ホラー映画『ヘレディタリー/継承』キャスト/あらすじ/感想、真夜中にイヤホンで・・ダメ絶対
”直近50年のホラー映画の中の最高傑作”、
”21世紀最高のホラー映画”、
こう評価されているアリ・アスター監督の長編映画デビュー作、
『ヘレディタリー/継承』。
『ヘレディタリー/継承』
✔︎ 夜中に視聴するのはオススメしない
✔︎ イヤホン、ヘッドホンなどで視聴するのはオススメしない
✔︎ ホラー映画が苦手なら、観ちゃダメ
「ミッドサマー」の場合、
画の明るさと美しさがあって、恐怖感よりも不気味さの方が勝るんですけど、
『ヘレディタリー/継承』は全編通して画が異様に暗く、
ジワジワと侵食されるような恐怖感で一杯に・・・。
もし、怖がりたいなら、
真夜中にイヤホンをして再生ボタンを押せば、
恐ろしい音とおぞましい画がいつまでも頭の中に残りますから、
挑戦してみてください。
私は2度とやりません・・・。
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『ヘレディタリー/継承』キャスト/あらすじ/感想
『ヘレディタリー/継承』
【超恐怖】これが現代ホラーの原点『ヘレディタリー/継承』本予告
・監督/脚本
アリ・アスター
・製作
ケヴィン・フレイクス、ラース・クヌードセン
バディ・パトリック
・製作総指揮
ライアン・クレストン、ジョナサン・ガードナー
トニ・コレット、ガブリエル・バーン
・音楽
コリン・ステットソン
・日本公開
2018年11月30日
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キャスト
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・キャスト(役名)
トニ・コレット
(アニー・グラハム/母親、ミニチュア模型アーティスト)
ガブリエル・バーン
(スティーブ・グラハム/物静かな父親)
アレックス・ウルフ
(ピーター・グラハム/グラハム家の長男)
ミリー・シャピロ
(チャーリー・グラハム/グラハム家の長女、ピーターの妹)
キャスリーン・チェルファント
(エリン・グラハム/78歳で亡くなった祖母)
アン・ダウド
(ジョーン/アニーと出会う女性)
あらすじ
『ヘレディタリー/継承』あらすじ
ミニチュア模型アーティストのアニーは、
祖母エレン、夫スティーブン、長男ピーター、長女チャーリーと暮らしていたが、
家族の死をいくつか迎え、彼女の精神は徐々に壊れていき、
覚醒の時を迎えてしまう・・・。
・グラハム家の祖母、アニーの母親エレンが78歳で亡くなる。
(微妙な関係だった母エレンの死は、アニーの悪夢の始まり)
・エレンの葬儀が終わり、埋葬されていた遺体が、
数日後に何者かによって掘り起こされ、盗まれる。
(夫スティーブンはこの事実を、アニーに知らせなかった)
・ある朝、アニーの車で発見された首のない遺体。
アニーの大絶叫が響き渡る。
(自分の子供の死を目の当たりにし、アニーの精神は限界・・・)
・不思議な女性ジェーンと出会ったアニーは、
ジェーンから降霊術のやり方を学び、家族3人で試す。
(どうしても死んでしまった子供とコンタクトを取りたかったアニー)
・屋根裏からエレンの遺体を発見したアニー。
(エレンが悪魔崇拝者だと知ったアニーは、残った家族を守ろうと・・・)
・霊の存在を信じ切ったアニーの目の前で、唐突に、
そして強烈な炎に包まれた人間の姿を見たアニーは、覚醒・・・。
(もう既に、全てはエレンの思いのまま、アニーの最後・・・)
グラハム家で生き残ったのは、
2人が1つとなった悪魔ただ1人。
〜『ヘレディタリー/継承』〜
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悪魔ペイモンについて
✔︎ ペイモン(またはパイモン)は序列9番の地獄の王
✔︎ 現れる際は、王冠を被り女性の顔をした男性の姿を取り、
ヒトコブラクダに駕しているとされる
✔︎ また、トランペットやシンバルなどの楽器を携えた精霊たちを先導として現れる
✔︎
生贄により召喚された際には、
べバルとアバラムという2人の王を従え、時として25軍団の能天使たちを伴う
✔︎ 召喚者に地位を与え、人々を召喚者の意思に従わせる力を持つ
参照元:wikipedia-パイモン
祖母エレンが復活させようとしていた「地獄の王ペイモン」。
このエレンの意思に従い、信じ切っている悪魔崇拝者たち。
そして、
”「地獄の王ペイモン」の復活”に意図せず協力してしまうアニー、
彼女は最後に覚醒し、やがて、
悪魔が1人、誕生・・・。
『ヘレディタリー/継承』、
アニーの悲痛な叫びと、覚醒後のおぞましい行動を確認してみてください。
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おじさんの感想
(怖い・・・、2度と観ません)
「ミッドサマー」を視聴したので、
一応観ておくか、といった程度に再生した『ヘレディタリー/継承』。
ホラー映画というジャンルでいうなら、
こっちの方がホラー感は強いのではないでしょうか?
「ちゃんとしたホラー映画を観てしまった・・・」
こんな感覚になりましたね。
ただ、
私はホラー映画が嫌いで、ほとんど観てきていませんから、
ホラー映画に慣れておりません。
知識もない状態ですので、他の作品と比べて「あ〜だこ〜だ」ウンチクを語れません。
ホラー映画に対する知識0のおじさんの感想が、
「ちゃんとしたホラー映画」
といった感じです。
宗教観、悪魔、憑依、人智を超えた肉体の暴走、
カルト集団、継承式に復活祭。
幻か現実かハッキリとしない不気味な出来事の数々、
霊の存在を否定も肯定もできるような不思議な現象、
そして、最終的に悪魔の復活と、
詰め込まれている事柄は多いんですけど、ストーリーに筋が通っていたので、
ちゃんと怖かったですね。
しかも、ラストへの追い込み方は異常、
ネタ振りが効きまくってラストへ・・・あの数分の出来事は頭の中にこびり付きます。
多少、終わり方の描写は「ミッドサマー」と被るんですけど、
これはこれである意味、
「マジか・・・、で、でしょうね」と納得させられてしまいますから、
恐ろしい映画です。
私もひれ伏したくなりました。
暗くて怖くて不気味、納得のラスト、そんな『ヘレディタリー/継承』。
「ミッドサマー」を先に観てしまったので、衝撃度は下でしたが、
ホラー感はこっちの方が強かったです。
ホラー感としての恐怖度を満点、
人に勧めようとはやっぱり思えない作品だからー3、
「ミッドサマー」と比べ衝撃度は落ちてしまったのでー0.5、
評価6.5としておきます。
ホラー映画の面白さを知らないおじさんの評価です、
気にしないでください。
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最後に
ホラー映画に慣れ親しんでいる強者の方達の間では、
若干評価にバラツキが見られる『ヘレディタリー/継承』。
概ね高評価なんですけど、
ホラー映画に慣れ親しんでいる強者の方達、ですからね。
私みたいに、ホラー映画に慣れていない人は観ちゃダメ。
真夜中にイヤホンで視聴なんて絶対にやめた方が良いです。
覚醒後のアニーがするおぞましい行動、そのほとんどが頭の中にしっかりと残ってしまいます。
そして、「ミッドサマー」同様、
「コォッ」という、何の変哲もない口から発せられる音も残ります。
「コォッ」と「フゥハァッ」を耳にこびり付かせたいのなら、
『ヘレディタリー/継承』「ミッドサマー」、
アリ・アスター監督の2作を視聴すれば簡単ですよ。
おすすめはしませんが・・・。
ではまた。