「2大スター」が共演した「サスペンス・アクション」、111分のドラマ
2大スターが共演した、
サスペンス・アクションです。
監督アラン・J・パクラの遺作でもある作品です。
約20年前の「映画」ですけど、
間違いなく見応えのある作品です。
2大スターが演じる2人の男が背負っている背景を、
111分、
楽しんでください。
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「2大スター」が共演、サスペンス・アクション
「デビル」
The Devil's Own(1997)-Trailer
監督 | アラン・J・パクラ |
出演(役名) | ハリソン・フォード(トム・オミーラ) |
ブラッド・ピット(フランシス・マグワイヤー、ローリー・ディヴァニー) | |
マーガレット・コリン(シーラ・オミーラ) | |
ルーベン・ブラデス(エドウィン・ディアス) | |
トリート・ウィリアムズ(ビリー・パーク) | |
ミッチェル・ライアン(ジム・ケリー) | |
アメリカ公開 | 1997年3月28日 |
日本公開 | 1997年4月5日 |
ネタバレをせずに、紹介します。
※IRAとは
アイルランド共和軍(Irish Republican Army、略称:IRA)
アイルランド独立闘争(対英テロ闘争)を行ってきたアイルランドの武装組織です。
アイルランド共和国軍と表記されることもあるようです。
wikiにページが存在していますので、興味のある方は検索してください。
ここではこれ以上触れません。「映画」の中だけの知識で十分だと思っております。
「2大スター」共演のサスペンス・アクションです。
・フランシス・マグワイヤー(ローリー・ディヴァニー:ブラッド・ピット)
愛称はフランキー。
フランキーは8歳の時、
目の前でIRAのシンパの父親をイギリス人に殺され、IRAの活動家となった人物です。
いつまでも上手くいく訳はなく、仲間たちが命を失い、
フランキーは偽造パスポートを入手して偽名を使い(ローリー・ディヴァニー)、
アメリカ・ニューヨークに向かいます。
目的は1つです。
IRAとしての活動、反撃のために武器調達と資金調達。
フランキーの心にはいつもあの時の父親がいます。殺された父親。
あの悲しみと悔しさが、フランキーを常にIRAとして突き動かします。
・トム・オミーラ(ハリソン・フォード)
IRAシンパの判事が手引きして、フランキーは同じアイルランド系の実直な警官、
トムの家に下宿することになります。
フランキーの正体を知らないトム一家は、
彼を温かく迎え、家族同然に接していきます。
やはり彼はIRAです。
裏で武器調達、アイルランドに武器を運ぶ船の修理など、暗躍していきます。
そんなある日、とうとうトムがフランキーの正体を知ってしまい・・・。
ハリソン・フォードとブラッド・ピット、
「2大スター」が共演した、
「デビル」
サスペンス・アクション、そしてヒューマンドラマを存分に感じられる作品です。
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「2大スター」共演「デビル」を観た方達のレビューを、紹介します
・「デビル」を観たAさんのレビュー
面白かったです。
ハリソンフォードとブラッドピットの2大スターの共演です。
IRAのリーダーのブラッドピットと、警官のハリソンフォード、
2人とも信念があり、最後は誰も浮かばれないと私は思いました。
まぁ、多くは語りませんw
・「デビル」を観たBさんのレビュー
これこそ、ブラピじゃないと出来ない演技です。
アイルランド独立運動を背景に話が展開しているけど、実際に重要なのは、
両者の立場を互いに理解出来るからこその心理の葛藤です。
こういう人の深い領域を映す映画は大好きです。
・「デビル」を観たCさんのレビュー
子供の頃に父親が殺されなければ、ブラピはこんな人生を歩む事はなかったでしょう。
復習しか生きる意味を見出せない男と、警官としての高潔さを主義とする男の対立。もし境遇が違えば、
きっと親子のような関係になるであろう、心の通ったセリフ回しがラストシーンを一層切なくします。ブラピとハリソンがスクリーン映えし過ぎて、それが観るものを惹きつけます。
ストーリーは淡々としていて、アクションも少なく盛り上がりに欠けますけど、
どちらかというと、心の交流を主軸にしたヒューマンドラマに焦点が当たっているので、
それはそれで良かったと思います。
・「デビル」を観たおじさん
「2大スター」共演ということで、
公開当時はものすごく話題になった作品です。
「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」で大スターになっていた、
ハリソン・フォードと、
「リバー・ランズ・スルー・イット」や「インタビュー・ウィズ・バンパイア」、
そして「セブン」で飛ぶ鳥を落とす勢いだったブラッド・ピットが共演です。
話題になるはずですね。
「デビル」は、
サスペンス・アクションと表記されていますけど、
どちらかというと、
サスペンス・ヒューマンドラマの方がしっくりと来る作品です。
派手さはあまり感じませんし、全く違うものを背負った2人の男の物語なんですね。
そして、ある種、分かり合える部分が少しだけあるんです。
1つだけと言っても良いでしょうけど・・・家族。
IRAよりも家族をテーマとしたサスペンス、
そんな風に視聴するのをオススメします。
ハリソン・フォード、ブラッド・ピット、
「2大スター」が共演した、
サスペンス・ヒューマンドラマ、そして家族愛を描いた、
「デビル」
観ていない方は是非。
ハリソン・フォードについて
ハリソン・フォード(1942年7月13日〜)は、
アメリカ出身の俳優さんです。77歳、驚きますね。
主な出演映画(個人的な表になっています)は、
公開年 | 映画(役名) |
1977年 | スター・ウォーズ(ハン・ソロ) |
1980年 | スター・ウォーズ 帝国の逆襲(ハン・ソロ) |
1981年 | レイダース/失われたアーク〈聖櫃〉(インディアナ・ジョーンズ) |
1982年 | ブレードランナー(リック・デッカード) |
1983年 | スター・ウォーズ ジェダイの帰還(ハン・ソロ) |
1984年 | インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(インディアナ・ジョーンズ) |
1985年 | 刑事ジョン・ブック 目撃者(ジョン・ブック) |
1989年 | インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(インディアナ・ジョーンズ) |
1990年 | 推定無罪(ラスティ・サビッチ) |
1993年 | 逃亡者(リチャード・キンブル医師) |
1997年 | デビル(トム・オミーラ) |
エアフォース・ワン(ジェイムズ・マーシャル大統領) | |
2008年 | インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(インディアナ・ジョーンズ) |
2015年 | スター・ウォーズ/フォースの覚醒(ハン・ソロ) |
2017年 | ブレードランナー 2049(リック・デッカード) |
これ以外にもたくさんあるんですけど、
個人的にはこんな感じです。
シリーズものが強すぎますね。
「スター・ウォーズ」のハン・ソロ、
「インディ・ジョーンズ」のインディアナ・ジョーンズ、
有名でしかも、大ヒット作ばかりです。
「スター・ウォーズ」シリーズでジョージ・ルーカス監督、
「インディ・ジョーンズ」シリーズでスティーヴン・スピルバーグ監督、
一応、
「地獄の黙示録」でフランシス・フォード・コッポラ監督とも仕事をしております。
(確かチョイ役だったと思いますが、記憶が定かではありません)
あまり「映画」の個人賞には縁がなく、
「レイダース/失われたアーク〈聖櫃〉」でサターン主演男優賞を受賞しているだけです。
あとはノミネートばかりになっています。
だからと言って、演技の出来ない俳優さんではありません。
ハン・ソロとインディの印象がどうしても強いですけど、
味わい深い演技を魅せてくれる大御所俳優です。
そんなハリソン・フォードと共演のブラッド・ピット、
「2大スター」を存分に堪能できる、
「デビル」
楽しめますよ。
最後に
今年、
ハリソン・フォードは77歳、
ブラッド・ピットは56歳(今は55歳)、
「デビル」は約20年前の「映画」です。
ハリソン・フォードは50代、
ブラッド・ピットは、なんと20代の頃に製作された「映画」です。
ベテランと勢いのある若手が共演している「映画」、
それだけでも観る価値がありますね。
懐かしさを覚えつつ記事を書いていました。
おじさんですから。
「デビル」
是非1度。
ではまた。
その他、オススメの「サスペンス映画」
「デビル」以外の、
オススメ「サスペンス映画」を紹介しています。
最高に「後味の悪い映画」から、
見終わった後、背筋が凍る「サスペンス映画」まで、
オススメと書くには多少申し訳ない気持ちがありますけど、
是非、1度視聴してみてください。
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