『THE BATMANーザ・バットマンー』キャスト/あらすじ/感想、没頭できる3時間

コロナの影響で延期されていた超注目作、
THE BATMANーザ・バットマンー

日本では3月11日から全国公開、ようやくです。

で、視聴した感想はですね、

THE BATMANーザ・バットマンー

✅ 3時間の長丁場なのに、没入感は圧倒的

✅ サスペンス・スリラーとして観応えのある1作

✅ ニルヴァーナの”Something In The Way”を鼻歌交じりで帰路に

クリストファー・ノーランの「ダークナイト・トリロジー」とは異なる1作、
よりダークさを増した世界観に没頭できるのではないかと。

なのに、
帰路では”Something In The Way”を鼻歌交じりに・・・。

ニルヴァーナの曲でバットマンを連想する時代が来るとは・・・、
こんな時だけ、昔から聴いていて良かったなとしみじみ思えます。

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『THE BATMANーザ・バットマンー』キャスト/あらすじ/感想

THE BATMANーザ・バットマンー

映画『THE BATMANーザ・バットマンー』特別予告(世界の嘘編)

【監督/製作】
マット・リーヴス

【脚本】
マット・リーブス、ピーター・クレイグ

【原作】
DCコミックス「バットマン」より

【音楽】
マイケル・ジアッチーノ

【撮影】
グリーグ・フレイザー

【編集】
ウィリアム・ホイ

【日本公開】
2022年3月11日

【アメリカでは】
日本よりも一足先に北米で公開された本作は、
初週の興行収入1億2850万ドル(推定:日本円で約148億円)、
今年公開の作品でトップに立ちました。

 

キャスト

 
 
 
 
 
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【キャスト(役名)】
ロバート・パティンソン
ブルース・ウェインバットマン

ゾーイ・クラヴィッツ
セリーナ・カイルキャットウーマン

ポール・ダノ
エドワード・ナッシュトンリドラー

ジェフリー・ライト
ジェームズ・ゴードン/ゴッサム市警察の刑事)

ジョン・タトゥーロ
カーマイン・ファルコン/ゴッサム・シティの犯罪王)

ピーター・サースガード
ギル・コルソン/ゴッサム・シティの地方検事)

アンディ・サーキス
アルフレッド・ペニーワース/ウェイン家の執事)

コリン・ファレル
オズワルド・”オズ”・コブルポットペンギン

ルパート・ペンリー=ジョーンズ
ドン・ミッチェル・Jr.市長/ゴッサム・シティの市長)

ジェイミー・ローソン
ベラ・リアル/ゴッサム・シティの市長候補)

ルーク・ロバーツ
トーマス・ウェイン/ブルースの父親)

ステラ・ストッカー
マーサ・ウェイン/ブルースの母親)

主演は、
2019年「ライトハウス」、
2020年「TENET テネット」など、
ここ数年話題作に出演しっぱなしのロバート・パティンソン

1989年のティム・バートン監督作「バットマン」から数えて、
”実写版バットマン”として6人目の”ブルース・ウェイン”を演じています。

ちなみに、

1989年「バットマン」
1992年「バットマン リターンズ」
監督:ティム・バートン
主演:マイケル・キートン

1995年「バットマン フォーエヴァー」
監督:ジョエル・マッカーシー
主演:ヴァル・キルマー

1997年「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」
監督:ジョエル・マッカーシー
主演:ジョージ・クルーニー

2005年「バットマン ビギンズ」
2008年「ダークナイト」
2012年「ダークナイト ライジング」
監督:クリストファー・ノーラン
主演:クリスチャン・ベール

2016年「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」
⇨監督:ザック・スナイダー
⇨主演:ベン・アフレック

2022年『THE BATMANーザ・バットマンー
⇨監督:マット・リーヴス
⇨主演:ロバート・パティンソン

主演”ブルース・ウェイン役”を抜粋しております
(「ジャスティス・リーグ」などは除外)

仮に、上から順に視聴してきたとすると、
「Mr.フリーズの逆襲」で『ん?』となった感情を、
クリストファー・ノーランが引き戻してさらに高みに押し上げ、
「ジャスティスの誕生」でまた『ん?』と沈んだ気持ちをですね、
THE BATMANーザ・バットマンーで新たな展開への期待感をファンにもたらした、
そんな感じを今現在、私は受けております。忙しい・・・。

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あらすじ

ザ・バットマン』あらすじ

ゴッサム・シティの若き名士ブルース・ウェインは、
裏の顔”バットマン”として2年間、
両親殺害の復讐を誓い、犯罪者と戦い続けていた。

そんな中、
街の権力者を狙った連続殺人事件が発生。

犯人は、
最狂の知能犯リドラー”。

”リドラー”はそれぞれの現場に、
”バットマン”へ向けた謎のメッセージを残し、犯罪を重ねていた。

「黒くて、青くて、死んでるモノ な〜んだ

お前だよ

事件の解決に動き出したブルースは、
”バットマン”として”リドラー”を追いつつ、
自身の家族が深く関わるゴッサムシティの腐敗に直面することに・・・。

ザ・バットマン

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おじさんの感想(ネタバレ注意)

おじさんの声
おじさんの声
THE BATMANーザ・バットマンー』の感想

 

没頭させられた3時間)

8.5

 

2022年、
今年公開される映画で絶対に映画館で視聴しようと心に決めていたのが、
ゴーストバスターズ/アフターライフ」、
THE NORTHMAN」、
ブレット・トレイン」、
そして今作THE BATMANーザ・バットマンーでした。

 

あの予告動画から醸し出しているダークな雰囲気は、
ズルイ!と思ってしまうほど引きが強かったです。

 

ニルヴァーナの”Something In The Way”もピタッとハマっていましたしね。

 

そんな雰囲気につられて、とりあえず映画館で視聴、
3時間の長丁場を経験してきたおじさんの意見としては、

 

「ヒーロー映画という事は忘れて、サスペンス・スリラーとして楽しんで欲しい」

 

これが本音です。

 

もちろん、
バットマン特有のアクションの格好良さはありますし、
俳優は変わりましたけど、お馴染みのキャラクターは健在、
これまで「バットマンシリーズ」を楽しんできたファンの方々もスンナリと物語に入っていけるとは思います。

 

けど、

 

今までのノリで視聴してしまうと・・・。

 

THE BATMANーザ・バットマンーメチャクチャ暗いです。

 

シリーズ中、最高峰の暗さではないかと。

 

メインは「連続殺人事件の捜査、腐敗しきったゴッサム・シティ」、
刑事モノの映画やドラマを観ているような感覚になります。

 

このストーリーの流れを上手いことバットマンと絡ませたのが今作、
といった印象ですね。

 

3時間、全く飽きませんでした。

 

もし、映画館で視聴しようかどうか迷っている方がいるなら、
3時間の長丁場ですから、まずは体調を整えておく。
そして、サスペンス・スリラーを観に行こうと足を運んで頂ければ、
ハズレる事は無いと思いますよ。

 

ちなみに、

 

個人的にはあの「ジョーカー」とは全くの別物だと感じています。

 

あちらは”開花”(悪い意味で)の物語、
こちらは”再生orスタート”(未来的な意味で)の物語。

 

次回作に期待感を抱かせる締め方ですし。

 

後味の悪さはありませんから、安心して視聴してください。

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最後に

2022年3月11日から日本で公開されている、
THE BATMANーザ・バットマンーを紹介させていただきました。

サスペンス・スリラーとして観ておいて損の無い1作だと思います。

ただ、

さすがに「セブン」や「羊たちの沈黙」などと比べて、
サスペンス・スリラーとして上かと問われると、それはありません。
ここに勝つのは無理です。

でも、

バットマンのいる世界、
ゴッサム・シティの中で巻き起こるサスペンス・スリラーとしてはこれ以上ないであろうと、
これがベストだったのではないかと確信できるほど、
物語に没頭できました。

しっかりと面白かった。

そして1つだけ注意して欲しいのが、
帰り道で”Something In The Way”の鼻歌が本当に出てきてしまいますから、
マスクをしているとはいえ、
気をつけて欲しいですね。

THE BATMANーザ・バットマンー』帰りだとモロバレですよ

ではまた。

 

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