ドラマ『リカ〜リバース〜』キャスト/あらすじ(全3話)/感想、“純愛モンスター”誕生秘話

2021年に、
東海テレビ・フジテレビ系「オトナの土ドラ」枠で放送された、
ドラマ『リカ〜リバース〜』。
“純愛モンスター:雨宮リカ”誕生の物語です。
ドラマ『リカ〜リバース〜』
✔︎ 全3話のサスペンス・スリラー
✔︎ 原作は五十嵐貴久「リカシリーズ」第3弾の「リバース」
✔︎ 雨宮リカが中学生、高校生だった頃の物語
まだドラマ版の「リカシリーズ」を視聴していないなら、
この『リカ〜リバース〜』から視聴しても問題ありません。
誕生の瞬間・・・ですから。
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ドラマ『リカ〜リバース〜』キャスト/あらすじ(全3話)/感想
ドラマ『リカ〜リバース〜』
オトナの土ドラ「リカ〜リバース〜」第1話
- #1「バラの咲く家・・・惨劇の始まり」〜44分〜
- #2「相次ぐ悲劇“幸せ”のミートソース」〜43分〜
- #3「誠実な愛がほしかっただけ」〜43分〜
キャスト
【キャスト(役名)】
高岡早紀(雨宮麗美:雨宮家の母親)
田辺桃子(雨宮梨花:雨宮家の娘、二卵性の双子の姉)
山口まゆ(雨宮結花:雨宮家の娘、二卵性の双子の妹)
小田井涼平(雨宮武士:雨宮家の父親)
福田麻由子(花村幸子:雨宮家の家政婦)
浅香航大(宗像忍:梨花と結花の家庭教師)
阿部純子(小柳千尋:梨花と結花の英会話講師)
峯村リエ(桑原清美:山の手家政婦協会の婦人)
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あらすじ(全3話)
2019年のドラマ「リカ」とは違い、
ドラマ『リカ〜リバース〜』で高岡早紀さんが演じるのは“雨宮リカ”ではなく、
〈雨宮リカを誕生させた母親“雨宮麗美”〉です。
裕福で豪華な洋館住まい、美男だが女癖の悪い開業医の夫と、
聡明で美しい2卵生の双子の娘を持つ母親“麗美”役。
全3話と短い物語、
“純愛モンスター:雨宮リカ”誕生の物語として、一気に再生してしまうドラマとなっています。
「バラの咲く家・・・惨劇の始まり」
〈雨宮家〉
花村幸子・・・以前の家政婦が急に辞めたため、雨宮家へ新しく派遣されてきた家政婦
宗像忍・・・雨宮家の娘たちの家庭教師
小柳千尋・・・雨宮家の娘たちの英会話講師
雨宮武士・・・開業医で女癖の悪い夫、娘たちの英会話講師にも…
二卵性の双子:梨花・・・社交的で活発な女子中学生、家庭教師の宗像に恋をしている
二卵性の双子:結花・・・おとなしくて物静かな女子中学生、梨花の影に隠れがちな妹
雨宮麗美・・・開業医の夫、美しく聡明な娘2人の母親だが、度を超えた完璧主義者
そんな雨宮家に、英会話講師の事で刑事が来訪する
一見すると完璧な家族に映る“雨宮家”ですが、
イヤ〜な破滅への音を奏で出すエピソード。
早速1人、姿を消してしまいます。
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「相次ぐ悲劇“幸せ”のミートソース」
〈1年後・・・2人減った雨宮家〉
花村幸子・・・家庭の事情により家政婦の仕事を休んでいたが、1年後、再び雨宮家へ
宗像忍・・・女子高校生になった双子の家庭教師を続けている
小柳千尋・・・1年前から行方不明
雨宮武士・・・1年前に命を落としている、自殺?それとも…
二卵性の双子:梨花・・・宗像への想いがさらに強くなった女子高校生
二卵性の双子:結花・・・梨花の影に隠れ、静かに宗像を想う女子高校生
雨宮麗美・・・夫が亡くなり、生活は苦しくなったが、やり繰りをし以前の生活をなんとか維持しつつ、宗像を“運命の人”と認定
麗美と双子姉妹の間に挟まれた宗像の運命は・・・?!
とうとう家庭教師の宗像はロックオンされてしまいます、
“運命の人”と・・・。
未だかつて、
その状況下に陥った人間が生き延びた事は、1回もございません。
「誠実な愛がほしかっただけ」
〈雨宮リカ誕生〉
花村幸子・・・雨宮家の闇に気付き、家政婦を辞める決意をする
宗像忍・・・ドイツ留学が決まり雨宮家を離れようとするが、“運命の人”は逃げられない…
小柳千尋・・・行方不明の真相…
雨宮武士・・・自殺ではなかった…
血塗られた雨宮家の全てに関わっていたのは、
・・・雨宮リカ・・・!
血筋というのか、遺伝というのか、
完全に誕生してしまいました、“純愛モンスター:雨宮リカ”が・・・。
ドラマ『リカ〜リバース〜』、
今なら0円での視聴が可能
U-NEXTのキャンペーンを利用してください
おじさんの感想


(すぐ観終わるし、ドラマとしてはアリ)
ドラマ「リカ」の前日譚的エピソード、
雨宮リカ誕生の物語『リカ〜リバース〜』、
U-NEXTで見放題となっていましたから、視聴しました。
主人公は、
高岡早紀さん演じる“雨宮麗美(母親)”と、
二卵性の双子の姉妹を演じる田辺桃子さんの“梨花(姉)”、
山口まゆさん演じる“結花(妹)”です。
いわば、“雨宮家の血筋”を題材にした物語。
母親から受け継いだ色濃く歪んだ“真っ直ぐな想い”を、
娘たちがしっかりと受け止めて、
あの“雨宮リカ”が誕生する、といった全3話となっています。
原作とは異なる部分もあるんですけど、
ドラマとしては分かりやすく、非常に理解しやすい内容だったのではないかと。
飽きずに視聴できました。
若干ですね、
タクシーを追いかける3人の尋常じゃない脚力を観せられた時は、怖さよりもコメディー感が勝りましたが、
終わってみれば“雨宮リカの物語”と納得。
真相が明かされるラストは楽しめるはずです。
ただ、
前作のドラマ「リカ」でも思いましたけど、
原作ファンだとちょっと厳しいかもしれません。
おぞましい恐怖感というのは薄め・・・。
あくまでもドラマ版の「リカシリーズ」、
原作版の「リカシリーズ」を期待して再生しないほうがよろしいかと思います。
映像に出来ない圧倒的な邪悪さは原作版で楽しみ、
映像に出来る薄まった“雨宮リカ”をサラッと再生するのがベストです。
小説の中とドラマの中、分けて楽しんでください。
ドラマ「リカ」、
ドラマ『リカ〜リバース〜』、
今なら0円で一気に視聴が可能
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最後に
ドラマ『リカ〜リバース〜』を紹介させていただきました。
原作小説を第7弾まで全て読んできた私では、
怖さをほとんど感じられずに観終わってしまいましたけども、
ドラマとして楽しめたのは事実です。
それと、
『リカ〜リバース〜』が短すぎるという声もあるようですが、
全3話でちょうど良かったなと。
ダラダラ感を感じずにサクッと終わって、時間効率に優れたドラマでした。
ちょっとした暇潰しに最適。
ドラマ「リカ」(全8話)、
ドラマ『リカ〜リバース〜』(全3話)、
ドラマ版「リカシリーズ」としてオススメです。
ではまた。