Netflixドラマ『地面師たち』シーズン1/キャスト/あらすじ/感想/原作【シーズン2にも期待!!】

2017年に実際に起きた事件、
某住宅メーカーが西五反田の旅館「海喜舘(うみきかん)」の土地売買で、
地面師グループに約55億円を騙し取られた。

それを題材に小説化されたのが、
2019年刊行の新庄耕「地面師たち」。

そして2024年7月25日、Netflixでドラマ化され配信開始。

Netflixドラマ『地面師たち』シーズン1

✅ シーズン1:全7話

✅ 豪華キャストで描かれるクライム・サスペンス
(綾野剛、豊川悦司、北村一輝、小池栄子、ピエール瀧など)

✅ Netflixで視聴しておくべき国内ドラマ

個人的に国内ドラマは疎いんですけど、
「観てみようかな〜」ぐらいで再生してみたんです。

大正解でした。

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Netflixドラマ『地面師たち』シーズン1

Netflixドラマ『地面師たち』シーズン1

「地面師たち」ティーザー予告編 - Netflix

  • 「Episode#01」〜54分〜
  • 「Episode#02」〜51分〜
  • 「Episode#03」〜51分〜
  • 「Episode#04」〜62分〜
  • 「Episode#05」〜45分〜
  • 「Episode#06」〜37分〜
  • 「Episode#07」〜66分〜

 

キャスト

 
 
 
 
 
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【キャスト(役名)】
綾野剛(辻本拓海:交渉役)

豊川悦司(ハリソン山中:リーダー)

北村一輝(竹下:図面師)

ピエール瀧(後藤:法律屋)

小池栄子(麗子:手配師)

染谷将太(長井:ニンベン師)

リリー・フランキー(:警視庁・新橋庁舎 捜査二課の警部)

池田エライザ(倉持:警視庁・新橋庁舎 捜査二課に転属した巡査部長)

山本耕史(青柳:石洋ハウス・開発事業部 部長)

松岡依都美(川井菜摘:光庵寺住職)

吉村界人(:クレイジーラブNo.1ホスト)

アントニー(オロチ:竹下の使いパシリ)

松尾論(須永:石洋ハウス・商業事業部 部長)

谷川昭一郎(安倍川:石洋ハウス社長)

駿河太郎(真木:マイクホームズ社長)

マキタスポーツ(:地上げ屋)

川上麻衣子(辰の妻

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あらすじ

ドラマ『地面師たち』あらすじ

ある事件で母と妻子を亡くした辻本拓海(綾野剛)は、

大物地面師・ハリソン山中(豊川悦司)と出会い、

彼のもとでチームのメンバーとなり、
不動産詐欺を行っていた。

メンバーは、
元司法書士の後藤(ピエール瀧)、
土地の情報を集める図面師の竹下(北村一輝)、
土地所有者の「なりすまし役」を手配する麗子(小池栄子)、
この3人にハリソンと拓海の計5人。

彼らは一仕事を終え再集結し、
次なる獲物を物色。

今度は今までにない大きな山、
市場価格100億円、
都心にある広大な土地を狙った前代未聞の案件。

しかし、
チームが動き出す中、
定年を間近に控えた警視庁捜査二課のは、
かつて逮捕し不起訴に終わったハリソンを独自に追っていた。

次々と明らかになる地面師たちの素顔、
綱渡りながら着々と進む詐欺取引、
難航しつつも確実にハリソンに迫る辰、
そして、

地面師の世界に足を踏み入れた拓海が知った衝撃の真実・・・。

それぞれの思惑が交錯した時、

待ち受けていた結末とは・・・。

ドラマ『地面師たち

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おじさんの感想(ネタバレ注意)

おじさんの声
おじさんの声
Netflixドラマ『地面師たち』シーズン1の感想

 

(含み無しで面白かった)

9

 

原作を読んだことはありませんが、
ドラマに定評のあるNetflix作品ですし、予告動画に興味が湧きましたので、
なんとなく再生してみたドラマ『地面師たち

 

非常に面白かった、大正解でしたね。

 

もうこれはオススメ!、とだけ書かせていただいて、
ここでは主要キャストについて感想を述べさせていただきます。

 

〈綾野剛:辻本拓海役〉
お恥ずかしいんですけど、綾野剛さんを観た、という記憶があるのはNetflixドラマ「幽☆遊☆白書」の戸愚呂弟ぐらいで、ガッツリ視聴は今作が初といった感じ。
復讐者の顔を隠し持っていながら、自身の根底にある人間らしさと優しさを拭い去れず、犯罪を犯しながら染まりきっていない人物・辻本拓海を演じていた綾野剛さん。
今作で認識しました、素晴らしい俳優さんだと。

 

〈豊川悦司:ハリソン山中役〉
豊川悦司さんのイメージは映画「20世紀少年」のオッチョ役、古いですね・・・。
それぐらいだったので、綾野剛さんと同様に今作が初ガッツリ。
ハリソン山中・・・あの佇まいと声から醸し出す色気、知識の豊富さと落ち着き払ったリーダーシップ、完璧な裏側としてチームを操り続けながら、オゾマシイ狂気を纏っている山中という人物にピッタリな配役だったのではないかと。
個人的なオススメは、「ダイ・ハード伏線」からの完璧回収作業。

 

〈小池栄子:麗子役〉
俳優としての小池栄子さんを観たことがあるのは、映画「20世紀少年」の高須役のみ。
上の2人と同じです・・・。
麗子・・・女優さんとして素晴らしいのは重々分かりましたが、麗子について2つほど確認したい。
まず、
あれはカツラ、ですよね?特殊メイク技術の高さが異様だと思ったのと、
ラスト、どうなった?
これはシーズン2も出てくるなと感じてしまったのは、私だけでしょうか?

 

〈ピエール瀧:後藤役〉
Netflixでは良く観るピエール瀧さん。
ドラマ「全裸監督」、ドラマ「サンクチュアリ -聖域-」、ドラマ「忍びの家」と、立て続けに視聴していましたから、今や安定感と安心感のある俳優さんと感じてしまいますね。ミュージシャンでもあり多才。
後藤・・・場の空気を読みつつ関西弁で捲し立て上手いこと誘導していく詐欺師そのもの、といった感じをこれでもかと見せつけてくれたピエール瀧さん。
あのラスト、シーズン2を妄想すると勿体無いですね。

 

〈北村一輝:竹下役〉
「SPEC」シリーズの吉川役として記憶していた北村一輝さん。
自分がいかに日本のドラマや映画を観ていないか、痛感します。
竹下・・・あの反社感とジャンキー感は秀逸。それにしか観えません。
ドラマの冒頭から、いわゆる「死亡フラグ」を存分に感じられる役柄なんですけど、壮絶で凄惨極まるラストは竹下にピッタリです。
コミカルな吉川とは違った楽しみ方をさせていただきました。

 

〈リリー・フランキー:役〉
リリー・フランキーさんの演技を観たのはドラマ「全裸監督」以来の2度目。
初めてみたいなもんですね。
・・・警視庁捜査二課の警部、引退間近なくたびれ感を醸し出しつつ、実は有能で粘り強く勘も鋭い一面を持ち、地面師チームにとって相当厄介な存在、その辰を好演していたリリー・フランキーさん。
「ハリソン山中vs辰」は、作中最大の見せ場の1つです。

 

〈山本耕史:青柳役〉
個人的には、映画「シン・ウルトラマン」の外星人第0号メフィラス役が記憶に新しい山本耕史さん。
その前となると、1993年「ひとつ屋根の下」の四男・文也役・・・、古過ぎますね。
青柳・・・今の時代だと完全アウト。その昔、数多くいたであろうパワー型で出世欲の塊みたいなエリートサラリーマンを熱演していた山本耕史さん。
地面師チーム以外の脇役に、リリー・フランキーさんや山本耕史さんら実力者が揃っていたからこそ、
ドラマ『地面師たちは傑作になったのでは、そう強く思っています。

 

この他にもですね、
池田エライザさんやアントニーさんなど、
俳優として初見の方もいたんですけど、誰もが物語の邪魔にならず、
違和感を全く感じないでラストまで楽しめた作品になりました。

 

エグい場面もかなりあります。
それでも、単純な大味のドラマにはなっておりません。本当にオススメです。

 

Netflixドラマ『地面師たち、再生して損はありませんよ。

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原作

Netflixドラマ『地面師たちの原作、
新庄耕さんの「地面師たち」は2019年に刊行されました。

2022年に文庫化。

〈Amazon.jp〉
275件のレビューで5点満点中⭐️4.2

〈Booklive〉
28件のレビューで5点満点中⭐️4.0

 

そして、
2019年「地面師たち」の続編が、
2024年7月26日に発売されています。

〈内容紹介〉
シンガポールのカジノで元Jリーガーの稲田は全財産を失い失意のどん底にいた。
一部始終を見ていた大物地面師・ハリソン山中は、詐欺メンバーの一員として稲田に仕事を依頼する。日本に戻り、ディベロッパーの宏彰、支援者の菅原と共に準備に入るが、予定していた苫小牧のプランが突然白紙となり、代案として北極海航路開通を見込んだ釧路へ変更を余儀なくされる。
しかし、成功すれば200億円越えの大金が見込まれる前代未聞の大仕事。ハリソン山中が狙いをつけたターゲットは、シンガポールの大手不動産ディベロッパーの御曹司・ケビン。
在留メンバーの一人、マヤによる色仕掛けの罠に嵌ったケビンは、逡巡しつつも、日本人の親友・リュウの後押しもあり、釧路の用地購入に乗り出す。一方、警視庁捜査二課のサクラは、不動産詐欺の捜査過程で地面師一味の関与を疑い、ハリソン山中が趣味の狩猟で頻繁に北海道を訪れていたとの情報を得て渡道するのだがーー。

Netflixドラマ『地面師たち
今のところ高評価となっています。

ということは、続編が作られてもおかしくない・・・。

シーズン2、お待ちしております!!

 

最後に

2019年刊行の新庄耕「地面師たち」が原作、
Netflixドラマ『地面師たちを紹介させていただきました。

ここまで面白かった国内ドラマ、最近では、

ドラマ「ガンニバル」(Disney+)

ドラマ「サンクチュアリ -聖域-」(Netflix)

ドラマ「THE DAYS」(Netflix)

ドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 東京湾大海戦」(Amazonプライム)

この4本と、
Netflixドラマ『地面師たち

「Episode#1」の冒頭、熊との戦いを観た時、
映画「レヴェナント:蘇えりし者」の熊シーンの方が上だな、なんて思いながら視聴を始めた自分が恥ずかしい・・・。

もし、Netflixに加入しているなら必見です。
楽しめると思います。

ではまた。

 

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