「海堂尊」のデビュー作、「医療ミステリー」なのに楽しめます

2020年2月10日

今更感がありますが、

非常に有名な「小説」を紹介したいと思います。

「映画」にもテレビドラマにもなっている「小説」ですので、

知っている方も多い作品です。

私が「海堂尊」を知ったのもこの「小説」です。

一気にハマってしまって、「海堂尊」の「小説」はほぼ全て読んでおります。
文庫でですけどね。

 

海堂尊」のデビュー作、紹介します。

 

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「海堂尊」のデビュー作、医療ミステリーの最高傑作

 

チーム・バチスタの栄光 海堂尊

チーム・バチスタの栄光 第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞
2008年2月 映画公開
2008年 フジテレビ系でドラマ放送

 

ネタバレをせずに、紹介します。

「東城大学医学部付属病院」を舞台とした「田口・白鳥シリーズ」の第1作目です。

田口というのは、
東城大学医学部付属病院神経内科学教室講師、
不定愁訴外来(通称:愚痴外来)に勤務するお医者さんです。一応。
外科医としての能力はありましたが、血を見たくないという理由で神経内科医となった先生です。
性格はおっとりとしたのんびり屋で、
辛抱強さと変な強運の持ち主、このシリーズの主役の1人です。

白鳥というのは、
厚生労働省大臣官房秘書課付技官・医療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長。
通称:「ロジカル・モンスター」、
火喰い鳥」などとあだ名されています。
漢字が多過ぎるので、厚生労働省の問題児と覚えておけば大丈夫です。
頭が良過ぎて口が達者なイヤミな役人、そんな感じですね。このシリーズの主役の1人です。

 

チーム・バチスタの栄光」は、

桜宮市の東城大学医学部付属病院は、
心臓外科の権威、桐生を招聘し、心臓移植の代替医療である、
バチスタ手術を専門に行うチーム「チーム・バチスタ」を結成しました。
チーム・バチスタの奇跡」と呼ばれるほど、驚異の成功を収めていました。

しかし、

成功率100%だったチームが、3例立て続けに謎の術中死に遭遇してしまいます。

世間の注目を集める中、疑念を解明するため、病院長である高階は、
神経内科学教室の万年講師で、「愚痴外来」の責任者・田口に調査を命じます。

田口は病院長に押し付けられた形ですが、なんとか調査を開始。
上手くいく筈もなく、とうとう外部からある男がやってきます。

ロジカル・モンスター」こと白鳥の登場です。

ここに、「田口・白鳥コンビ」が誕生してしまいました。

この先、幾度となくコンビを組んで読者を楽しませてくれる存在が誕生です。

 

田口・白鳥シリーズ」第1作
チーム・バチスタの栄光
オススメします。

 

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この「小説」を読んだ方達の感想を、少しだけ

 

「チーム・バチスタの栄光」を読んだAさん

テンポ、文句の言い回しが軽やかで読んでいて苦になりませんでした。
頻出する専門用語をフルカットして読み飛ばしても十分楽しめます(専門部分が推理、犯人に繋がるわけではないので)。
特に、臨場感に溢れていて、まるでその手術や聴取に立ち会っているかのようです。
白い巨塔や医龍ほどは、病院内の権力闘争を前面に出していなくて、ミステリー小説として楽しめます。

 

「チーム・バチスタの栄光」を読んだBさん

めちゃくちゃ面白かったです。
ページをめくる手が止まりませんでした。
シリーズ次作も読ませていただきます。私も、ロジカル・モンスターを目指してみようかな・・。

 

「チーム・バチスタの栄光」を読んだCさん

映画より、ドラマより、原作が断然面白いです。
登場人物が魅力的で、続編も読みたいのに、本屋にもAmazonにも在庫が無いみたいで残念です。
せめて、電子書籍化してくれれば良いのに。

 

「チーム・バチスタの栄光」を読んだおじさん

私は映画もドラマも観ていませんので、純粋に「小説」の感想になります。

登場人物が魅力的な「医療ミステリー」です。
医学の世界を舞台とした「小説」で、ここまで楽しめる「小説」はほとんどありません。
テーマの重さによって、「面白いから読んでみて」
と、軽く紹介できる作品が少ない中、
この「チーム・バチスタの栄光」はそれが可能です。
面白いから1度読んでみて」で、事足りる「小説」になっています。

田口と白鳥のコンビは言うに及ばず、
病院長の高階の存在感、「愚痴外来」のただ1人の専任看護師・藤原さん、
「ミスター・パーフェクト」と呼ばれる桐生、高階院長のライバル・黒崎、
魅力的な登場人物が多数出てくる「チーム・バチスタの栄光」、
医療ミステリー」として、
田口・白鳥シリーズ」の第1作目として、
是非、1度読んでみてください。楽しめると思います。

 

 

海堂尊について

 

海堂尊(1961年〜)は、作家、医師、博士(医学)で、
外科医、病理医を経て、
現在は、
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所・放射線医学総合研究所病院に勤務されています。
漢字が多過ぎますね。

受賞・候補歴は、

小説 結果
2005年 チーム・バチスタの栄光 第4回「このミステリーがすごい!」大賞 受賞
2008年 死因不明社会 科学ジャーナリスト賞 受賞
2008年 ブラックペアン1988 第21回山本周五郎賞 候補
2010年 マドンナ・ヴェルデ 第23回山本周五郎賞 候補
2011年 ブレイズメス1990 第32回吉川英治文学新人賞 候補

チーム・バチスタの栄光」が第4回「このミステリーがすごい!大賞を受賞した時の題名は、
チーム・バチスタの崩壊」でした。
崩壊から栄光へ改題しています。

チーム・バチスタの栄光」で「海堂尊」に触れて、それ以降、

私はすっかり「海堂尊」のファンになってしまいました。
文庫で出ている「小説」はほぼ全て読んでおります。
この「田口・白鳥シリーズ」の他にも、東城大学関連の「小説」がたくさん出版されています。
そのほぼ全てが楽しめるという、恐ろしい作家さんなんです。
医療ミステリー」系の「小説」を読んでみたい方は是非、
海堂尊」に触れてみてください。時系列をキッチリとしたい方は不向きですが、
単純に楽しみたいと思っている方なら、
チーム・バチスタの栄光」で「海堂尊」に触れておくことをオススメします。

触れておいてから時系列を追った方が、個人的には楽しめると思っています。
まずは「田口・白鳥シリーズ」の第1作、
楽しんでください。

 

 

最後に

 

今更感のある「小説」を紹介しました。

いつかしっかりと「海堂尊」の「小説」を紹介しようと思っていたのですが、

以前、1度だけ「海堂尊」の「小説」を紹介してしまっていたので、
なんとなく躊躇していました。不思議と書く気がしなかったんですよね。

これからは、ちょくちょくと「海堂尊」の「小説」を紹介していこうと思っています。
需要があるとは思えませんが、ネタとしては非常に書きやすい作家さんですので。
好きな作品ばかりですし。

海堂尊」という作家も、好きになっておくと非常に重宝しますよ。
暇を潰せます。

 

ではまた。

 

 

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