「屋上」に4人が集まると、「部活動」として成立する「小説」

2020年2月1日

前回の「小説」、紹介を書いている時にふと思い出した作品です。

そういえば、こんな「小説」があったなと。

おじさんが、昔を思い出してしまう

「小説」第2弾です。

 

 

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学校の「屋上」、思い出・・・

たいしてありませんね。

学校の「屋上」に思い出がある方は、そんなにいないのではないかと。

 

以前にも書いておりますが、私は「サッカー部」でしたので、「屋上」というものにほぼ縁がありません。だいたい、鍵がかかっていて「屋上」に出られませんし、出たいとも思っていませんでしたよ。

 

小学生の頃に、学校の行事を「屋上」でやった記憶が薄っすらとあるぐらいで、中学、高校と、ほとんど「屋上」の記憶がございません。

お弁当を食べた記憶も、ボール遊びをした記憶も、全くと言っていいほど思い出せません。

 

「屋上」に出る手前、階段の踊り場に数人でたむろしていたぐらいです。一応書いておきますが、私はヤンキーではなかったです。普通の学生でした。

 

 

 

「屋上」に人が集まると、「部活動」になる?

中学生の頃、「屋上」で覚えているのは「演劇部」です。

発声練習をたまに「屋上」でやっていました。

「あ、え、いう、えお、あお」

そんな感じのやつです。

校庭で「サッカー部」の練習をしていると、よく聞こえるんですよね。

空に向かって発声練習、気持ち良さそうでした。

 

 

「演劇部」の練習として「屋上」を使用するのは、もちろん納得できますけど、「屋上」に学生が集まって、

屋上部」を結成、

となると、ちょっと疑問です。そんな事があるのかと、おじさんにはよく分かりませんが、これが「小説」の中の話だと有り得るんですよ。

「屋上」に学生が集まって、「部活動」として活動、しかも4人で。

 

 

「屋上」に4人が集まって、「屋上部」結成

屋上ミサイル  山下貴光

 

 

ネタバレをせずに、軽く紹介します。

世界ではアメリカの大統領がテロリストに誘拐されて、数日以内に日本がミサイルの標的になるかもしれないという危機的状況ですが、物語にはほぼ関係ありません。

デザイン科のアカネが、課題のために「屋上」を訪れたところ、既に先客がいました。

学校1のヤンキー国重

片思いしている女子に思いを告げるために、1年間声を出さないと誓っている、まるで意味が分からない沢木

自分が犯した罪を許せずに暮らしている平原

この3人とアカネで「屋上部」を結成です。

屋上の平和を4人で守る

「屋上」に危機が迫るなんて事、無いようで実はしっかりあるという、

青春ミステリー小説」になっています。

 

 

「このミス」大賞関連の「屋上ミサイル」

この「屋上ミサイル」は、

第7回「このミステリーがすごい!」大賞、大賞受賞作です。

私もこれで知りました。

 

作者の山下貴光さんは、本をほとんど読んだ事がなく、「部活動」もほとんどした事がなかったので、時間を持て余して、空想ばかりしていたようです。

その空想癖が功を奏して、小説家デビューとなった作家さんです。

 

「屋上ミサイル」は映像化もされているようですが、映画やドラマではなく、バラエティ番組内での再現ドラマとして映像化されています。

残念ながら私は観ておりません。2012年の1月1日に放送されていたようです。

元旦に「屋上部」、楽しい正月ですね。

 

 

この「小説」を読んだ感想

屋上ミサイル」、

もちろん、おじさんでも楽しめる小説です。「屋上」に対する思い出が全くなくても、学校の「屋上」自体を想像するのは簡単ですから、昔を懐かしみながら読み進める事ができると思います。

屋上部」の活動は基本的に謎解きテイストです。そういう点でも、スラスラ読んでいける「青春ミステリー小説」になっていると思います。

ただ、

「本格ミステリー」を好んでいる方には厳しい作品だと思いますので、オススメできません。

あくまで、高校生達の青春と、高校生とはちょっと思えない事件への巻き込まれかたをしていく展開もありますので、

「ミステリー小説」を肩の力を抜いて楽しみたい、

 

 

そんな方にこの「屋上ミサイル」をオススメしたいですね。

 

 

 

最後に

 

高校生が主人公の「小説」、これで2冊目になりました。

私がおじさんになったから、この2冊を紹介したのかどうか、私自身も分かりませんけど、

間違いなく言えることは、

この2冊はおじさんが読んでも楽しめるということです。

 

一応、前回同様、

Googleで検索しました。

「屋上部のある学校」

検索結果はご想像にお任せします。

 

「小説」の中の話、

楽しんでしまえばいいんです。

 

検索した結果、ほぼ無い事がわかった「古典部」の小説

 

▶︎▶︎「古典部」を描いた、米澤穂信の「ミステリー小説」が気になります

 

 

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