター・ストリンガー/ホテルの支配人)
クリスティン・チェノウェス(声)
(メアリー/デイジー:少年が飼うことになるネズミ)
コディ=レイ・イースティック
(ブルーノ・ジェンキンズ/ホテルで少年と知り合う太った男の子)
大魔女役:アン・ハサウェイについて
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アン・ジャクリーン・ハサウェイ(1982年11月12日〜)は、
アメリカの女優です。
主な映画出演作は、
公開年 | タイトル(役名) |
2001年 | 「プリティ・プリンセス」 (ミア・サーモポリス) |
2005年 | 「ブロークバック・マウンテン」 (ラリーン・ニューサム・ツイスト) |
2006年 | 「プラダを着た悪魔」 (アンドレア・サックス) |
2008年 | 「レイチェルの結婚」 (キム・バッチマン) |
2010年 | 「アリス・イン・ワンダーランド」 (白の女王) |
「ラブ&ドラッグ」 (マギー・マードック) |
|
2012年 | 「ダークナイト ライジング」 (セリーナ・カイル/キャット・ウーマン) |
「レ・ミゼラブル」 (ファンティーヌ) |
|
2014年 | 「インターステラー」 (アメリア・ブランド) |
2016年 | 「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」 (白の女王) |
2018年 | 「オーシャンズ8」 (ダフネ・クルーガー) |
2020年 | 『魔女がいっぱい』 (大魔女) |
・2008年「レイチェルの結婚」:キム・バッチマン役
☆第81回アカデミー主演女優賞ノミネート
☆第66回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)ノミネート
・2010年「ラブ&ドラッグ」:マギー・マードック役
☆第68回ゴールデングローブ賞(ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
・2012年「レ・ミゼラブル」:ファンティーヌ役
☆第85回アカデミー助演女優賞受賞
☆第70回ゴールデングローブ賞助演女優賞受賞
アン・ハサウェイといえば、ショートカットも似合う超美人、
そんな印象の女優さんです。
代表作となると、賞レースに絡んだ「レ・ミゼラブル」となるんでしょうけど、
個人的にはクリストファー・ノーラン監督作「インターステラー」が印象深くなっています。
上に載せた予告動画では、おぞましい魔女容姿を見せてくれていますが、
それでも隠せきれていない美人度。
美人が口の裂けた魔女を演じても、結局は美人に落ち着くんですね。
そんな超美人のアン・ハサウェイがロバート・ゼメキスとコンビと組んで、
2020年12月4日から日本で公開された『魔女がいっぱい』に主演。
結局美人な口裂け魔女を演じています。
アン・ハサウェイファンなら必見の1本と言えるのではないでしょうか。
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監督ロバート・ゼメキスについて
ロバート・リー・ゼメキス(1952年5月14日〜)は、
アメリカの映画監督、脚本家です。
主な映画監督作は、
公開年 | タイトル(主演) |
1985年 | 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 (マイケル・J・フォックス) |
1988年 | 「ロジャー・ラビット」 (ボブ・ホスキンス) |
1989年 | 「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」 (マイケル・J・フォックス) |
1990年 | 「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」 (マイケル・J・フォックス) |
1992年 | 「永遠に美しく・・・」 (メリル・ストリープ) |
1994年 | 「フォレスト・ガンプ/一期一会」 (トム・ハンクス) |
1997年 | 「コンタクト」 (ジョディ・フォスター) |
2000年 | 「ホワット・ライズ・ビニーズ」 (ハリソン・フォード) |
「キャスト・アウェイ」 (トム・ハンクス) |
|
2012年 | 「フライト」 (デンゼル・ワイントン) |
2015年 | 「ザ・ウォーク」 (ジョセフ・ゴードン=レヴィット) |
2016年 | 「マリアンヌ」 (ブラッド・ピット) |
2020年 | 『魔女がいっぱい』 (アン・ハサウェイ) |
ロバート・ゼメキスといえば、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの監督としてあまりにも有名ですね。
世の中は十人十色、このシリーズが嫌いという方もいるんでしょうけど、
私は未だに出会ったことがありません。
万人に愛されるSF映画を作った監督です。
(シリーズの製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ)
そして1994年、
こちらも映画史に刻まれた名作「フォレスト・ガンプ/一期一会」を作り上げたのが、
ロバート・ゼメキス。
第67回アカデミー賞
・作品賞「フォレスト・ガンプ/一期一会」
・監督賞「ロバート・ゼメキス」
・主演男優賞「トム・ハンクス」
・脚色賞「エリック・ロス」
・編集賞「アーサー・シュミット」
・視覚効果賞
「ケン・ローストン、ジョージ・マーフィー、スティーヴン・ローゼンブルム、アラン・ホール」
計6部門を受賞しています。
その後もロバート・ゼメキスは良作を作り上げていくんですが、
流石に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや「フォレスト・ガンプ/一期一会」ほどのインパクトは残せず。
その2つがあまりにも大き過ぎるんでしょうね。
そして今作、
ホラー・ファンタジー『魔女がいっぱい』の監督として、
久しぶりにロバート・ゼメキスの名を聞くことに。
アン・ハサウェイとの初コンビも楽しみな作品となりました。
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あらすじ
『魔女がいっぱい』あらすじ
魔女は実在している。そして、世界中に潜んでいる。
・・・・・。
両親を事故で亡くし、
おばあちゃんと2人暮らしをすることになった少年。
ある日のこと、
朝の買い物最中に偶然、魔女と出くわしてしまった少年は、
おばあちゃんにそのことを告げ、
魔女の恐ろしさや、魔女の見分け方などを教わった。
そして、
おばあちゃんは魔女から逃げるように家を離れ、
豪華なホテルに少年と一緒に滞在することを決意した。
しかし、
そのホテルに魔女たち御一行さまが、恐ろしい計画を実行しようと、
やってきてしまったのだ。
しかも、魔女界のトップともいうべき大魔女率いる魔女たち。
偶然にもその恐ろしい計画を知ってしまった少年は、
大魔女に見つかってしまい、
ネズミの姿に変えられてしまった。
ネズミの姿になったとはいえ、言葉が話せる状態と知った少年、
おばあちゃんと仲間を従えて、
大魔女たちに立ち向かう。恐ろしい計画を阻止するために。
〜『魔女がいっぱい』〜
ロアルド・ダール原作の「魔女がいっぱい」を映画化したのは、今作が2回目です。
1回目は、日本で劇場未公開の作品、
1990年「ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!」
・監督ニコラス・ローグ
・主演アンジェリカ・ヒューストン
アンジェリカ・ヒューストンは、「アダムス・ファミリー」のモーティシア・アダムス役でも有名な女優さん。
魔女にピッタリな妖艶な容姿ですね。
今作『魔女がいっぱい』で、アンジェリカ・ヒューストンから魔女バトンを受け取ったのがアン・ハサウェイ。
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おじさんの感想(ネタバレあり)
(サクッと楽しめるファンタジー映画)
Netflixで視聴可能となっていたので、
2020年に公開された『魔女がいっぱい』を視聴しました。
監督ロバート・ゼメキス、
主演アン・ハサウェイですから、だいぶハードルは上がりきった状態です。
で、結論から申しますと、
微妙なレビュー評価から考えた場合、全然楽しめる作品、
だったと思います。
子供向けの面はもちろんありますけど、
スピード感は損なわれませんし、1時間30分ぐらい、終始楽しく視聴できる映画でした。
1つだけ言わせていただくと、
もう少し大魔女が粘ってくれれば良かったんですが、
意外とあっさり決着が着いてしまった部分を残念に思ったぐらいですかね。
それ以外はまぁ、おじさんでも楽しめて、良い暇つぶしになりました。
ロバート・ゼメキスというハードルを超えている、
とは言えませんけど、
1つの映画としては、全然視聴しても損はしないと思います。
前向きな終わり方でしたしね。
『魔女がいっぱい』、
暇な時間がありましたら、視聴してみてください。
『魔女がいっぱい』動画配信サイト
2021年8月10日現在、
『魔女がいっぱい』を動画配信サイトで視聴するなら、
視聴後のことを考えると、2つのサイトがおすすめです。
✅ 『魔女がいっぱい』を視聴した後、こちらも合わせて楽しめます。
✅ ロバート・ゼメキス監督作
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作
「フォレスト・ガンプ/一期一会」
「ロジャー・ラビット」など
✅ アン・ハサウェイ出演作
「プラダを着た悪魔」
「レ・ミゼラブル」
「インターステラー」
「アリス・イン・ワンダーランド」2作など
✅ 『魔女がいっぱい』を視聴した後、こちらも合わせて楽しめます。
✅ ロバート・ゼメキス監督作
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」1、2
「フォレスト・ガンプ/一期一会」
「ザ・ウォーク」
「フライト」など
✅ アン・ハサウェイ出演作
「インターステラー」
「ダークナイト ライジング」
「パッセンジャーズ」
「マクマホン・ファイル」(Netflixオリジナル)など
どちらも魅力的な動画配信サイトです。
個人的には、
「バック〜」3部作をしっかり観たい、
ロバート・ゼメキス監督作を数多く視聴したいならU-NEXT。
他では観られない、
オリジナル作品を数多く視聴していきたいのならNetflix。
そんな風に決め打ちしてしまって、契約するのがおすすめです。
最後に
2020年12月4日から公開された、
ロバート・ゼメキス監督、アン・ハサウェイ主演のホラー・ファンタジー、
『魔女がいっぱい』を紹介させて頂きました。
アン・ハサウェイのファン、
ハードルが上がりまくってしまったロバート・ゼメキス監督最新作に興味を持っているファン、
その2つのファン層両方が楽しめるかは微妙ですけど、
決してツマラナイ映画ではないので、
暇な時間がありましたら、視聴してみてください。
ではまた。
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