「伊坂幸太郎」に泣かされた、あの日の通勤時間

2019年11月28日

「小説」を読んで感動する、「映画」を観て感動する、

よくあることです。

ただ、

涙を流して感動する「小説」や「映画」となると、そこまで多くはありません。

あるにはあるけど稀です。1年の間にあるかないか、微妙なところですよね。

それが号泣となると、1年どころか10年だとしても・・・。

 

私が、通勤時間中、電車の中で号泣させられた、しかも「小説」で、

というお話です。

 

 

たまにしか出会えない「小説」

 

以前にも書きましたが、「小説」をよく読みます。
堅苦しい本ではなく、ミステリーものが多いです。
読みやすいですし、何より色々なことが次々起こって、読者を飽きさせない構造になっていると思います。すぐ事件が起こりますからね。ページをめくるスピードは、
必然的に早くなってしまいます。

 

ただ、全ての「小説」が面白いかというと、
そこは人それぞれです。好き嫌いはしっかりあります。読み慣れてくると、

むしろ、面白くない「小説」の方が多いと思えてきます。あくまで個人的にですけどね。

そんな中、出会うんですよ。ごく稀ですけど、最高に面白かったと言える「小説」と。

 

そういう「小説」と出会うと、
読み終えた後になんとも言えない満足感を得ることができます。
エンディングを数回読み返してしまいますよ。ある種の麻薬かもしれません。

あの満足感を味わいたくて、今も「小説」を読み続けている私ですが、
出会う確率は低いかもしれません。

少しでも確率が上がれば良いなと、通勤時間中にページをめくる日々をおくっています。

 

 

通勤時間中に号泣

 

数年前のあの時、吊革につかまりながら読んでいた「小説」、
忘れることができません。

有名な作家の、有名な作品です。

 

数日前から読み始め、その時はもう佳境に入っていました。物語の終盤です。
通勤時間がもっと長ければと思うほど、どハマりしていました。
集中して読んでいたので、時間を短く感じていたんでしょうね。「もうこの駅か」と。

 

 

物語の中に入り込んで読んでいると、不思議な感覚になることがあります。

エンディングを早く読みたいという気持ちと、
ずっと物語が続けば良いなという気持ちと、真逆の思いが心の中に生まれてしまいます。
読み進めたいのに、読み終えたくない、葛藤が…。

葛藤と戦いながら読み進めていたあの時、物語のある場面、私は、

 

電車の中で、吊革につかまりながら、号泣してしまいました。

 

涙が次から次へと溢れ出てきて、全く止まる気配がありませんでした。少し、嗚咽も…。

感動して涙することぐらい、今までに何度となくありましたが、
あそこまでの号泣は初めてでしたね。

おもいっきり絵が頭の中に浮かんでしまったんです。「ドン!」、

もうたまりませんでした。さすがに電車の中でしたし、良い大人が本を片手に号泣ですからね。
顔を隠すようにしていましたが、私の前で座っていた方や、
隣に立っていた方には気づかれていたと思います。「こいつ、泣いてる」

 

今思うと恥ずかしいです。ご迷惑をおかけしました。想定外でした。

結局、目的の駅に着いても読むことを止められずに、歩きながら読み進めてしまいました。
危ない行為だとは分かっていたのですが、感動してしまって…。

会社に着く前にエンディングを迎え、その日の午前中、
ずっとフワフワしていましたよ。面白い「小説」に出会えた嬉しさで。

帰りの電車、読み返したのは言うまでもありませんね。

 

 

私を「号泣」させた「犯人」

 

「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎

「ゴールデンスランバー」 年・回
2008年 本屋大賞受賞
第21回 山本周五郎賞
2009年版 「このミステリーがすごい!」1位

 

誰もが知っている作家「伊坂幸太郎」の、

映画にもなった有名な「小説」です。

首相暗殺という恐ろしい濡れ衣を着せられたある男の、
2日間逃げ回るという逃亡劇を描いた、エンターテイメント性抜群の「小説」です。

伊坂幸太郎」という作家を知る、
伊坂幸太郎」の「小説」を知る、いい機会になると思うので是非、読んでいただきたい作品です。

 

どの場面で感動したのかは、
ネタバレになるので語ることはできませんが、是非読んでみてください。
エンターテイメント性も抜群ですし、時間を忘れて、物語の中に入っていけますしね。
もしかしたら、号泣してしまうかも…。

 

電車の中で読むことだけは、オススメしません。

 

 

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