ドキュメンタリー『ミッドナイト・ファミリー』２０２１年１月から順次公開

2020年11月20日2020年12月28日

２０２１年１月１６日から全国で公開が予定されている、
『ミッドナイト・ファミリー』
メキシコの民間救急救命事業に迫ったドキュメンタリーです。

監督のルーク・ローレンツェンは、
６ヶ月間、
メキシコシティで救急隊を営んでいるオチョア家族の救急車に乗り込み、
カメラを回し続け、
闇救急車の闇営業の実態に迫りました。

これは推計ですが、
２０２０年の東京都の人口は約１４００万人。
救急車２３６台（２０１５年度の保有台数です）。

東京都民１４００万人に対して２３６台以上の救急車が配備されています。

では、メキシコシティではどうなのかというと、

人口約９００万人に対して、

救急車の数は４５台に満たない状況。

公共の救急車の数が圧倒的に足りていないメキシコシティで、
闇救急車を営んでいるオチョア家族に迫ったドキュメンタリー。

ドキュメンタリー『ミッドナイト・ファミリー』

『ミッドナイト・ファミリー』

ミッドナイト・ファミリー　２０２１年１月１６日よりユーロスペース他全国劇場公開

『ミッドナイト・ファミリー』
☆サンダンス映画祭米国ドキュメンタリー特別審査員賞 受賞
☆第９２回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ショートリスト１５作品の１つ
（ノミネートはなし）
☆国際ドキュメンタリー協会（IDA）編集賞 受賞

・その他映画賞の一覧はこちらに表示されています→→『ミッドナイト・ファミリー』

救命救急の実態
メキシコシティの人口は約９００万人。行政が運営する救急車の数は４５台にも満たない。

その状況の中、メキシコシティでは、専門的な訓練をほとんど受けず認可もされていない営利目的の救急隊という闇ビジネスが生まれている。

オチョア家族は、そのメキシコシティで、同業者と競い合いながら緊急患者を搬送し日銭を稼ごうと闇救急車を走らせているファミリー。
認可もされていない熾烈なビジネスを続けている家族に、
６ヶ月間密着したドキュメンタリー。

メキシコの医療、行政機能の停滞、そして、問われる自己責任。
メキシコシティの救命救急の実態を通して、私たちに突きつけられる現実。

『ミッドナイト・ファミリー』は２０１９年に制作されたドキュメンタリーです。

上映時間８１分の作品。

映画館でドキュメンタリーを視聴する機会はほぼ無いと思いますが、
このような映画もありますよ、ということで紹介させていただきました。

面白い、面白くない、そんな評価を出来ない映画ですね。
ドキュメンタリーをどういった感覚で紹介したらいいのか、これも微妙で・・・。

紹介しておいて申し訳ありませんけど、
『ミッドナイト・ファミリー』の上映館は全国とはいえ、非常に少ないです。
ご自身が住んでいるお近くで上映される際には、
選択肢の１つとして覚えておいていただけたら幸いです。

上映館を紹介しますね。

『ミッドナイト・ファミリー』を関東近郊で視聴するなら、こちら。

都道府県	劇場名	最寄駅	公開日
東京	ユーロスペース-ヘッド館	JR渋谷駅	2021.1.16
神奈川	横浜シネマリン	・JR関内駅・横浜市営地下鉄ー伊勢崎長者町駅・京浜急行日ノ出町駅	2021.1.30
群馬	シネマテークたかさき	JR高崎駅	2021.冬

関東近郊だと、３つの映画館で視聴可能となっています。
（各映画館、上映日が異なっていますのでHP等で確認してください）

『ミッドナイト・ファミリー』を関西近郊で視聴するなら、こちら。

都道府県	劇場名	最寄駅	公開日
大阪	シネ・ヌーヴォ	・阪神なんば線ー九条駅・大阪メトロ中央線ー九条駅	2021.1.30
京都	出町座	・京阪電鉄ー出町柳駅・京都市営地下鉄ー今出川駅	2021.2.12
兵庫	豊岡劇場	・JR西日本山陰本線ー豊岡駅・北近畿タンゴ鉄道ー豊岡駅	2021.1.29

関西近郊だと、３つの映画館で視聴が可能です。
（各映画館、上映日が異なっていますのでHP等で確認してください）

『ミッドナイト・ファミリー』を中部近郊で視聴するなら、こちら。