「I’ll be back」、ターミネーター以外でも「シュワちゃん」は帰ってきます
「I'll be back」
「ターミネーター」だけのネタではございません。
シュワちゃんはこの「映画」でも約束を守り、
しっかりと戻ってきます。
ラスボスと対峙するために、
走って走って、逃げて、戦って、
シュワちゃんの「I'll be back」は、
絶対です。
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「I'll be back」、「シュワちゃん」は帰ってきます
「バトルランナー」
Running Man,The-Trailer
監督 | ポール・マイケル・グレイザー |
原作 | リチャード・バックマン(スティーヴン・キングの別名義) |
出演(役名) | アーノルド・シュワルツェネッガー(ベン・リチャーズ) |
マリア・コンチータ・アロンゾ(アンバー・メンデス) | |
リチャード・ドーソン(デーモン・キリアン:ラスボス) | |
ヤフェット・コットー(ウィリアム・ラフリン) | |
アメリカ公開 | 1987年11月13日 |
日本公開 | 1987年12月12日 |
2017年の近未来を描いていたはずの「バトルランナー」、
今からすると2年前、過去になってしまいました。
こんな世界になっていなくて、本当に良かったですね。
ネタバレをせずに、紹介します
「バトルランナー」、原題は「The Running Man」です。
世界経済が崩壊して、食料、資源は底をつき、警察権力が独裁政権を持つ、
2017年が舞台になっています。
主人公はもちろんこの人。
・ベン・リチャーズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)
元警官。
上官の命令に逆らい、無抵抗の市民を射殺したと濡れ衣を着せられ投獄されている男。
レジスタンスの協力で脱獄、
弟の部屋で出会ったアンバー(マリア・コンチータ・アロンゾ)と国外逃亡を図ろうとしますが、
捕まってしまい、
下世話な番組「ランニング・マン」に強制的に出演させられてしまいます。
「ランニング・マン」という番組の出演者は、
「ランナー」と「ストーカー」です。
凶悪犯と正義の戦士との戦いと銘打った下世話な番組です。
「ランナー」というのが凶悪犯、
その「ランナー」を、あらゆる武器を駆使して追いかけ回すのが「ストーカー」。
「ランナー」=悪
「ストーカー」=正義の戦士
こんな構図で製作されて人気番組になっているのが「ランニング・マン」です。
実際は、
「ランナー」を狩る「ストーカー」の番組、
人間を殺す場面を楽しむ殺人ショーなんですね。
そんなショーのプロデューサー兼司会者が、
・デーモン・キリアン(リチャード・ドーソン)
ラスボスです。
走りまくって逃げているベンの映像を見て、
あの手この手でベンを「ランニング・マン」に出演させた張本人。
司会者としては有能なんでしょうが、人間としては最低の冷血漢。
自分大好き人間の典型です。
そしていよいよ、
ベンが、
「ランニング・マン」という殺人ショーに参加させられてしまいます。
ベンの「ランニング・マン」がスタート、
デーモン・キリアンに一言だけ言い残して・・・
「I'll be back」
1987年に日本で公開されたシュワちゃん「映画」、
「バトルランナー」
走りまくるシュワちゃんをお楽しみください。
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ターミネーター以外の「I'll be back」を観た方達のレビューを、紹介します
・「バトルランナー」を観たAさんのレビュー
個人的にシュワちゃん映画の中ではT2、トゥルーライズに次ぐ順位です。
何より設定が好きですね。
ストーリーは単純で安っぽいけど、B級の良さが詰まっている映画です。
・「バトルランナー」を観たBさんのレビュー
何回観ても面白い!
シュワちゃんの若かりし頃の傑作ではないかと。
舞台は2017年・・上映当初からは近未来でしたけど・・。
ともかくハンター達が個性的、最後もバッチリです!原作がスティーヴン・キングだったのが意外ですけど。
ダイナモパンツ姿が醜いですw
・「バトルランナー」を観たCさんのレビュー
シュワちゃんはやっぱり無双。
何をしても無敵だと思っています。
次から次へと追ってくる敵と戦うだけというシンプルな内容です。
シュワちゃんが絶対に負けるわけないっていう自信しかないし、
とにかくシュワちゃんが出る作品は、役柄に関係なくハッピーエンドで絶対終わるって、
自分の中で決めつけてしまっています・・・安心して観られる作品です。
・「バトルランナー」を観たおじさん
シュワちゃんがまだ、40歳ぐらいの時に出演した「映画」です。
キレッキレの時ですね。
「プレデター」と同時期ですから、
あのムキムキ感はこの「バトルランナー」でも発揮されています。
パッと見、
ムキムキが走る姿は遅く感じてしまうんですけど、
迫力があり過ぎるゆえの錯覚だと、私は確信しております。速いはずだと。
ムキムキ度マックスの頃に製作された「バトルランナー」、
シュワちゃんが下世話な番組「ランニング・マン」とどう対峙するのか、
ラスボスにどう落とし前をつけるのか、
細かい事を考えずにひたすら楽しんでください。
走る、「ストーカー」と戦う、走る、「ストーカー」と戦う、
これを繰り返されても、退屈と感じさせない俳優はシュワちゃんだけではないかと、
私は強く思っています。多少の思い出補正と共に。
1987年、日本で公開された「バトルランナー」、
「I'll be back」を裏切らないシュワちゃんを単純に楽しんでください。
アーノルド・シュワルツェネッガーについて
アーノルド・シュワルツェネッガー(1947年7月30日〜)は、
アメリカの映画俳優、実業家、元政治家、元ボディビルダーです。
日本では、
シュワちゃんの相性で親しまれている72歳の現役俳優です。
シュワちゃんの主な映画出演作(個人的な表になっています)は、
年 | タイトル(役名) |
1982年 | コナン・ザ・グレート(コナン) |
1984年 | キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2(コナン) |
ターミネーター(ターミネーター:T-800) | |
1985年 | コマンドー(ジョン・メイトリックス) |
1986年 | ゴリラ(マーク/ジョセフ) |
1987年 | プレデター(ダッチ・シェイファー) |
バトルランナー(ベン・リチャーズ) | |
1988年 | レッドブル(イワン・ダンコ) |
ツインズ(ジュリアス・ベネディクト) | |
1990年 | トータル・リコール(ダグラス・クエイド) |
1991年 | ターミネーター2(ターミネーター:T-800) |
1993年 | ラスト・アクション・ヒーロー(ジャック・スレイター) |
1999年 | エンド・オブ・デイズ(ジェリコ・ケイン) |
2003年 | ターミネーター3(ターミネーター:T-850) |
2019年 | ターミネーター:ニュー・フェイト(ターミネーター:T-800) |
有名な「映画」ばかりですね。
ほとんどの作品、あらすじまでしっかりと覚えています。
wikiのページを読んでみますと、
ボディビルダーとしての功績は凄まじいものがあります。
映画界に肉体派俳優というジャンルを開拓したのもシュワちゃんですし、
ボディビル・フィットネスをアメリカに普及させたのもシュワちゃん、
ゴールドジムを世界最大のジムに成長させたのもシュワちゃん、
様々な逸話をボディビルダーの経験から世にもたらした功労者です。
「映画」はというと、
大ヒット「映画」も数多くありますけど、
大コケした「映画」も結構あったりして、全て上手くいった俳優ではありません。
演技的な評価はされませんし。
それでも、
世界のトップ俳優として位置付けられているのは、
シュワちゃん自身が持っている人間としてのパワーなんでしょうね。
画面に映っただけであの存在感、
「I'll be
back」だけで視聴者に全てを飲み込ませる俳優は唯一無二です。
72歳、
まだまだ楽しませて頂きたい俳優さんです。
最後に
「I'll be back」と言ったシュワちゃん「映画」で、
戻って来ないなんて事はありえません。
ある意味、
「I'll be
back」がネタバレなんですけど、
戻って来る過程を楽しませるのがシュワちゃん「映画」です。
この「バトルランナー」もそうですが、
戻って来る過程を楽しんで観て頂ければ、
最後まで飽きずに観続ける事の出来る作品と言えます。
シュワちゃん「映画」に、
緻密なストーリー性なんていりません。
シュワちゃんがどう勝つのか、
それを楽しむのが「バトルランナー」です。
是非1度、
シュワちゃんのパワー全開を楽しんでください。
ではまた。
その他、気軽に楽しんでしまえばいいオススメ「映画」
気軽に、何も考えずに楽しめる「映画」を載せておきます。
ただただ集中して視聴して頂ければ、
ラストまでアッという間に辿り着く作品ばかりです。
少しですが、
変な「映画」も混じっていますけど、
概ね楽しめる作品だと確信しています。私は、ですけどね。
暑い夏を吹き飛ばすように、楽しんでください。
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