「伊坂幸太郎」の作品の中で、1番最初に読む「小説」はこれじゃない

2019年11月28日

最初に触れる「伊坂幸太郎」作品は、これではないです

 

今の日本で1番有名な作家といえば、

伊坂幸太郎

彼の「小説」を読んだ事がない方は少ないと思いますが、

これから「伊坂幸太郎」の「小説」を初めて読もうとしているあなた

最初にこの作品に触れるのは辞めておいた方がよろしいかと。

伊坂幸太郎」にだいぶ慣れてから読み進めてください。

 

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「伊坂幸太郎」が描く、「サルが跳び、アクマが笑う」

 

SOSの猿 伊坂幸太郎

 

ネタバレをせずに、紹介します。

誰を主人公として紹介するのか迷う、不思議な「小説」です。

 

「私の話」
こちらの主人公は遠藤二郎
困っている人を見ると、なんとかしてあげようと強く思ってしまう男。
ただ、何もできない自分への無力感に苛まれている真面目な男。
家電量販店で働きながら、副業で「エクソシスト」をしている。イタリア留学時代に悪魔祓いの技術を習得。
辺見のお姉さんの息子が引きこもり、相談を受ける事に。

「猿の話」
こちらの主人公は五十嵐真
桑原システムという会社で品質管理をしている男。
課長から新しい仕事を受ける。菩薩証券が誤発注、20分という短い時間で300億円を失うミスを仕出かしたので、聞き取り調査を依頼される。
ところが、
普通そうで普通ではないのが「猿の話」。
猿の話」・・・・孫悟空
孫悟空が語る因果関係の話がこの「猿の話」。

SOSの猿」は、

私の話」で、
遠藤二郎エクソシスト辺見家

猿の話」で、
五十嵐真300億円孫悟空

これらが入り乱れて1つの「小説」になっている作品です。

よく分かりませんよね。私も自分で書いていてよく分かりません。

1つだけ言えるのは、

伊坂幸太郎」の「小説」で、

1番最初に読んではいけない「小説」だという事です。

初めて「伊坂幸太郎」の作品に触れたのが「SOSの猿」、

これではファンになるどころか、途中で読むのを辞めてしまう可能性があります。
それぐらい、
摩訶不思議な「小説」です。


伏線を回収するだけが「伊坂幸太郎」の才能ではないと、
SOSの猿」で確認はできます。この人の頭の中は一体どうなっているんだ?
そんな想いで読み進めていけると思います。
伊坂幸太郎」に慣れている人ならば。

伊坂幸太郎」の「小説」をすでに何冊も読んでいる方で、
SOSの猿」をまだ読んでいないあなた、

挑戦してください。

 

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「SOSの猿」を読んだ方達のレビューを、紹介します

 

「SOSの猿」を読んだAさんのレビュー

中盤まではとても読みにくかったです。どれが現実でどれが幻覚なのか。
幻覚は自分の奥底の無意識なのか。事件?物事?は全てなるようになっていますが、
正解がないようなお話なのでモヤモヤする人はいるかもしれません。
西遊記が好きな方は読んでみて損はないかなという印象です。

 

「SOSの猿」を読んだBさんのレビュー

この2つの話はどう繋がるの?ってワクワクしながら読み進めました。
エクソシスト、孫悟空、ユング、株取引・・とんでもないエッセンスだらけだけど面白かったです!
困っている人がいたら気になってしまう、その人の心情に引きずられてしまう、
でも何もできない自分に無力感・・というのは少し分かる部分もあるかも、です。
終わり方が好みでした。

 

「SOSの猿」を読んだCさんのレビュー

伊坂幸太郎の作品は好きなものもあるけど、これに関しては私の好みではありませんでした。
話の主軸となる人物が章によって変わるのは伊坂幸太郎の作品ではよくあるし、
それは嫌いじゃない作風ですけど、
本作に関してはそれが鬱陶しく感じられました。
また、西遊記が私自身全く興味がないので、
話の中に登場しても面白味が感じられず、登場人物にも好感が持てなかったし、
伊坂幸太郎作品の中では私的にはハズレでした。

 

「SOSの猿」を読んだDさんのレビュー

それぞれの物語がひとつになる時のワクワク感は、さすが伊坂さん!という感じです。
暴力は悪なのか、人殺しはダメなのか、などいつも問を投げかけられ、考えてしまいます。
答えはなかなか見つからないけれど、考えることが大事なのかなと、また作品に向き合っていきたいです。

 

「SOSの猿」を読んだおじさん

上の方達のレビューを読んで頂けると分かるでしょうけど、
この「SOSの猿」は賛否が真っ二つです。むしろ、否の方が多いです。
読みにくかった、ハマらなかった、そんな声が多数でしたね。

正直、
私もそこまで面白い「小説」だとは思っていません。他が良すぎるという事はあるんでしょうが、
エンターテイメント性抜群の「伊坂幸太郎」作品の中でも、相当な異端だと私は思っています。
頭抜けた才能を持っている作家ならではの「小説」だと。
私のような凡人が理解するには3回ぐらい読まないと・・・。

ではなぜ、そんな「小説」を紹介しているのかというと、
上にも書きましたけど、
伊坂幸太郎」の「小説」を初体験するのが「SOSの猿」、
これは少し待った方がいいからです。強く思っています。
いきなり「SOSの猿」を読んでしまうと、たぶん、他の作品を読んでみようという気持ちにならないと思うんですよね。変な満腹感を覚えてしまう気がします。

できたらですね、
伊坂幸太郎」の「小説」に数多く触れてきた方に読んで頂きたいです。
そんな方なら確実に読み進められます。不思議な世界観はまさに伊坂幸太郎」ですから。
物事の賛否なんて当たり前です。ないとおかしいです。
その否の部分も「伊坂幸太郎」に慣れている方なら楽しめると、私は勝手に思っています。
次に繋げる否ですのでね。
SOSの猿
伊坂幸太郎」に慣れ親しんだ方へオススメします。

 

 

「伊坂幸太郎」の映画化されている作品

 

伊坂幸太郎(1971年5月25日〜)」は、日本の小説家です。

今までに数多くの「小説」で賞を獲り、数多くの「小説」が映画化されています。

伊坂幸太郎」の映画化されている作品

公開年 映画 監督・主演
2006年 陽気なギャングが地球を回す 監督:前田哲 主演:大沢たかお
CHiLDREN チルドレン 監督:源孝志 主演:坂口憲二
2007年 アヒルと鴨のコインロッカー 監督:中村義洋 主演:濱田岳・瑛太
2008年 Sweet Rain 死神の精度 監督:筧昌也 主演:金城武
2009年 フィッシュストーリー 監督:中村昌也 主演:伊藤淳史
重力ピエロ 監督:森淳一 主演:加瀬亮・岡田将生
ラッシュライフ 東京藝術大学製作 主演:堺雅人
2010年 ゴールデンスランバー 監督:中村義洋 主演:堺雅人
2012年 ポテチ 監督:中村義洋 主演:濱田岳
2014年 オー!ファーザー 監督:藤井道人 主演:岡田将生
2015年 グラスホッパー 監督:瀧本智行 主演:生田斗真
2019年 ゴールデンスランバー 監督:ノ・ドンソク 主演:カン・ドンウォン

私は「伊坂幸太郎」の「小説」が好きだと言い続けていますけど、
映画は1本も観ておりません。邦画が嫌いなわけではないんですが、どうも手が伸びないんですよね。

堺雅人主演の「ゴールデンスランバー」は観たい観たいとずっと思っております。
いまだ実現出来ず、情けないです。
Netflix(ネットフリックス)」で配信されればすぐ観るんですけど・・・。
お願いしたいです。

SOSの猿」が映画化されたら結構面白そうです。悟空が出てくるし。
観るかどうかは疑問ですが。

伊坂幸太郎」原作の映画はこれだけありますので、
観ていない方は1度観てみてはいかがでしょうか。「小説」よりは入りやすいと思います。
観ていない私が何を言っても、真実味はゼロなんですけどね。

 

最後に

 

伊坂幸太郎」の「小説」を紹介したのは、

この「SOSの猿」で5冊目です。

伊坂幸太郎」の「小説」初体験にしない方が良いですよ、という理由と、

SOSの猿」をふと思い出した事が理由で、

今回紹介させて頂きました。

非常に書くのが難しい「小説」でしたけど、

読んでみない事には何も分かりませんので、

読む「小説」候補として頭の片隅に入れて頂けると幸いです。

あくまでも、
伊坂幸太郎」に慣れている方に、
という事でお願いします。

ではまた。

 

 

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