映画『ほの蒼き瞳』あらすじ/キャスト/感想、クリスチャン・ベール主演のミステリー
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1月6日からNetflixで配信されている、
クリスチャン・ベール主演のミステリー『ほの蒼き瞳』。
映画『ほの蒼き瞳』
✅ 1830年の米陸軍士官学校を舞台としたミステリー
✅ 主演の元刑事役はクリスチャン・ベール、
その相棒的な役をハリー・メリングが演じている
✅ 大きなオチが2つ用意されているので、最後まで集中して視聴するべき
ハズレが多い事で有名なNetflix映画ですけど、
“バットマン”でお馴染みクリスチャン・ベールと、
“ダドリー”で有名なハリー・メリングにコンビを組ませた『ほの蒼き瞳』、
個人的には・・・。
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映画『ほの蒼き瞳』
『ほの蒼き瞳』
The Pale Blue Eye | Official Trailer | Netflix
【監督/脚本】
スコット・クーパー
【原作】
ルイス・ベイヤード「陸軍士官学校の死」
【製作】
クリスチャン・ベール、スコット・クーパー
ジョン・レッシャー、タイラー・トンプソン
【製作総指揮】
トレイシー・ランドン、バディ・パトリック
エミリー・ハンター・サルヴェソン
ライアン・ドネル・スミス、ディラン・ウェザード
【音楽】
ハワード・ショア
【撮影】
マサノブ・タカヤナギ
【配信】
2023年1月6日からNetflixで配信中
【評価】
•2023年1月9日時点での評価
〈filmarks〉
350件以上のレビューで5点満点中3.7
〈Googleユーザー〉
92%のユーザーが高評価
あらすじ
『ほの蒼き瞳』あらすじ
1830年、
NY州ハドソンバレーにあるウエストポイントの米陸軍士官学校。
NYで伝説的な警官だったと噂されているランドーは、
陸軍士官学校の校長セアー大佐と副校長のヒッチコック大尉から依頼を受け、
捜査を開始した。
その依頼とは、
「昨夜、首を吊って死亡した士官候補生。
病棟に安置していたが、
遺体から心臓が何者かによってくり抜かれていた。
その犯人を探して欲しい。」
不祥事を恐れ、学校の名誉を守るために捜査を依頼されたランドー。
そして、
捜査の過程で知り合った士官候補生のエドガー・A・ポーと名乗る生徒と共に、
陰惨な事件の真実を求め、
解明に動き出す。
しかし、
またしても士官候補生の遺体が発見され・・・。
事件の裏に隠された壮絶な真実と、
恐ろしくも悲しいある人間の想い、
ランドーが導き出した真実とは一体・・・。
〜『ほの蒼き瞳』〜
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キャスト
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【キャスト(役名)】
クリスチャン・ベール
(オーガスタス・ランドー/ニューヨークで活躍していた元刑事)
ハリー・メリング
(エドガー・A・ポー/ランドーに協力する士官候補生)
ジリアン・アンダーソン
(ジュリア・マークウィス/医者のダニエルの妻)
ルーシー・ボイントン
(リア・マークウィス/マークウィス家の長女、病を患っている)
シャルロット・ゲンズブール
(パッツィ/酒屋で働く女性)
トビー・ジョーンズ
(ダニエル・マークウィス/陸軍士官学校に勤務している医者)
ハリー・ローティー
(アーティマス・マークウィス/マークウィス家の長男、リアの弟)
サイモン・マクバーニー
(ヒッチコック大尉/陸軍士官学校の副校長)
ティモシー・スポール
(セアー大佐/陸軍士官学校の校長)
ロバート・デュヴァル
(ジャン・ぺぺ教授/シンボルや儀式、オカルト専門の教授)
ハードリー・ロビンソン
(マッティ/ランドーの娘、行方不明となっている)
クリスチャン・ベール
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クリスチャン・チャールズ・フィリップ・ベール(1974年1月30日〜)は、
イギリス出身の俳優です。
今現在(2023年1月10日)、
Netflixで視聴可能なクリスチャン・ベール出演作は以下の通りです。
⇨監督:クリストファー・ノーラン
⇨主演(ブルース・ウェイン/バットマン役)
•「3時10分、決断のとき」(2007年)
⇨監督:ジェームズ・マンゴールド
⇨出演(ダン・エヴァンス役)
•「ダークナイト」(2008年)
⇨監督:クリストファー・ノーラン
⇨主演(ブルース・ウェイン/バットマン役)
•「ダークナイト ライジング」(2012年)
⇨監督:クリストファー・ノーラン
⇨主演(ブルース・ウェイン/バットマン役)
•「モーグリ:ジャングルの伝説」(2018年)
⇨監督:アンディ・サーキス
⇨声とモーションキャプチャーの出演(黒ヒョウのバギーラ役)
•『ほの蒼き瞳』(2023年)
⇨監督:スコット・クーパー
⇨主演(オーガスタス・ランドー役)
クリストファー・ノーラン監督の、
「ダークナイト トリロジー」3部作全てが視聴可能となっています。
『ほの蒼き瞳』の“ランドー役”とは落差が激し過ぎますけども、
クリスチャン・ベール出演作を視聴するなら、
ある意味丁度良い感じではないかと。
ダークなサスペンス・ミステリーから派手な大作まで、
暇を潰すには十分ですね。
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ハリー・メリング
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(左がルーシー・ボイントン、右がハリー・メリング)
ハリー・アーサー・デイヴィッド・メリング(1989年3月13日〜)は、
イギリスの俳優です。
今現在(2023年1月10日)、
Netflixで視聴可能な出演作は、
⇨監督:クリス・コロンバス
⇨出演(ダドリー・ダーズリー役)
•「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(2002年)
⇨監督:クリス・コロンバス
⇨出演(ダドリー・ダーズリー役)
•「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」(2004年)
⇨監督:アルフォンソ・キュアロン
⇨出演(ダドリー・ダーズリー役)
•「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(2007年)
⇨監督:デヴィッド・イェーツ
⇨出演(ダドリー・ダーズリー役)
•「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」(2010年)
⇨監督:デヴィッド・イェーツ
⇨出演(ダドリー・ダーズリー役)
•「バスターのバラード」(2018年)
⇨監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
⇨出演(ハリソン役)
•「キーパー ある兵士の奇跡」(2018年)
⇨監督:マルクス・H・ローゼンミュラー
⇨出演(スマイス軍曹役)
•「オールド・ガード」(2020年)
⇨監督:ジーナ・プリンス=バイスウッド
⇨出演(メリック役)
•「悪魔はいつもそこに」(2020年)
⇨監督:アントニオ・カンポス
⇨出演(ロイ・ラファーティ役)
•ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」(2020年)
⇨監督:スコット・フランク
⇨出演(ハリー・ベルティック役)
•『ほの蒼き瞳』(2023年)
⇨監督:スコット・クーパー
⇨出演(エドガー・A・ポー役)
Netflixのオリジナル映画、ドラマにも出演しているハリー・メリング。
ですが、
圧倒的に印象深くなってしまっているのは、
「ハリー・ポッター」シリーズの“ダドリー・ダーズリー役”。
ちなみにですね、
『ほの蒼き瞳』には、
「ハリー・ポッター」シリーズに出演していた俳優が他にも出演しています。
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」、
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」で“ドビーの声”を演じた、
トビー・ジョーンズ(ダニエル・マークウィス役)。
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」で“クリーチャーの声”を演じた、
サイモン・マクバーニー(ヒッチコック大尉役)。
「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」、
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」、
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」、
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」、
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」、
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」に“ピーター・ペティグリュー役”で出演していた、
ティモシー・スポール(セアー大佐役)。
「ハリー・ポッター」シリーズの印象深い脇役たちが、
『ほの蒼き瞳』でシリアスな演技を魅せてくれています。
“ダドリー”以外のハリー・メリングを視聴する良い機会だと思いますよ。
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おじさんの感想
![おじさんの声](https://savicevicjenio.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_0209-264x300.jpg)
![おじさんの声](https://savicevicjenio.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_0209-264x300.jpg)
(淡々とダークな物語だが、最後の最後はビックリ!)
予告動画から醸し出している雰囲気が何とも不気味でしたので、
結構な期待をしつつ視聴した『ほの蒼き瞳』。
Netflix配給の映画はハズレが多く、当たりが極端に少ないんですけども、
個人的には、
この『ほの蒼き瞳』、
当たりでした。
物語の序盤から、グロさを交えながら物静かな展開が続いて行く中で、
事件の真相に隠されていた真実が徐々にではなく、
終盤で一気に明らかにし、おぞましさを視聴者に見せつけておいて、そして、さらにもう1つ!
『ほの蒼き瞳』には大きなオチが2つ、
最後の最後までしっかりと観ておかないといけない1本でした。
伏線を極端に張り巡らせているような映画ではないんですけど、
2つ目の大オチを確認した後、
何とも言い難い悲しみと、不思議な納得感を感じながら、
記憶に残る映画になりました。
序盤から中盤まではあまりパッとしませんが、
終盤に視聴者をグッと引き込む内容となっていますから、是非、
集中して視聴していただければなと。
“ダドリー”以外のハリー・メリングを視聴する良い機会ですしね。
キャラではなく俳優として確認できますので。
Netflix配給として数少ない当たり作と言える『ほの蒼き瞳』、
サスペンス、ミステリー好きの方にオススメです。
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最後に
Netflixで1月6日から配信されている、
クリスチャン・ベール主演のミステリー映画、
『ほの蒼き瞳』を紹介させていただきました。
全然関係ない話なんですけど、
年末だったか年始だったか、Netflixで「ハリー・ポッター」シリーズ全ての配信が開始されました。
「『ほの蒼き瞳』の配信に合わせてですか?」
と勘ぐってしまうほどのタイミングの良さ、でした。
主役級が出演している訳ではないんですが・・・。
『ほの蒼き瞳』のハリー・メリングを確認したのち、
「ハリー・ポッター」シリーズをもう1度視聴してみると、結構面白いかもしれませんね。
“ダドリー”は良い俳優になったな〜、なんて変な心地良さを感じられるかも。
ではまた。