ドラマ『リカ』キャスト/あらすじ(第1部・第2部)/原作との違い/感想【U-NEXTなら無料】
2019年に東海テレビ・フジテレビ系「オトナの土ドラ」枠で放送されていた、
五十嵐貴久の「リカシリーズ」を原作としたドラマ、
『リカ』。
ドラマ『リカ』
✔︎ 全8話(第1部:4話、第2部:4話)
✔︎ 第1部の原作は「リハーサル」、第2部の原作は「リカ」
✔︎ 主演の“雨宮リカ”役は高岡早紀
小説「リカシリーズ」はこれまでに第7弾まで発表されています。
そのうちの2つを原作としたドラマが『リカ』。
「リカシリーズ」を全て読んできた経験からですね、
おぞましいドラマだと勝手に想像していたんですけど、
結構まともな感じでした。
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ドラマ『リカ』キャスト/あらすじ(第1部・第2部)/原作との違い/感想
ドラマ『リカ』
高岡早紀、46歳で“永遠の28歳”役「いろいろ悩んだ」 小池徹平は「直視できなかった」
ドラマ「リカ」会見
- 第1部
- #1「あなたは運命の人」〜44分〜
- #2「これは私たちだけの秘密」〜44分〜
- #3「鈍感な女・・・死ねばいい!」〜44分〜
- #4「私の何がいけなかったの!」〜44分〜
- 第2部
- #5「やっと出会えた・・・運命の人」〜43分〜
- #6「私、いいお母さんになるから!」〜43分〜
- #7「リカはストーカーなんかじゃない!」〜43分〜
- #8「もうあなたしかいないの・・・」〜43分〜
キャスト
•第1部(#1〜#4まで)
高岡早紀(自称28歳の看護師:雨宮リカ)
小池徹平(花山病院の副院長:大矢昌史)
西岡徳馬(花山病院の医院長:花山大次郎)
夏菜(花山病院の事務員:丘留千秋)
山谷花純(昌史の婚約者:佐藤真由美)
増田修一郎(花山病院の内科医:刈谷)
西村直人(花山病院の外科医:柏手)
池谷のぶえ(病棟の看護師長:小山内)
安藤玉恵(病棟の副看護師長:藤鐘)
立花恵理(病棟の看護師:森田)
藤本沙紀(病棟の看護師:倉田)
高岡早紀(自称28歳のストーカー:雨宮リカ)
大矢亮平(映画プロデューサー:本間隆雄)
夏菜(制作部デスク:金沢千秋:旧姓丘留千秋)
内田健司(アシスタントプロデューサー:坂井)
武田晋(隆雄の上司:佐々木部長)
徳永えり(隆雄の妻:葉子)
稲垣来泉(隆雄の娘:亜矢)
柏原収史(探偵:原田)
藤岡正明(刑事:菅原)
倖田來未(歌手:倖田來未)
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あらすじ
ドラマ『リカ』は、2部構成となっています。
“看護師時代の雨宮リカ”を描いた第1部(#1〜#4)
〈原作「リハーサル」〉
“その3年後の雨宮リカ”を描いた第2部(#5〜#8)
〈原作「リカ」〉
主演は変わらず高岡早紀さんが演じる“雨宮リカ”、
“雨宮リカの運命の人(犠牲者)”となるのは、
第1部が小池徹平さん、
第2部が大矢亮平さん。
“雨宮リカに関わってしまった人たちの末路”を楽しむドラマ、
第1部、第2部の簡単なあらすじを紹介します。
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第1部
〈関わってはいけない存在・・・雨宮リカ〉
面接を経て花山病院で勤務することになった、自称28歳の雨宮リカ。
副院長の大矢昌史を運命の人だと確信しているリカは、
早速昌史に近づくために、入院中の医院長へ取り入ったりと、あの手この手を繰り出していく。
そして、
面接時からリカの異様性に気付いていた看護師長の存在が邪魔になり、
とうとうリカはその邪悪な牙を看護師長へ・・・。
〈運命の人と1つになるためだったら、何でもするリカ〉
邪魔だった看護師長を、意識不明の植物状態に陥らせたリカは、
昌史と1つになるために、どんな事でも躊躇なく行動を起こしていく。
“運命の人と秘密を共有する・・・幸せ!”
リカという存在の怖さを目の当たりにし、
とうとうリカの過去を調べ始めてしまう昌史。
もう遅いのに・・・。
〈利用できるものは全て利用し、邪魔者は徹底的に排除するリカ〉
昌史との交際の噂を意図的に広めたリカ、
いよいよ運命の人と1つになる時が迫ってきた。
拒絶されようが諭されようが、リカにそんなものは通用しない。
リカが思い描いている事だけが真実・・・。
そして、
リカの異様性に気付き始めた新看護師長の藤鐘は、一線を超えてしまう。
リカにとって邪魔な存在は排除されるだけ・・・。
〈崩壊する病院の中で1人、運命の人を求め続けるリカ〉
近付いてはいけない、知り合ってもいけない、
邪魔をしてもいけない、疑ってもいけない、
そして、
愛されたら終わり・・・。
「運命の人は必ず、リカと1つになるべきなの」
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第2部
〈あれから3年・・・再び運命の人と出会うリカ〉
出会い系のマッチングアプリ「ラブレターズ」で、
本間隆雄は雨宮リカと知り合ってしまった。
仕事のためと言い訳はできるし、愛する1人娘はいるが妻との関係は微妙で1人暮らしだった、とはいえ、
絶対に知り合ってはいけない相手と出会ったしまった隆雄。
おぞましい着信の数、留守番電話へのおびただしい数のメッセージ、
隆雄は、リカに運命の人と認定されてしまう・・・。
〈もう逃げられない・・・どこまでだって・・・〉
利用できるものは全て利用し、隆雄の周辺を嗅ぎ回るリカ。
どれだけ拒絶しても、どんなに離れようとしても、運命の人となってしまった隆雄に逃げる術はない。
そして、
隆雄のためにと行動を起こした人間は全て、リカの邪魔者となってしまう。
ただただそれを排除していくリカ・・・。
隆雄の周辺が血塗られていく。
〈情報を得た後の行動スピードが尋常ではないリカ〉
リカの周辺を探偵に調べさせていた隆雄。しかし、全てリカに筒抜だった。
リカにとっての邪魔者は排除される運命、
探偵も例外ではない。
“隆雄が愛すべき妻は私、隆雄の娘は私の娘・・・”
幼い子供であろうが、
運命の人と1つになるのに利用できるなら、リカは躊躇なく近付いていく。
〈一件落着?・・・いいえ〉
娘を助け出そうと策を練る隆雄。
リカともう1度会って娘の情報を引き出そうとするのだが・・・。
「おかえり!」
「ただいま・・・たかおさん」
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原作との違い
“原作の雨宮リカ”と“高岡早紀さん演じる雨宮リカ”、
だいぶ異なっておりましたので、掻い摘んで紹介させていただきます。
“原作の雨宮リカ”部分は悲惨な描写が組み込まれていますから、
ご注意ください。
容姿・・・黒髪の長髪で痩せ型の高身長、綺麗な声をしたスラッと美人なのは間違いありません
体臭・・・感情の起伏に応じて、悪意のある邪悪な臭いを撒き散らす
性格・・・歪みきった自己愛精神の持ち主、相手の立場を尊重するといった生易しい想いは微塵もございません
行動・・・異常
肉体・・・銃弾12発ぐらいなら、復活可能
相手・・・大矢昌史に限ってお伝えすると、昌史の頭部のみと幸せに暮らしていた時期があります
結局・・・圧倒的な怪物、貞子がマシに思えてしまいます
容姿・・・髪型や身長は違いますが、美人という点は一致しております。高岡早紀んさんでは美人過ぎますけど
体臭・・・体臭の設定は排除されていて、左腕のアザが感情の起伏に応じて変化しておりました
性格・・・歪んではいますが、邪悪さはだいぶ緩和されています
行動・・・大矢昌史の婚約者に限ってお伝えすると、命は落としましたけど、顔を切り取られずに済んでいたようですので、舌打ち程度に優しくなっていました
肉体・・・車に追いついてしまうぐらいの脚力はお持ちです
相手・・・異常性は薄い最期
結局・・・原作リカと比べると、明らかに怪物感を消していました
テレビドラマということで、
原作をそのまま描くような事は出来なかったんでしょうね。
かなり抑えた描写になっていました。
〈高岡早紀さん演じる雨宮リカ〉がコレクションしていたアイテムの中に、
昌史の生首が常にあるような状態を放送できませんし。
あと、体臭設定はなぜ消したんですかね?イメージ?
ドラマ『リカ』、
原作小説「リカシリーズ」とストーリーラインはほぼ同じでしたけど、
“雨宮リカ”という人物像はだいぶ違っていました。
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おじさんの感想
(ドラマはドラマとして、原作は原作として)
U-NEXTで見放題となっていましたので、
ドラマ『リカ』を視聴しました。ドラマ自体は面白かったです。
原作小説を読んでしまっている状態ですから、先の展開はほぼ分かりきっていましたけど、
最後まで飽きずに視聴できました。
ただ、
残念ながら、
原作小説よりも面白いかと問われると、それはちょっと・・・。
“実写ドラマ化した雨宮リカの限界値”といった感じでした。
邪悪で残酷な描写をカットして、
放送に耐えうる内容に落ち着かせた印象ですね。
良い言葉で表現するなら、
「残虐なシーンをほぼカットして、雨宮リカの異常性を上手く表現した良作」
悪い言葉で表現すると、
「人間味を感じる雨宮リカは、雨宮リカとは言えない・・・」
どこまでいっても、実写ドラマ化された“薄味の雨宮リカ”といった印象でした。
面白くない訳じゃないんですよ、
全8話しっかりと再生し楽しめましたから。
「原作小説と比べると・・・ごめんなさい」というだけで。
強烈過ぎる原作を実写化・・・難しいんでしょうね。
という事で、
「原作を読んでいない方にはオススメ!」
「原作ファンには、暇つぶし程度にオススメ」
そんなドラマ『リカ』でした。
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最後に
いつか観ようと思っていたドラマ『リカ』、
ようやくU-NEXTで視聴しましたので、紹介させていただきました。
活字で表現できる描写と、映像として表現できる描写の差は感じましたけども、
飽きなかったので、
ドラマを観ておいて良かったなと。
この次のドラマ「リカ〜リバース〜」と、
映画「リカ」も早急に視聴する予定ですしね。
小説の方も最新作「リセット」を読み終えたばかりで、
“雨宮リカ脳”が出来上がっておりますから。
“雨宮リカ”を網羅するタイミングとしてはバッチリ。
網羅するメリットがあるとは思えませんけど・・・。
ではまた。