「ヒポクラテスの憂鬱」、中山七里の法医学ミステリー第2弾

2020年7月14日

中山七里法医学ミステリー第2弾

ヒポクラテスの憂鬱」を紹介します。

聞き慣れない法医学という言葉、

この物語では、
司法解剖に関連している分野だと思って頂ければ大丈夫です。

解剖です。

遺体を解剖して、死因を特定しようとする医学。

 

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法医学ミステリー第2弾「ヒポクラテスの憂鬱」

 

ヒポクラテスの憂鬱 中山七里

ネタバレをせずに、紹介します。

目次 タイトル ページ
堕ちる 5〜
熱中せる(のぼせる) 48〜
焼ける 91〜
停まる 134〜
吊るす 177〜
暴く 264〜

短編的な物語を、あるキーワードで1つにしている、
連作物語になっています。

そして、あるキーワードとは、

修正者コレクター)>です。

 

・栂野真琴(つがのまこと)
浦和医大法医学教室の助教。正式な大学職員で、法医学教室の一員です。
研修医としての日々は終わり、新人とはいえ医師になった真琴
この物語の主人公です。

・キャシー・ペンドルトン
法医学教室の准教授。コロンビア医大に在学している時に、
ある教授の論文やビデオを見て感銘を受け、日本語を勉強し、日本にやってきたキャシー
日本語レベルの怪しい、死体を好きだと公言している変な外国人です。
そんなキャシーを来日させるキッカケになった教授が光崎

・光崎藤次郎(みつざきとうじろう)
法医学教室の教授。白髪のオールバック、歩行速度も遅い、偏屈でイヤな性格の持ち主ですけど、
法医学者としての腕は超一流
60を過ぎてなお、解剖においての腕前は衰えを見せません。

そんな法医学教室の面々と絡んでくる埼玉県警2人

・古手川和也(こてがわかずや)
埼玉県警捜査一課の刑事。性格は真面目で一直線、危うさもありますが、憎めないキャラです。
何かと浦和医大法医学教室を頼りにしてしまいます。

・渡瀬(わたせ)
埼玉県警捜査一課の警部で班長。古手川上司です。
かなりの強面で、第一印象は誰もが恐怖してしまう警部です。
部下にも厳しい強面、ですが、捜査能力はピカイチです。今回はしっかり法医学教室と絡みます

そして、

古手川が情報収拾のために法医学教室を訪れます。

埼玉県警のホームページの掲示板へ書き込んであった、ある文章
これについて情報収拾です。

「全ての死に解剖が行われないのは、わたしにとって好都合である。埼玉県警は今後県下で発生する自然死・事故死において、そこに企みが潜んでいないかどうか見極めるがいい。
わたしの名前はコレクター(CORRECTOR)、修正者である」

 

コレクターをキーワードに、
様々な事件と司法解剖が重なり合って1つの結末へ導く法医学ミステリー、
ヒポクラテスの憂鬱
おすすめです。

 

「ヒポクラテスの憂鬱」を読んだ方達のレビューを、紹介します

 

男性の声
男性の声
「ヒポクラテスの憂鬱」を読んだ感想

3.5

隠されようとする死因を暴いていくという展開は、やはりワクワクします。
真琴と古手川がいい感じになってきている事もワクワクしますが、
個人的にはこの微妙な距離感のままでいて欲しいとも思いますね。



 

男性の声
男性の声
「ヒポクラテスの憂鬱」を読んだ感想

4

前作よりもパワーアップ!真琴先生もパワーアップ!そしてとうとう渡瀬も・・・。
解明される死とされない死がある事、それがお金の有る無しに大きく関わっている事。

結局「金」なんですけど、無い人に限って解明されるべき事があると思うと、
この現状がどうにかならないかな?と、願わずにはいられません。



 

男性の声
男性の声
「ヒポクラテスの憂鬱」を読んだ感想

4

シリーズ2作目。「コレクター」と名乗る人物が誰なのか、
最後に解き明かされた時にはビックリ!
古手川刑事と真琴がいい感じになってきて微笑ましいです。続編も楽しみですね。



 

男性の声
男性の声
「ヒポクラテスの憂鬱」を読んだ感想

4.5

先にドラマを観てしまった口ですなので、今更・・・と思いつつも、原作を読んでみました。ドラマより面白い!!
病院の待合室で一気に読破してしまいましたね。



 

「ヒポクラテスの憂鬱」を読んだおじさん

 

(シリーズ2作目、中山作品の強烈キャラがしっかりと登場)

8

中山七里法医学ミステリー第2弾、「ヒポクラテスシリーズ」の2作目、
ヒポクラテスの憂鬱
コレクター」を軸に繋がっている連作ミステリーです。

前作「ヒポクラテスの誓い」では名前だけの登場だった渡瀬が、
今作「ヒポクラテスの憂鬱」ではしっかりと物語に登場してきます。
中山七里作品の常連、捜査能力ピカイチの渡瀬
主人公は真琴で、相棒的立ち位置が古手川なんですけど、
今作ではこの渡瀬にも注目しながら読み進めて頂ければ、より楽しめます。
なんだかんだカッコイイですからね。

法医学という言葉に惑わされずに、手に取ってみてください。
事前知識は必要ありませんし、読み進めればザックリと理解できますので。
医学知識なんてなくても間違いなく楽しめる作品です。

中山七里法医学ミステリー第2弾、
ヒポクラテスの憂鬱
おすすめさせて頂きます。

 

 

中山七里の「法医学ミステリー」は、ドラマ化もされています

 

中山七里(1961年12月16日〜)は、
岐阜県出身の小説家、推理作家です。

法医学ミステリー第1弾、
ヒポクラテスの誓い」はWOWOW連続ドラマWの「日曜オリジナルドラマ」枠として、
2016年10月2日から10月30日まで全5話で放送されました。

原作 中山七里「ヒポクラテスの誓い
監督 内片輝
出演(役名) 北川景子(栂野真琴)
柴田恭兵(光崎藤次郎)
尾上松也(古手川和也)
古谷一行(津久場公人)

申し訳ありませんが、
このドラマを観ていませんので、ドラマの感想は書けません。

配役から思う勝手な印象だけなんですけど、
まず、真琴が綺麗過ぎますね。美人過ぎる・・・。
そして、光崎はカッコよ過ぎ。年齢的にはピッタリ、外見的に盛り過ぎ
古谷一行は良いとして、
古手川役の俳優さんは名前すら知りません。調べたら歌舞伎俳優なんですね。
私がこのドラマで語れるのはこれぐらいです。

前々から思っているんですが、
原作は原作として、活字として楽しんで、
映像化されているのは映像として、別物として楽しんだ方がよろしいかと。
原作通りの内容で、配役もピッタリだと、ネタバレ満載、ピッタリ過ぎて面白さに欠けますしね。
先がどうなるか、知らない方が楽しめますから。

とはいえ、私はこのドラマを観ていないので、面白いのかどうか、
全く分りません。
法医学ミステリー第2弾、「ヒポクラテスの憂鬱」は映像化されるんでしょうか?

 

最後に

 

中山七里の法医学ミステリー第2弾、「ヒポクラテスシリーズ」2作目、
ヒポクラテスの憂鬱」を紹介させて頂きました。

いつも言っていますけど、

中山七里の作品は非常に読みやすいので、

あまり「小説」に慣れていない方にもおすすめできる作家さんです。

エグい小説」もあるにはありますが、

この「ヒポクラテスシリーズ」はそこまでエグくはないので、

中山七里の入りとしてはおすすめですね。

ヒポクラテスシリーズ」を読んでから、
中山七里の他の作品へ手を出しみてもらえれば、登場人物の繋がりも確認できて、
さらに楽しめるようになりますよ。
多角的に楽しんでしまった方がお得ですしね。

ではまた。

 

 

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