「サスペンス映画」の「王道」、評価は常にトップクラスです

2020年12月26日

非常に有名な「映画」を記事にするのは、

結構気が引けるんですよね。

書きたい衝動と、書いても仕方ないという気持ちが、

今も私の中でせめぎ合っています。

書きたい衝動、書いておこう、という気持ちが多少勝ちましたので、

書かせていただきます。

非常に有名な「映画」、「サスペンス映画」の「王道」と言える作品です。

 

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「サスペンス映画」とは

 

サスペンス映画」を調べてみると、意外と面白い発見がありました。

wikiによるとこう説明されています。

「観客の緊張感を煽ることを狙いの一つにしている映画のジャンル」

「サスペンスの語源は、人の心を宙づりにするという意味で、ズボンのサスペンダーと同源である」

サスペンス映画」というのは、視聴者の緊張感を煽るんですね。驚愕、恐怖、その他もろもろで私たちの心を揺さぶる「映画」です。良いのか悪いのか分かりませんけど、魅力的な「映画」が多いのも事実です。

 

大昔の「サスペンス映画」といえば、ヒッチコックの作品でしょうか。

」や「サイコ」など、有名な「映画」を生み出してきた巨匠ですね。「サスペンス映画の巨匠」と称されるぐらいの映画監督です。

では、

 

 

 

日本では誰?、となると、wikiの「サスペンス映画」のページに載っているのは、横溝正史作品でした。「犬神家の一族」や「八つ墓村」でお馴染みの方です。昭和13年に、本当に起こった事件をモチーフにして、これでもかというぐらい脚色して作られた「八つ墓村」、子供の頃に観たんですけど、物凄く怖かったです。

 

ヒッチコックや横溝正史、「サスペンス映画」のページに載っている有名な方達ですが、

今回紹介する「映画」に関係はありません。

私が超個人的に思っている、絶対に観ておくべきサスペンス映画」、これを3つ挙げたいと思います。そのうちの1つが、今回の主役です。

 

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「サスペンス映画」の「王道」、絶対に観ておくべき

 

サスペンス映画」の「王道」、その1です。

セブン

 

ネタバレは一切書きません。有名な作品なので、語る必要もないんですが、一応。

私が「映画」の中で1番好きなのはこの「セブン」です。揺るぎないトップとして、約20年ほど私の中に君臨している「映画」です。だいたいこれを言うと、10人中1人ぐらいの割合で理解してくれて、20人に1人ぐらいが賛同してくれるという、打率の低さがシャレにならない私の好みです。

あまり大っぴらに好きだと言えない「セブン」、

サスペンス映画」の「王道」、絶対に観ておくべき「映画」だと、個人的には思っています。「後味の悪さ」は群を抜いていますが、おすすめです。

 

 

サスペンス映画」の「王道」、その2です。

 

羊たちの沈黙

 

ネタバレは一切書きません。こちらも有名な作品ですので、今更ですが、少しだけ。

「映画」界に颯爽と現れたレクター、一体今までにどれほどの影響を与えたのか、その影響力は凄まじいものがあります。蛇の道は蛇、犯罪者のことは犯罪者に聞こう、この手のシーンを「羊たちの沈黙」以降、結構な数の作品で観た気がします。日本の作品にもありましたね。どれとは言いませんが。

レクターの印象が強すぎる、この「羊たちの沈黙」、

サスペンス映画」の「王道」です。エグいシーンも多いですけど、絶対に観ておくべき「映画」です。いまだに色褪せない名作ですね。

 

サスペンス映画」の「王道」、「セブン」、「羊たちの沈黙」、

この2つを観ている方なら、絶対に観ているはずの「映画」、

その3、ご紹介します。

 

 

 

「サスペンス映画」の「王道」、騙されますよ

 

ユージュアル・サスペクツ

The Usual Suspects(1995)-Original Trailer

監督 ブライアン・シンガー
脚本 クリストファー・マッカリー
出演(役名) ガブリエル・バーン(ディーン・キートン)
ケヴィン・スペイシー(ヴァーバル・キント)
スティーヴン・ボールドウィン(マイケル・マクマナス)
ケヴィン・ポラック(トッド・ホックニー)
ピート・ポスルスウェイト(コバヤシ)
アメリカ公開 1995年8月16日
日本公開 1996年4月13日
「ユージュアル・サスペクツ」
第68回アカデミー賞
アカデミー助演男優賞受賞ケヴィン・スペイシー
アカデミー脚本賞受賞クリストファー・マッカリー

ネタバレをせずに、紹介します。

伝説的なギャング「カイザー・ソゼ」、彼は本当に存在するのか、
存在するとしたら誰なのか、これを2時間弱で解き明かしていく「サスペンス映画」です。

 

 

中心となる事件は、マフィアの麻薬密輸船の中で起こった銃撃事件と爆破事件です。

この事件で唯一の生き残りである詐欺師のキントが、
関税局捜査官に尋問され、麻薬密輸船で起こった事件までの一連の過程を語り始めます。

事件の6週間前、ここから全ては始まりました。絡んでいくのは5人です。

元汚職刑事キートン、強盗コンビ・マクマナスとフェンスター、

爆弾製造を請け負うホックニー、そして詐欺師キートン、

この5人がある銃器強奪事件の参考人として、
麻薬密輸船事件の6週間前に、警察署に集められていました。
結局5人は釈放されるのですが、一緒に仕事をすることになります。もちろん、犯罪行為です。

5人が犯罪行為を犯していく中で、とうとう聞きたくもない名前が出てきてしまいます。

5人が警察署で出会ったのも、5人で仕事をしたのも、

全ては「カイザー・ソゼ」が仕組んだことだと。

 

警察署でたまたま出会った5人が、麻薬密輸船事件を起こすまでの6週間を、
唯一の生き残りであるキントが語っていく、回想シーンを中心に描かれた「サスペンス映画」です。

 

そして、都市伝説化している「カイザー・ソゼ」の正体、ラストでハッキリします。

すいません、これ以上書くとネタバレになるので、この辺で。

ユージュアル・サスペクツ」、説明するのが異常に難しいです。

 

 

 

この「映画」を観た方達のレビューを、紹介します

 

「ユージュアル・サスペクツ」を観たAさんのレビュー

本当に、
最後の最後に誰が犯人か分かります。

予想もしない結末で、すごく観ごたえがありました。

 

「ユージュアル・サスペクツ」を観たBさんのレビュー

最高に面白かったです。

クライムサスペンスの金字塔ですね。
「カイザーソゼ」という、謎に包まれた伝説の悪人の依頼に翻弄されていく話です。
とにかく情報なしで観るのが良いですね。
まぁ、多くは語れませんw

 

「ユージュアル・サスペクツ」を観たCさんのレビュー

「絶対に2回は楽しめる映画」

観終わった後には頭の中に「!?」って記号が浮かんできました。

これ1発で観て気づく人いるんですかね。いたとしたら絶対何かあるタイプの人ですよね。
僕なんてバカだから、解説サイト見て、伏線とかの復習をしちゃってますよ。本当に凄いのね。
とまぁ、
ユージュアル・サスペクツは何回見ても面白いタイプの映画っすね。スルメ映画。
噛んだら噛むほどに味が出てくるタイプです。

 

「ユージュアル・サスペクツ」を観たおじさん

感想を語るのも難しいです。まさかこんなに「ユージュアル・サスペクツ」に翻弄されるとは、思ってもいませんでしたね。文字にするのが1番難しい「映画」かもしれません。

面白かった、これで終わりたいぐらいですが、一応、なんとか。

 

サスペンス映画」としては、ちょっと不思議な作品かもしれません。

ラストを観終わった後、拍手したくなるんですよね。
カイザー・ソゼ」はもちろん不気味です。作中ずっと不気味な見えない存在として、私たちを「ユージュアル・サスペクツ」の中に引きずり込むんですけど、ラストでちょっとした感動を覚えるんですよ。

スカッとした、とは言いませんが、

「オオ!」とか、

私が英語を話せる人間なら、「ブラボー!」と立ち上がって拍手しただろうと思えるぐらい、

全てが明らかになった時に感動してしまいます。

 

感動する「サスペンス映画」、不思議なんですよね。自分で文字にしていても不思議ですよ。

 

涙を流す感動とは一切違う、異質な感動を与えてくれる「ユージュアル・サスペクツ」、

個人的な「サスペンス映画」の「王道」、絶対に観ておくべき「映画」、

その3として、おすすめしておきます。

 

 

監督について

 

ユージュアル・サスペクツ」の監督は、
アメリカのニューヨーク出身、ブライアン・シンガー

この映画で一躍注目を浴びた映画監督です。

主な監督作は、

1995年 ユージュアル・サスペクツ
2000年 X-MEN
2003年 X-MEN2
2006年 スーパーマン リターンズ
2008年 ワルキューレ
2018年 ボヘミアン・ラプソディ

ブライアン・シンガーが当初は監督を務めていましたが、
撮影終了間際になって解雇されています。代行としてデクスター・フレッチャーを起用しています。
クレジット上はシンガーが監督、フレッチャーが製作総指揮として記載されているようです。

 

ブライアン・シンガーは、
2000年「X-MEN」、2003年「X-MEN2」、2008年「ワルキューレ」など、
大作映画を世に送り出している監督です。残念ながら、私は「X-MEN」しか観ておりません。
トム・クルーズ主演の「ワルキューレ」は観たような観ていないような、すいません、覚えておりません。

 

ここでも少し不思議なんですが、

ユージュアル・サスペクツ」を撮った監督が、なぜ「SF映画」路線にいったのでしょうか。もったいないと本気で思ってしまいます。私のような凡人に、理解できるような世界ではないんでしょうね、映画監督という職業は。

ユージュアル・サスペクツ」の監督が贈る新たな「サスペンス映画」、

ハードルが異常に高いのは分かりますが、もう少し撮っていただいても・・・。

 

1995年の「映画」、「ユージュアル・サスペクツ」、

平成が終わって「令和」になろとしている2019年の今現在でも、

サスペンス映画」の「王道」だ、「歴代サスペンス映画 トップ5」だ、

必ず名前が挙がる名作中の名作です。

これからのブライアン・シンガーに期待しております。

 

 

最後に

 

ユージュアル・サスペクツ」を文字にする、

本当に難しかったです。

頭の中がパニックでしたよ。

自分で読み返しても、何を言っているのかよく分かりません。

もっと文章というものを学ばないといけません。

反省しております。

 

 

 

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