『刑事グロムvs粛清の疫病ドクター』キャスト/あらすじ/感想、意外とイケる
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タイトルだけを見ると、
胡散臭くて再生する気が起きませんけど、
なんとなく視聴してみたら、これが意外とイケたんですよね。
『刑事グロムvs粛清の疫病ドクター』
✅ ロシアのスーパーヒーロー映画
✅ 原作は、ロシアの漫画コミックシリーズ
✅ タイトルから醸し出されているB級感は、視聴後に消えている
ロシア映画をまともに観たのは初。
暗そうな印象のあるロシア感をほぼ感じずに、最後まで楽しめた映画でした。
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『刑事グロムvs粛清の疫病ドクター』キャスト/あらすじ/感想
『刑事グロムvs粛清の疫病ドクター』
MAJOR GROM:PLAGUE DOCTOR Trailer
・監督
オレグ・トロフィム
・原作
アルテョム・ガブレリャノフ
エフゲニー・フェドトフ
⇨ロシアの漫画「刑事グロム」
・ロシアで2021年4月1日に劇場公開
・日本では、Netflixで2021年7月7日から配信
・再生時間:2時間18分
エンドロール最中に2回、「次回作への伏線か?」といった部分が描かれていますから、しっかりと最後まで視聴することをおすすめします
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キャスト
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(ティーホン・ジズネーフスキのインスタです)
・キャスト(役名)
ティーホン・ジズネーフスキ
(イーゴリ・グロム/主人公の刑事)
ルボフ・アクショノーバ
(ユリア/独自の取材をシェアしているジャーナリスト)
セルゲイ・ゴロシュコ
(セルゲイ・ラズモフスキー/スマートSNS”ヴィメステ”の創業者)
ドミトリー・チェボタレフ
(オレグ・ヴァルコフ/ラズモフスキーの友人?)
アレクサンドル・セテイキン
(ドゥービン/新人刑事)
アレクセイ・マコラコフ
(プロコペンコ/警察署の署長)
Yuri Nasonov
(キリル・グレチキン/大富豪の息子)
オレグ・チュグノフ
(リョーシャ/グレチキンを恨む養護施設の少年)
アンナ・ネフスカヤ
(オルガ・イサエヴァ/ロスグラント銀行のオーナー)
誰1人、知っている俳優さんはいませんけど、
演技に違和感のある俳優さんは1人もいませんでした。
・ロシア系の女優さんでパッと思い付くミラ・ジョヴォヴィッチは、
ウクライナ・ソビエト社会主義共和国の首都キエフが出生地です。
父親はコソヴォ出身のセルビア人、
母親はドニプロペトロウシク(ウクライナ)出身のロシア女優。
・この映画には何の関係もありません。
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あらすじ
『刑事グロムvs粛清の疫病ドクター』あらすじ
サンクトペテルブルク警察署の刑事グロムは、
細かなルールに縛られない型破りな捜査手法と、
その行動からは想像できない繊細な想像力を用いて、
犯罪者の逮捕を重ねていた。
ある日、
グロムが以前、逮捕した大富豪の息子グレチキンが、
司法の裏に手を回し、自身の罪を消し去って自由の身に。
そのグレチキンを処刑するという事件が起こる。
そして、
ロスグラント銀行の女性オーナーも処刑された。
ペスト医師の仮面を被った処刑人は”疫病ドクター”と名乗り、
町の有力者たちに宣戦布告。
”疫病ドクター”は処刑の様子を映した動画を投稿して、
ネットで熱烈に支持され、
残虐な処刑ショー動画の再生回数は1000万回以上となる。
瞬く間に市民のダークヒーローとなった”疫病ドクター”、
次々に悪どく稼いでいる有力者たちを処刑していき、
町の雰囲気もガラッと変えてしまった。
連続処刑殺人鬼となった”疫病ドクター”、
その存在に立ち向かう刑事グロム。
グロムが辿り着いた犯人の素顔・・・対決の行方は・・・。
〜『刑事グロムvs粛清の疫病ドクター』〜
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おじさんの感想(ちょっとネタバレ)
![おじさんの声](https://savicevicjenio.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_0209-264x300.jpg)
![おじさんの声](https://savicevicjenio.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_0209-264x300.jpg)
(思っていた以上に面白かったロシア映画)
「〇〇vs〇〇」というタイトルで、
個人的に面白かったのは「エイリアンvsプレデター」、
「フレディvsジェイソン」ぐらいでしたから、
「〇〇vs〇〇」に一切期待はしておりませんでした。
視聴する映画が見つからず、「まぁ、これでいいか〜」、
それぐらいハードルが下がりきっていたことは事実ですけど、
思いの外面白かったのが、
『刑事グロムvs粛清の疫病ドクター』でした。
原作が漫画なので、
「バットマン」的な匂いもするし(ちょっと「ジョーカー」が入っているし)、
「ファイト・クラブ」を思い出すような描写もあるんですが、
二番煎じ感はほとんど感じず、古臭いとも思わないで、
最後まで楽しませてもらいましたね。
物語の描き方はテンポがあって重くなく、
むしろ、軽く観られるアクション映画と言える作りではないかと。
主人公の刑事グロムも、
破天荒な割にはしっかりとした想像力を駆使する慎重派、だったりしますしね。
タイトルのダサさよりは何倍も面白い映画です。
ただ、
観終わってみると、
タイトル通りの映画、となっているんですけど。
もろ「〇〇vs〇〇」系。
私個人としては、
「エイリアンvsプレデター」、
「フレディvsジェイソン」、
そして『刑事グロムvs粛清の疫病ドクター』となりました。
「バットマンvsスーパーマン」がアレでしたので、
久しぶりに「〇〇vs〇〇」系で面白かった映画です。
今度、
「ゴジラvsコング」と比べてきます。
『刑事グロムvs粛清の疫病ドクター』、
タイトルで避けている方がいましたら、騙されたと思って再生ボタンを押してみてください。
意外とイケますから。
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最後に
ロシアのスーパーヒーロー映画、
『刑事グロムvs粛清の疫病ドクター』を紹介させていただきました。
もしかすると、
次回作が作られる可能性もありますので、
今のうちから触れておいて良い映画かもしれませんね。
楽しめれば、という条件付きですけど。
私は楽しめたので、
次回作に期待をしています。
サラッと楽しめるアクション映画は貴重ですから。
ではまた。
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