映画『NOPE/ノープ』ジョーダン・ピール監督/キャスト/あらすじ/評価/感想
コメディアンや俳優としての活躍を継続させつつ、
映画監督業でも大成功したジョーダン・ピール。
彼の3作目の監督作品が、
2022年8月26日から公開、視聴してきました。
『NOPE/ノープ』
✔︎ ジョーダン・ピール監督作として3作目
(1作目「ゲット・アウト」、2作目「アス」)
✔︎ 主演は、「ゲット・アウト」でアカデミー主演男優賞にノミネートされた、
ダニエル・カルーヤ
✔︎ スティーヴン・ユァンも出演
(ドラマ「ウォーキング・デッド」の“グレン役”でお馴染み)
“最悪の奇跡が起こる”、
一体何が・・・と期待して映画館へ足を運んだ『NOPE/ノープ』、
予告動画から醸し出している雰囲気も抜群でした。
私、個人的には・・・。
スポンサーリンク
映画『NOPE/ノープ』ジョーダン・ピール監督/キャスト/あらすじ/評価/感想
『NOPE/ノープ』
映画『NOPE/ノープ』予告編
【監督/脚本】
ジョーダン・ピール
【製作】
ジョーダン・ピール、イアン・クーパー
【音楽】
マイケル・エイブルズ
【撮影】
ホイテ・ヴァン・ホイテマ
【日本公開】
2022年8月26日
監督:ジョーダン・ピールについて
この投稿をInstagramで見る
ジョーダン・ピール(1979年2月21日〜)は、
アメリカの俳優、脚本家、映画監督、コメディアンです。
俳優としての主な出演作は、
✅ テレビシリーズ「キー&ピール」(2012〜2015年)
⇨〈本人役、様々な役〉
✅ 映画「キアヌ」(2016年)
⇨〈レル/オイル・ドレスデン役〉
テレビ界のコメディアンとして有名なジョーダン・ピール、
映画界の俳優としては、有名とは言い難い方です。
ただ、
映画監督業では一躍有名監督の仲間入りを果たしています。
⇨〈監督/脚本/製作:ジョーダン・ピール〉
⇨〈主演:ダニエル・カルーヤ〉
⇨〈第90回アカデミー賞 作品賞/監督賞/主演男優賞/脚本賞 4部門ノミネート〉
⇨〈第90回アカデミー賞 脚本賞 受賞〉
⇨〈映画批評集積サイトRotten Tomatoesには287件のレビューがあり、批評家支持率99%、平均点は10点満点中8.3点という高評価〉
✅ 「アス」(2019年)
⇨〈監督/脚本/製作:ジョーダン・ピール〉
⇨〈主演:ルピタ・ニョンゴ〉
⇨〈映画批評集積サイトRotten Tomatoesには459件のレビューがあり、批評家支持率94%、平均点は10点満点中7.9点という高評価〉
✅ 『NOPE/ノープ』(2022年8月26日公開)
⇨〈監督/脚本/製作:ジョーダン・ピール〉
⇨〈主演:ダニエル・カルーヤ〉
映画監督デビュー作「ゲット・アウト」が高評価、
2作目の「アス」も絶賛され、有名映画監督の仲間入りをしたジョーダン・ピール。
3作目の『NOPE/ノープ』も予告動画を観る限り、
かなりパンチの効いた映画になっていると予想していました。
「コメディアンとしての経験は、ホラー映画を監督するための訓練にもなっていたんだ」、
と語っていたジョーダン・ピール監督の3作目、
面白そうだったんですけど・・・。
スポンサーリンク
キャスト
この投稿をInstagramで見る
【キャスト(役名)】
ダニエル・カルーヤ(OJ・ヘイウッド)
キキ・パーマー(エメラルド・ヘイウッド)
スティーヴン・ユァン(リッキー・“ジュープ”・パーク)
ブランドン・ぺレア(エンジェル・トレス)
マイケル・ウィンコット(アントラーズ・ホルスト)
バービー・フェレイラ(ネッシー)
ドナ・ミルズ(ボニー・クレイトン)
キース・デイヴィッド(オーティス・ヘイウッド)
レン・シュミット(アンバー・パーク)
ダニエル・カルーヤについて
この投稿をInstagramで見る
ダニエル・カルーヤ(1989年2月24日〜)は、
イギリスの俳優、脚本家です。
主な映画出演作は、
✅ 「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」(2011年)
⇨〈コリン・カッター役〉
✅ 「ビトレイヤー」(2013年)
⇨〈ジュカ・オガドワ役〉
✅ 「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」(2013年)
⇨〈ブラック・デス役〉
✅ 「ボーダーライン」(2015年)
⇨〈レジー・ウェイン役〉
✅ 「ゲット・アウト」(2017年)
⇨〈クリス・ワシントン役〉
⇨〈第90回アカデミー賞 主演男優賞 ノミネート〉
✅ 「ブラックパンサー」(2018年)
⇨〈ウカビ役〉
✅ 「ロスト・マネー 偽りの報酬」(2018年)
⇨〈ジャテーム・マニング〉
✅ 「クイーン&スリム」(2019年)
⇨〈スリム役〉
✅ 「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」(2021年)
⇨〈フレッド・ハンプトン役〉
⇨〈第93回アカデミー賞 助演男優賞 受賞〉
⇨〈第79回ゴールデングローブ賞 助演男優賞 受賞〉
✅ 『NOPE/ノープ』(2022年8月26日公開)
⇨〈主演:ジェームス・ヘイウッド役〉
ジョーダン・ピール監督のデビュー作「ゲット・アウト」で、
ダニエル・カルーヤを知った方も多いのではないでしょうか?私もその1人です。
(しかも最近・・・)
アカデミー主演男優賞にノミネート、
アカデミー助演男優賞を受賞している若手俳優の有望株ですし、
ジョーダン・ピールとのタッグは2回目となる『NOPE/ノープ』、
注目しておいて良い俳優、注目しておいて良い映画、
といった感じですね。
スポンサーリンク
スティーヴン・ユァンについて
この投稿をInstagramで見る
(左からスティーヴン・ユァン、ビル・マーレイ、メリッサ・マクブライド、ノーマン・リーダス)
スティーヴン・ユァン(1983年12月21日〜)は、
韓国系アメリカ人の俳優です。
主な映画出演作は、
✅ 「オクジャ」(2017年)
⇨〈K役〉
✅ 「バーニング 劇場版」(2018年)
⇨〈ベン役〉
⇨〈第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞 助演男優賞 受賞〉
✅ 「ミナリ」(2020年)
⇨〈ジェイコブ・イー役〉
⇨〈第93回アカデミー賞 主演男優賞 ノミネート〉
✅ 『NOPE/ノープ』(2022年8月26日公開)
⇨〈ブライアン役〉
2020年の「ミナリ」が記憶に新しいところですけど、
スティーヴン・ユァンと聞いて大多数の方が思い出すのは、
ドラマ「ウォーキング・デッド」。
⇨〈グレン・リー役〉
⇨〈シーズン1〜シーズン7までメインキャストとして出演〉
⇨〈彼の最後は、視聴者にトラウマを植え付けるほどのショックを・・・〉
ドラマ「ウォーキング・デッド」の“グレン役”として、
非常に有名なスティーヴン・ユァン。
“グレン”が去って数年経ちますけども、
シリーズファンから未だに愛され続けているキャラクターとなっています。
私も未だに思い出しますし、
スティーヴン・ユァンを映画で確認するとまだ、
「あっ!グレンだ!!」なんてことに・・・。
公開中の『NOPE/ノープ』を視聴した際もその感じに。
“グレン”の印象は拭えませんね。
スポンサーリンク
あらすじ
『NOPE/ノープ』あらすじ
※内容やあらすじはネタバレになるので、
ご自身の目で確認していただきたいと思います。
一応、少しだけ書いておくと、
wikiのページには、
「黒人が経営する平穏な牧場。
ある日、空に浮かぶ雲の中に未知なる存在が現れ、
人々を吸い上げ始める・・・。」
参照元:wikipedia-NOPE/ノープ
公式サイトには、
「最悪の奇跡が起こる。」
参照元:映画『NOPE/ノープ』公式サイト
“最悪の奇跡が起こる”、
その部分は知らない方が絶対に良いと思いますので、
レビューなどを調べず、気になる方は一切の情報を遮断して、
映画館で視聴してみてください。
(この記事の感想も読まないでください。そして、面白いかどうかは保証できません)
スポンサーリンク
評価
※『NOPE/ノープ』に対する、
2022年8月29日現在の評価です。
〈映画.com〉
120件以上のレビューで5点満点中3.5
〈filmarks〉
2400件以上のレビューで5点満点中3.9
〈Yahoo!〉
190件以上のレビューで5点満点中3.4
〈Googleユーザー〉
75%のユーザーが高評価
概ね高評価となっている『NOPE/ノープ』。
ご自身の目で確認してみてください。
おじさんの感想(ネタバレ注意)
(眠くはなりませんでした)
非常に気になっていたので、
『NOPE/ノープ』を映画館で視聴してきました。
正直に言いますと、
「拍子抜け」
ジョーダン・ピール監督の過去2作と比べると、パンチ力無し、恐怖感無し、不気味具合弱、といった印象になってしまいました。
映像や音などは素晴らしかったんですけど、
面白いかどうかと問われてしまうと、
「面白くなかった・・・」と言わざるおえません。
〈filmarks〉に寄せられているレビューは高評価多数なので、
私のようなおじさんの感性が古すぎるのかもしれません。
ハマれませんでしたね。
一応、
睡魔に襲われることなくラストまで視聴できましたし、
“最悪の奇跡”を起こす“アレ”の映像は凄まじかったので、5点と言いたいところを、
6点という評価に落ち着かせております。
あと、
私が1番恐怖を抱いたのは、チンパンジーの場面でした。
ある人のトラウマといった伏線だったんでしょうが、物語にはあまり関係なくて、
重要そうなのに、
そうでもない、
という中途半端な感じに・・・。
そして“アレ”。
物語の終盤で露わになる“アレ”の完全体の映像は凄まじいのに、
なぜか怖さを感じないんですよ。
やってる事は喰い散らかしのみ、
人間の脅威になっているのは分かるんですけど、なんか拍子抜けしてしまって・・・。
ホラーテイストな不気味なスリラー感を味わえると、期待し過ぎてしまいました。
エメラルドの“アレ”に対するラストの捨て台詞も、
「?」と違和感を感じてしまい・・・、もうやめておきます。
〈filmarks〉では高評価です。
『NOPE/ノープ』を面白かったと評価する方はたくさんいます。
ご自身の目で確認してみてください。
おじさんの私には合わなかった、というだけですから。
スポンサーリンク
最後に
ジョーダン・ピール監督の3作目、
『NOPE/ノープ』を紹介させていただきました。
完全に予告動画に惹きつけられ映画館へ足を運び、
結果的に撃沈されてしまった感じです・・・。
期待し過ぎるとダメですね。
この先、
映画館で視聴しようと思っている「ブレット・トレイン」と、
「ビースト」への期待も抑えつつ、
フラットな状態を保つように心がけておきます。
もう撃沈されたくありません・・・。
ではまた。