予言的中?『アウトブレイクー感染拡大ー』感想、現実世界とリンクしすぎ・・
2019年に制作が完了していた海外ドラマ。
そのドラマは2020年1月、
カナダで初放送され社会現象となりました。
「・・・予言が的中している・・・」
線密なリサーチを経て制作されたこのドラマは、
私たちが今まさに体験している出来事を、見てきたかのような正確さで描かれていて、
完全なリアル、完全なドキュメンタリーではないか、
そんなふうに思ってしまいます。怖いぐらい。
✅ 全世界でコロナが蔓延する前に、製作されていた海外ドラマ
✅ コロナ禍の今の世界とほぼ完全に一致していて、ちょっと怖い
✅ 怖いけど、想像のしやすさは異常
✅ 今の世界を予言していたと話題に
海外ドラマ『アウトブレイクー感染拡大ー』
カナダのモントリオールで、未知の新型コロナウイルスが蔓延、
そのパンデミックと戦う緊急衛生研究所の女性博士が主人公の物語です。
このドラマの制作が完了したのは2019年末。
「現実世界を予言していた」と話題になっているドラマ。
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予言的中?『アウトブレイクー感染拡大ー』感想
『アウトブレイクー感染拡大ー』
パニック・スリラー・シリーズ「アウトブレイクー感染拡大ー」予告編
ジュリー・ルブレトン
(アンヌ=マリー・ルクレール博士)
ガブリエル・サブラン
(マルク・ゴーティエ医師:ルクレールの夫)
ローランス・デシェーヌ
(サブリナ:マリーとマルクの娘)
ナンシー・サンダース
(ネッリ・カジュリク:アラシーのいとこ)
ユリヴィア・ユヴィルク
(アラシー・マクマリク:ホームレスのイヌイット)
メリッサ・デゾルモー=プーラン
(クロエ・ロワ:べランジェール救急医)
ギョーム・シール
(ローラン・ドゥメール公安大臣)
フェリックス=アントワーヌ・トレンブレー
(パスカル・ディオン:ローランの同性パートナー)
エヴ・ランドリー
(フランソワーズ・デュフール:ローランとパスカルの子を宿す代理母)
・NetflixやU-NEXTで配信中
「シーズン1:全10話」
No. | タイトル | 再生時間 |
1 | 感染2日目 | 41分 |
2 | 感染19日目 | 43分 |
3 | 感染27日目 | 42分 |
4 | 感染30日目 | 42分 |
5 | 感染35日目 | 44分 |
6 | 感染38日目 | 44分 |
7 | 感染49日目 | 44分 |
8 | 感染65日目 | 44分 |
9 | 感染79日目 | 43分 |
10 | 感染97日目 | 43分 |
主人公アンヌ=マリー・ルクレール博士を演じるのは、
フランス系カナダ人女優のジュリー・ルブレトン。
日本で2013年に公開された「人生、ブラボー!」のヴァレリー役、
日本では公開されなかった「東京フィアンセ」という映画にも出演している女優さんです。
私たちには全く馴染みの無い方ですけど、
カナダでは超有名女優、カナダを代表する女優さんの1人。
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あらすじと現実世界
カナダ・ケベック州モントリオールの街中、
ある公園に先住民族イヌイットのホームレス達が住んでいた。
ある時から突然、
彼らの中で体調不良者が増えていく。
咳き込みがちになり、目眩が起きるほど体調を崩していき、
死亡者まで増えていってしまう。
原因が分からないまま病院に搬送され、
彼らとの接触者の数が爆発的に増加。
イヌイット以外の人々の中に、同じ体調不良を訴える患者が増えていく。
この事態を受け、
感染症のスペシャリスト、
緊急衛生研究所の所長アンヌ=マリー・ルクレール博士は、
伝染性の高い未知のウイルスの存在に気付く。
接触による感染、飛沫による感染、
様々な感染経路で州全土に増えていく感染者。
この負の連鎖を断ち切るべく、
マリー博士はそのウイルスの正体を突き止めようと奔走。
そして、
感染力が強く、致死率が極めて高い、
「新型コロナウイルス」に辿り着くことになる・・・。
〜『アウトブレイクー感染拡大ー』〜
✅ ソーシャルディスタンス
(外出を極力避け、人と接しないように)
✅ マスク着用が一般化
(日常生活の必需品としてマスクが加わる。マスク不足、転売目的で購入する人も)
✅ クラスター
(集団感染の恐怖が至る所で)
✅ 院内感染
(医療従事者達の戦い、深刻な看護師不足、患者受け入れ施設の不足)
✅ 錯綜する情報
(誤った情報が飛び交い、その情報に踊らされてしまう人々:人種差別など)
2020年、世界が「新型コロナウイルス」の脅威と戦っている現状と、
このドラマで描かれている世界の同一感が半端ありません。
このような部分が「予言していた」と言われる部分。同じですからね。
2019年に制作が完了、2020年1月にカナダで初放送された、
「予言的中ドラマ」
『アウトブレイクー感染拡大ー』
今なら、NetflixやU-NEXTなどで視聴可能となっています。
『アウトブレイクー感染拡大ー』を視聴した方達の感想
みんなが言うように、これを2019年に制作している事に驚きます。
細かく正確に取材して脚本を書き上げたんでしょうけど、こうゆう事が起こりうると専門家の間では分かっていたんでしょうね。
一般人も今くらい知識があれば、こんな世界的な流行にはならなかったのではないか、そんな思いになりますね。
このドラマは本当に凄かったです。今の時代に当てはまっています!
未知のウイルスと戦う医療従事者には、尊敬と感謝をしなければいけないと思いました。
ウイルス感染症で一番恐ろしい事は、感染経路が分からない事だというのが良く分かりましたね。
だから私たち一般市民は、外出を自粛したり、人と会う事を極力避けたり、何処に行ったかなどのを記憶しておく必要があるのだと、再確認させられました。
地上波で放送すべきドラマではないでしょうか。
リアル過ぎて序盤は怖くなってしまい、真剣に観られませんでした。
手洗いやソーシャルディスタンス急に神経質になってしまいましたね。
最後は納得できる終わり方だったのでホッとしましたが、コロナ流行前に作った作品とは、本当に驚きます!
2019年に作られたコロナウイルスの話。妙にリアル過ぎて、予言の書でも見たのかなと思わせるぐらいリアルです。
コレってクラスターだよね・・・とか、
濃厚接触者、第2波って言葉だとか、聞き慣れたフレーズがたくさん登場します。
そして、人種差別にマスクの転売、デマ。
”恐怖は最大の敵”って言葉は確かに、説得力が違いますね。
シーズン2があるのであれば、大臣のその後を知りたいです。
おじさんの感想
(実話を描いたドラマだと紹介されても、全く驚かない)
「ウイルスパニック系の名作」と言えば、
ダスティン・ホフマン主演、1995年の映画「アウトブレイク」がまず始めに頭に浮かびます。
1995年の映画「アウトブレイク」が、
最高に楽しめるウイルスパニック系の2時間、だとすれば、
この『アウトブレイクー感染拡大ー』は、
私たちが2020年に体験したリアルをそのまま描いたドラマ、
ではないかと。
もちろん、これはドラマですので、
ウイルスのみに焦点を当てて描かれている訳ではありません。
男女の不倫問題もあれば、同性のパートナー、代理母など、
様々な人間模様も描かれています。
その全てをリアルに受け止めるのは難しいんですけど、
ウイルスに関しては怖いぐらいリアルに描かれている、それは事実です。
私たちが体験した事をそのまま追体験しているような感覚になりますから、
ある意味、驚きよりも納得、
「そんな対応じゃダメだろう・・・」なんて、
ウイルス対策を今なお継続している、私たちならではの気持ちにもなってしまいます。
本当にリアルなんですよね。
1995年の映画「アウトブレイク」のような派手さは一切無いウイルスパニック系、
今の現実世界をそのまま予言したようなリアルなドラマ、
『アウトブレイクー感染拡大ー』
今ならNetflixやU-NEXTなどで視聴可能となっています。
最後に
新型コロナウイルスの蔓延を「予言した」と話題になり、
初放送されたカナダで大ヒット、
今なら日本の動画配信サイトでも視聴可能となっているウイルスパニック系のドラマ、
『アウトブレイクー感染拡大ー』を紹介させて頂きました。
シーズン1は全10話、1話1話が40分ほどですので、
リアルを感じながらサクサク視聴できます。今のうちに視聴しておくのが良いかと。
ただですね、公式サイトを見ていてちょっと気になったのが、
すでにシーズン2の制作が決定しているようなんですよ。
この続きを作ると。
登場人物をそのまま残して、新たなウイルスパニックを描くのだとしたら、
パンチ力が弱くなりませんかね。
また同じような内容・・・。
かといって、ウイルスに変化を加えて、
ゾンビウイルス、なんて事になってしまうと・・・もうお腹いっぱい・・・。
『アウトブレイクー感染拡大ー』のシーズン2がどのような内容になるのか、
今のところ全く分かりませんから、ただただ待つ事になりますけど、
是非、王道ウイルスパニックものであって欲しい、
そう願っている次第でございます。
ではまた。
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