「最恐の女リカ」の原点、シリーズを読む順番はこれがオススメ

2019年12月9日

この女最恐につき

とでも表現したくなる、

五十嵐貴久が生み出した怪物「リカ」。

彼女の原点に迫る「ホラー小説」を紹介します。

前回に引き続き、「リカ」シリーズの3作目です。

この3作の読む順番も、個人的な感想ですが書いておきます。

では早速、

リカ」の原点と、「リカシリーズ」の読む順番のオススメを、

紹介していきます。

 

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「最恐の女リカ」、彼女の原点に迫る「ホラー小説」

 

リバース」 五十嵐貴久

ネタバレをせずに、紹介します。

前作までのリカの狂気をかいつまんで。

リカの狂気 1日100通以上のメールを1人の男性に送りつける
男性宅に現れ娘を誘拐、背中に赤い十字架をペイント。
直接対決した男性にゴルフクラブで殴られ気絶、余裕で復活
刑事に2発の銃弾を受けるが、余裕で復活
リカの執拗な気持ちが表現された、バラバラの死体が発見。
リカと連絡を取ろうとした男性は返り討ちに。
恐ろしく勘の鋭いリカ、捜査の目をかいくぐる
リカの狂気はいつでも一貫している。欲望
リカはリカでしかない

かいつまんで少しだけ書いてみても、
この状態です。
人間ですが人間とは思えないリカという怪物、

 

彼女の原点に迫ったのが今作、「リバース」です。
どうやってリカが出来上がってしまったのか、「リバース」で確認してみてください。

 

では、少しだけ。

リバース」で終始中心となって語っているのは、
家政婦の幸子さんです。

雨宮家で働いている家政婦の幸子さん目線で語られる「リバース

・雨宮家の長である父・・浮気性な医師
・雨宮家の美しい母・・精神的に少し不安定な母
・雨宮家の美人双子姉妹・・梨花結花

外から見たら幸せそうな家庭に映る雨宮家、
家政婦の幸子さんは雨宮家の内側から、
その歪んだ日常生活を読者に手紙という形で教えてくれます。おぞましい内側を。

リカという怪物がどう出来上がってしまったのか、

リバース」で確認してください。

そして、

悩んでください。誰がリカになったのか・・・

 

五十嵐貴久が読者に突き付ける恐怖「リカシリーズ」の3作目、
リバース
リカの原点が詰まっています。

 

 

この「小説」を読んだ方達のレビューを、紹介します

 

「リバース」を読んだAさんのレビュー

恐怖のストーカー、リカが誕生したお話です。
はじめの方でなんとなくリカの正体が分かったんですけど、本当のリカが誰かは終盤数ページとラスト1文を読むまでは自信が持てませんでした。
行動や発言に伏線もあり、壊れていく人間が描かれていて、とても、
面白かったです。
ただ、申し訳ないけど、幸子にちょっとイライラしてしまいました。

 

「リバース」を読んだBさんのレビュー

分かっているつもりでしたけど、
最後になるまで気が付きませんでした。やられた。
リカって・・・!?
恐怖が増えましたよ。

 

「リバース」を読んだCさんのレビュー

リカ誕生。
何がリカにさせたんだろう・・母親や家族の影響が大きいようにみえて、実は天性のものだと思ってしまいます。
リカになる運命を持っていた女の子、回避できませんよね・・・。
看護師になるまでのお話があれば読みたいです。
リカの一生を知りたい気持ちで一杯になるホラー小説、怖すぎます。

 

「リバース」を読んだおじさん

リカ」、「リターン」ときて「リバース」。
ホラー」が苦手な私が読んでしまった「小説」です。

リカという人間離れした怪物の原点、
これを読み解いていくのがこの「リバース」、ネタバレは書けませんけど、
「そういう事か!」と納得できる部分と、
「なぜ?どうして?」という疑問が湧いてくる闇の部分、
リカの原点はやっぱりリカだった」という、悲しみにも似た妙な感情を抱きながら、
読み進める事が辞められない「ホラー小説」になっています。

リカ」と「リターン」、この2作と比べると、
怖さは多少軽減されているように感じてしまいますが、
想像力を働かせると、これほど怖い話もありません。
 想像してください、
最恐の女リカ、幼い頃の闇の部分に触れる「小説」ですよ。
その闇を、
振り払ったのではなく、飲み込んで自分自身の力に変えて闇を取り込んだ女の話です。
最恐の女リカの闇に触れる「ホラー小説」です。

目に見える怖さを楽しむ「小説」ではなく、
想像力を失いたくなるぐらいの恐怖を堪能する「小説」です。
リバース
おすすめさせて頂きます。

 

 

「最恐の女リカ」シリーズ、読む順番のオススメ

 

五十嵐貴久の「リカ」シリーズ、発売された順番は、

2003年10月(幻冬舎文庫) リカ
2015年11月(幻冬舎文庫) リターン
2016年10月(幻冬舎文庫) リバース
2019年2月(幻冬舎文庫) リハーサル
2019年12月(幻冬舎文庫) リメンバー

私この順番通りに読んでしまったのですが、

もし、

「時系列をしっかりと追いたい」

と思っている方には、

2016年10月(幻冬舎文庫) リバース
2019年2月(幻冬舎文庫) リハーサル
2003年10月(幻冬舎文庫) リカ
2015年11月(幻冬舎文庫) リターン
2019年12月(幻冬舎文庫) リメンバー

この順番をおすすめします。
リカの誕生から「最恐の女リカ」を楽しんでください。

 

個人的にはこの順番ではなく、こちらをおすすめしたいです。

「個人的に思う読む順番のオススメ」

まず、

リカ」を読んでおく事で、
リカの異常性と恐怖を確認しておいて、リカがいかに「最恐」と言われるのかを知ってください。

そして、

今作「リバース」を読んで欲しいです。

ここでリカの過去に触れて、想像の上をいくリカの闇を堪能してください。
最恐」の原点を知っておくという事ですね。
そうすれば、リカの過去を知りますので、次に起こる事件がより一層おぞましく感じると思います。

で、

リカ」で「リカの狂気」を確認した後、
リバース」で「リカの誕生」を知りますので、
リカのバックボーンまで取り込んでから、「リハーサル」へ。
こうしておくと、リカをより強く理解出来るようになっています。
共感ではなく、やりかねない、そんな理解が。

リカに対する経験値が高まったところで、
こちら。

最恐の女リカ」を前4作で自分に取り込んだ後、

2019年12月に発売された最新刊、

リカシリーズ 」に生まれた新たな恐怖
リカに触れたもの全てに記憶として植え付けられてしまった、
永遠となったリカの記憶をご堪能して頂きたいです。

 

これで「最恐の女リカ」シリーズの完成です。今のところですけど・・・。

 

 個人的「リカシリーズ」の読む順番は、

2003年10月(幻冬舎文庫) リカ
2016年10月(幻冬舎文庫) リバース
2019年2月(幻冬舎文庫) リハーサル
2015年11月(幻冬舎文庫) リターン
2019年12月(幻冬舎文庫) リメンバー

こちらをおすすめします。

リカがいかにして「最恐の女」なのかを知って、
リカの原点に触れ、
さらにリカの「最恐」を感じられるように、

この「リカシリーズ」を楽しんで頂きたいと思っています。
恐怖→→闇→→恐怖が倍増
そんな感じで楽しめますよ、

背筋から・・・

 

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最後に

 

実はこの「リカシリーズ」、

今年の2月に幻冬舎文庫から新作が発表されています。

リハーサル

 

大変申し訳ないんですが、

私はまだ読んでおりません。
11月24日追記:既に読み終えていて、恐怖体験をさせて頂きました)
一応、文庫として購入はしているんですけど、もう少し先でいいやと思いながら、
他の小説を読み進めてしまっている毎日でした。
リハーサル」を手にしてから、一体、
他の「小説」を何冊読んでしまったのか・・・。

今読んでいる「小説」が終わったら、
リハーサル」に取り掛かろうと思います。怖いんですけどね。

暑くなってきたし、丁度良いという事で、
リカに会ってきます。

 

では・・その時まで・・。

 

 

 

 

 

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