ドラマ『真夜中のミサ』キャスト/あらすじ/感想(ネタバレあり)、観応えアリです
Netflixのリミテッドシリーズ、
シーズン1で完結するホラードラマ『真夜中のミサ』。
ドラマ『真夜中のミサ』
✔︎ シーズン1:全7話で完結
✔︎ 人口127人の孤島で起きる奇跡と怪事件
✔︎ 孤島で暮らす人々が辿り着いた先に待っているものは一体・・・
宗教感が強く、キリスト教、聖書のことがよく分からなくても、
最後までしっかりと再生ボタンを押し続けられるドラマ、
『真夜中のミサ』。
私は途中で面食らってしまいましたが(感想で後述)、
ラストエピソード「第7章:黙示録」を観終わった後、
満足感で一杯になっていました。観応えアリですね。
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ドラマ『真夜中のミサ』キャスト/あらすじ/感想
『真夜中のミサ』
Midnight Mass | Official Trailer | Netflix
- エピソード1「第1章:創世記」〜60分〜
- エピソード2「第2章:詩篇(しへん)」〜64分〜
- エピソード3「第3章:箴言(しんげん)」〜65分〜
- エピソード4「第4章:哀歌」〜70分〜
- エピソード5「第5章:福音」〜62分〜
- エピソード6「第6章:使徒言行録」〜67分〜
- エピソード7「第7章:黙示録」〜64分〜
キャスト
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・監督/原作/制作
マイク・フラナガン
・キャスト(役名)
ケイト・シーゲル
(エリン/故郷の島に帰ってきた妊婦)
ザック・ギルフォード
(ライリー/交通事故を起こし全てを失って、島に帰ってきた男性)
ヘンリー・トーマス
(エド/ライリーの父親)
クリスティン・レーマン
(アニー/ライリーの母親)
イグビー・リグニー
(ウォーレン/ライリーの弟)
ラフル・コーリ
(ハッサン/島の保安官、イスラム教徒)
ラフール・アブリ
(アリ/ハッサンの息子、イスラム教徒)
アナベス・ギッシュ
(サラ・ガニング/島で唯一の女性医師)
アレックス・エッソー
(ミルドレッド・ガニング/サラの母親)
アナラ・シモン
(リーザ/事故で車椅子生活になった少女)
ロバート・ロングストリート
(ジョー/島で孤立している男性、リーザの事故を起こした張本人)
ハミッシュ・リンクレイター
(ポール・ヒル/プルーイット司祭の代理として島にやってきた神父)
サマンサ・スローヤン
(ベヴァリー/島の教会に仕える女性)
「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」や、
ドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」、
その続編ドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」などで知られる、
マイク・フラナガンが監督/原作/制作を担当したドラマです。
ちなみに、
エリン役”ケイト・シーゲル”、
ハッサン役”ラフル・コーリ”は「ザ・ホーンティング〜」に出演しています。
『真夜中のミサ』と「ザ・ホーンティング〜」2作、
Netflixで視聴可能となっていますので、気になる方はチェックしてみてください。
「ザ・ホーンティング〜」2作、超怖そうですけど・・・。
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あらすじ
『真夜中のミサ』あらすじ
死亡事故を起こし、罰金を支払い刑期を終え、4年後、
全てを失って故郷の孤島クロケットに帰ってきたライリー。
そのライリーが帰ってきた前日、
ある男が大きな箱を持ってクロケットに上陸していた。
プルーイット司祭の代理としてやってきた神父ポール。
ポールは島の教会で代理として働き始め、
ライリーを含めた島の住民たちに淡々と、布教を開始し始める。
しかし、
孤島のクロケットは、
何か得体の知れないものに侵食されていく・・・。
嵐の翌日に打ち上げられた、おびただしい数の猫の死体。
祭りの最中に苦しみながら死んだ犬。
神父ポールが赴任してきたその日から、
静かだが着実に変わり始めた孤島クロケット。
そして、
信じられない奇跡が教会で、
神父ポールの周りで起き始める。
孤島クロケットが包まれたのは、光か、それとも、
闇なのか・・・。
小さな島で起こった最後の審判、黙示録。
〜『真夜中のミサ』〜
ちょっと気になったので:「ミサ」
「ミサ」(ラテン語:missa、英:mass)は、
カトリック教会においてパンとぶどう酒を聖別して聖体の秘跡が行われる典礼(祭儀)。
司教または司祭が司式し、信者全体が捧げるものとして位置づけられており、
カトリック教会で最も重要な典礼儀式です。
参照元のwikipedia-ミサを読んでみると、気になる部分があって、
1つは「いけにえ」、もう1つが「交わりの儀」。
「いけにえ」の部分は、
ちょっと長いので、参照元を読んでいただくとして(割愛)、
「交わりの儀」について少し。
・「交わりの儀」
⇨奉献文に続いて、福音書の中でキリストが弟子たちに教えたとされる「主の祈り」が唱えられる。そして司祭の祈願に続いて「平和の挨拶」という司祭や会衆同士の挨拶が行われる。
さらに「平和の賛歌」(アニュス・デイ)が続き、司祭はパン(聖体)を裂いて一部をぶどう酒(御血)に浸す。
⇨司祭が聖体を食べ、御血を飲む。
これを「聖体拝領」(聖餐)という。
⇨司祭(または助祭)は続いて聖体を信者に配り、信者も聖体拝領を行う(非信者は同席できるが受けられない)。
⇨通常はパン(聖体)のみだが、場合によっては信者もぶどう酒(御血)を飲むこともある。
⇨聖体拝領が終わると、司祭が拝領後の祈りを唱えて交わりの儀が終わる。
⇨この場合の「交わり」というのは、
神と人との交わり、参加者同士が同じ聖体を受けて交わるという意味である。
この「いけにえ」と「交わりの儀」を読んでいて、
『真夜中のミサ』エピソード6「使徒言行録」から、
エピソード7「黙示録」への流れを思い出していました。
そして、「ミサ」は「閉祭の儀」へ・・・。
ドラマ『真夜中のミサ』の「閉祭の儀」エピソード7「黙示録」、
ドラマで確認してみてください。
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おじさんの感想(ネタバレあり)
(当初の予想は大外れだったけど、観応えアリのドラマ)
Netflixのリミテッドシリーズ、
ドラマ『真夜中のミサ』を観始めた当初、
ライリーがいわゆる”視える人”になっていましたので、
ゴースト系、幽霊系のドラマかと予想しながら観ていたんですけど、
全然違いました。
もう1つ、というかこちらがメインですが、
吸血鬼的存在が出てきてしまい、
ゴーストと吸血鬼が共存する新しいタイプのドラマ・・・かとさらに想像を膨らませていたら、
天使と称される吸血鬼がメインで、
ゴーストはほぼ脇役で終わるという、ドラマの当初の印象からは想像できず、
私は面食らってしまいました。
当初は、
同じNetflixドラマ「ゴースト・ウォーズ」的な話だと思っていたんですけどね。
ライリーが1人だけとはいえ”視える人”だったし。
舞台となる島の雰囲気も似ていたし。
それがまさか吸血鬼系とは・・・。
とはいえ、吸血鬼がメインで、
今まで散々擦られてきた内容のドラマ、ではありません。
あくまでも物語の中心は人間そのもの、
”信仰とは?”、”宗教とは?”、そして”人間そのものとは一体?”、
といった答えなんか存在しないような部分に、
宗教的な解釈を当てはめて、
”あなたなら、どちらを選びますか?奇跡の力を目の当たりにした時、抗えますか?”
と問われているようなドラマでした。
私は信じてしまいそう・・目に見えてしまったら・・・。
なんだか色々考えさせられましたが、
結構面白かったドラマです。オチにも納得。
多少、長〜い会話の場面に疲れますけど、
全7話でキッチリと終わるドラマですから、耐えられるのではないかと。
視聴後に明るい気持ちになれているとは思えませんが、
最近視聴した映画「ミッドサマー」の視聴後よりは断然マシだったドラマ、
『真夜中のミサ』。
Netflixで視聴可能となっていますので、気になる方は視聴してみてください。
観応えはアリますよ。
(ベヴァリーはイヤ〜な感じですけど)
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最後に
ドラマ「ヴァン・ヘルシング」に出演していた、
ヴィンセント・ゲイルがチョイ役で出演している『真夜中のミサ』を紹介させていただきました。
リミテッドシリーズですから、シーズン1で終了です。
ダラダラと継続するようなことはありませんので、連休などに一気に視聴すれば、
ある程度の満足感を得られるのではないかと。
宗教に全然詳しくない私でも楽しめましたから。
最近なぜか、たまたまでしょうが、
「ミッドサマー」で打ちのめされて、
「ヘレディタリー/継承」を視聴、宗教的、カルト教団的な映画を2作続けて観まして、
『真夜中のミサ』に辿り着くという・・・。
掲示か天啓なのか・・・、Netflixの陰謀か・・・。
Netflixで配信されている「グーニーズ」でも観てきます、
何も考えず懐かしさで一杯になるでしょうから。
ではまた。