「ヴァンパイア」の悲しい生涯を描いた「名作映画」、トムとブラピが共演
約25年前にイケメン2人が主演した、
有名な「ヴァンパイア映画」です。
原作はアン・ライスの小説「夜明けのヴァンパイア」、
1973年に執筆されて、1976年に出版された小説が原作になっています。
個人的に、
「ヴァンパイア映画」の「名作」だと思っている作品です。
古い「映画」ですけど、
記憶にハッキリと残っている作品ですね。
紹介します。
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「ヴァンパイア」の悲しい生涯を描いた「名作映画」
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
Interview With the Vampire(1994)Trailer #1
監督 | ニール・ジョーダン |
脚本・原作 | アン・ライス |
出演・(役柄) | トム・クルーズ(レスタト:ヴァンパイア) |
ブラッド・ピット(ルイ:ヴァンパイア) | |
キルスティン・ダンスト(クローディア:幼い少女) | |
クリスチャン・スレーター(ダニエル:インタビュアー) | |
アントニオ・バンデラス(アーマンド:ヴァンパイア) | |
アメリカ公開 | 1994年11月11日 |
日本公開 | 1994年12月10日 |
インタビュアー役は、
当初リバー・フェニックスが演じる予定になっていましたが、
当人が死亡したためにクリスチャン・スレーターが演じる事になりました。
彼はのちに、
出演料の全てを、リバー・フェニックスが支援していたボランティア団体に寄付しています。
ネタバレをせずに、紹介します。
「私はヴァンパイアだ」
とある建物の一室で、
ライターのダニエル(クリスチャン・スレーター)は用意したテープを回して、
黒髪の青年紳士ルイ(ブラッド・ピット)にインタビューを始めていました。
「私はヴァンパイアだ。200年、生きている」
ルイは、自分の悲しい過去をダニエルに語り始めます。
200年という長い年月を。
18世紀、フランスの移民で農場主だったルイは、
最愛の妻と娘を同時に失い、絶望していました。
そこへ1人の男が現れます。
レスタト(トム・クルーズ)と名乗る、
生き血を吸って永遠の時を生きるヴァンパイアです。
レスタトは、
絶望に苦しんでいるルイに魅力を感じて、
永遠を共に生きる伴侶にルイを選びました。
首筋に牙を立てられ、
「このまま死ぬか、共に生きるか」という選択を迫られたルイは、
とうとうヴァンパイアとして生きる道を選んでしまいます。
レスタトは身も心も生粋のヴァンパイアですから、
生き血を吸う事にためらいがありません。
しかし、ルイは対照的で、人間の良心を捨てられず、
小動物の血を吸って喉の渇きを凌ぐ毎日です。
そんなある日、
ルイは美しい少女クローディア(キルスティン・ダンスト)に出会います。
ペストの蔓延によって両親を失っているクローディア、
喉の渇きに耐えきれなくなったルイは、彼女の首筋に・・・。
そして、
レスタトとルイ、クローディアが共に生きるようになって、
物語は、
悲しくも儚い、ヴァンパイアとして生きていく事がこれほど苦痛を伴うものなのかと、
思い知らされる展開に発展していきます。
今や大御所感が漂ってきている2人のイケメン俳優が若かりし頃に共演した、
「ヴァンパイア」の悲しい生涯を描いた「名作映画」、
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
オススメです。
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この「ヴァンパイア」の悲しい生涯を描いた「名作」を観た方達のレビューを、紹介します
・「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を観たAさんのレビュー
とにかく一言、美しい!
トムクルーズとブラッドピットがカッコいいです。
クローディア、可愛いくて抱きしめたくなりますが、残虐で・・・。ヴァンパイアのカッコよさ、永遠の命、その代償はあまりにも大きいです。
孤独、絶望、後悔、空虚。
ヴァンパイアになりきれず、その存在に葛藤する回想の物語。ラストシーンはびっくりしました。
・「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を観たBさんレビュー
アン・ライス女史の、その後のヴァンパイアシリーズはともかくとして、現代のヴァンパイア像を提示した原作を忠実に再現した実写版映画である事は間違いありません。
若かりし頃のトムクルーズとブラッドピット、
子役時代のキルスティンダンストを一気観できる貴重な作品です。
目の保養。
・「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を観たCさんレビュー
言葉になりません。最高です。
とにかくラストが最高。正直、よくある恋愛モノの映画だと思ってなめていましたね。
これは名作です。
その時代の苦悩とかロマンとか、そういう言葉にならない複雑な部分が濃縮された作品です。
・「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を観たおじさん
印象としては、トムとブラピ、バンデラスが美しいヴァンパイアを演じていて、映像美と配役で楽しめた作品という印象でした。
ですが、
個人的にはやはり、「悲しい映画」だと。
ヴァンパイアに、人生を狂わされた人間の悲しい話だと思っています。
永遠に生きる代償として、人間の血を吸わなければいけない、
いつまでも悲しみを背負ったまま生きていかなければいけない、それは残酷で悲し過ぎます。
少女の生涯もキツイですよ・・・。
相当古い「映画」ですが、
今観ても美しさと映像美は通用すると思います。
「ヴァンパイア」の悲しい生涯を描いた「名作映画」、
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
まだ観ていない方は是非1度、ご覧になってください。
美しいトムとブラピを確認してみてください。
トム・クルーズについて
トム・クルーズ(1962年7月3日〜)は、
ニューヨーク州シラキュース出身の俳優、映画プロデューサー、歌手でもある、
日本人にとって馴染みのある方ですね。
主な出演作は、
1983年 | 卒業白書 |
1986年 | トップガン |
ハスラー2 | |
1988年 | レインマン |
1989年 | 7月4日に生まれて |
1994年 | インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア |
1996年 | ミッション:インポッシブル(兼製作) |
1999年 | アイズ ワイド シャット |
マグノリア | |
2003年 | ラストサムライ(兼製作) |
2014年 | オール・ユー・ニード・イズ・キル |
2017年 | ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 |
今現在、「Netflix(ネットフリックス)」内で観られるトム・クルーズ作品は、
Netflix(ネットフリックス)内で観られるトム・クルーズ | |
1986年 | トップガン |
2001年 | バニラ・スカイ |
2002年 | マイノリティ・リポート |
2004年 | コラテラル |
2005年 | 宇宙戦争 |
2008年 | ワルキューレ |
2011年 | ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル |
2012年 | アウトロー |
2013年 | オブリビオン |
計9本のトム・クルーズ作品が視聴可能になっています。
興味のある方は是非。
個人的に、
トム・クルーズはあまり好きではありません。
嫌いではないですが、これだけの作品に出演しているのに、
好きな「映画」が少ないんですよね。
出演作の表に書いた、
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」と、
「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」は、去年観たので、
表に入れただけです。ラストまで観られましたけど、アレな感じでしたしね。
あくまでも、個人的なお話です。
2020年には、
「トップガン:マーヴェリック」の公開が予定されています。
製作もトムが担当しているようです。
1986年の「トップガン」の続編です。
たぶんですが、
私は観ないのではないかと・・・。
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア2」なら観るんですけどね。
同じキャストなら。
トム・クルーズについてはこんな感じです。
最後に
トム・クルーズとブラッド・ピットというイケメン2人が共演した、
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
古い「映画」ですが、今観ても楽しめる作品だと思っています。
2人のイケメンを堪能するだけを目的として観たとしても、
2時間が無駄になる事はありません。
今では共演が難しくなっているであろう、
トムとブラピを、
1本の「映画」で楽しんでください。
ではまた。
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