「後味の悪い映画」です。私は「2度と観ない!」と決めた

2020年7月6日

後味の悪い映画」、そう聞くと即頭の中に出てくる作品が、

ブラピとモーガン・フリーマン、フィンチャー監督の「セブン」。
ビョーク主演の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」。
救いの無いラストでズタズタにされる「ミスト」。

後味の悪い映画」、その王道ともいうべき3つの作品です。

個人的に「セブン」は大好きな映画ですので、何回でも観られるんですけど(もちろんキツイですが)、
ダンサー・イン・ザ・ダーク」と「ミスト」、
この2つは「2度と観ない!」と決めております。
凹まされ方が尋常ではないので。

そしてもう1つ
私は「2度と観ない!」と決めた作品があります。

あの体験は最悪でした・・・。

 

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2度と観ない!こう決めた映画

上にも書きましたけど、私は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と「ミスト」は絶対に「2度と観ません!」。
この2つはキツかった。

ただ、
後味の悪い映画」は観てみないと分からないですから、致し方ないにしても、
これから紹介する映画は避けられたはずなんです。

いろんな意味で有名な作品でしたし、
怖いとは聞いていたので、観る前にしっかりと対策を練っておくべきでした。
なんとなく手に取って、なんとなく再生する、

あの頃の自分を叱りつけたいですよ。安易過ぎると。

あの時、あんな状況で再生してしまった映画、今でも鮮明に記憶されています。最悪の思い出として。

そして私は、絶対に、

2度と観ません!

 

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観ていたその日、最悪の天気でした

なぜそんな日に観てしまったのか、今でも疑問に思います。

その日の天気は、
雨はほぼ弱まっていて気にならず、風だけがビュービュー吹いている状態でした。
朝から吹いていた風は、夜も弱まることなく吹いていて、窓がガタガタ震え、部屋の中に雑音が響いている感じです。

ドキュメンタリー風の作りだと事前に知っていたので、そこまで怖くないだろうと思って、

少し調子に乗ってしまい、
部屋の電気を消して、多少雰囲気のある状態で再生しました。

 これが間違いでした・・

そもそも、観たのも間違いでしたけど、
まさかここまで怖い作品だとは微塵にも思っていませんでしたよ。
よくこんな怖い作品を作ったものだと、監督に殺意すら覚えていましたね。

夜、外は大荒れ、窓がガタガタガタガタ

再生ボタン

 

「後味の悪さ」は群を抜いている作品

 

ブレア・ウィッチ・プロジェクト

The Blair Witch Project(1999)-Trailer

監督 ダニエル・マイリック
出演(役名) ヘザー・ドナヒュー(ヘザー:女性映画監督)
ジョシュア・レナード(ジョシュ:撮影担当)
マイケル・C・ウィリアムズ(マイク:録音担当)
アメリカ公開 1999年7月30日
日本公開 1999年12月23日

サンダンス・フィルム・フェスティバル’99正式作品
第52回カンヌ国際映画祭監督週間正式作品

 

ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のあらすじ

1日目:付近の住民たちへ、森の魔女についてのインタビュー
2日目:ブラック・ヒルズの森でテントを張って泊まり込み、撮影
3日目:深夜、コフィン・ロックで野営。人が走り回っているようなが。
4日目:撮影も終わり戻ろうとするが、一悶着。テントの中、謎の音
5日目:テントの周りに見知らぬ石の山。次の日の夜、テントは揺れ、赤子の声
3人は闇の中、逃げまどう
6日目:テントに戻ると荷物が散乱状態。逃げようとするが、元いた場所へ。
精神も肉体も恐慌状態へ。
7日目:朝、1人が行方不明に。探し回るも見つからず、深夜、彼のらしきものが響く。
8日目:行方不明となっていた人物のものと思われる、血まみれの臼歯と髪の毛が見つかる。
両親への謝罪をカメラに残し、深夜、再び彼の声らしきものを聞いた2人は、
声を追って「朽ち果てた館」へ。
館の地下、何者かが立っている姿、誰かは分からず、
全ての時が止まる
1年後:森の中から行方不明となっていた3人のフィルムが見つかる。
事件の真相は闇の中
3年後:警察が証拠品として押収していたフィルムが、遺族のもとへ

〜「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」〜

 

有名な作品なので、ネタバレせずに紹介しても意味はありませんが、一応。

大学映画学科に在籍する3人の学生、
その土地に残る伝説の魔女「ブレア・ウィッチ」を題材としたドキュメンタリー映画を撮影するために、メリーランド州バーキッツビルのブラック・ヒルズの森に向かいます。

森の中で撮影を続けていた3人、消息を断ちます。帰ってこなくなりました。

捜索隊が派遣されますが、手掛かりは無し。そのまま捜索は打ち切られます。

しかし、事件から1年後、
彼らが撮影したものと思われるフィルムとビデオが、森の中で発見され・・・。

この映画は、彼らの残したフィルムを再構成して、映画化したものです。

という、設定になっています。

 

ブレア・ウィッチ伝説

これは架空の話です。
映画の製作にあたり、物語の根幹として作られた、
メリーランド州に伝わるブレア・ウィッチ伝説」という架空の伝説を創作、
その伝説を取材した学生たちを描いた映画が、
ブレア・ウィッチ・プロジェクト」です。

その伝説は本当によく作られています。忌まわしい架空の話をよくもここまで・・・。

掻い摘んで紹介します。

 

ブレア・ウィッチの誕生(1785年〜1986年)

ブレア・ウィッチの誕生

1785年2月
子供達の血を抜き取る事を目的として、家に誘い込もうとしたエリー・ケドワード
数名の子供の証言により訴えられます。いわゆる魔女狩りです。
もちろん有罪となり、真冬の中、木に縛られたまま放置、死んだと推測されました。

1786年11月
エリー・ケドワードを告発したものたち全員と、町の子供達半分が、
真冬の頃までに姿を消します。
町の人々はエリーの呪いだと恐れ、エリー・ケドワードの名前を2度と口にしないと誓い合いました。

 

アイリーン・トリクール事件(1825年)

アイリーン・トリクール事件
1825年
10歳のアイリーン・トリクールを川に引きずり込んだ青白い女の手
その手を11人が目撃しました。
彼女の遺体は発見されませんでしたが、その後、13日間にわたって、
油にまみれた木切れの束が小川に多数浮かび、川の流れがよどみました。
この時、川の水を飲んだ牛が死んだと記録されています。

 

コフィン・ロック事件(1886年)

コフィン・ロック事件

1886年
8歳のロビン・ウィーバーが行方不明となって捜索隊が出動します。
ウィーバーは無事でしたけど、捜索隊の1つが今度は行方不明になってしまい、
その行方不明だった捜索隊はおぞましい姿で発見されます。
発見されたのはひつぎ岩(コフィン・ロック)。
手足が縛り合わされた状態、内臓を全て抜かれている。

それらの遺体は、手足と顔に奇怪なシンボルが刻まれていました。

そして、発見した捜索隊が戻った時、遺体は跡形もなく消えて無くなっていました。
助かったウィーバーは、ある証言をします。
森で宙に浮いた女を見た・・・。」

 

ラスティン・パー事件(1941年)

ラスティン・パー事件

1940年から子供の行方不明が相次ぐ中、
1941年5月
ラスティン・パーという中年の、世間から隠れて生活していた男が、
町に現れて「ついにやり遂げた」と語りました。

不審に思った警察が徒歩で4時間、彼の住処へ。
彼の暮らしていた森の家にある地下の貯蔵庫で、行方不明だった7人の子供の遺体を発見します。
子供達の体は、あの事件と同じ状況です。内臓は抜かれていて、儀式めいた殺され方。

パーは、
全ての犯行を認めて、森に住む「年老いた女の幽霊の為にやったと供述。
裁判で有罪、絞首刑に処されました。

その後、
パーの住処は放火により焼失・・・。

 

これが、
メリーランド州に伝わるブレア・ウィッチ伝説」です。
架空に作られた伝説
掻い摘んでもここまで詳細な忌まわしい伝説です。

この伝説を調べる学生達を描いた「後味の悪い映画」が、
ブレア・ウィッチ・プロジェクト」です。

あそこまで後味を悪く出来たのは、
このような準備によるものです。架空の伝説をまず精密に作っておいて、
その伝説を調べようとする学生達が、今度は・・・。

そんな作品がこれです。

観たことを後悔するのは間違いない作品、
そんな「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を観てしまい、後悔した方達の感想を少し紹介します。

 

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全世界で多くの人が体験した、この「後味の悪さ」

 

女性の声
女性の声
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を観た感想

リアルな怖さ

4.5

すごく後味の悪い終わり方なんですけど、これが本物だと思われるぐらいすごくリアルです。
公開当時に観ておけばよかったと、後悔しています。



 

男性の声
男性の声
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を観た感想

今まで観た映画史上最悪・・・)

0

お見事!
いまだワースト1に君臨し続けております。
最後まで観ない映画はそう無いんですが、数日かけて苦痛に耐えながら観ました。
手ブレアングルで酔い、廃墟と壁の落書き、変な人形、
それしか覚えていません。星1つさえ付けたくない最悪の映画です。



 

男性の声
男性の声
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を観た感想

ラスト10分観る価値アリ

4

最新のプレステのホラーゲームより、ファミコンのホラーゲームの方が怖い説を提唱しているのですが、この作品にも同じことが言えます。
人間は足りない部分を想像力で補完してしまいますから。

ラスト10分は本当に怖い。
こういう当時にしては、新しい手法の映画は映画館で観たかったです。
80分程度なので、オチ目的だけに観ても損しないと思います。

「魔女は殺すところを見られたくなから、1人を部屋の隅で壁に向かって立たせておいて1人を殺し、その後、そいつも殺した」



 

女性の声
女性の声
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を観た感想

(この後味の悪さ2度と観ません

0.5

面白いかと言われれば、面白くはないです(笑)。
ただただ怖い精神をすり減らすような怖さ!(途中で心が折れて1回止めました)
他のホラーは、なんだかんだ作り物のエンタメなので楽しんで観ることができますが、
この映画は楽しくないです(笑)。
これが本当のホラーなんでしょうね。
でも、この終始ある緊張感は、他では味わえないので一見の価値はあると思います。
ただ、私は2度と観ないし、万が一、また観たとしてもこの感覚は味わえないでしょうね。

映画として有り得ない低予算(6万ドル)、少人数で製作された

ブレア・ウィッチ・プロジェクト」、全世界で大ヒットしました。

全米興行収入1億4000万ドル、全世界興行収入2億4050万ドル、大成功を納めた作品です。

映画の手法は擬似ドキュメンタリー(モキュメンタリー)、
本当にあった怖い話のような作りをしていて、視聴者に誤解と恐怖を植え付ける手法、
最悪ですけど、大成功したと言えるでしょうね。

映画のテーマになっている『ブレア・ウィッチ伝説』も、
架空の伝説です。有りもしない伝説を、事細かく創作しています。

カメラワークも素人っぽい感じで、これがまた怖いんですよ。観にくい場面も多々有りますし。
だから、余計怖くなっていくんですけどね。本当にあった怖い話のように感じていきます。

物凄く不気味で気持ちの悪いドキュメンタリーを観ている感覚になって・・・。

ラストがまた・・・。

 

後味の悪さ」は群を抜いていますよ。

 

 

観る際の注意点

ブレア・ウィッチ・プロジェクト
この「後味の悪さ」から点数は付けにくいんですけど、強いて言うなら…。
2度と観ないと思わせるぐらい、パワーはある映画だと思うので・・・)
1.5

もし、万が一観ようと思ったあなた、気をつけてください。

80分ぐらいの短い映画ですが、気分が凹むことは確実です。

カメラワークで気持ち悪くなることもあるかもしれません。

まぁ、そもそも映画自体が気持ち悪いですけど。

あと、

絶対に晴天の日に観てください。
風がビュービュー吹いている、雨音が聞こえるかどうかぐらいで、
深々としながらも雨音と風の音が薄っすらと聞こえてきて、窓がガタガタするような夜は、
絶対に再生しない方がいいです。
私はそれで完全に失敗していますので。恐ろしく怖かったですよ。

途中で停止ボタンを押さなかったのが不思議なぐらいです。

本当に気をつけてくださいね。

後味の悪い映画」と分かりきっている筈ですので、十分に対策をしてから、

そして、後悔しないように再生ボタンを押してください。

 

 

 

最後に

 

ダンサー・イン・ザ・ダーク」、「ミスト」、そして、
ブレア・ウィッチ・プロジェクト」、3つとも「2度と観ない映画」だと心に決めております。

面白くない、ツマラナイから観ない、ではなく、

凹まされ過ぎてキツ過ぎる(ある意味トラウマになるから)、ですね。

イヤな思い出だけが残り続ける「後味の悪い映画」はもう、お腹いっぱいです・・・。

今から約20年前、1999年の作品「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」。
こんな昔の映画なのに、いまだに怖かったあの日を思い出します。
忘れられれば最高なんですけど、映画にパワーがあるのは事実なので、鮮明に記憶してしまっています。
あのラスト、観終わった後のどうしようもない恐怖感・・・。

後味の悪い映画で、2度と観ない」、こんな最悪なことないですよね。
しかも、気持ち悪くて怖い!

 

ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を好きな方、います?

 

好きなあなた、

あなたの方が伝説だと思います、マジで。

 

 

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