映画『時計じかけのオレンジ』キャスト/あらすじ(15歳・出所後)/小ネタ/原作/感想

2022年7月19日

スタンリー・キューブリック監督作品の代表作の1つ、
時計じかけのオレンジ

50年ほど前の映画です。

時計じかけのオレンジ

✅ 1971年の映画、日本公開は1972年

✅ 今では、
「2001年宇宙の旅」(1968年)、
「シャイニング」(1971年)などの作品と並ぶ、
スタンリー・キューブリックの代表作の1つ

✅ 初視聴の際と2回目の視聴後では、印象が異なる映画、かも知れません。

歳をとっただけなのか、色んなものを観過ぎただけなのか、
時計じかけのオレンジに抱いていた印象が、
最近観た2回目で変わってしまいました。

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『時計じかけのオレンジ』キャスト/あらすじ(15歳・出所後)/小ネタ/原作/感想

時計じかけのオレンジ

A Clockwork Orange | Trailer | Warner Bros. Entertainment

【監督/脚本/製作】
スタンリー・キューブリック

【原作】
アンソニー・バージェス「A Clockwork Orange」

【音楽】
ウォルター・カーロス

【撮影】
ジョン・オルコット

【編集】
ビル・バトラー

【第44回アカデミー賞】
作品賞/監督賞/脚色賞/編集賞 4部門ノミネート

【評価】
〈Filmarks〉
13000件以上のレビュー:5点満点中3.8点

〈Amazon〉
3100件以上のレビュー:5点満点中4.1点

〈Tsutaya〉
96000件以上のレビュー:5点満点中3.8点

〈Googleユーザー〉
88%のユーザーが高評価

【日本公開】
1972年4月29日

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キャスト

 
 
 
 
 
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【キャスト(役名)】
マルコム・マクダウェル(アレックス)

ウォーレン・クラーク(ディム

ジェームズ・マーカス(ジョージー

マイケル・ターン(ピート

パトリック・マギー(中年作家のフランク

エイドリアン・コリ(作家の妻アレクサンダー

ポール・ファレル(ホームレスの老人

ミリアム・カーリン(裕福な老婦人キャットレディ

リチャード・コンノート(ビリー・ボーイ

フィリップ・ストーン(アレックスの父ダッド

シーラ・レイナー(アレックスのママ

オーブリー・モリス(アレックスの担任

マイケル・ベイツ(口髭の看守長バーンズ

ゴッドフリー・クイグリー(刑務所の牧師

アンソニー・シャープ(内務大臣フレデリック

デヴィッド・プラウズ(作家と暮らしているマッチョな男ジュリアン

時計じかけのオレンジに、
マッチョな男が少しだけ登場するんですけど、この人、
「スター・ウォーズ/新たなる希望」(1977年)、「帝国の逆襲」(1980年)、
「ジェダイの帰還」(1983年)で、
“ダース・ベイダー”の中に入っていたデヴィッド・プラウズだそうです。
(声は別の人)

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あらすじ

時計じかけのオレンジ』あらすじ

舞台は近未来のロンドン。

15歳の少年アレックスは、
欲望のままに自由を謳歌し、全てが自分中心の生活を送っていた。

しかし、

仲間に裏切られ捕まり、
矯正実験を経て、別人となって帰ってくる。

そして、

アレックスは、

紆余曲折の末、素の自分へ戻る・・・。

時計じかけのオレンジ

 

15歳のアレックス(ネタバレ注意)

【15歳のアレックス】

•ベートーヴェンをこよなく愛する15歳のアレックス、
少年4人組“ドルーグ”のリーダーとして日々、欲望のままに生活していた

•機嫌良く酒を飲み唄っていたホームレスの老人を、
ステッキや棒、チェーンなどでめった打ち

•他の不良グループ“ビリー・ボーイ”が廃墟で、少女に強姦しようとしていた所に現れ、
結果的に少女は助かったが、その不良グループは全員ボコボコ

•その流れのままに、盗んだ車で中年作家の家へサプライズ訪問
マスクを被って押し入り、「雨に唄えば」を口ずさみながら作家の妻を、
中年作家が見ている前で強姦

(ここまでが、冒頭15分かからずに描かれています)

•翌日、レコード店で知り合った女の子2人と自宅で楽しんだ後、
仲間たちと一悶着を起こしたが、夜には仲間と共に金持ち宅へ強盗に出かけた

•しかし、抵抗してきた老婦人を結果的に撲殺してしまい、
仲間に裏切られたアレックスは、警察に捕まってしまう

懲役14年の実刑判決

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出所後のアレックス(ネタバレ注意)

(“ルドヴィコ療法”の被験者となったアレックスは、その引き換えで刑期が短縮、約2年で出所してきます。一体何をされたのか・・・本編で確認してみてください)

【出所後のアレックス】

•ほぼ別人、暴力行為や性行為に対する行動を抑制されたアレックスは、
両親の元へと帰るが、居場所が無くなっていて家を出ることに

•途方に暮れていると、
以前アレックス達が暴行を加えたホームレスの老人に出くわし、
多数のホームレスからボコボコにされ、復讐される

•この時、異変に気付いた警官2人がやって来たが、
その警官は以前、アレックスの仲間だった2人で、アレックスを拘束して郊外へと連れ出し、
人気のない場所で水責めにし放置

•ボロボロになったアレックス、
夜の中を彷徨った挙句たどり着いたのは、あの中年作家の家・・・
違和感はあったようだが忘れていたアレックスは、助けを求めてしまい、
結果的に中年作家に気付かれ、復讐される

•そして、精神的な苦痛から逃れるために、
アレックスはある行動を起こし・・・それがやがて、
アレックスを素の自分へ戻す結果を招いてしまう・・・

(映画時計じかけのオレンジはここで終了

 

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小ネタ

時計じかけのオレンジでは、ベートーベンのクラシック音楽と、
「雨に唄えば」が耳から離れずにずっと付いて回ってくるんですけど、あるシーンが異様に気になってしまいました。

こじ付け的な小ネタですので、気軽にお願いします。

【中年作家の家のインターホン】

•ベートーベンの「第九」と、
ポピュラーソング「雨に唄えば」が中心的なのに、なぜか、
中年作家の家のインターホンが、
ベートーベンの「運命に聞こえる

•あの有名な冒頭、
「ジャジャジャジャーン」のメロディーがそのまま、
「ティティティティーン」というインターホンの音

クラシック音楽に疎いもので、
「運命」と「第九」に繋がりがあるのかどうかも分かりません。
サラッと調べたら、無いように感じたんですが・・・。

間違っていたらすいません。

ただ、
中年作家のインターホンを聞いた時に、
「そんなところまでベートーベンにしていたの?」と、少し笑ってしまいました。
全く覚えておらず・・・。

以上、小ネタでした。

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原作

【原作「A Clockwork Orange」】

•イギリスの作家アンソニー・バージェスが、1962年に発表した小説

•スタンリー・キューブリックによって、1971年に映画化

•物語は21章で構成されていたが、アメリカで最初に出版された際、バージェスの意図に反して最終章(21章)を削除されて出版

•このため、スタンリー・キューブリックの時計じかけのオレンジは、
原作通りの終わり方をせず、バージェスが意図しない終わり方となった

✔︎ もし、最終章(21章)の大まかなあらすじを知りたい方がいましたら、
wikiのこちらのページに載っていますので、確認してみてください

参照元:wikipedia-時計じかけのオレンジ(小説)

 

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おじさんの感想(ネタバレ注意)

おじさんの声
おじさんの声
時計じかけのオレンジ』の感想

 

(2回目の視聴後、衝撃度は薄れておりました)

7.5

 

何年振りにまともに視聴したのか、定かではありません。

 

2回目、というのは間違いないんですけど、
1回目を視聴した後、周りの声や評価などを加味した挙句、自分で勝手に作り上げてしまった印象が強く残っていた時計じかけのオレンジ

 

記憶の曖昧さは恐ろしいですね。

 

アレックスの目に器具が取り付けられたシーンと、
ラストシーンがごっちゃになっていました。

 

ある意味、違ったという気付きは新鮮でしたけど・・・。

 

で、

 

2回目の時計じかけのオレンジに感じたのは、

 

【暴力描写や性描写はある、けど・・・】
正直、そこまで強烈だとは思いませんでした
やっていることが酷いのは間違いありません。胸糞は悪くなります。
しかし、
1970年代に初めて視聴した人と、
今の時代に初めて視聴した人とでは、感じ方がだいぶ違うのではないかと。
「あれ、言われていたよりも全然大したことないな・・・」
目を背けるような暴力描写とは言い難いですね。変な映画やドラマを観まくったせいかもしれませんけど・・・。
2回目の私は淡々と視聴できました。

 

【後味の悪さ、胸糞の悪さを感じたのは・・】
2回目の視聴の際、何の情報も入れずに記憶だけを頼りに視聴しました。
その時、圧倒的にイヤな感じを受けたのは、
“アレックスを利用する人間たち”と、
“素の自分を取り戻したアレックス”。
利用されたとしても、アレックスへの同情心はほぼありませんでした。

 

ただ、

 

2回目の視聴後にサラッと調べたところ、
“15歳の少年アレックス”という設定だと知り、印象が変わりましたね。

 

どう見ても15歳の少年には見えないし、青年だと思いながら視聴していた私は、
この事実に驚愕・・・。
「少年犯罪と、少年を利用する大人たちの映画だったんだ・・・」と今更ながら気付きました。

 

アレックスの犯した罪が完全に消えることはなく、
矯正実験を受けたとはいえ許されないんでしょうけど、
出所後のアレックス(17歳か18歳)に少し同情してしまい・・・。

 

“目には目をと、暴力に暴力という復讐をする人間たち”、
“少年を利用して利益を得ようとする人間”、
アレックス以外へ胸糞の悪さを感じるようになりました。

 

【それでも、ラストのアレックスは・・・】
皮肉なんでしょうね。
暴力衝動や性衝動から強制的に遠ざけられた少年が、復讐をされるがままに受けた挙句、
耐えられなかったとはいえ起こした行動の後、
素の自分に戻ってしまうという・・・。
日本でもよく聞く、
「再犯率」という言葉を思い出してしまいます。
これはただの想像ですけど、
時計じかけのオレンジの中で、その「再犯率」を上げているのは、
“政府の人間たち”だったり、
“元は被害者だった人間たち”、大人たちです。
そして、
“受け入れるアレックス”・・・。

【これから1回目の視聴をするなら】
時計じかけのオレンジをこれから初めて再生するなら、
1つだけ、頭の中に入れておいた方がよろしいかと。

 

「15歳の少年が主人公の物語」

 

これを知っておくと、たかが2回の視聴経験ではありますが、
明らかに観え方が異なる映画だと思いますので、
初視聴の際に試してみてください。

 

暴力描写や性描写が強烈なだけの映画ではありません。
むしろ、今の時代からすると大したことないですしね。

 

ただ、後味の悪さ胸糞の悪さは今の時代でも感じてしまうと思われますから、
そこだけはお気をつけて。

 

今現在(2022年7月18日)、
U-NEXTで0円で視聴できるキューブリック作品は、
時計じかけのオレンジ』(1971年)
「突撃」(1957年)

「スパルタカス」(1960年)
「ロリータ」(1962年)
「博士の異常な愛情」(1964年)
「2001年宇宙の旅」(1968年)
「バリー・リンドン」(1975年)
「シャイニング」(1980年)
「フルメタル・ジャケット」(1987年)
「アイズ ワイド シャット」(1999年)
U-NEXTのトライアルを利用すれば、これらの映画全て無料です

 

最後に

久しぶりに視聴した、
スタンリー・キューブリック監督作時計じかけのオレンジを紹介させていただきました。

個人的に、
キューブリック作品で1番好きなのは、
フルメタル・ジャケット」です。

次点で「シャイニング」、時計じかけのオレンジ
その後に「2001年宇宙の旅」、「アイズ ワイド シャット」。

「2001年宇宙の旅」はこの間、
U-NEXTに加入したのをキッカケに2回目の視聴をしたんですけど、
途中で睡魔に襲われたのと、
なんとか睡魔に打ち勝ち最後まで視聴したのに、
面白いとは一切感じず終了・・・。

他の有名作品は大丈夫なのに「2001年宇宙の旅」だけはどうも苦手なようです。

映画通とは程遠い、ただのおじさん・・・。

ではまた。

 

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