「御子柴礼司シリーズ」、ドラマ化された法廷ミステリー「贖罪の奏鳴曲」

2020年7月14日

御子柴礼司シリーズ1作目

中山七里の「法廷ミステリー」、

贖罪の奏鳴曲(しょくざいのソナタ)」を紹介します。

2015年にWOWOWで、
三上博史主演のドラマが放送されています。

2019年、フジテレビ・東海テレビ系全国ネットで、
12月7日(土曜日)から、
悪魔の弁護人 御子柴礼司〜贖罪の奏鳴曲ソナタ」がスタート。

ドラマは観ておりませんけど、
原作はしっかりと読ませて頂きました。

ラストはこれぞ中山七里!という「法廷ミステリー」です。

 

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「御子柴礼司シリーズ」第1作、「贖罪の奏鳴曲」

 

贖罪の奏鳴曲 中山七里

ネタバレをせずに、紹介します。

主人公は悪名高い敏腕弁護士です。

・御子柴礼司(みこしばれいじ)
東京地裁から徒歩圏内の虎ノ門のオフィスビル3階、
御子柴法律事務所」をかまえている御子柴礼司
どんな罪で起訴されようが、必ず執行猶予、時には無罪を勝ち取る敏腕弁護士
悪名を高めるには充分な手段を選び、弁護報酬も法外な値段という、
弁護側の勝訴に持っていく能力はピカイチですけど、真っ当な人ではありません。
今回の事件の始まりも、御子柴の死体遺棄からです・・・。

御子柴の死体遺棄

そして、
埼玉県入間川の堤防で発見された30代男性の死体、
埼玉県警捜査一課が捜査に乗り出します。

・古手川和也(こてがわかずや)
埼玉県警捜査一課の刑事。性格はバカ正直で、先に行動するタイプの若手刑事

・渡瀬(わたせ)
埼玉県警察本部刑事部捜査一課課長補佐であり、警部で班長。
県警本部随一の検挙率を誇る強者
強面で、初対面の人には常に恐れられる人相の持ち主ですが、
捜査能力はピカイチ

古手川渡瀬のコンビが事件を捜査し、
辿り着いた先にいたのは御子柴礼司

御子柴の顔を見た渡瀬は即、御子柴の過去に気付いてしまいます。

26年前、
世間を震撼させた「死体配達人」の事件、
御子柴の顔はその犯人の26年後の顔だと・・・。

悪名高く、壮絶な過去を背負っている弁護士:御子柴礼司と、
埼玉県警の古手川渡瀬のコンビ、
御子柴の死体遺棄から始まる事件、そして、
贖罪の意味
中山七里の「法廷ミステリー」、
贖罪の奏鳴曲
おすすめです。

 

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「贖罪の奏鳴曲」に絡んでくる見知った登場人物

 

中山七里の「法廷ミステリー」、
贖罪の奏鳴曲」には、
作品の繋がりを感じさせる登場人物が出てきます。

まずは、

埼玉県警のコンビ、古手川渡瀬です。

埼玉県警のコンビ
古手川と渡瀬が大活躍する物語
連続殺人鬼カエル男
連続殺人鬼カエル男ふたたび

きょう、かえるをつかまえたよ。

平仮名だらけの子供じみた文章を置き土産に、
凄惨な死体を現場に残していく「カエル男」の事件を追いかけていたのが、
埼玉県警のコンビ、古手川渡瀬です。

この「贖罪の奏鳴曲」にも登場して、
作品の繋がりを感じさせる存在感を見せてくれています。

 

そして、

贖罪の奏鳴曲」には名前しか登場しませんけど、
作品の繋がりを感じさせてくれるもう1人、光崎藤次郎

光崎藤次郎教授の法医学教室のある
浦和医大を舞台とした物語
ヒポクラテスの誓い
ヒポクラテスの憂鬱

この「ヒポクラテスシリーズ」を読んでいると、
贖罪の奏鳴曲」で光崎の名前を見た瞬間にニヤリ、ですね。

 

という事で、

贖罪の奏鳴曲」を読む前に、
連続殺人鬼カエル男」、「ヒポクラテスの誓い」を読んでおくと、
より一層物語に入り込みやすくなりますので、可能なら、
こちらの2作を先に読んでおく事をおすすめします。

 

 

「贖罪の奏鳴曲」を読んだ方達のレビューを、紹介します

 

男性の声
男性の声
「贖罪の奏鳴曲」を読んだ感想

4

いつもながら後半は見事な展開です。
贖罪とはどういう形でなされるべきかの1パターンを示した話でした。
御子柴弁護士がどうなったのか気になったけど、
同じ登場人物が出てくる作品もあるとの事で、そちらも読もうと思います。



 

女性の声
女性の声
「贖罪の奏鳴曲」を読んだ感想

4

カエル男を読んでから手に取った作品です。
渡瀬さん含め、色々登場人物の過去が分かります。
弁護士の御子柴さん主人公の話。
陳腐な言葉になってしまいますが、贖罪とは、犯罪とは、色々と考えさせられる作品です。



 

男性の声
男性の声
「贖罪の奏鳴曲」を読んだ感想

4.5

御子柴礼司のシリーズです。
始まりから期待を持たせます。登場人物が何者なのか、読み進めるに従い二転三転します。
最後までスリリングで意表を突かれる作品です。
登場人物各々の目から見た心理の描写が印象的で面白いですね。
次回作も読みたいと思います。



 

男性の声
男性の声
「贖罪の奏鳴曲」を読んだ感想

4.5

御子柴シリーズ初読みです。岬京介シリーズしか読んでいませんでしたが、なかなか衝撃的な冒頭からグイグイ引き込まれて面白かったです。
同じ作者とは思えない作風の幅。
御子柴シリーズ2作目も必ず読みたいと思います。



 

「贖罪の奏鳴曲」を読んだおじさん

御子柴礼司に触れておくには最適な物語)

8.5


ダークヒーロー
という言葉では弱すぎる感のある、
悪名高い御子柴弁護士が主人公の物語、
贖罪の奏鳴曲
さすが中山七里!というラストを読者に届けてくれる「法廷ミステリー」です。

ラストを書くわけにはいきませんけど、
中山七里は「どんでん返しの帝王」という異名をお持ちですので、
是非、その異名の確認はラストを読み終えた時に。

そして出来るなら、
連続殺人鬼カエル男」、「ヒポクラテスの誓い」を先に読んでおくと、
中山七里作品繋がりを存分に堪能できますから、
より楽しみたい方はこの2作を読んでおく事をおすすめします。

中山七里の「法廷ミステリー」、
贖罪の奏鳴曲
死体配達人」としての壮絶な過去
御子柴礼司という弁護士が背負っている闇の深さを、
物語を通して知って頂けるのではないかと。読み応えのある「法廷ミステリー」です。

 

 

ドラマ化された「悪魔の弁護人・御子柴礼司〜贖罪の奏鳴曲〜」

悪魔の弁護人 御子柴礼司〜贖罪の奏鳴曲」は、
東海テレビ制作・フジテレビ系「オトナの土ドラ」で、
2019年12月7日から放送予定です。

悪魔の弁護人 御子柴礼司〜贖罪の奏鳴曲
原作 中山七里御子柴礼司シリーズ
出演(役名) 要潤(御子柴礼司)
ベッキー(日下部洋子)
津田寛治(岬恭平)
玄理(櫻葉あすみ)
木村健太郎(宝来兼人)
奥菜恵(津田亜希子)
勝野洋(稲見武雄)
2019年12月7日(土曜日)放送スタート予定

 

御子柴礼司役:要潤

タイトルがすごく面白そうで惹かれたこと、加えて、
弁護士役は一度演じてみたかったので、
すぐにやらせて頂きたいと思いました。
台本を読むと論争を闘わせ、
ドラマチックな展開があり、御子柴の弁護士能力も描かれていたので、
「楽しみだな、演じてみたいな」と、思いました。

御子柴礼司役要潤のコメント

 

日下部洋子役:ベッキー

「ようやく弁護士ものの依頼がきた!」
オファーを受けた時は喜び、台本を開いたら、
事務員役でした(笑)。
でも、台本を読むうちに面白さに惹かれ、
「ぜひ、やりたい!」
という気持ちが大きくなっていきました。
洋子は、すごくまっすぐな心を持っていて、一生懸命で、
人の心に寄り添う人です。
パッと見や肩書きで人を判断することはありません。そんな理想的な洋子に、
お芝居を通じて少しでも近づけたらないいなと思いました。

日下部洋子役ベッキーのコメント〜

 

オトナの土ドラ」枠での放送ですので、

リカ」の後釜が、
悪魔の弁護士 御子柴礼司〜贖罪の奏鳴曲」ですね。

強烈過ぎるキャラクター雨宮リカからバトンを受けるのが、
これまた強烈なキャラクターを持った御子柴礼司

オトナの土ドラ」という枠は凄いです。
こうも癖のある強烈なキャラクター連続で・・・。

原作を読んだだけの感想なんですけど、
リカシリーズ 」よりは「御子柴礼司シリーズ」の方が、
まだ、まともなシリーズと言えますから、
ドラマも観やすく仕上がっているのではないかと。
ただの想像です。

悪魔の弁護士 御子柴礼司〜贖罪の奏鳴曲」は、

2019年12月7日土曜日)から放送予定です。

 

最後に

 

中山七里の「法廷ミステリー」、
贖罪の奏鳴曲」を紹介させて頂きました。

この「御子柴礼司シリーズ」はすでに4作、刊行されています。

発行年 発行元 タイトル
2013年 講談社文庫 贖罪の奏鳴曲
2016年 追憶の夜想曲
2018年 恩讐の鎮魂曲
2018年 講談社 悪徳の輪舞曲

悪徳の輪舞曲」はまだ文庫化されていませんので、
私は読んでおりません。その他の3作品は読ませて頂きました。

御子柴礼司シリーズ」は、
法廷ミステリー」として、そして「ミステリー小説」として、
存分に楽しめる作品です。
この機会に是非、手に取って読み進めてみてください。
いい時間を過ごせますからね。

ではまた。

 

 

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