ノーラン家の最新作『レミニセンス』あらすじ/キャスト/感想、思ってたより・・
「ダークナイト」、「インセプション」、
「インターステラー」、「TENET テネット」などで知られる映画監督、
クリストファー・ノーラン。
このノーランを長として、
彼の家族には映画関係者が揃っています。
ノーラン家
- クリストファー・ノーラン(映画監督、映画プロデューサー、脚本家)
- 妻:エマ・トーマス(映画プロデューサー)
- ジョナサン・ノーラン(クリストファーの弟、脚本家)
- 妻:リサ・ジョイ(映画監督)
そんなノーラン家の最新作『レミニセンス』、
監督リサ・ジョイ、製作ジョナサン・ノーランのSFスリラー。
視聴してきましたので、紹介させていただきます。
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ノーラン家の最新作『レミニセンス』あらすじ/キャスト
『レミニセンス』
ヒュー・ジャックマンが記憶探偵に...SFスリラー『レミニセンス』予告編
・監督/脚本
リサ・ジョイ
・製作
リサ・ジョイ
ジョナサン・ノーラン
マイケル・デ・ルカ
アーロン・ライダー
・音楽
ラミン・ジャヴァディ
・アメリカでは2021年8月20日から公開
・日本では2021年9月17日から公開予定
『レミニセンス』のニュースなどから植え付けられた印象・・・、
ジョナサン・ノーランは製作陣の1人というだけですので、
”リサ・ジョイの長編映画監督デビュー作”、という捉え方がしっくりきますね。
ただ、
予告動画からは強烈な「インセプション」臭がプンプンと・・・。
ジョナサン・ノーランが製作陣の1人、
奥さんのリサ・ジョイが監督、
「インセプション」臭、
一応、ノーラン家の最新作と言った感じでしょうか?
ちなみに、
ジョナサン・ノーランは「インセプション」に関わっていません。
- 2000年「メメント」:原案
- 2006年「プレステージ」:脚本
- 2008年「ダークナイト」:脚本
- 2012年「ダークナイト ライジング」:脚本
- 2014年「インターステラー」:脚本
- 2021年『レミニセンス』:製作
- 2016年〜 ドラマ「ウエストワールド」:原案、脚本、製作総指揮、監督
※『レミニセンス』の監督リサ・ジョイは、
ドラマ「ウエストワールド」シーズン1第14話”スフィンクスの謎かけ”の監督。
長編映画監督デビュー作が今作です。
あらすじ
『レミニセンス』あらすじ
”顧客が望むあらゆる記憶を追体験させる機会を提供”、
そんな危険な職業の専門家、
孤独な退役軍人:ニコラス・”ニック”・バクスター。
ニックは”記憶潜入エージェント”として、
水に支配された都市マイアミに迫る崩壊危機に立ち向かう。
ある日、彼の人生は、
謎めいた若い女性メイとの出会いで一変。
始まりは探し物だけの関係だったが、
やがて情熱的な恋愛に発展、ニックとメイは急速に距離を縮めた。
しかし、
メイは失踪。
そして、メイの失踪に隠された真実を求めて、
ニックはあらゆる人間の記憶に潜入。
策略、陰謀、殺人・・・。
マイアミに迫る危機とは?
メイとは一体何者なのか?
”記憶潜入エージェント<レミニセンス>”のニックが辿り着いた真実・・・。
〜『レミニセンス』〜
本編を視聴した今、強烈に思うのは、
”予告動画を作った人が上手すぎる、間違った印象を植え付けられたな”、
という感じになりますね。
記憶潜入エージェント⇨⇨職業柄、人の記憶を覗き見できるだけで潜入はできない
SFスリラー⇨⇨スリラー感はそこまで強くなく、どちらかというとロマンス感が強い
インセプション臭⇨⇨全く別物
ノーラン家の最新作⇨⇨リサ・ジョイの長編映画監督デビュー作
『インセプション』、
ノーランの名前だけで視聴するのは危険です。
これから視聴する方は、
リサ・ジョイ監督のSFロマンス・スリラー、とハードルを下げて映画館へ足を運んでください。
キャスト
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・キャスト(役名)
ヒュー・ジャックマン
(ニコラス・”ニック”・バニスター)
レベッカ・ファーガソン
(メイ)
ダンディ・ニュートン
(エミリー・”ワッツ”・サンダース)
ダニエル・ウー
(セント・ジョー)
クリフ・カーティス
(サイラス・ブース)
ブレット・カレン
(ウォルター・シルヴァン)
アンジェラ・サラフィアン
(エルサ・カリーン)
ナタリー・マルティネス
(エイヴリー・カスティッロ)
ニコ・パーカー
(ゾーイ)
ちなみに、
メイ役:レベッカ・ファーガソンの2021年は凄くて、
2021年9月17日から『レミニセンス』、
2021年10月15日から「DUNE/デューン 砂の惑星」(ジェシカ役)と、
超注目作が2つも公開予定となっています。
『レミニセンス』は映画館で視聴しましたので、
次は「DUNE/デューン 砂の惑星」に期待!ですね。
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おじさんの感想(ネタバレあり)
(ノーランの名前に期待しすぎると、痛い目にあう)
予告動画にやられまして、
ハードルが完全に上がりきった状態で視聴した『レミニセンス』。
失敗でした・・・、
駄作ではないですけど、普通よりの良作といった感じに落ち着く映画ですね。
言ってしまえば、
”おじさんが惚れてしまった女性の失踪に納得がいかず、記憶を頼りに尻を追いかけ、自分の前から失踪したのは、何か特別な理由があったから、自分への愛が失われたからではない!と、躍起になって頑張る”
といった内容のストーカー的ラブロマンスに、
SFとスリラーをちょっと足した感じです。
SF感とスリラー感はそんなに強くないんですよね。
ラブロマンスがメインの物語。
しかも、人の記憶に潜入はできません、覗き見できるだけ。
この覗き見を潜入と強引に捉えてしまえば、そうなんでしょうけど・・・。
で、行き着いたのが、全体的にパッとしない、
これが個人的な『レミニセンス』の感想になってしまいました。
意識してしまった「インセプション」に申し訳ないと思えるぐらい、
何も響かなかった映画です。
ノーランの名前で釣られたおじさんの末路・・・。
とはいえ、
これはあくまでも私個人の感想ですから、
『レミニセンス』を面白いと感じる方はたくさんいらっしゃいます。
レビュー評価を読んでみてもそうでした。
是非、ご自分の目で確認してみてください。
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ノーラン家が絡んだ映画一覧
製作陣の1人がジョナサン・ノーラン、
監督は奥さんのリサ・ジョイ、ノーラン家の最新作『レミニセンス』。
この最新作から遡ってみると、
ノーラン家が絡んだ映画は凄まじいですね。
- 2020年「TENET テネット」
⇨クリストファー・ノーラン:監督、脚本、製作
⇨エマ・トーマス:製作 - 2017年「ジャスティス・リーグ」
⇨クリストファー・ノーラン:製作総指揮
⇨エマ・トーマス:製作総指揮 - 2017年「ダンケルク」
⇨クリストファー・ノーラン:監督、脚本、製作
⇨エマ・トーマス:製作 - 2016年「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」
⇨クリストファー・ノーラン:製作総指揮
⇨エマ・トーマス:製作総指揮 - 2014年「インターステラー」
⇨クリストファー・ノーラン:監督、脚本、製作
⇨ジョナサン・ノーラン:脚本
⇨エマ・トーマス:製作 - 2014年「トランセンデンス」
⇨クリストファー・ノーラン:製作総指揮
⇨エマ・トーマス:製作総指揮 - 2013年「マン・オブ・スティール」
⇨クリストファー・ノーラン:原案、製作
⇨エマ・トーマス:製作 - 2012年「ダークナイト ライジング」
⇨クリストファー・ノーラン:監督、脚本、原案、製作
⇨ジョナサン・ノーラン:脚本
⇨エマ・トーマス:製作 - 2010年「インセプション」
⇨クリストファー・ノーラン:監督、脚本、製作
⇨エマ・トーマス:製作 - 2008年「ダークナイト」
⇨クリストファー・ノーラン:監督、脚本、原案、製作
⇨ジョナサン・ノーラン:脚本
⇨エマ・トーマス:製作 - 2006年「プレステージ」
⇨クリストファー・ノーラン:監督、脚本、製作
⇨ジョナサン・ノーラン:脚本
⇨エマ・トーマス:製作 - 2005年「バットマン ビギンズ」
⇨クリストファー・ノーラン:監督、脚本
⇨エマ・トーマス:製作 - 2002年「インソムニア」
⇨クリストファー・ノーラン:監督 - 2000年「メメント」
⇨クリストファー・ノーラン:監督、脚本
⇨ジョナサン・ノーラン:原作 - 1998年「フォロウィング」
⇨クリストファー・ノーラン:監督、脚本、製作
⇨エマ・トーマス:製作
こうやって見てくると、
ジョナサンが絡んだ作品も少なくはないですけど、
明らかにクリストファーの右腕は奥さんのエマ・トーマス、という感じを受けてしまいますね。
クリストファー・ノーランの代表作、
全てに絡んでいるのが奥さんのエマ・トーマス。
この強烈ノーラン家兄夫妻の後を追うように、弟夫妻で世に送り出した『レミニセンス』。
比べられてしまって大変でしょうが、
これから!ですね。
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最後に
ノーラン家の最新作、
この秋最大の注目映画の1つ『レミニセンス』を紹介させていただきました。
無事に映画館で視聴してきましたが、
色々調べていて、『レミニセンス』以上に気になってしまったのが、
ドラマ「ウエストワールド」。
基本的に、
ジョナサン・ノーランが監督と脚本、
奥さんのリサ・ジョイが脚本を共同担当しています。
『レミニセンス』よりも先に、
弟夫妻の代表作的ドラマが存在しているんですね。
残念ながらNetflixでは視聴できないので、
いつの日か、というか、近々、
U-NEXTの無料体験でも使って視聴しようかなと。
U-NEXTに加入している方がいらっしゃいましたら、
『レミニセンス』を視聴する前に、ノーラン家弟夫妻の「ウエストワールド」を視聴してみてはいかがでしょうか?
相当面白そうな感じですよ。
ではまた。