2022年3月11日公開『ザ・バットマン』を観る前に、シリーズをもう1度

2022年3月13日

2022年3月11日から日本で公開される超注目作、
ザ・バットマン

ザ・バットマン

✔︎ 2022年3月11日公開予定

✔︎ 監督マット・リーヴス、主演ロバート・パティンソン

✔︎ サスペンス色、ダークな世界観がシリーズ中最高かも

新型コロナウイルスの世界的な流行の影響を受け、
公開が度々延期されていましたが、ようやく公開日が発表されました。

今の所は2022年3月11日公開予定、
ある程度時間はありますから、シリーズをもう1度観返すには丁度いいですね。

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『ザ・バットマン』あらすじ/キャスト

ザ・バットマン

映画『THE BATMANーザ・バットマンー』新予告

監督/製作
マット・リーヴス

脚本
マット・リーヴス
ピーター・クレイグ

音楽
マイケル・ジアッチーノ

撮影
グリーグ・フレイザー

編集
ウィリアム・ホイ

日本公開
2022年3月11日

監督マット・リーブスは、
2014年「猿の惑星:新世紀」、
2017年「猿の惑星:聖戦記」などの監督として有名な方。

ちなみに、
Netflixドラマ「Awayー遠く離れてー」の製作総指揮の1人です。

 

あらすじ

ザ・バットマン』あらすじ

ゴッサムシティの若き名士ブルース・ウェインは、
裏の顔”バットマン”として2年間、
裏の顔を駆使して犯罪者と戦い続けていた。

そんな中、
不可解な連続殺人事件が発生。

犯人は、
最狂の知能犯リドラー”。

”リドラー”はそれぞれの現場に、
”バットマン”へ向けた謎のメッセージを残し、犯罪を重ねていた。

「黒くて、青くて、死んでるモノ な〜んだ

お前だよ

事件の解決に動き出したブルースは、
”バットマン”として”リドラー”を追いつつ、
自身の家族が深く関わるゴッサムシティの腐敗に直面することに・・・。

ザ・バットマン

大まかな部分しか分からないのが現状です。
今までの「バットマン」シリーズと一味も二味も違う雰囲気を醸し出している、
そこだけがハッキリしているなと。

もしかすると、
「バットマン」シリーズとしての評価よりも、
サスペンス映画としての評価が高くなる、そんな可能性を秘めている気がしますね。

2022年3月11日公開予定のザ・バットマン
高まりきったハードルをあっさりと超えて欲しい、切に願っています。

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キャスト

 
 
 
 
 
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キャスト(役名)
ロバート・パティンソン
ブルース・ウェインバットマン

ゾーイ・クラヴィッツ
セリーナ・カイルキャットウーマン

ポール・ダノ
エドワード・ナッシュトンリドラー

ジェフリー・ライト
ジェームズ・ゴードン/ゴッサム市警察の刑事)

ジョン・タトゥーロ
カーマイン・ファルコン/ゴッサム・シティの犯罪王)

ピーター・サースガード
ギル・コルソン/ゴッサム・シティの地方検事)

アンディ・サーキス
アルフレッド・ペニーワース/ウェイン家の執事)

コリン・ファレル
オズワルド・”オズ”・コブルポットペンギン

2022年3月11日公開ザ・バットマン
キャストは一新されています。リブート(再起動)されました。

”ブルース・ウェイン/バットマン役”は、
TENET テネット」で強烈な印象を残したロバート・パティンソン

”セリーナ・カイル/キャットウーマン役”は、
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」などに出演したゾーイ・クラヴィッツ

”ジェームズ・ゴードン役”はビックリしました。
ゲイリー・オールドマンの印象が強かったキャラを演じるのは、
映画「007シリーズ」や、
SFドラマ「ウエストワールド」で印象深い黒人俳優のジェフリー・ライトが演じています。

”オズワルド・”オズ”・コブルポット/ペンギン役”は、
2012年版「トータルリコール」、
ジェントルメン」などに出演したコリン・ファレル

そして、
今作ザ・バットマンの中で最も強烈なキャラになりそうなのが、
”エドワード・ナッシュトン/リドラー”
それでも夜は明ける」、「オクジャ/okja」などに出演していた、
ポール・ダノ

ジェフリー・ライトのみ、どんな印象になるのか若干心配しておりますけど、
一新されたキャストには期待しかありません。

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マット・リーヴス監督:カート・コバーンをモデルに

 
 
 
 
 
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(向かって右がカート・コバーン、左はコートニー・ラブと娘のフランシス)

ザ・バットマンの監督マット・リーヴスが、
ロバート・パティンソン演じる”バットマン”について、
故カート・コバーンにインスパイアされて書いたと「Empire」に語りました。

マット・リーヴスのコメント

✅ 「私は脚本を書く時、音楽を聴いています。(ザ・バットマンの)最初の部分を書いている時、ニルヴァーナの「Something In The Way」を聴いていたんです。」

✅ 「その音楽を聴いていた時、私たちがこれまで見てきたプレイボーイタイプの”ブルース・ウェイン(バットマン)”ではなく、大きな悲劇を経験して世捨て人になったという別のタイプの”ブルース”を描いたらどうかと思いました。それで、ガス・ヴァン・サント監督の「ラストデイズ」にも結びつきがある、腐敗した社会に存在するフィクション化されたカート・コバーン版”ブルースの構想を立て始めました。」

✔︎ ニルヴァーナ「Something In The Way」
超有名アルバム「Nevermind(ネヴァーマインド)」の12曲目に収録
ザ・バットマンの予告編動画にも使用されている

✔︎ ガス・ヴァン・サント監督「ラストデイズ」
カート・コバーンをモデルにした2005年の映画
レビュー評価は高くない

カート・コバーンを感じられるかどうかは、
映画を観てみないとなんとも言えませんが、
予告動画で流れている「Something In The Way」がザ・バットマンの雰囲気とピッタリなのは間違いありません。

2022年3月11日、確認するべき事柄が増えましたね。

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「バットマン」シリーズをもう1度

「バットマン」シリーズの歴史は古くて、
テレビドラマを入れてしまうと、スタートが1943年になってしまいます。

ですので、
ここでは「バットマン」を主人公とした映画のみ劇場公開された「バットマン」シリーズのみを紹介します。
(ちなみに、1966年版「バットマン」を今から視聴するのは現実的ではないし、2016年「バットマンvsスーパーマン」は観る価値がほぼない、2019年「ジョーカー」は全くの別物ですから、外しておきます。)

1989年「バットマン」
監督:ティム・バートン主演:マイケル・キートン/ジャック・ニコルソン
ティム・バートン監督作「ビートルジュース」(1988年)から連続して、監督とマイケル・キートンがコンビを組んだ1作
プリンスの「Batman」を1度聴くと、耳から離れなくなる
Netflix、U-NEXTで視聴可能
1992年「バットマン リターンズ」
監督:ティム・バートン主演:マイケル・キートン
ダニー・デヴィート演じる”ペンギンが強烈な印象を残す1作、気持ち悪くて異様でした
マイケル・キートンが”バットマンを演じたのはここまで
第65回アカデミー賞(メイクアップ賞、視覚効果賞)にノミネート
U-NEXTで視聴可能
1995年「バットマン フォーエヴァー」
監督:ジョエル・シュマッカー主演:ヴァル・キルマー
ティム・バートンは製作陣の1人として参加
トゥーフェイス役”のトミー・リー・ジョーンズリドラー役”のジム・キャリーメリディアン博士役”のニコール・キッドマンロビン役”のクリス・オドネルなど豪華キャスト
第68回アカデミー賞(撮影賞、録音賞、音響編集賞)にノミネート
U-NEXTで視聴可能

もう1作で一区切りなんですけど、
一応ここで切っておきます。何かと酷評された1作でしたし、印象もあまり・・・。
問題の1作はこちら。

1997年「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」
監督:ジョエル・シュマッカー主演:ジョージ・クルーニー
Mr.フリーズ役”にアーノルド・シュワルツェネッガーポイズン・アイビー役”にユマ・サーマンロビン役”にクリス・オドネル、シュワちゃんが「バットマン」シリーズに参戦して撃沈した1作
第18回ゴールデンラズベリー賞(最低作品賞、最低リメイク及び続編賞、最低スクリーンカップル賞など)、11ものノミネートを叩き出しました
今作で「バットマン」シリーズは区切りとなり、次作でリブート(再起動)です
U-NEXTで視聴可能

「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」を観て、
「バットマン」のファンは失望したんですけど、この嫌な流れを断ち切ってくれたのが、
クリストファー・ノーランでした。

「ダークナイト・トリロジー」スタート

2005年「バットマン ビギンズ」
監督:クリストファー・ノーラン主演:クリスチャン・ベール
ラーズ・アズ・グール役”にリーアム・ニーソンラーズ・アズ・グール(影武者)役”に渡辺謙スケアクロウ役”にキリアン・マーフィジェームズ・ゴードン役”にゲイリー・オールドマンアルフレッド役”にマイケル・ケインルーシャス・フォックス役”にモーガン・フリーマン、錚々たるキャスト陣で新たなスタート
第78回アカデミー賞 撮影賞 ノミネート
「バットマン」というダークヒーローをしっかりと復活させた1作
Netflix、U-NEXTで視聴可能
2008年「ダークナイト」
監督:クリストファー・ノーラン主演:クリスチャン・ベール/ヒース・レジャー
前作からほぼキャストを継続させ、トゥーフェイス役”にアーロン・エッカート、そして、歴代の”ジョーカー役”の中でも一際不気味な魅力に溢れたジョーカー”を生み出したヒース・レジャー、彼を観るだけでも満足できる1作
2008年1月22日、公開前にヒース・レジャーは死去
第81回アカデミー賞(助演男優賞、撮影賞、美術賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響編集賞、編集賞、録音賞)の8部門でノミネート
第81回アカデミー賞 助演男優賞(ヒース・レジャー)音響編集賞 受賞
「バットマン」シリーズの中で1番有名な作品となりました
Netflix、U-NEXTで視聴可能
2012年「ダークナイト ライジング」
監督:クリストファー・ノーラン主演:クリスチャン・ベール
”ジョーカー”以外のキャストをほぼ継続させ、キャットウーマン役”にアン・ハサウェイペイン役”にトム・ハーディ、魅力的なキャストを揃えた1作
ペイン”も強烈でしたし、物語のオチも文句はないんですけど、もしかすると、ヒース・レジャーが存命だったら全然違う作品になったのでは・・・と考えずにはいられません
Netflix、U-NEXTで視聴可能

「ダークナイト・トリロジー」はここで終了、
「バットマン」シリーズも7作品でとりあえず、一区切りとなります。

そして、
新たなスタートとなるのが、
2022年3月11日から日本で公開予定のザ・バットマン

 

ティム・バートン監督作「バットマン」

バットマン

Batman(1989)Official Trailer #1 - Tim Burton Superhero Movie

監督
ティム・バートン

脚本
サム・ハム、ウォーレン・スカーレン

キャスト(役名)
マイケル・キートン(ブルース・ウェインバットマン

ジャック・ニコルソン(ジャック・ネーピアジョーカー

キム・ベイシンガー(ヴィッキー・ベール

ロバート・ウール(アレクサンダー・ノックス

マイケル・ガフ(アルフレッド・ペニーワース

パット・ヒングル(ジェームズ・ゴードン総監

ビリー・ディー・ウィリアムズ(ハービー・デント検事

第62回アカデミー賞 美術賞 受賞
アントン・ファースト(美術)、ピーター・ヤング(装置)

日本公開
1989年12月2日

映画館で視聴したということもありますが、
どうしても印象深くなってしまっている1989年の「バットマン」

正直、
今の時代からするとCGレベルは低いし、コミック的要素満載で、
楽しみながら視聴するのはかなり厳しいかと・・・。

ただ、
ティム・バートンらしいダークヒーロー感はしっかりと感じられる1作、
そして何より、ジャック・ニコルソンの”ジョーカー”がちゃんと”ジョーカーですから、
マイケル・キートンの”ブルース・ウェイン”がしっくりこなくても
間が持つと思いますよ。

ザ・バットマンを映画館で視聴する前に、
映画「バットマン」シリーズのスタート地点として視聴してみても良いのではないでしょうか?

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クリストファー・ノーラン監督作「ダークナイト」

ダークナイト

映画『ダークナイト』特別予告

監督
クリストファー・ノーラン

脚本
クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン

製作
クリストファー・ノーラン、チャールズ・ローヴェン
エマ・トーマス(クリストファーの奥さん)

キャスト(役名)
クリスチャン・ベール(ブルース・ウェインバットマン

ヒース・レジャー(ジョーカー

アーロン・エッカート(ハービー・デントトゥーフェイス

マギー・ジレンホール(レイチェル・ドーズ

マイケル・ケイン(アルフレッド・ペニーワース

ゲイリー・オールドマン(ジェームズ・”ジム”・ゴードン

モーガン・フリーマン(ルーシャス・フォックス

メリンダ・マックグロウ(バーバラ・ゴードン

キリアン・マーフィー(ジョナサン・クレインスケアクロウ

2008年1月22日
⇨”ジョーカー役”のヒース・レジャーが28歳という若さで、公開前に死去

第81回アカデミー賞
⇨助演男優賞、撮影賞、美術賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響編集賞、編集賞、録音賞の8部門でノミネート
⇨助演男優賞(ヒース・レジャー)、音響編集賞の2部門を受賞

日本公開
2008年8月9日

今さら語ることのない映画「バットマン」シリーズの代表作
まだ観ていない方からすると、ショッキングな出来事があって話題性が先行している映画とお思いかもしれませんけど、関係なく面白いのが「ダークナイト」です。

150分の再生時間がアッという間。

「ダークナイト」で注目すべきは”ジョーカー、これは必然。
けど、個人的には、
名優おじさん連中、ゲイリー・オールドマンマイケル・ケインモーガン・フリーマン
彼らが「ダークナイト・トリロジー」で魅せる色気もさすがですから、
こちらにも注目しながら視聴していただければなと。

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最後に

2022年の超注目作ザ・バットマン
その視聴前に「バットマン」シリーズを!、と紹介させていただきました。

正直に言いますと、
「ダークナイト」ファンの方に怒られるかもしれませんが、
ザ・バットマン』が「ダークナイト」を超えるのを期待してしまっています。
(系統が一緒の可能性はありますが)

多分、サスペンス感の強い作品でしょうから、
単純に比較はできません。

それに、私はクリストファー・ノーランのファン、
複雑な心境ではあるんです。

それでもかなり期待してしまっているザ・バットマン

今の所、2022年の超注目作No.1ですね。

2022年3月11日を粛々と待ちたいと思います。

ではまた。

 

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