映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』キャスト/あらすじ/評価/感想/実話、U-NEXTで配信中
”泥棒は60歳のタクシー運転手だった?!”
2022年2月に日本で公開されたイギリス映画、
『ゴヤの名画と優しい泥棒』。
『ゴヤの名画と優しい泥棒』
✅ ケンプトン・バントン役:ジム・ブロードベント
(2001年「アイリス」で第74回アカデミー賞の助演男優賞を受賞)
✅ ドロシー・バントン役:ヘレン・ミレン
(2006年「クィーン」で第79回アカデミー賞の主演女優賞を受賞)
✅ 2022年8月13日現在、U-NEXTで配信中
今から約60年ほど前、
イギリスで本当に起きた盗難事件を描いた実話。
60歳のおじいちゃんがなぜ、
ゴヤの名画”ウェンリントン公爵”を盗んだのか?
非常に興味深い1本です。
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『ゴヤの名画と優しい泥棒』キャスト/あらすじ/評価/感想/実話
『ゴヤの名画と優しい泥棒』
映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』本予告
・監督
ロジャー・ミッシェル
⇨1956年6月5日〜2021年9月22日
⇨1999年「ノッティングヒルの恋人」、2019年「ブラックバード 家族が家族であるうちに」などの監督として知られる。今作『ゴヤの名画と優しい泥棒』が最後の長編映画監督作
・脚本
リチャード・ビーン
クライヴ・コールマン
・日本公開
2022年2月25日
キャスト
・キャスト(役名)
ジム・ブロードベント(ケンプトン・バントン)
ヘレン・ミレン(ドロシー・バントン)
フィン・ホワイトヘッド(ジャッキー・バントン)
アンナ・マックスウェル・マーティン(グロウリング夫人)
マシュー・グード(ジェレミー・ハッチンソン)
ジャック・バンデイラ(ケニー・バートン)
エイミー・ケリー(アイリーン)
ジョシュア・マクガイア(エリック・クラウザー)
シャーロット・スペンサー(パミー)
ジョン・ヘフマン(ネディ・クッセン)
ジム・ブロードベント(ケンプトン・バントン役)
(1949年5月24日〜)
・1999年「トプシー・ターヴィー」
⇨1999年ヴェネツィア国際映画祭 男優賞 受賞
・2001年「ムーラン・ルージュ」
⇨2001年英国アカデミー賞 助演男優賞 受賞
・2001年「アイリス」
⇨第74回アカデミー賞 助演男優賞 受賞
⇨第59回ゴールデングローブ賞 助演男優賞 受賞
などの受賞歴があるイギリスの俳優。
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ヘレン・ミレン(ドロシー・バントン役)
(1945年7月26日〜)
・1984年「キャル」
⇨1984年カンヌ国際映画祭 女優賞 受賞
・1994年「英国万歳!」
⇨1995年カンヌ国際映画祭 女優賞 受賞
・2001年「ゴスフォード・パーク」
⇨2001年全米映画俳優組合賞 助演女優賞 受賞
・2006年「クィーン」
⇨第79回アカデミー賞 主演女優賞 受賞
⇨第64回ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)主演女優賞 受賞
⇨2006年ヴェネツィア国際映画祭 女優賞 受賞
⇨その他、多くの映画賞で受賞
などの受賞歴がある女優。
ちなみに、
”ジャッキー・バントン役”のフィン・ホワイトヘッドは、
クリストファー・ノーラン監督作「ダンケルク」で”トミー”を演じた俳優さんです。
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あらすじ
『ゴヤの名画と優しい泥棒』あらすじ
毎年、世界中から人々が集まり、
2300点以上の貴重な美術コレクションで感動を与え続けている、
ロンドン・ナショナル・ギャラリー。
この世界的なギャラリーから、
1961年、
ゴヤの名画”ウェリントン公爵”が盗まれた。
ロンドン警視庁はその巧妙な手口を見て、
手慣れた窃盗団による計画的な犯行だと断定。
しかし、
犯人は思いもよらない人物だった・・・。
60歳のタクシー運転手、
愛妻と優しい息子に囲まれ、小さなアパートで年金暮らしをするごく普通のおじいちゃん、
ケンプトン・バントン。
しかも、盗んだ理由が、
孤独な高齢者たちの為、テレビに社会との繋がりを彼らが求めていた時代に、
少しでも高齢者たちの生活を楽にしようと、
盗んだ絵画の身代金で公共放送(BBC)の受信料を肩代わりしよう、
そんな思いで計画を実行。
そして、もう1つ、
ケンプトン・バントンが隠していた真実・・・”優しい嘘”。
その真相とは?
〜『ゴヤの名画と優しい泥棒』〜
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⇨
評価
※2022年8月13日現在の、
『ゴヤの名画と優しい泥棒』に対する評価です。
〈映画.com〉
100件以上のレビューで5点満点中3.7
〈filmarks〉
900件以上のレビューで5点満点中3.7
〈Yahoo!〉
160件以上のレビューで5点満点中3.8
〈Googleユーザー〉
68%のユーザーが高評価
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おじさんの感想
(優しい気持ちになる90分でした)
『ゴヤの名画と優しい泥棒』がU-NEXTで配信されていたので、
気になっていたこともあり、早速視聴しました。
面白かったです。
1961年にロンドンのナショナル・ギャラリーから、
フランシスコ・デ・ゴヤの名画”ウェリントン公爵”が盗まれた事件、その犯人、そして、
その後を描いた物語。
実話を基にした心温まる映画、といった感じでした。
心穏やかに休日を過ごそうとしている方なら、最適と言える1本ではないでしょうか?
嫌な気持ちには一切なりません。
ジム・ブロードベント演じる”ケンプトン・バントン”、
ヘレン・ミレン演じる”ドロシー・バントン”の老夫婦が非常に魅力的。
自分の信念をしっかりと持っているが、
行動が直線的過ぎて上手くいかない”ケンプトン”。
現実を直視しつつ足元を見つめ、
辛い過去に蓋をしている”ドロシー”。
長年連れ添ってきたけど、ある時から歯車が噛み合わなくなったこの老夫婦が、
盗難事件をキッカケに、
再び向き合う事ができるようになった、
という、家族愛を描いた作品でもありました。
どんな理由があろうと、盗難を正当化するつもりはありません。
でも、この家族を否定する事は絶対にできない、
そんな想いにもなりましたね。
「良い映画だったな〜」と、停止ボタンを押せた映画です。
そして、
”ケンプトン”が隠していた真実〈優しい嘘〉を是非、
『ゴヤの名画と優しい泥棒』で確認してみてください。
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実話
・ケンプトン・バントン
(1904年6月14日〜1976年)
・彼の供述によると、
✅ 1961年、ナショナル・ギャラリーに展示された”ウェリントン公爵”、
展示からわずか19日後の1961年8月21日早朝、
トイレの窓からギャラリーに侵入し、額入りの”ウェリントン公爵”を盗難。
✅ 理由は、
盗んだ絵画の身代金で、高齢者たちの公共放送(BBC)受信料を無料にし、貧しい人々の為にと。
✅ しかし、イギリス政府に思いは届かず。
✅ 盗難から4年後の1965年、
バントンは新聞社に連絡し、バーミンガムニューストリート駅の手荷物事務所を通じて、
自主的に絵画”ウェリントン公爵”を返却。
✅ その6週間後、バントンは警察へ自主。
✅ バントンの裁判では、
絵画は返却されたが、額が返却されなかったので、
額の盗難についてのみ有罪とし、懲役3ヶ月の刑を言い渡した。
✔︎ ケンプトン・バントンは1976年に、ニューカッスルで亡くなりました。
✔︎ 1996年、ナショナル・ギャラリーは文書を発表、
その中で他の盗難者がいた可能性を示唆している。
(映画の最大の見所ではないかと思うので、細かくは書きません)
参照元:wikipedia-ケンプトン・バントン
(英語表記です。視聴する際は翻訳してください)
”ケンプトン・バントン”が何を隠していたのか、
真の目的は一体何だったのか?、
2022年2月に日本で公開された、
実話を基にしたイギリス映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』。
wikiを読んでしまうと、もしかしたら、
映画の見所のネタバレになってしまうかもしれませんので、ご注意を。
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最後に
”泥棒は60歳のタクシー運転手だった?!”
(wikiの表記では、バス運転手だったそうです)
これが実話だということで、非常に気になっていた映画、
『ゴヤの名画と優しい泥棒』を紹介させていただきました。
60歳・・・、思い切ったことをしたもんです。
盗難自体は賞賛されるべき事ではありませんけど、
映画になるぐらいですから、それなりの理由があったのも事実。
本当の目的、その部分は本編で確認してみてください。
”優しい嘘”とは一体・・・。
U-NEXTで配信中です。
ではまた。