「古典部シリーズ」の第3作目、米澤穂信の「ミステリー小説」です

2020年2月11日

日常に何食わぬ顔をして潜んでいる謎を、

古典部」の面々が解き明かしていく、

米澤穂信の「古典部シリーズ第3作目

クドリャフカの順番」を紹介させて頂きます。

殺人事件が起こらない「ミステリー小説」ですけど、

ミステリー」に人の死はいらないと感じさせてくれる、

読み応え抜群の「ミステリー小説」です。

 

「古典部シリーズ」の第3作目

 

クドリャフカの順番 米澤穂信


 

ネタバレをせずに、紹介します

今回の舞台は、
神山高校の年間最大イベントである文化祭(通称:カンヤ祭)の3日間です。

古典部は手違いで、出品する文集「氷菓」を大量に作り過ぎてしまい、
大量在庫を抱えながら文化祭初日を迎えます。

・千反田える
古典部の部長。神山高校1年生。千反田家の令嬢。お嬢様です。
わたし、気になります」という好奇心から、周りをこれでもかと巻き込みがちな部長。
今回、
大量在庫となった「氷菓」を売ろうと方々に売り込みをかけることに。

・折木奉太郎
古典部員。神山高校1年生。省エネ主義をモットーにしている高校生。
「やらなくていいことはやらない、やらなければいけないことなら手短に
考え方はシンプル、ですが、洞察力に優れた面を持ち合わせている奉太郎
今回、
文化祭での店番をする事になりますが、やはり、事件に巻き込まれていきます。

・福部里志
神山高校1年生。古典部員であり手芸部員、そして総務委員をこなす奉太郎の親友
知識量と行動力に優れた参謀的な立ち位置の高校生。
今回、
文化祭を楽しみながら「氷菓」を宣伝する里志、顔の広さと行動力を発揮していきます。

・伊原摩耶花
神谷高校1年生。古典部員と漫画研究会部員、図書委員を兼任する活発な高校生。
他人にも自分にも厳しい性格、漫画家を目指している毒舌家です。
今回、
大量在庫となった「氷菓」の責任を感じながら、漫画研究会のギスギス感に翻弄される摩耶花
古典部と漫画研究会に挟まれて大変な目に。

この古典部4人が巻き込まれる事件、

奇妙な連続盗難事件

十文字」と称する何者かが、犯行声明を残して各部活から物品を盗んでいく、
こんな盗難事件に古典部は巻き込まれていきます。

古典部4人の視点から語られる、
文化祭3日間を描いた「ミステリー小説」、
クドリャフカの順番
古典部の活躍を楽しんでください。

 

 

「古典部シリーズ」第3作目を読んだ方達のレビューを、紹介します

 

「クドリャフカの順番」を読んだAさんのレビュー

クドリャフカの順番!
これは私が「古典部シリーズ」の中でも最もオススメしたい一冊です!
登場人物たちの表裏が描かれていて、特に里志の嫉妬心と奉太郎の格好良さが見所です!

 

「クドリャフカの順番」を読んだBさんのレビュー

学園ものという軽い設定の中で、
ここまで深くて複雑な内容のミステリーにすることが出来るものなのですね。
私には理解できない会話内容も多々ありましたが、
面白く読み終えました。この作品の為の前作、前々作だったのですね。

 

「クドリャフカの順番」を読んだCさんのレビュー

期待を裏切りませんね。
古典部という名前からは想像出来ない活躍は、4人の絶妙なバランスが生み出しています。
古典部はもとより、他の学生達もリアルに魅力的に描かれていて、
ストーリーが深みを増しています。さて、第4作目を楽しみます。

 

「クドリャフカの順番」を読んだおじさん

古典部シリーズ」はちゃんとした「ミステリー小説」です。
人の生き死にがなくても、派手な演出がなくても読者を楽しませる「小説」です。
おじさんでも楽しめますからね。

探偵役は基本、奉太郎なんですけど、
今回は4人の視点で語られる物語になっています。4人を深く知ることの出来る物語です。
漫画研究会のギスギス感は頭にくるし、里志の感情にも共感できるし、
私のようなおじさんが、のめり込んで読み進めてしまう「ミステリー小説」になっています。
高校時代なんてはるか昔ですけどね。

古典部シリーズ」、
派手で血生臭い「ミステリー」を好む方にはおすすめ出来ませんが、
気軽に「ミステリー」を楽しみたい方にはおすすめできる作品です。
高校生達の活躍と苦悩を楽しんでください。

米澤穂信の「古典部シリーズ第3作目
クドリャフカの順番
気軽な読書に最適です。

 

 

 

「古典部シリーズ」について

 

米澤穂信(1978年〜)は、
岐阜県出身の小説家、推理作家です。

古典部シリーズ」は、

出版元 タイトル
2006年 角川文庫 氷菓
2007年 愚者のエンドロール
2008年 クドリャフカの順番
2010年 遠まわりする雛
2012年 ふたりの距離の概算
2019年 いまさら翼といわれても

これまでに6作発表されています。

つい先日、「いまさら翼といわれても」を読み終えたばかりです。

6作も読んでくると、
古典部」の4人に妙な愛着がわいていますね。
最初は奉太郎とえる、読み進めていくうちに里志と摩耶花もなくてはならない存在として、
読者が認識してしまいます。
その傾向が強くなるのが、今作「クドリャフカの順番」です。

おじさんとしては、どうしても、
漫画研究会のギスギス感が頭に来てしまうんですけど、歳のせいですかね。
高校生達の物語におじさんが翻弄されてしまいます。

古典部シリーズ」、
読むとしたら第1作目の「氷菓」から順番に読み進めることをおすすめします。
氷菓」、「愚者のエンドロール」、
そして「クドリャフカの順番」、
そんな感じで読み進めて頂ければ、4人に愛着がわきますから、是非。

 

最後に

 

古典部シリーズ」を紹介するのは3回目です。

血生臭い「ミステリー小説」ではないので、

誰にでもおすすめ出来る「ミステリー小説」です。

人の生き死にがなくても楽しめる「ミステリー小説」が存在するんだと、

少しでも感じて頂ければ幸いです。

気軽に楽しんでください。

ではまた。

 

その他、おすすめ「ミステリー小説」

 

その他、おすすめの「ミステリー小説」を紹介します。

気軽に読み進められる作品もありますけど、
トラウマになる可能性を秘めている作品もありますので、
気を付けながら手に取ってみてください。

読み進める際はご注意を。

 

 

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