〈狂言か奇蹟か、信仰か権力か〉映画『ベネデッタ』あらすじ/監督/キャスト【2月17日から】
「ロボコップ」(1987年)、
「トータル・リコール」(1990年)、
「氷の微笑」(1992年)、
などの監督で知られるポール・バーホーベンの最新作、
『ベネデッタ』が2023年2月17日から公開予定となっています。
映画『ベネデッタ』
✅ 17世紀のイタリアに実在した修道女の裁判記録を題材に、
ポール・バーホーベン監督が映画化
✅ 第74回(2021年)カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でプレミア上映
(惜しくもパルム・ドールは獲得できず)
✅ 2023年2月17日(金)から全国で順次公開されていきますが、
上映館は少ないので、ご注意ください
ポール・バーホーベン監督作としては、
「エル ELLE」(2016年)から約7年ぶりの新作映画となっています。
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映画『ベネデッタ』あらすじ/監督/キャスト
『ベネデッタ』
奇蹟顕現化?聖女か罪人か?ポール・ヴァーホーベン監督最新作『ベネデッタ』本予告
【監督】
ポール・バーホーベン
【脚本】
デヴィッド・パーク、ポール・バーホーベン
【原案】
ジュディス・C・ブラウン
「ルネサンス修道女物語ー聖と性のミクロストリア」
【製作】
サイード・ベン・サイード、ミシェル・メルクト
ジェローム・セドゥ
【撮影】
ジャンヌ・ラポワリー
【編集】
ジョブ・テル・ブルグ
【日本公開】
2023年2月17日
【評価】
2023年1月24日現在
〈filmarks〉
60件以上のレビューで5点満点中3.8
〈Googleユーザー〉
67%のユーザーが高評価
あらすじ
『ベネデッタ』あらすじ
17世紀のイタリア。
6歳で修道院に入ったベネデッタ、
幼い頃から聖母マリアと対話し奇蹟を起こすとされていた少女。
純真無垢なまま成人したベネデッタは、
ある日、
修道院に逃げ込んできた若い女性を助ける。
様々な心情が絡み合い2人は秘密の関係を深めるが、
同時期にベネデッタが聖痕を受け、
イエスに娶られたとみなされ、
新しい修道院長に就任した事で周囲に波紋が広がる。
民衆からは聖女と崇められ、
権力を手にしたベネデッタ。
しかし、
彼女に疑惑と嫉妬の目を向けた修道女の身に、
耐え難い悲劇が起こる。
そして、
ペスト流行にベネデッタを糾弾する教皇大使の来訪が重なり、
町全体に更なる混乱と騒動が降りかかろうとしていた⋯。
〜『ベネデッタ』〜
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ポール・バーホーベン監督
ポール・バーホーベン(1938年7月18日〜)は、
オランダ・アムステルダム出身の映画監督です。
有名な映画監督作は、
•「ロボコップ」(1987年)
⇨主演:ピーター・ウェラー(アレックス・マーフィ/ロボコップ役)
⇨バーホーベン監督作として非常に有名なSFアクション
⇨単純なヒーロー映画ではなく、リアルでエグい描写満載な作品
•「トータル・リコール」(1990年)
⇨主演:アーノルド・シュワルツェネッガー(ダグラス・クエイド/ハウザー役)
⇨シュワちゃんの代表作の1つ、アクションよりも内容をしっかり追った方が良いSF映画
⇨第63回アカデミー賞 特別業績賞(視覚効果賞)受賞
•「氷の微笑」(1992年)
⇨主演:マイケル・ダグラス(ニック・カラン役)
⇨日本でシャロン・ストーンという女優が有名になったエロティック・サスペンス
⇨前情報で「見えるんじゃないか?」と釣られた大人たちが、
「見えねーじゃねーか!!」とアッサリ引っかかった、でお馴染みでした
•「スターシップ・トゥルーパーズ」(1997年)
⇨主演:キャスパー・ヴァン・ディーン(ジョニー・リコ役)
⇨虫嫌いには超キツイSFアクション
⇨日本での公開当時、ほぼ全国民が完全無視していたSF映画でしたけど、
その後やたらと人気が上がり、今ではB級SF映画の王様みたいな立ち位置を獲得しました
•「インビジブル」(2000年)
⇨主演:ケヴィン・ベーコン(セバスチャン・ケイン役)
⇨透明人間を主人公としたSFサスペンス
⇨Rotten Tomatoesの評価は異様に低いんですが、そこまで悪いとは思えない作品
•「ブラックブック」(2006年)
⇨主演:カリス・ファン・ハウテン(ラヘル・シュタイン/エリス・デ・フリース役)
⇨第二次世界大戦時、ナチス占領下のオランダを舞台にしたサスペンスドラマ
⇨視聴していないので、何とも・・・
⇨
•「エル ELLE」(2016年)
⇨主演:イザベル・ユペール(ミシェル・ルブラン役)
⇨批評家から高い評価を得たスリラー映画
⇨未視聴です
⇨
•『ベネデッタ』(2023年)
⇨主演:ヴィルジニー・エフィラ(ベネデッタ・カルリーニ役)
⇨17世紀イタリアに実在した修道女を主人公とした奇想天外セクシュアル・サスペンス
⇨2023年2月17日(金)から日本全国で順次公開予定
※ちなみに、
「ロボコップ」「トータル・リコール」「氷の微笑」「インビジブル」も、
「ロボコップ」「トータル・リコール」「氷の微笑」という印象が個人的に強かったんですけど、今では、
「スターシップ・トゥルーパーズ」の監督、
これが植え付けられてしまいました。
(この「スターシップ・トゥルーパーズ」を脚色して内容に大メスを入れ、
A級映画にしたのがトム・クルーズ主演の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」といった感じでしょうか?)
SF映画監督といった印象も強いバーホーベン、
最新作『ベネデッタ』は、実在した人物を描いている物語となっています。
実話系の印象が全く無かったので、
『ベネデッタ』を非常に興味深く思っています。
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キャスト
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【キャスト(役名)】
ヴィルジニー・エフィラ(ベネデッタ・カルリーニ)
シャーロット・ランフリング(修道院長フェリシータ)
ダフネ・パタキア(バルトロメア)
ランベール・ウィルソン(教皇)
オリヴィエ・ラブルダン(アルフォンソ・チェッキ)
ルイーズ・シュヴィヨット(クリスティーナ)
エルベ・ピエール(パオロ・リコーダーティ)
デイビット・クラヴェル(ジュリアーノ・カルリーニ)
クロティルド・クロー(ミデア・カルリーニ)
ローリアン・リケ(ロザンナ)
ヴィルジニー・エフィラが演じる主人公、
“ベネデッタ・カルリーニ”は実在した人物のようです。
“ベネデッタ・カルリーニ”(1590年1月20日〜1661年8月7日)。
wikiにもページが存在していますので、気になる方は読んでみてください。
⇨wikipedia:Benedetta Carlini
(英語ですから、翻訳してください)
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最後に
2023年2月17日(金)から全国で順次公開予定となっている、
ポール・バーホーベン監督の最新作、
『ベネデッタ』を紹介させていただきました。
修道院という、日本人には馴染みのない世界観での物語ですが、
なかなかパンチが効いてそうな感じですので、
気になる映画だなと。
ただ、残念なのが、
上映館がかなり少ない事ですね。
私が住んでいる地域だと、
電車で2回ほど乗り換えをしないと、上映館にたどり着きません。
再三ですけど、
視聴する際はくれぐれもお気をつけください。
ではまた。