スリラー映画『ゲット・アウト』キャスト/あらすじ/感想、怖いけど爽快感◎
2022年夏に、
異様な雰囲気の映画「NOPE/ノープ」の公開が控えているジョーダン・ピール監督。
その彼の映画監督デビュー作が、
『ゲット・アウト』。
『ゲット・アウト』
✔︎ 2017年に公開されたホラー映画
✔︎ 映画批評家集積サイトRotten Tomatoesには287件のレビューがあり、
批評家支持率99%、
平均点は10点満点中8.3点
✔︎ 根深い人種差別を題材にした怖い映画ですけど、爽快感も
「NOPE/ノープ」が気になってしまい、
一応視聴しておこうと思ったジョーダン・ピール監督のデビュー作、
『ゲット・アウト』。
ホラー映画と表記されていたのでかなり構えて視聴したんですけども、
どちらかと言うと強スリラー映画といった感じでしたね。
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スリラー映画『ゲット・アウト』キャスト/あらすじ/感想
『ゲット・アウト』
『ゲット・アウト』予告編
【監督/脚本】
ジョーダン・ピール
【製作】
ジェイソン・ブラム、ショーン・マッキトリック
エドワード・H・ハム・Jr.、ジョーダン・ピール
【製作総指揮】
レイモンド・マンスフィールド、クーパー・サミュエルソン
ショーン・レディック、ジャネット・ボルトゥルノ
【音楽】
マイケル・エイブルズ
【撮影】
トビー・オリヴァー
【編集】
グレゴリー・プロトキン
【日本公開】
2017年10月27日
・作品賞:ノミネート
(ジェイソン・ブラム、ショーン・マッキトリック、エドワード・H・ハム・Jr.、ジョーダン・ピール)
・監督賞:ノミネート
(ジョーダン・ピール)
・主演男優賞:ノミネート
(ダニエル・カルーヤ)
・脚本賞:受賞
(ジョーダン・ピール)
※ジョーダン・ピールは、映画監督デビュー作でアカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされ、脚本賞を受賞
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キャスト
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【キャスト(役名)】
ダニエル・カルーヤ(クリス・ワシントン)
アリソン・ウィリアムズ(ローズ・アーミテージ)
キャサリン・キーナー(ミッシー・アーミテージ)
ブラッドリー・ウィットフォード(ディーン・アーミテージ)
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(ジェレミー・アーミテージ)
リル・レル・ハウリー(ロッド・ウィリアムス)
マーカス・ヘンダーソン(ウォルター)
ベティ・ガブリエル(ジョージナ)
ラキース・スタンフィールド(アンドリュー・ローガン・キング)
スティーヴン・ルート(ジム・ハドソン)
あらすじ
『ゲット・アウト』あらすじ
「私の両親は人種差別をしない、貴方のことを歓迎するはずよ」
ちょっとした不安を抱えながら、
黒人のカメラマン:クリスは、
ニューヨークの高級住宅街にある白人の恋人ローズの実家で、
週末を過ごすことになった。
付き合いだして5ヶ月、
ローズの両親へ挨拶をするのは今回が初。
恋人の家族と無難に上手くやり過ごそうと思っていたのだが、
彼らと過ごすうちに、
クリスは徐々に違和感を感じ始めてしまう。
その違和感の正体は、
「黒人への憧れ」
差別をされている訳ではないし、
歓迎ムードなのは間違いないけれど、どうしても腑に落ちない。
自分に向けられている視線は、
クリスをどんどん違和感まみれにし、気持ち悪さも増していく。
「・・・早めに帰った方が良さそうだ・・・」
そう気付いた時にはすでに遅く、
クリスは、
おぞましい悪夢の中へ引きずり込まれてしまう・・・。
〜『ゲット・アウト』〜
『ゲット・アウト』は、
今ならU-NEXTで見放題作品として視聴可能です
0円で楽しんでください
おじさんの感想(ネタバレ注意)
(個人的にはスリラー映画の良作という印象)
ジョーダン・ピール監督最新作「NOPE/ノープ」の予告動画を観て、
気になって調べたところ、
ジョーダン・ピール監督作を1本も観ていなかったので、
一応観ておこうと思い、
『ゲット・アウト』を視聴しました。
wikiにはホラー映画と表記されていたから少し、構えて視聴したんですけど、
ホラー感少、サスペンス・スリラー感強、
と個人的には感じましたね。ガッツリホラーは苦手なので救われました。
非常に面白かったです。
(怖さはありますが)
サスペンス系、スリラー系を好んでいる方なら観ておいて損はありません。
まず、
ほぼ100分という再生時間の中に一切の無駄がありませんでした。
ジワジワと恐怖感を演出していく割にテンポがもの凄く軽快なので、アッという間に観終わってしまいます。
主人公クリスの、
「白人彼女の実家に行くのは気が進まないな〜」
「彼女の家族たちはちょっと変な感じだな〜」
「あれ、本格的におかしいぞ・・・この家族・・・」
「まさか・・・!!、逃げよう!!!」
この流れが異様に分かりやすくて、
クリスの疑念が確信に変わった瞬間なども、下手な演出を省いて超シンプルに描かれています。
本当に分かりやすかったですね。
そして、
『ゲット・アウト』のラスト。
「レイシズム(人種差別)はまだ終わっていない」という明確な監督のメッセージが作中ずっとありながらも、
1本のサスペンス・スリラーとして、
1本の映画として、
「面白かった!!」と思わせてくれる爽快感のあるオチ。
含みを持たせるような終わり方ではありませんでした。
「100分にビシッと嵌め込んだ面白い映画」、
これが『ゲット・アウト』の率直な私の感想です。
当初予定していたオチとは変更したらしいんですけど、
私はこちらの方が良かったなと、
「1本の映画として面白かった!!」とオススメしたいですね。
「NOPE/ノープ」を視聴する前に是非。
『ゲット・アウト』は、
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最後に
ジョーダン・ピール監督のデビュー作、
スリラー映画として良作な『ゲット・アウト』を紹介させていただきました。
テーマやメッセージは重いのに、
観終わった後に異様な爽快感も感じられて、非常に楽しめた1本でした。
ただ、
ジョーダン・ピール監督作の2作目「アス」はちょっと足踏みしてしまいますね。
予告動画を視聴した感じ、
ホラー感がさらに増している印象ですし、
視覚的にも怖そうなので正直、再生する気があまり・・・。
一応、
この夏公開予定の「NOPE/ノープ」を観る前には、
なんとか観ておこうと思っています。
ある日の休日、夜は避けて明るい昼間に視聴、です。
ではまた。