アカデミー賞7部門ノミネート『フェイブルマンズ』、スピルバーグ監督作は今回?!

2022年トロント国際映画祭で、
最高賞に値する観客賞を受賞。

第80回ゴールデングローブ賞(2023年)で、
作品賞(ドラマ部門)と、
監督賞(ドラマ部門)を受賞したスティーヴン・スピルバーグ監督最新作、
フェイブルマンズ

映画『フェイブルマンズ

✅ 監督スティーヴン・スピルバーグの自伝的作品

✅ 第95回アカデミー賞でも7部門へノミネート
(作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞、作曲賞、美術賞)

✅ 日本での公開は2022年3月3日から

2023年3月は、
日本での映画公開作品に注目作が多い月となっています。
何かと迷ってしまうところですけども、
スピルバーグ監督作『フェイブルマンズ』はその中でも要注目ではないかと。

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スピルバーグ監督作『フェイブルマンズ』

フェイブルマンズ

映画『フェイブルマンズ』本予告/2023年3月3日(金)全国公開

【監督】
スティーヴン・スピルバーグ

【脚本】
スティーヴン・スピルバーグ、トニー・クシュナー

【製作】
クリスティ・マコスコ・クリーガー
スティーヴン・スピルバーグ、トニー・クシュナー

【音楽】
ジョン・ウィリアムズ

【撮影】
ヤヌス・カミンスキー

【編集】
マイケル・カーン

【日本公開】
2023年3月3日

【評価】
2023年2月28日現在の評価
〈filmarks〉
160件以上のレビューで5点満点中3.9

〈Googleユーザー〉
83%のユーザーが高評価

〈IMDb RATING〉
60000件以上の評価を受け10点満点中7.6

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【キャスト(役名)】
ガブリエル・ラベル(サミー・フェイブルマン

ミシェル・ウィリアムズ(サミーの母

ポール・ダノ(サミーの父

デイヴィッド・リンチ(ジョン・フォード

セス・ローゲン(ベニー

ジャド・ハーシュ(ボリス・シルドクラート

クロエ・イースト(モニカ・シャーウッド

オークス・フェグリー(チャド・トーマス

ジュリア・バターズ(Reggie Fabelman

ジーニー・バーリン(Hadassah Fabelman

ガブリエル・ベイトマン(ロジャー

グレッグ・グランバーグ(バーニー・ファイン

鬼才として有名な映画監督のデイヴィッド・リンチが、
アカデミー賞の監督賞を史上最多受賞している(4回)、ジョン・フォードを演じています。
(実在した人物です)

最近、リンチ監督の映画はご無沙汰ですけど、
まさか2023年に映画の中で俳優として確認できるとは・・・。

フェイブルマンズ、3月3日から公開予定となっています。

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あらすじ

フェイブルマンズ』あらすじ

〈スティーヴン・スピルバーグが、
映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験・・・〉

初めて映画館を訪れ、初めて映画を目にした少年は、
心を奪われ、
映画に夢中になってしまう。

その少年の名は、

サミー・フェイブルマン

サミーはそれから、
8ミリカメラを手に家族の休暇や旅行の記録係となり、
妹や友人たちが出演する作品を制作していく。

そんなサミーを、芸術家のは応援。

しかし、

科学者であるは、
不真面目な趣味だとあまりよく思っていない。

そしてある日、

フェイブルマン一家は西部へ引越しすることになり、
そこでの様々な出来事が、
サミーの未来へ大きく影響していく・・・。

フェイブルマンズ

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アカデミー賞7部門ノミネート、これまでは?

スティーヴン・スピルバーグ監督最新作、
フェイブルマンズは第95回アカデミー賞で7部門にノミネートされています。

第95回アカデミー賞(2023年3月12日発表)

ノミネート

作品賞フェイブルマンズ
監督賞:スティーヴン・スピルバーグ
主演女優賞:ミシェル・ウィリアムズ
助演男優賞:ジャド・ハーシュ
脚本賞:スティーヴン・スピルバーグ、トニー・クシュナー
作曲賞:ジョン・ウィリアムズ
美術賞:リック・カーター、カレン・A・オハラ

今年の第95回アカデミー賞で、
主役級の1つと言えるスピルバーグ監督作フェイブルマンズ

ですが、
今現在(2月28日)だと、
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」の勢いに飲み込まれそうな感じです。

どうなるのか、結果は2023年3月12日。

ちなみに、
これまでのスティーヴン・スピルバーグ監督作、
今回ノミネートされた部門でどのような結果を残しているのかというと、
こんな感じとなっています。

 

作品賞

これまでに、
スティーヴン・スピルバーグ監督作として、
アカデミー賞の作品賞にノミネートされた映画は、以下の通りです。

アカデミー賞の作品賞へノミネート:監督作として
(開催回:アメリカでの公開年)

「ジョーズ」(第48回:1975年)
「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(第54回:1981年)
「E.T.」(第55回:1981年)
「カラーパープル」(第58回:1985年)
「シンドラーのリスト」(第66回:1993年)
「プライベート・ライアン」(第71回:1998年)
「ミュンヘン」(第78回:2005年)
「戦火の馬」(第84回:2011年)
「リンカーン」(第85回:2012年)
「ブリッジ・オブ・スパイ」(第88回:2015年)
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」(第90回:2017年)
「ウエスト・サイド・ストーリー」(第94回:2021年)
フェイブルマンズ(第95回:2022年)

13もの監督作が作品賞へノミネートされています。
(ここへ“製作陣の1人として”を加えると、「硫黄島からの手紙」が加わります)

そして、
アカデミー賞の作品賞を受賞したのは、

✔︎「シンドラーのリスト」
•第66回アカデミー賞(開催年1994年)
作品賞監督賞脚色賞撮影賞編集賞美術賞作曲賞7部門受賞

スティーヴン・スピルバーグ監督作が、
アカデミー賞の作品賞を受賞したのは1回のみです。
意外と少ない、そう感じてしまうかもしれませんけど、1回でも凄い事で、
映画監督として作品賞の最多受賞回数記録を保持しているのは、
ウィリアム・ワイラーの3回。
(「ミニヴァー夫人」「我等の生涯の最良の都市」「ベン・ハー」で作品賞を受賞)

最高記録が3回ですからね、
スピルバーグの1回も相当な名誉ではないかと。

今作フェイブルマンズが受賞となれば、
監督作として2回目のアカデミー作品賞の受賞となります。

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余談ですが・・・

映画監督としてアカデミー賞の作品賞を2回受賞しているのは、

(開催回:アメリカでの公開年)

クリント・イーストウッド
「許されざる者」(第65回:1992年)
「ミリオンダラー・ベイビー」(第77回:2004年)

ミロス・フォアマン
「カッコーの巣の上で」(第48回:1975年)
「アマデウス」(第57回:1984年)

フランシス・フォード・コッポラ
「ゴッドファーザー」(第45回:1972年)
「ゴッドファーザー PARTⅡ」(第47回:1974年)

フレッド・ジンネマン
「地上より永遠に」(第26回:1953年)
「わが命つきるとも」(第39回:1966年)

ロバート・ワイズ
「ウエスト・サイド物語」(第34回:1961年)
「サウンド・オブ・ミュージック」(第38回:1964年)

デヴィッド・リーン
「戦場にかける橋」(第30回:1957年)
「アラビアのロレンス」(第35回:1962年)

ビル・ワイルダー
「失われた週末」(第18回:1945年)
「アパートの鍵貸します」(第33回:1960年)

ヴィンセント・ミネリ
「巴里のアメリカ人」(第24回:1951年)
「恋の手ほどき」(第31回:1958年)

エリア・カザン
「紳士協定」(第20回:1947年)
「波止場」(第27回:1954年)

フランク・キャプラ
「或る夜の出来事」(第7回:1934年)
「我が家の楽園」(第11回:1938年)

フランク・ロイド
「カヴァルケード」(第6回:1932/33年)
「戦艦バウンティ号の叛乱」(第8回:1935年)

アカデミー賞の長い歴史の中で、
監督として作品賞の名誉に2回輝いているのはたったの11人、
こちらに上述したウィリアム・ワイラー(計3回)を足して12人という少なさです。
(間違っていたらすいません)

1990年代以降となると、
クリント・イーストウッドただ1人しかいません。

そして、
第95回アカデミー賞の作品賞、その結果によっては、
スティーヴン・スピルバーグがこのラインナップに名を連ねるか、
もしくは、
「タイタニック」で既に作品賞を受賞しているジェームズ・キャメロンがもしかすると・・・。

3月12日に結果発表ですね。

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監督賞

スティーヴン・スピルバーグが監督し、
アカデミー賞の監督賞へノミネートされたのは以下の通りです。

アカデミー賞の監督賞へノミネート
(開催回:アメリカでの公開年)

「未知との遭遇」(第50回:1977年)
「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(第54回:1981年)
「E.T.」(第55回:1981年)
「シンドラーのリスト」(第66回:1993年)
「プライベート・ライアン」(第71回:1998年)
「ミュンヘン」(第78回:2005年)
「リンカーン」(第85回:2012年)
「ウエスト・サイド・ストーリー」(第94回:2021年)
フェイブルマンズ(第95回:2022年)

アカデミー賞の監督賞へのノミネートは計9回

受賞歴は、

✔︎「シンドラーのリスト」
•第66回アカデミー賞(開催年1994年)
作品賞監督賞脚色賞撮影賞編集賞美術賞作曲賞7部門受賞

✔︎「プライベート・ライアン」
•第71回アカデミー賞(開催年1998年)
監督賞音響編集賞録音賞撮影賞編集賞5部門受賞

スピルバーグがアカデミー賞の監督賞を受賞したのは、これまでに2回

ちなみに、監督賞受賞の最多記録保持者はジョン・フォードの4回。
(「男の敵」「怒りの葡萄」「わが谷は緑なりき」「静かなる男」で監督賞を受賞)

第95回アカデミー賞で、
スピルバーグが3回目の監督賞受賞となるには、
イニシェリン島の精霊」のマーティン・マクドナー、
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のダニエルズ、
ここら辺が最大のライバルではないかと思われます。

フェイブルマンズが作品賞を受賞できるのか、
スピルバーグが監督賞を受賞できるのか、
楽しみです。

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主演女優賞

スティーヴン・スピルバーグが監督したこれまでの映画で、
アカデミー賞の主演女優賞を受賞した歴史はありません。

ビックリでしたけど、1人もいないんですよね。

ノミネートだけなら。

スピルバーグ監督作からアカデミー主演女優賞へのノミネート
(開催回:アメリカでの公開年)

ウーピー・ゴールドバーグ/「カラーパープル」(第58回:1985年)
メリル・ストリープ「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」(第90回:2017年)
ミシェル・ウィリアムズフェイブルマンズ(第95回:2022年)

3回という少なさです。
スピルバーグ監督作、女優さんのイメージよりは、
男優さんのイメージの方が強い印象、個人的にですけど・・・。
ロイ・シャイダーやハリソン・フォード、トム・ハンクスが強い。

ちなみに、主演男優賞は?、というと、

スピルバーグ監督作からアカデミー主演男優賞へのノミネート
(開催回:アメリカでの公開年)

ダニエル・デイ=ルイス/「リンカーン」(第85回:2012年)
トム・ハンクス「プライベート・ライアン)(第71回:1998年)
リーアム・ニーソン/「シンドラーのリスト」(第66回:1993年)

主演女優賞同様、こちらも3人のみがノミネートされています。

で、受賞したのは、

✔︎ ダニエル・デイ=ルイス/「リンカーン」(第85回:2012年)

第95回アカデミー賞、
仮にミシェル・ウィリアムズが主演女優賞を受賞したとなれば、
スティーヴン・スピルバーグ監督作から初の快挙となります。

「TAR/ター」のケイト・ブランシェット、
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のミシェル・ヨー、
強敵揃いですけど、果たして結果は・・・?

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助演男優賞

スティーヴン・スピルバーグ監督作から、
アカデミー賞の助演男優賞受賞となったのは、1回のみです。

スピルバーグ監督作から助演男優賞へのノミネート
(開催回:アメリカでの公開年)

レイフ・ファインズ/「シンドラーのリスト」(第66回:1993年)
クリストファー・ウォーケン
/「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(第75回:2002年)
トミー・リー・ジョーンズ/「リンカーン」(第85回:2012年)
マーク・ライランス/「ブリッジ・オブ・スパイ」(第88回:2015年)
ジャド・ハーシュフェイブルマンズ(第95回:2022年)

5人がノミネートされています。

そして、受賞となったのは、

✔︎ マーク・ライランス/「ブリッジ・オブ・スパイ」(第88回:2016年)

ちなみに、助演女優賞となると、

スピルバーグ監督作から助演女優賞へのノミネート
(開催回:アメリカでの公開年)

メリンダ・ディロン/「未知との遭遇」(第50回:1977年)
マーガレット・エイヴリー/「カラーパープル」(第58回:1985年)
オプラ・ウィンフリー/「カラーパープル」(第58回:1985年)
サリー・フィールド/「リンカーン」(第85回:2012年)
アリアナ・デボーズ/「ウエスト・サイド・ストーリー」(第94回:2021年)

受賞しているのは、

✔︎ アリアナ・デボーズ/「ウエスト・サイド・ストーリー」(第94回:2021年)

こちらも1回のみです。

第95回アカデミー賞の助演男優賞、激戦区となっています。

勢いが止まらない「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」の、
キー・ホイ・クァン。

イニシェリン島の精霊」で強烈なインパクトを残した、
ブレンダン・グリーソンとバリー・コーガン。

ジャド・ハーシュの受賞を予想している人はほぼいない状態・・・、
私個人はブレンダン・グリーソンだと思っていますけど、果たしてどうなるか・・・。

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脚本賞

スティーヴン・スピルバーグは脚本家ではありませんが、
一応、監督作から脚本賞へのノミネートを記載しておきます。

スピルバーグ監督作から脚本賞へのノミネート
(開催回:アメリカでの公開年)

メリッサ・マシスン/「E.T.」(第55回:1981年)
ロバート・ロダット「プライベート・ライアン」(第71回:1998年)
マット・チャーマンジョエル・コーエンイーサン・コーエン
/「ブリッジ・オブ・スパイ」(第88回:2015年)

スティーヴン・スピルバーグトニー・クシュナー
フェイブルマンズ(第95回:2022年)

今のところ、スピルバーグ監督作が脚本賞を受賞した事はありません

フェイブルマンズが受賞すれば初です。

ちなみに、脚色賞となると、

スピルバーグ監督作から脚色賞へのノミネート
(開催回:アメリカでの公開年)

メノ・メイエス/「カラーパープル」(第58回:1985年)
スティーヴン・ザイリアン/「シンドラーのリスト」(第66回:1993年)
トニー・クシュナーエリック・ロス/「ミュンヘン」(第78回:2005年)
トニー・クシュナー/「リンカーン」(第85回:2012年)

受賞は、

✔︎ スティーヴン・ザイリアン/「シンドラーのリスト」(第66回:1993年)

スティーヴン・スピルバーグ監督作、
オリジナルの脚本から脚本賞を受賞した事は1度もありません。

ただ、
この脚本賞もかなり苦戦しそうな感じです。

イニシェリン島の精霊」のマーティン・マクドナー、
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のダニエルズ、
第95回アカデミー賞は3月12日に結果が分かります。

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作曲賞

スティーヴン・スピルバーグ監督作から、
作曲賞へのノミネート、
ジョン・ウィリアムズ無双といった感じとなっています。

スピルバーグ監督作から作曲賞へのノミネート
(開催回:アメリカでの公開年)

ジョン・ウィリアムズ/「ジョーズ」(第48回:1975年)
ジョン・ウィリアムズ/「未知との遭遇」(第50回:1977年)
ジョン・ウィリアムズ/「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(第54回:1981年)
ジョン・ウィリアムズ/「E.T.」(第55回:1982年)
ジョン・ウィリアムズ/「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」(第57回:1984年)
クインシー・ジョーンズ/「カラーパープル」(第58回:1985年)
ジョン・ウィリアムズ/「太陽の帝国」(第60回:1987年)
ジョン・ウィリアムズ/「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(第62回:1989年)
ジョン・ウィリアムズ/「シンドラーのリスト」(第66回:1993年)
ジョン・ウィリアムズ「プライベート・ライアン」(第71回:1998年)
ジョン・ウィリアムズ/「A.I.」(第74回:2001年)
ジョン・ウィリアムズ/「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(第75回:2002年)
ジョン・ウィリアムズ/「ミュンヘン」(第78回:2005年)
ジョン・ウィリアムズ/「戦火の馬」(第84回:2011年)
ジョン・ウィリアムズ/「リンカーン」(第85回:2012年)
トーマス・ニューマン/「ブリッジ・オブ・スパイ」(第88回:2015年)
ジョン・ウィリアムズフェイブルマンズ(第95回:2002年)

計17回のノミネート、受賞結果は、

✔︎ ジョン・ウィリアムズ/「ジョーズ」(第48回:1975年)

✔︎ ジョン・ウィリアムズ/「E.T.」(第55回:1982年)

✔︎ ジョン・ウィリアムズ/「シンドラーのリスト」(第66回:1993年)

3回の受賞を達成しています。

ただ、何が凄いって、
スピルバーグというよりもジョン・ウィリアムズが凄すぎる・・・。

この他にも、
「スター・ウォーズ」シリーズ、「ホーム・アローン」シリーズ、
「ジュラシック・パーク」シリーズ、「ハリー・ポッター」シリーズなど、
誰もが知っている映画シリーズの音楽を手掛けてきています。

映画音楽界の圧倒的なトップ、
第95回アカデミー賞でその輝かしい経歴にまた1つトロフィーを加えるのか、
注目ですね。

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美術賞

スティーヴン・スピルバーグ監督作から、
アカデミー賞の美術賞へのノミネート、以下の通りとなっています。

スピルバーグ監督作から美術賞へのノミネート
(開催回:アメリカでの公開年)

ジョー・アルヴスダン・ロミノフィル・アブラムソン
/「未知との遭遇」(第50回:1977年)

ノーマン・レイノルズレスリー・ディリーマイケル・D・フォード
/「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(第54回:1981年)

J・マイケル・リヴァロバート・W・ウェルチリンダ・デシーナ
/「カラーパープル」(第58回:1985年)

ノーマン・レイノルズハリー・コードウェル
/「太陽の帝国」(第60回:1987年)

ノーマン・ガーウッドギャレット・ルイス
/「フック」(第64回:1991年)

アラン・スタルスキエヴァ・ブラウン
/「シンドラーのリスト」(第66回:1993年)

トーマス・E・サンダースリサ・ディーン・カヴァノー
「プライベート・ライアン」(第71回:1998年)
リック・カーターリー・サンデイルズ
/「戦火の馬」(第84回:2011年)

リック・カータージム・エリックソン
/「リンカーン」(第85回:2012年)

アダム・ストックハウゼンレナ・ディアンジェロベルンハルト・ヘンリック
/「ブリッジ・オブ・スパイ」(第88回:2015年)

アダム・ストックハウゼンレナ・ディアンジェロ
/「ウエスト・サイド・ストーリー」(第94回:2021年)

リック・カーターカレン・A・オハラ
フェイブルマンズ(第95回:2022年)

12回のノミネート、
これまでに美術賞を受賞したのは、

✔︎ ノーマン・レイノルズレスリー・ディリーマイケル・D・フォード
/「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(第54回:1981年)

✔︎ アラン・スタルスキエヴァ・ブラウン
/「シンドラーのリスト」(第66回:1993年)

✔︎ リック・カータージム・エリックソン
/「リンカーン」(第85回:2012年)

計3回の受賞歴となっています。

これで以上となります。

スティーヴン・スピルバーグ監督最新作フェイブルマンズが、
第95回アカデミー賞でノミネートされた7部門、
その部門でのスピルバーグ監督作のこれまでの受賞と、ノミネートを紹介させていただきました。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」に席巻されそうな今年のアカデミー賞ですけど、
なんとなくですが、
作品賞はフェイブルマンズではないかと予想しております。
まだ視聴していないんですけどね、両方とも。

3月12日を楽しみにしています。

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最後に

「インディ・ジョーンズ」シリーズの第5作目、
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」も今年公開予定(2023年6月30日)。
(監督はジェームズ・マンゴールド、スピバーグは製作陣の1人)

スピルバーグ監督作にずっと触れてきた私たちにとっては、
何かと忙しい年になりそうな感じですね。

スピルバーグの自伝的映画フェイブルマンズと、
超有名シリーズの最新作、
毛並みの違う作品を楽しませて頂けるようです。

映画館へもある程度、気兼ねなく行けそうな世の中に戻りそうですし、
少しでも明るい話題で満たされる未来であればなと。

ではまた。

 

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