「刑事もの」を描いた「名作映画」、豪華俳優陣が魅せるサスペンス

2020年12月25日

フジテレビ版での放送は、

初回放送2001年3月24日「ゴールデン洋画劇場」でした。

20年前の「映画」です。

豪華俳優陣を迎えて製作され、

「警察内部の腐敗に直面する人間模様」を描いた、

名作」を紹介します。

あの「タイタニック」さえ無かったら、

アカデミー作品賞を受賞していたかもしれない「名作」です。

 

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「刑事もの」を描いた「名作映画」、豪華俳優陣が魅せるサスペンス

 

L.A.コンフィデンシャル

LA Confidential(1997)Official Trailer

監督 カーティス・ハンソン
原作 ジェイムズ・エルロイ
出演 ケヴィン・スペイシー
ラッセル・クロウ
ガイ・ピアース
ジェームズ・クロムウェル
キム・ベイシンガー
ダニー・デヴィート
第70回アカデミー賞 結果
作品賞 ノミネート
監督賞 ノミネート
助演女優賞 受賞
撮影賞 ノミネート
脚色賞 受賞
音楽賞 ノミネート
美術賞 ノミネート
音響賞 ノミネート
編集賞 ノミネート

原作は、ジェイムズ・エルロイの「L.A.四部作」の第三部である「小説」です。

ネタバレをせずに、紹介します。

舞台は、1950年代のロサンゼルス。

マフィアのボス逮捕による暗黒街の混乱、
血のクリスマス」事件・・酔った警官がメキシコ系移民の容疑者を暴行
ナイトアウルの虐殺」事件・・カフェで元刑事を含む6人が惨殺

これらの事件などで、ロスは騒然としていました。

そして、

この「L.A.コンフィデンシャル」では、
「ナイトアウルの虐殺」事件を捜査するロス市警の3人が主役です。

ジャック」・・ケヴィン・スペイシー
バド」・・ラッセル・クロウ
エド」・・ガイ・ピアース

ロサンゼルスの暗黒街が血みどろの抗争を繰り広げている中、

街のコーヒーショップで客が皆殺しにされる猟奇殺人事件が起こります。被害者の1人は刑事です。
被害者の相棒だったバドと、新入りのエド、ジャックと共に事件の捜査に当たります。

犯人と思われる3人組がエドに射殺されますが・・・。

捜査を進めるうちに、
「警察内部の腐敗に直面して、複雑な人間模様」
に振り回されながらも生きていく刑事の姿を、


豪華な俳優陣が熱演している
L.A.コンフィデンシャル
刑事もの」としても「サスペンス」としても、「名作映画」と言える作品です。

紅一点、キム・ベイシンガー演じる「リン」にも注目してください。
妖艶な娼婦を熱演しています。

 

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この「映画」を観た方達のレビューを、少しだけ紹介します

 

「L.A.コンフィデンシャル」を観たAさん

さすが、評判通りの映画でした。
実話を基にしているため、登場人物の多さに初めはついて行けませんでした。
別の映画の印象と被り、序盤で視聴を断念しようかと思ったほどです。
しかし、終盤の畳み掛ける展開は息をつかせません。諦めずに最後まで観て正解でした。
快作です。

 

「L.A.コンフィデンシャル」を観たBさん

難しい!
分からないところ、巻き戻しながらネタバレを観つつ集中して観ないと、登場人物の多さと伏線の少なさで何が何だか分かりません。
しかし、ネタバレを観て一度理解してから観ると、面白いですね。
ラッセルクロウが若くて、イケメンです。

 

「L.A.コンフィデンシャル」を観たCさん

いくつもの事件が複雑に絡み、点と点が繋がっていく。
脚本も見事な複雑さですが、似たような登場人物の名前も複雑で、
私がラッセル・クロウとケヴィン・スペイシーの見分けがたまにつかなくなるのは、この「映画」のせいです。
ラストの展開は案外あっさりなものの、着地点は観てるものを満足させる見応えのある「映画」です。
久しぶりに拝見したキム・ベイシンガーは、相変わらず不思議な魅力で、ストーリーを邪魔せず見事な存在感を観せてくれています。
原作はもっと重厚で秀逸だろうと思わせる出来だと思います。

 

「L.A.コンフィデンシャル」を観たおじさん

ケヴィン・スペイシーラッセル・クロウ、そしてガイ・ピアース
ジャック」と「バド」と「エド」、
豪華過ぎる3人の刑事を観ているだけでも楽しめるますが、
さらに、
腐敗し切った警察内部と、騒然としているロスの雰囲気を上手く「映画」の中に落とし込んだ濃厚な「サスペンス」として観るものに衝撃を与える、
L.A.コンフィデンシャル」、
おすすめです。

あまり触れる事がないでしょうから、
ダニー・デヴィートについて少しだけ。
ツインズ」という「映画」で、シュワちゃんと双子を演じた小太りの俳優です。
この「L.A.コンフィデンシャル」では、ゴシップ誌の記者兼編集責任者として出演していますが、
イケ好かない記者を怪演しておりますので、ちょっとだけですけど、そちらもおすすめしておきます。こういう役をやらせると存在感抜群ですので。

妖艶なキム・ベイシンガーも楽しめる、
L.A.コンフィデンシャル
観ていない方は是非。

 

 

 

ラッセル・クロウについて

 

ラッセル・クロウ(1964年4月7日〜)は、ニュージーランド出身の俳優です。

主な出演作は、

出演作 補足
1997年 L.A.コンフィデンシャル 「バド」役
1999年 インサイダー アカデミー主演男優賞 ノミネート
2000年 グラディエーター アカデミー主演男優賞 受賞
2001年 ビューティフル・マインド アカデミー主演男優賞 ノミネート
2010年 ロビン・フッド 「ロビン・フッド」役
2014年 ノア 約束の舟 「ノア」役

あの有名な「グラディエーター」で、アカデミー主演男優賞受賞しています。

 

私が初めてラッセル・クロウに触れたのは「L.A.コンフィデンシャル」でした。
演技よりも、声の印象が強く残ったのを記憶しています。
凄く良い声をしている俳優だなと、「L.A.コンフィデンシャル」を観ながら思っていましたね。

ラッセル・クロウの代表作となると、
やはり「グラディエーター」が挙がると思いますけど、


個人的には、
グラディエーター」と同じぐらい、もしくはそれ以上に、
L.A.コンフィデンシャル」のラッセル・クロウが好きです。
女性に暴力を振るう男を激しく憎んでいる、勢いと若さで時に暴走してしまう「エド」を演じているラッセル・クロウは非常に魅力的でした。良い声ですし。

ここではあえて、

ラッセル・クロウ代表作
L.A.コンフィデンシャル」をおすすめします。

 

最後に

 

第70回アカデミー賞では、

L.A.コンフィデンシャル」が9部門ノミネートで2部門受賞

タイタニック」が14部門ノミネートで11部門受賞

タイタニック」がいなければ、もっと賞を獲得していたであろう「名作」です。

そんな事を今更言っても、何の意味もありませんけどね。

ちなみに、

私は「タイタニック」が嫌いではありませんよ。
ただ単に、
L.A.コンフィデンシャル」の方が好みだというだけです。
歴史恋愛ものより「ドロドロしたサスペンス」に魅力を感じるだけなんです。

それはそれでどうかと思いますけど・・・。

 

ではまた。

 

 

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